Masaponです。
久しぶりの更新です。
こんにちは。

 

今回は、ちょっと旬の過ぎた感が強い
「川で溺れ死ぬボーちゃん」ネタを
バイリンガル風にアレンジして提供します。

 

「川で溺れ死ぬボーちゃん」とは

 

2014年にYoutubeにて投稿された、
謎の物真似動画なのですが、

僕がこの動画をはじめて見たとき、
正直、まったく笑えませんでした…。

 

投稿されてからずいぶん後になって、
一部の若者の間でやたらと流行した
この「溺れ死ぬボーちゃん」動画ですが…

 

 

その圧倒的な人気に便乗して、
派生動画が大量に作られてしまったため、

 

もはや川で溺れ死ぬこと自体が
笑いのネタと化してしまい、
色んな意味で日本はヤバイと思います。

 

 

とはいえ、
この溺れ死ぬボーちゃん動画には
謎の中毒性があるため、

 

いけないとは思いつつも、
何度も視聴してしまうんですよね。

 

 

そのセリフは全てボーちゃんが
喋っているのですが、全て書き出してみると、
次の通りです↓(※以下ボーちゃんの台詞)

 

川の中に、石が、ある!

拾いに、いこう!

アッ この川、深い!!
ッッボボボボボボボボッ!
ボゥホゥ!
ブオオオオバオウッバ!

だずげで!流されっ、
ちゃボボボボボ!

たすけて!しんちゃん!
た す けドボボボボボボ!ボゥホ!

がざ゙ま゙ぐん゙!
ま さ おボボボボボボボボたすけて!
ねねちゃん!ンななこおねえさん!!

み さ え

ボボボボボボボボッボゥ!ボ!
たすけてぇ!僕はまだッ死にたくないッ!

死にたくないボボボボッボーボッボッホ!
ボッホ!

この川…深いから、深いッ!
ボボボボボボボボ……

 

 

一応、クレヨンしんちゃんのファンとして
僕から解説をしておきましょう。

 

「ボーちゃん」とは
クレヨンしんちゃんの主要キャラの一人で、
普段は鼻水を垂らしている5歳児。

 

彼は「石」に強い興味を持っており、
珍しい石に心惹かれ、個人的な趣味として
石のコレクションをしているのです。

 

 

その趣味への情熱が高まるあまり、
川の中の「珍しい石」にも
危険を顧みず拾いに行った矢先、

 

その川が「深い」ことに気付き、

そのまま流されて
溺れ死んでしまった(※)という

悲しい創作物語、それこそが
「川で溺れ死ぬボーちゃん」なのです。

 

※ 後付けの設定ですが、
  一命はどうにか取り留めたようです。

 

「英語で溺れ死ぬボーちゃん」とは?

 

「川で溺れ死ぬボーちゃん」
の派生動画の一つとして、

 

「英語で溺れ死ぬボーちゃん」
という動画があるのを、
あなたはこれまでご存知でしたか?

 

先ほど紹介したボーちゃんのセリフを、
すべて英語に訳した結果、

これまた妙に中毒性のある謎動画が
この世に誕生してしまったのです。

 

 

ちなみにこちらが、その英語版のセリフです↓

 

There is a stone in the river.
(川の中に、石が、ある)

Let’s pick it up!
(拾いに、いこう!)

Oh(あっ)

this river is  deep!
(この川、深い!

BOBOBOBOBO! BO-HO!
Bo-HO! Bo-Ho!
(ッッボボボボボボボボッ!
 ボゥホゥ!
 ブオオオオバオウッバ!)

Help me!
(だずげで!)
I’ll be streamed
(流されっ、ちゃ)
BOBOBOBOBO!
(ボボボボボ!)

Help me!
(たすけて!)

Shin-chan…
(しんちゃん…)
Help mBOBOBOBOBOBO!
(た す け ズボボボボボボ!)

BO!(ボゥホ!)
Kazama-kun…
(がざ゙ま゙ぐん゙!)
Masao BOBOBOBOBOBOO!
(ま さ おボボボボボボボボ!)

Help me!
(たすけて!)
Nene-chan…
(ねねちゃん!)
Nanako oneisan!
(ンななこおねえさん!!)

MI SA E
(み さ え)

BOBOBOBOBO
FOBOBOBOBOBO
(ボボボボボボボボッボゥ!
 ボ!たすけてぇ!)

I don’t wanna die yet!
(僕はまだッ死にたくないッ!)

I don’t wanna die
(死にたくない)
BOBOBOBOBOBOBO!
(ボボボボッボーボッボッホ!ボッホ!)

