ーニアス、ウィズダム、リーダーズ、
グランドセンチュリー、ルミナス、
エースクラウン、コアレックス……

 

本屋の英語コーナーに行くと、
分厚い英和辞書が所狭しと並んでいます。

 

 

あの辞書を手に取って眺めていると、
「書いた人、大変だったろうなぁ…」
って思いませんか?

 

 

膨大な量の単語の説明を定義するのみならず、
類義語や対義語などはその都度、
「●●ページ参照」などと書く必要があるし、

新しい言葉は毎日生まれてくるので、
数年ごとに改訂をしなくてはならないので、
その都度書き直しを余儀なくされるという…

 

 

さすがに一人で書くことは不可能でしょうけど、
数十人で協力して作るにしても、
とんでもない時間がかかりそうですよね。

 

 

さて、そんな膨大なエネルギーが加わっている
「英和・和英辞書」についてですが、

 

あなたがこれから英会話を学ぶ際に、
果たして「辞書」は必要なのか?
というお話を、今回はしていきます。

 

 紙の辞書 vs 電子辞書

 

英語、および英会話学習者にとっては、
紙の辞書か、電子辞書か、
どちらが良いのか迷うところだと思います。

 

これは結論から申し上げると、
実はどちらも必要ありません。

 

 

よく、世間の英語の先生方は、
「電子辞書よりも紙の辞書を使うべき」
なーんて言っていたりしますよね。

 

デジタルに不慣れな、年配の先生であるほど
紙に愛着を持っているため、
このセリフを言う傾向が高いのですが、

英会話学習中の若さ溢れるあなたは、
彼らの言うことを真に受けちゃダメなのです。

 

なぜなら冒頭でもお伝えしたように、
紙の辞書というのは非常に重く、
持ち運びにも不便だからです。

 

 

英会話学習に楽しく取り組むなら、
机に向かってガリ勉するよりも、
むしろ色々動き回ることが必須になります。

 

外国人と会話をするにしても、
独り言でぶつぶつと英語を呟くにしても、
フットワークの軽さが命になるのです。

 

 

あなたが街中を歩いている時に、
「あの言葉は、英語で何て言うんだっけ…」
と思ったときはありませんか?

 

そんな時に、紙の辞書を持ち歩いて
調べた個所をマーカーで引いたりしていると、
時間もかかるし、何より面倒ですよね。

 

 

この「面倒くさい」という要素は、
あなたの英会話学習を思いっきり妨げ、
フットワークの軽さを奪うので要注意です。

 

また、電子辞書なら持ち運びもしやすいし、
いいじゃんと思うかもしれませんが、

 

この電子辞書というのは価格が高く、
数万円単位のお金が軽く飛んでいくので、
僕は正直、あまりオススメしません。

 

国語辞書や類義語辞書など、
色々と便利な機能も備わっているので、
辞書が好きな方はどうぞ買ってください。

 

 

ただ、金銭を節約しようとして
変に安っぽいものを選んでしまうと、

キーボードが押しにくかったり、
検索スピードが遅かったり、
画面が見にくかったりするんですよね。

 

 

しかも普段から持ち歩くわけでもないので、
肝心な時(英語の授業など)に
電子辞書を家に忘れてしまったりもします。

 

 

「えっ、じゃあ、辞書は全くいらないの?」

という疑問を持った方へ。
決してそんなことはありません。

 

この記事の後半でお伝えしますが、
「英会話専用の辞書」の使い方があるので、
そちらを実践することをオススメします。

 

 

ちなみに僕は、
「英語学習」と「英会話学習」を、
明確に区別しています。

 

「英語学習」というのは、
主に義務教育や予備校で習うような、
机の上での勉強のことですが、

 

「英会話学習」というのは、
僕がブログやメルマガでお伝えしているような
「生きた英語の使い方」を学ぶ行為なんです。

 

 

>> 受験勉強では、英語を話せないんですよ

↑こちらの記事でも軽く触れていますが、
英語の受験勉強を何年積み重ねていても、
一向に英会話はできるようにならないんですね。

 

なので、紙の辞書というのは、
「英語学習」では大いに必要ですが、
英会話学習では不要だということです。

 

 英英辞書って本当に必要?

