【前回の記事はこちら】
英単語を覚えてもすぐに忘れる貴方へ

 

「あれこれ言い訳せずに行動を起こそうぜ!」

 

これが今回、
あなたにお伝えしたいことです。

 

今回の文章は、
ちょっと辛辣に感じるかもしれません。

 

でも僕は本気であなたの英語力を伸ばしたいので、
必要性を感じれば、ズバッと厳しいことも言います。

 

 

……さて。

 

世間ではしばしば、こんなことが言われます。

 

「英会話は子供じゃなきゃ無理だよね」
「もう年だし、記憶力が衰えてきて…」

 

こういう類の “呪い言葉” に対して、
あなたはどう感じますか?

 

 

 

僕もね、気持ちはわかるんですよ。

 

僕も今ではアラサーなので、
10代後半や20代前半の頃に比べれば、
多少、言い訳もしたくなる時があります。

 

人間たるもの、動物の一種ですから、
遅かれ早かれ、いつかは老いて死にますし、
年齢と共に体力の低下はつきものです。

 

年齢の若い人の方が無理がきくし、
社会でも何かとチャンスが多いのは事実です。

 

 

ただ、最初に言っておきたいのですが、
英会話に「年齢」は関係ありません。

 

大人の英会話初心者でも、
ぜんぜん遅くなんかないです。

 

 

これは僕のこれまでの英語教育経験から
100%、明確に断言できるものです。

 

年齢が若かろうが、老いていようが、
本人があきらめずに正しく努力をすれば、
英語はどこまでも極められます。

 

マスク女性普通顔

でっでも、年齢が上がるにつれて、就職には不利でしょ?このご時世だし、良い就職先なんてそう簡単には見つからないし……。

 

なるほど。

 

確かに、英語を学ぶ方の中には
キャリアでお悩みの人もいます。

 

年齢を重ねて、地方暮らしだと、
理想の職場はそう簡単には見つからないのは
事実として、あります。

 

ですが実は、転職や再就職の際に、
20代よりも40代の方が優遇される
なんて事例は普通にあるんですね。

 

要は企業側が「この人は20代よりも価値が高い」
「当社の目指すビジョンに合っている」
と判断すれば、他の志望者を差し置いて
年齢が高い人を採用するわけです。

 

社会により高い価値提供をするために、
「自分の価値を高めていくこと」が、
理想の仕事を得るための最短ルートです。

 

そのためには、これからの時代に必要となる
「英語スキル」を高めるだけ高めておけば
有利になるのは間違いありません。

 

同じくらいの能力と経歴と人間性なら、
企業は間違いなく、英語ができる方を
積極的に採用します。

 

マスク女性残念顔

でもでも、TOEIC900点持ってても面接で落とされるなんて話があるって聞いたけど……。

 

確かにそういう事例も一部あります。

 

ただしそうなってしまうのは、
「英語力だけで勝負しようとしたから」
に他なりません。

 

英語というスキルは、他の経験や能力や
あなた独自の「人間性」と組み合わせて
初めて社会で生かされるものです。

 

だから、怖がらずに挑戦をし、
どんどん行動を起こしていけば良いんです。

 

そりゃ幼少期の頃から高い費用をかけて
子供に生粋のエリート教育を受けさせる

一部の上流階級の人々に比べれば、
どうしても見劣りはするかもしれません。

 

しかし、そんなスーパーエリートは
日本でもごくごく一握りです

 

外務省や国連に努めたり、
超一流企業を代表してプレゼンをしたり、
なんて超人達と比較してもしょうがないし、
そういう人には見えない苦労があるものです。

 

あなたにはあなただけの良さがあるし、
最低限、日本語をきちんと読み書きできれば
英語を身に着けるための素養は十分にあります!

 

すべてを年齢のせいにしたがる人

 

たまにいらっしゃるのですが、
「もう年だから脳が衰えて……」
「今さら英語なんてやっても……」

と、僕に悩み(?)を相談してくる人です。

 

こういう「諦め」とか「言い訳」じみた
呪いの言葉を聞いた瞬間、僕はその人に対して

 

「じゃあやめれば?」

 

と、意地悪っぽく
言ってやりたい気持ちになります。笑

 

 

こういうセリフが出てくる時って、
「英語をやらない言い訳」
を探しているだけなんですよね。

 

地道な基礎学習や反復練習がイヤだから、
頭を使わずにできるラクなやり方はないかなぁ、
ってところに意識が向いているのです。

 

しかし、英語を身に着ける際には
頭を使えば使うほど、上達が早いです。

 

なので、頭を使って学ぶことは
理想に向かって進むことに他なりません。

 

 

もちろん、本人がやりたくないのであれば、
僕は無理にやれとは決して言いません。

 

しかし、本人が「やりたいです!」
「英語スキルで夢を実現したいです!!」
と言うのであれば、僕は全力で応援するし、
必要なサポート体制も整えています。

 

だからこそ、英語を学ぶ本人が
言い訳せずに前向きに一歩を踏み出す、
という姿勢が不可欠になります。

 

 

僕は今のところ30代ですが、
若いと言えば若いし、
若くないといえば若くない年齢です。

 

道を走っても、階段を駆け上がっても
息切れしないし、怪我もしないし、
平然としていられます。

 

