あなたはこれまでの人生で、
「ついつい見栄を張ってしまった経験」
は、ありますか?

 

たとえばパソコン初心者であるにも拘らず、
初心者用のパソコン(5万円くらい)を
買ってしまうことに妙な抵抗があって、

 

ついつい15万円くらいする、
ムダに多機能なパソコンを、
店員にすすめられるがままに購入するなどです。

 

appleのデスクトップパソコン

 

 

もしくは独り暮らしで、
普段はあまり車なんか乗る機会もないし、
収入もそこまで多くはないにも拘わらず、
大きなワゴン車をローンで買ってしまうなど。

 

 

「んな経験ねぇーよ…。」というあなたも、
周囲を見回してみれば一人か二人くらいは、
見栄っ張りな人物がいることに気付くはずです。

 

今回は結論からお伝えしますが、
「見栄」ってのはなるべく早いうちに、
捨ててしまった方が良いということなんですね。

 

 

「知ったかぶり」の心理について

 

僕の勝手な定義ですが、
「知ったかぶる人」というのはすなわち、
「見栄っ張り」の特質が根本にあります。

 

だから本当はよく知らないことでも、
周囲にナメられないようにするために、
やたらと知ったかぶる傾向があるのです。

 

 

ちなみに僕は、今でこそなるべく素直な自分で、
「分からないものは分からない!」
潔く認めた方が得をすると考えていますが・・・

 

学生時代は「意識高い系」
だったこともあってか、

 

知ったかぶりや話を盛る人の心理については
けっこう熟知しているタイプだと思います。

 

  知ったような発言をする地獄のミサワ

 

なので、誰かが嘘をつく時、
「あ、この人、いま嘘ついたな」
みたいなことは割とすぐに分かります。
(たとえWeb上でも・・・イヤな性格してますねw)

 

本人はバレていないと思っていても、
妙な違和感や不自然さが漂うため、
ついつい分かっちゃうからです。

 

 

ただ、一つだけ言えるのは、
「知ったかぶりが英会話をすると、詰む」
という残酷な現実です。

 

知ったかぶりたい気持ちは非常に分かりますが、
あなたが早めに英会話を習得したいのであれば、
知ったかぶる癖は、早めに卒業しましょう。

 

それは特に「リスニング」において、
強く実感することだと思います。

 

 

何の目的で知ったかぶるのか?

 

くれぐれもお伝えしておきますが、
過去の僕が極度の知ったかぶりでもあったので、
当時の経験から思うことを述べていきます。

 

 

大きく分けると、
知ったかぶりには2種類のパターンがあり、

 

1つは
「自分を実際以上に大きく見せたい人」

 

もう1つは
「相手の気分を損ねたくない人」

 

です。

 

 

晴れ渡る海外の街並み

 

 

自分を大きく見せたいタイプは、
典型的な見栄っ張りタイプでもあり、
何らかのコンプレックスに基づいていることが
パターン的に多かったりします。

 

たとえば過去に学力が低いことを
他者にバカにされた経験があると、
その人は数年後、多くの知識を携えたうえで
やたらと難しい言葉を使ったりします。

 

 

また、背が低いことを馬鹿にされた人の場合、
自力で収入を得られるようになってから、
やたらと大きな車に乗る傾向があります。
(あくまで傾向に過ぎませんので、悪しからず!)

 

自分を大きく見せるために、
必要以上に「欠点」をカバーしようとして、
結果的に不自然な感じになるんですね。

 

 

ちなみにもう1つのタイプですが、
「相手の気分を害したくない」というタイプ。

 

英会話で相手の話が聞き取れない時に、
何度も何度も聞き返してしまった挙げ句、
結局聞き取れずじまいな時に、
ついつい分かったフリをしたりします。

 

 

この場合、何度も聞き返していると
相手からため息をつかれたりする危険があるため、
それを避けるために、知ったかぶるわけです。

 

しかし、その状態で無理やり会話を続けると、
相手から追加で質問を受けた際に、
話の流れが理解できずに、
「とんちんかんな回答」をしたりします。

 

そして結局のところ、
知ったかぶることによって、
状況は悪化してしまうということです。

 

 

 

自分の能力ににコンプレックスがあって、
それを他者に悟られないようにするために、
見栄を張ってしまうタイプ。

 

相手の求める最低水準に満たないのが嫌で、
不機嫌そうな態度を取られたくないから、
ついつい知ったかぶってしまうタイプ。

 

 

