「日本人あるある」
のテーマで書いてみたいことの
第一弾の記事ですが…

日本の会社員の方々で、
携帯電話を持っていない方は
いませんよね。

 

しかし、
時として、日本人の携帯の使い方は
海外から「変」に思われることがあります。

 

 

電話越しの相手に謝罪やお礼をする時、
頭をペコペコ下げる人、
あなたは見たことがありませんか?

 

 

僕は現在、関東に住んでいるので、
東京の新橋(サラリーマンの街)
などに行ってみると、

頻繁に、会社員が電話越しに
頭を何度も下げている光景が見られます。

 

 

電話の相手からはその姿は見えないのに、
彼らはなぜか、頭を下げ続けます。

 

当然ですが、外国に行くと
同じ光景を見ることはできません。

日本のサラリーマンだけが、
この奇妙な習慣を持っています。

 

なぜ、日本のサラリーマンたちは、
奈良公園の鹿さんばりに、
電話越しで頭を下げるのか?

 

 

 

つまりそれだけ、
日本には「お辞儀文化」が
強く根付いているということです。

 

今回は、海外には存在しない
このお辞儀文化について、
少し掘り下げて考えてみましょう。

 

 

英語圏では、他人に挨拶をする時に
お辞儀をする文化がありません。

 

その代わりと存在しているのが、
握手(Shake Hands)の文化です。

 

 

また、もう少し仲の良い相手には
ハグ(抱きしめ)をする文化があり、
多くの日本人は、これに戸惑います。

 

 

日本人とは言っても女子高生などは
会った瞬間に「久しぶりー!」と言って
互いにハグをしていたりしますが、

 

出典:たまいれ  

日本の青年同士が、
お互いにハグをしていたら、
別の意味で捉えられてしまいます。
            


したがって、日本では

ハグの文化というものは、
根付いていないのです。

 

特に、男性が女性をハグしたりすると、
「セクハラ」呼ばわりされてしまい、
変な噂を立てられることになります。

 

NHKの番組でも実証されていましたが、
ハグをすると
脳内に幸せホルモンが分泌され、
ストレスを減らす効果があります。

 

やらないよりもやった方が
良いことは確かなのですが、

 

それでも日本人にとってハグをすることには、
「強い抵抗感」があるはずです。

 

恋人同士でもない限りは、
互いに抱き合ったり、キスをしたりは
日本(その他アジア圏)では厳禁です。

 

 

なぜ、日本人はハグをせずに、
お辞儀をするのでしょうか?

 

そして、なぜ西洋人は
お辞儀をせずに、握手やハグに
抵抗がないのでしょうか?

 

 

それは単に、清潔とか不潔とかの
衛生観念が理由ではありません。

 

日本人は相手に
「対等」を求めていないからです。

 

いえ、正確に表現すれば、
おたがいにへりくだることによって、
攻撃性を排除しようとしているのです。

 

 

ですので、片方がお辞儀をすれば、
もう片方の人もお辞儀を返します。

 

もしも相手がお辞儀を返さなければ、
一方的に自分が不利になるにも関わらず、
それでも日本人はお辞儀をするのです。

 

 

「目の前の相手が敵である」ことを
前提とする欧米の文化では、
自分が一方的にへりくだることはしません。

 

握手をする際も、背筋を伸ばして
相手の目を見ながら堂々と行うのが
彼らのマナーですよね。

 

 

「相手の目を見る」というのは、
動物の世界では、警戒心や
攻撃性の表れでもありますが、

 

欧米人はいつどこで襲われるか
分からない状況の中で生きているので、
最低限の警戒心を解くことはありません。

 

       

 

その一方で、警戒心を解いた相手には
ハグをするので、一気に距離感が
縮まったような印象を受けます。

 

 

しかし日本は「和」の国なので、
相手への警戒心というよりも、
共同体への忠誠を誓う傾向が高いです。

 

もともとお辞儀というのは
神様相手に行う日本の礼儀であり、
それを人間にも適用しているので、

 

目の前の相手にお辞儀をすることは、
八百万の神々を敬うことと
同じ意味を持つことになります。

 

たとえば、
横断歩道の手前で停車した車に対し

日本の子供は何度も礼をしますが、

 

こういった文化は
海外の人から総じて評判が良く、
「日本人は礼儀正しい」と言われます。

 

 

でも日本人にとってみれば、
道を譲ってくれた相手に礼をするのは
至って普通のこと。

 

だからこそ、ハグをしないのも
「相手に触りたくないから」
という理由によるものではなく、

「相手に触れたら、失礼に値するんじゃないか」

という思いやりを持って、
あくまでも礼儀を尊重している
結果というわけですね。

 

 

特に男性の場合だと、
海外の女性に触れることには
抵抗があると思いますが、

 

いざ記念写真を撮る時などに、
こうならないように
気を付けて下さい↓(笑)

 


出典:HoverHands.org  出典:NAVERまとめ

 

触れたいけど、触れられない。
その微妙な心理は、
こうして写真に表れてしまいます。

 

その写真に映っているのが
もしも自分だったら、と想像したら


言っちゃ悪いですが、

非常に不格好ですよね。

 

こういった細かい部分に、
日本人と世界の文化の違いが
表れているのが面白いです。

 

 

今後とも日本と世界の違いを
発見していくことで、

異文化コミュニケーションは
どんどん楽しくなっていきますよ。

 

 

それでは今回も、
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

 

Masapon