This river is deep
(この川…深いから、)
because deep BOBOBOBOO!!!
深いッ!ボボボボボボボボ……)

 

 

ボーちゃんの英語訳を添削する

 

単にボーちゃんのセリフの全貌を、
英語訳しただけの動画ですが、

 

いまいち「ボーちゃんらしさ」を
この動画から感じないのは、
やはり、英訳に原因がありそうです。

 

 

英検準一級持ちのMasaponからすれば、
正直この翻訳は、100点中
「55点」程度だと言えるでしょうね。

 

 

なのでここから先は、
「川で溺れ死ぬボーちゃん」のBGMである
“Glaring Dream” を聴いてお読みください。

 

 

意訳」こそが至高である

 

ボーちゃんの気持ちを真剣に考えるなら、
“There is a stone in the river.”
なんて教科書的な英語訳は使いません。

 

これだと、
「川の中に石がある」という
事実だけを伝えてしまっているのです。

 

 

ボーちゃんらしさを出すのであれば
“I wish I could get the stone in the river.”
(川の中にある石が欲しい

 

と、ストレートに
「意思」を表現した方が
より英語っぽくなるでしょう。

 

 

普段は寡黙なボーちゃんですが、
大切な仲間の緊急時には、
鋭い知性を発揮する「重要人物」です。

 

そんな彼の言葉に、”There is~”(~がある)
という直訳を使ってしまうのは、
あまりにもかわいそうだと思いませんか?

 

 

ここは「直訳」ではなく、
あえて「意訳」にチャレンジし、
ボーちゃんの意思を尊重すべきなのです。

 

「川の中に、石が、ある」
という、一見すると当たり前の言葉ですが、

 

ボーちゃんの石にかける信念や情熱が
そこから見て取れることは
誰の目にも明らかだからです。

 

 

英語は「意思」を重視する言葉である

 

続いて、
「拾いに、行こう」
というボーちゃんのセリフですが、

 

これは、溺れ死ぬリスクを見据えた上で
それでも覚悟を決めて、
命を投げ出すことも厭わない、という

 

人生を賭けた男の姿が、
この一言に集約されているのです。

 

 

一般人にとっては「ただの石」でも、

ボーちゃんにとっては、

世界に一つだけの貴重な石。

 

 

僕にはよくわかるのですが、
彼はきっと、普段から
孤独であることを自覚しています。

 

自らの世界観や、石に賭ける情熱が
他者には決して理解できないことなど
最初から分かっているのです。

 

 

そんな謎に包まれたボーちゃんだからこそ、
自分の趣味に命を投げ出す覚悟で
日々を過ごしていることは確実。

 

大事な仲間を危険にさらすなど、
心優しい彼には、決してできないはずです。

 

 

だからこそ、

 

“Let’s pick it up”
(拾いにいこうぜ)

 

という「誘い文句」で
英語訳をしてしまうのは、

完全に間違っていると言えます。

 

 

彼はただ、己の抑えきれない情熱を
この一瞬に賭けるために
「宣言」をしているに過ぎません。

 

 

「川の中に、石が、ある」
「拾いに、いこう」

 

これらの言葉はすなわち、

死の危険性を予感しつつ、
命を懸けた運命の決断をした瞬間の
男の覚悟” を示しています。

 

 

高ぶる熱情に身は震え上がり、
抑えきれない衝動が沸き上がり、
もはや誰もボクを止められない、

 

そんな心理状態なのですから
“Let’s~” という「お誘い系」の英語は
全くここでは不適切だと言えます。

 

 

むしろ、こんな場面だからこそ
“will”(未来の意思)
積極的に活用すべきでしょう。

 

一般的に”will” というのは、
「~するだろう」という未来系を
示す助動詞だと考えられていますが、

 

実はこれって、
「意思」を示す助動詞なのです。

 

 

※ 助動詞に関してはこちらの後半をどうぞ↓

参考記事:
英語の品詞は10種類ほど押さえておこう。

 

 

「ボクはそれを拾いにいく!」
「全ての責任はボクが取る!」

というボーちゃんの「意思」を示すには、

 

“Let’s pick it up!” なんてチャラい表現よりも、

“I will pick it up!” を使う方が適切です。

 

 

英語というのは、
日本語のような曖昧さを持たないがゆえ、

全てにおいて「私はこれをする」という
個人の意思が重視される言語なのです。

 

参考記事:
フランスに渡米する際に注意すべきこと。
 (※ アメリカで生活する際のルールが載っています。)

 

 

ちなみに “will” は「個人の意思」ですが、
“shall” は「神の意思」を示す助動詞です。

 

これに関してはまた別の機会に
じっくり説明するとしましょう。

 

 

ただ英訳をすれば良いのではない

 

英語と日本語との間には
実はかなり大きい壁が存在しており、

 

ただ教科書通りに
日本語を英語訳すれば
会話が通じるということはありません。

 

 

そんな機械的な訳ならば、
いっそ自動翻訳に任せてしまった方が

よっぽどスピードも速いし、
人間の負担は減る事でしょう。

 

 

ですが、やはり人間の言葉は
人間が訳さなければならない、と
英会話の伝道師・Masaponは思います。

 

細かいニュアンスの違いであっても、
大きな溝が生まれてしまうことは
頻繁にあるのです。

 

 

だからこそあなたは
今から本物の英語マインドを養い、

単なる教科書的な翻訳は
一刻も早く、脱却する必要があります。

 

 

今回は「川で溺れ死ぬボーちゃん」を
題材にして、英語の真髄をお伝えしましたが

 

僕はまだまだあなたに
伝えきれないことがたくさんあります。

 

 

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それではまた。

 

Masapon