どちらのパターンも、
不健康であることには変わりないですよね。

 

ちなみに後々になって実力が伸びる人ほど、
知ったかぶりのクセは早々に撤廃しています。

 

 

「分からないモノは分からない!」

と素直に認めて質問できる人ほど、
今後、克服すべき課題が明白になるので、
効率の良い学習ができるというわけです。

 

 

変なコンプレックスを持たない人は、
ありのままの自分を認めることができるので、
素直に知らないことは知らないと言います。

 

逆にコンプレックスまみれの人ほど、
あらゆるジャンルに関して、
必要以上に知ったかぶる傾向があったりします。

 

 

個人的な主観ですが、どちらかと言うと、
役職が高い(or そうなる可能性が高い)人ほど
知らないものを知らないと認める傾向があります。

 

言い方はちょっとアレですが、
小物ほど、格下相手からナメられないように、
自分を大きく見せる傾向があるわけです。

 

自分を大きく見せる小心者の上司

 

 

最初のうちは誰でもできなくて当たり前

 

 

長年、ひとつの会社に勤めてきた人の場合、
ついつい新人相手にイラついてしまうことが
あるかと思います。

 

「何でこんなことも分からないんだ!?」

と、言葉よりも感情が先に来てしまい、
キツイ態度で接してしまうこともあるはずです。

 

 

僕も、新人に仕事を教える側に
回ったことはありますので、
一応、イラつく人の気持ちは分かりますw

 

 

「知らなくて当然」と考えてみる

 

でも、一つの会社で長く勤めていれば、
その会社内のルールについては
熟知しているのが当たり前なんですよね。

 

逆に、会社に入ったばかりであれば、
まだまだ分からないことだらけなので、
できない仕事があって当たり前なんです。

 

 

「そんなことも分からないのか」
という圧迫感のある態度で接するのは、
ほどほどにしてあげてください。

 

分からなくて当たり前だと考えれば、
誰もイライラせずに済むのですから。
(これぞ異文化コミュニケーションです。)

 

部下と円満な関係を築く上司

 

 

「分からないなら質問しろよ!」ではなく、
「やってみせ、言ってきかせて…」の心構えが、
良い指導者の特徴であると言えますね。

 

そういう良い先輩が増えれば増えるほど、
職場内の空気も改善されるため、
会社は人手不足を予防できることでしょう。

 

 

英会話を学ぶ際にも必要なのは、
自分の分からないものを「分からない」と
素直に認める能力だったりします。

 

英語学習(特に英会話学習)に関しては、
地位の高い方も低い方も関係はありません。

 

誰もが最初の頃は試行錯誤しながら、
アレもわからん、コレもわからん、と
知識を必死で増やしていくことになります。

 

 

外国人と日本人との集まりに参加すると、
日本の(地位の高そうな)会社員の方が、
子供のように無垢な表情を浮かべて
英会話をしている姿が散見されます。

 

 

ちょっとした裏話をすると、
ムッツリとした表情を浮かべている人ほど、
あまり積極的に話そうとしないのですが、

 

たとえ稚拙な表現であっても、
表情豊かに、積極的に話そうとする人は、
片言でも外国人と会話が続いていたりします。

 

 

で、どうしても言葉が出てこない時に、
僕がさり気なくサポートに入るわけですが…

まあそれは置いておきましょう。

 

 

色んな会社で「明・元・素」という
スローガンが掲げられていますよね。

 

実は英会話を学ぶ際にも、
「明・元・素」(明るく元気で素直)
成功のカギを握っているわけです。

 

明元素をイメージする若者

 

 

ちなみに芸能界のアイドルには、
いわゆる「おバカキャラ」で売ってる人も
かなり多いですよね。

 

たとえば現役女優の広瀬すずさんの場合、
「朝食(breakfast)」という単語を
英語で言えないことがありましたが、

 

それによってファンが離れるどころか、
ますます人気を博しているのです。
自分の欠点を、うまく武器に転化しています。

 

 

「明るく元気で素直な人」の場合は、
たとえ知識が足りていなかったとしても、
むしろ愛されキャラになりやすいので、
周囲からの助けを得られるってわけですね。

 

こういうのを戦略立てて実行できる人って、
むしろ「賢い」と思います。
(特に若いうちは天然でも許されやすいです。)

 

 

◆ The only true wisdom is…

 

知らないことを「知らない」と認めると、
自分が「これから知る必要のあること」が
ハッキリと輪郭を帯びてきます。

 