 

紙の辞書と電子辞書の話の後には、
これまた色々と言われているのが、

「英英辞書は使った方がいい?」
というクエスチョンです。

 

これにも最初に結論を述べておきますが、
英会話に、英英辞書は必要ありません。

 

 

厳密に言うなら、ネイティブレベルの
英語力・英会話力を目指す場合は
英英辞書も使った方がよいのですが、

 

こと日常英会話に限った話では、
英英辞書は全く必要ないと断言します。

 

 

「ロングマン」と「オックスフォード」が
英英辞書のツートップとして知られていますが、

これを実際に購入した僕の経験からすると、
おそらく1,2回使っただけで、
後は自宅の本棚に永久保存するのがオチです。

 

 

あなたが本格的に英語を学び、
難しい翻訳なども手掛けていくのであれば、
英英辞書はむしろ必須のツールですが、

 

日常英会話に必要なレベルの語彙力は、
3,000語 あれば十分だと言われており、
これは日本の高校卒業レベルに相当します。

 

 

10万語以上以上もの単語が掲載されている
英英辞書を英会話用に使ってしまうと、
むしろ無駄が多くなってしまうんですよね。

 

英会話力にまだまだ自信のない方は、
まずは中学~高校レベルの英単語を
一通り押さえておくことが必須です。

 

ちなみにその際の英単語の覚え方は、
こちらの記事で詳しく説明しています↓

>> 【英会話専用】の単語の覚え方

 

 

具体的には、TOEICで700点以上
安定して取れるレベルになってから、
英英辞書を使ってみるとよいでしょう。

 

 「英会話専用の辞書」という存在

 

日常英会話を習得するのであれば、
紙の辞書も電子辞書も、一切必要ありません。

 

それよりもフットワークの軽さを重視した、
「英会話専用の辞書」という存在があるのです。

 

 

それはあなたが普段から使っている
スマートフォンとパソコンを使用し、
しかも値段は完全に無料です。

 

ただ無料なだけではなく、
英単語テストや、単語帳機能まで
ついているというスグレモノです。

 

ここまでヒントを出してしまえば、
もしかするとあなたも、
何のことか分かったかもしれません。

 

 

そう、ズバリその正体とは、
「オンライン辞書」のことです!

 

 

オンライン辞書とは、
インターネット上にある
英和・和英辞書のことですが、

英会話を習得する上では、
決して欠かせないツールの一つとなります。

 

 

あなたが知らない英単語を発見したら、
すかさずスマホを取り出して、
「●● 意味」と調べればすぐに意味が分かるし、

 

あなたが英会話でなんて言うかわからない
日本語の単語や表現があったら、
「●● 英語」と調べれば、大抵は解決します。

 

 

オンライン辞書は主に、
「Weblio」と「英辞郎」の
二種類がありますが、

 

僕のおすすめは、
断然Weblio辞書です。

 

 

なぜならWeblioでは、
単に英単語の検索をするだけではなく、
単語帳機能・熟語検索機能などもついており、

 

その上、「語彙力チェック」
無料で実施することができるからです。

 

 

僕も毎日のように利用していますが、
こんなに優れた機能が無料で使えるのは、
このサイトを除いて他にはありません。

 

※ アルクにも語彙力チェックはついていますが、
  Weblioの方がより細かい判定が出せるので、
  個人的にはおすすめです。

 

 

これと似たような機能をもつ
「Google翻訳」というのもありますが、

 

正直これは、精度もあまり高くないし、
多義語が掲載されていないので、
あまりオススメできません。

 

参考記事:
バカ「機械翻訳があれば、英語の勉強は要らない」

 

 

あなたが英会話をする際には、
この「Weblio辞書」「Google検索」
ひたすら駆使すると良いでしょう。

 

ちなみに、英会話力を高めるために
この辞書をどう使っていくかに関しては、
メールマガジン(無料)で解説をしています。

 

 

本格的に英会話を習得する、となると、
説明することが多すぎるので、
ブログにはちょっと書きづらいんですよね(*_*;

 

 

なので、1日1通送られてくるメルマガで、
ちょっとずつ、確実に身に着けていくのが
一番良い方法かなと僕は考えるに至ったのです。

 

 

とりあえず今回はあなたに、
「英会話にはWeblio辞書が効果的!」
という内容をお伝えしました。

 

どこにでも持ち運ぶスマホ一つで
簡単に利用できる「オンライン辞書」や、
もしくは「辞書アプリ」を僕はお勧めします。

 

講義中などにはスマホをいじれないので、
その場合はメモに取っておくなどして、
休み時間にまとめて調べると良いでしょう。

 

 

辞書の使い方ひとつとっても、
色々と工夫ができるので、

ぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

たとえばweblio辞書には、
自分の語彙力を無料でチェックできる機能も
備え付けられているので、

 

そうしたテストを定期的に受けて、
モチベーションアップにつなげるのも
かなりおすすめです。

 

参考記事:

語彙力強化~チェックテスト編~

 

 

それでは、また。

 

まさぽん