そもそも学習が不得意なタイプって、
「何が分からないのか分からない」んですよ。

 

だから、必要もないのに、
目標とはかけ離れた知識を学んでしまったり、
途中であちこちに寄り道をしたりします。

 

 

たとえば英語をペラペラになりたいのに、
気が付いたら海外の反応ブログを読んでいたり、
TOEICの対策に力を入れていたり・・・。

 

僕も色んなところで言っているのですが、
英語には「読む・書く・話す・聞く」という
4技能が明確に分かれているので、

 

いわゆる「英語ペラペラ」になりたければ、
スピーキングの学習を中心で取り組まない限り、
決して目標は達成できないということです。

 

 

ですが、事前に自分が何を知っていて、
逆に何を知らないのかを明確にしておくと、

 

余計な物事に時間を費やす必要もなく、
目的に向けて一貫した行動をとれるので、
必然的に無駄な動きが減ります。

 

 

初心者なのに見栄を張って、
上級者向けの単語帳に手を出しても、
英文は読めるようにはなりません。

 

初心者はまず「自分が初心者である」ことを
しっかりと自覚し、できることとできないことを
明確にしなければならないのです・・・。

 

自分の「本当の実力」を知っている人は、
基礎単語を覚えることを真っ先に考え、
次にそれを徹底的に復習します。

 

外国人と授業を受ける日本人女性

 

“The only true wisdom is
  in knowing you know nothing.”

 

↑ これはいわゆる「無知の知」という言葉ですが、
本当に賢い人であるほど、
自分が何も知らないことを知っているんですね。

 

これが上級者(?)になってくると、
本当は詳しく知っていることであっても、
あえて知らないフリをすることで、
周囲の人々から、有益な支援を引き出します。

 

人って、教えたがりな生き物なので・・・。
(特に男性の場合は。笑)

 

 

聞くは1時の苦痛、聞かぬは1時間の苦痛

 

英会話ではスピーキングスキルもそうですが、
それ以上に「聞くスキル」が重要です。

 

「聞き上手は質問上手」と言われますが、
要するに「英語で質問をするスキル」が
会話では最重要になってくるわけですよ。

 

 

実際問題、外国人と会話をしていると
自分が知らないことの連続ですので、
しょっちゅう質問してばかりになります。

 

それは英単語の意味から始まって、
海外アーティストの名前だったり、
プロスポーツ選手の名前だったりします。

 

特に僕みたいなタイプは、
世間の流行に昔から疎いところがあるので、
今や世界中な有名人の名前であっても、
「え、誰それ…?」となりがちです。。

 

 

普通にしゃべっていても、
知らないことが次々と出てくるのに、
もしもそれらに関して一切質問をしなかったら、

 

相手は「この人は理解しているんだな!」と
一方的に見なしてくるため、
理解を前提として話が進んでいきます。

 

一時間くらい相手と会話をする場合、
その間ずっと、知識が全くない状態で
「知ったかぶり」をしながら、
相手の話を延々と聞き続けなければなりません。

 

相手の話が分からないスーツ姿の女性

 

外国人は、我々と話をする時に、
「日本のことなら何でも知っているはずだ!」
と思い込んで会話を進めてくる人が多いです。

 

たとえば忍者の必殺技についてだったり、
ざるそばの歴史についてだったり、
日本文化について質問する人が多いのです。

 

他にも日本のアニメや漫画、小説やバンドなど、
あなたが何でも知っていることを前提として
話を進められますので気を付けて下さいね。

 

 

相手から頼りにされてしまうと、
どうしても「知らない」とは言いづらいので、
知ったかぶる気持ちは分かるのですが・・・

 

くれぐれも伝えておきます。
英会話において「知ったかぶり」は厳禁だと。

 

 

その場の会話を盛り上げて、
お互いに気持ちの良い時間を過ごしたければ、

「聞き取れたフリ」や「知ったかぶり」の癖は
今から捨て去るようにしましょうね。

 

 

普段のMasaponは、上記を原則として、
何かあったらすぐに会話をストップさせ、
相手にめっちゃ質問することにしています。

 

一時的には恥ずかしかったとしても、
長期的にみればそうした方が、
相手からの信頼を得やすくなりますので。

 

 

英会話というのはすなわち、
外国人相手の異文化コミュニケーション。

 

 

将来、海外で素敵な時間を過ごすためには、
「知らないものは知らない」と
素直に認める潔さが必要となりますよ。