風邪を引くことはほとんどないし、
引いても今では半日くらいで治ります。

 

それはなぜかというと、
きちんとメンテナンスをしているから、
という理由が大きいでしょう。

 

規則的な運動習慣や食事管理を欠かさず、
免疫力アップのために自己投資をし、
健康関連の知識も常に学んでいます。

 

それは、体力のメンテナンスだけでなく
頭脳のメンテナンスも同じです。

 

 

でも、若いころは
こういったことをほとんどやらなかったので
正直、だいぶ不健康な心と体でした。

 

むしろ高校生の自分は若干デブだったし、
ほぼまったく勉強もしていなかったので、
顔つきも見るからにバカっぽい感じでした。

 

それは友人にもたびたび指摘され、
実際に勉強もかなり苦痛に感じていたので、
間違いのない事実です。笑

 

 

ですが現在では、
「オトナのための勉強」をしまくっているし、
毎日のように運動習慣があるし、

自己管理の重要性を強く認識しています。

 

おかげで、物覚えも決して悪くはないし、
むしろそこらへんの高校生や大学生と比べて
若さやエネルギーも溢れていると思います。

 

もちろん、たまには
モチベーションが落ちる時もありますが、
その都度、対策をしているし、
普段から心の状態には気を配っています。

 

webサイトも長年運営しているので、
このスキルに英語力を組み合わせれば
IT企業からかなりの好待遇でオファーが来ます。
(就職はしませんけどね……)

 

 

だからハッキリ言って、
年齢なんてほとんど関係ないんですよね。

 

年齢を重ねても、
「結晶性知能」と呼ばれる学習能力は
安定しているというデータもあります。

 


(引用:縦断研究による知能の加齢変化(Schaie(2013)5))

 

この図を見ればわかる通り、
67歳くらいまでは人間の知能は
ほとんど横ばいなんですよね。
(言語理解だけなら、81歳まで安定しています)

 

そりゃ見た目は多少、老けるかもしれませんが、
たとえ中年になっても老年になっても、
「若さ」に溢れている方はいると思いませんか?

 

それは常に前進を続けており、
自分をより高め、成長していこうと
目標に向けて努力を続けているからですよね。

 

 

たとえば楽天の三木谷社長などは
激務の会社に就職しながらも、
一日一時間を必ず英語に費やしていたといいます。

 

よく知られていることですが、
彼は世界のトップ集団とビジネス英語で会話をし、
楽天の「社内英語公用語化」も果たしています。

 

また、ハリウッド俳優の渡辺謙さんも、
素人からわずか5ヶ月で英語を習得しましたが、
当時の年齢は43歳と、決して若くはありません。

 

研究者の落合陽一さんは、
「今の47歳は昔の27歳くらい」
とすら、言っています。

 

 

こうした事例からもわかるように、
本格的な英語学習を始めるにあたって、
年齢はほとんど関係ない、ということです。

 

 

というか大人であればむしろ
「経験値」がそれだけ積み重なっているので、

より効率的に学習もできるし、
自身の脳の使い方も、よく把握されている
はずなんですよね。

 

じじい

いやぁでも、大した経験してこなかったし……こないだ病院で調べたら脳年齢も骨年齢も高かったよぉ……

 

それです!

 

「やらない言い訳」を探している!!

 

その考え方こそが、
成長を阻害する何よりの原因です!

 

せっかく素晴らしい経験値と、
熟練された人格と心配りを持っているのに、
自ら可能性を閉ざしている……。

 

なんてもったいないことでしょうか。

 

 

「やらない言い訳」を考えるのは、
今すぐ終わりにしてください。

 

僕は、普段から自分よりも年上の方に
英語を教えることが多いのですが、
僕にはない経験と情熱をお持ちの方ばかりで、
いつも勉強させて頂いています。

 

にもかかわらず、自分から
「でも……」と可能性を閉じてしまっては
その魅力が伝わりません。

 

 

謙虚であることは確かに美徳です。

 

僕もあまり偉そうなことは言えないので、
常に気を付けるようにしています。

 

しかし、「自分にはどうせ無理だよ……」
という卑屈な思考や発言が癖になっていたら、
本来できるはずのこともできなくなります。

 

自ら可能性を奪わなければ、
英会話は確実にできるようになります。

 

これから英語を習得すると決めたのであれば、
まずはあなた自身の可能性を、信じてください。

 

僕もあなたを信じたいのですが、
まずはあなたが自分を信じるのです。

 

 大人が持つべき心構えとは

 

年とると物忘れが激しくなる、とか
頭の回転が悪くなった、とか
いろいろと世間では言われていますよね。

 

しかし、僕は何度でもお伝えします。

 

その問題のほとんどは、
本人が前向きに努力を続ければ
いともたやすく解決します。

 

英検1級を目指していた頃の僕だって、
英単語を一発で覚えられることはないので、
何度も何度も反復をしていました。

 

 

要は「忘れない工夫」をすれば良いだけなんですね。

 

僕が学生だった頃、
出かける時に、財布やスマホを忘れて

いったん家に戻り、遅刻するなんてことも
よくありました。

 

僕も少し前までは大学生でしたが、
学生証を忘れて図書館に入れないとか、
定期を忘れて無駄に交通費を支払うとか、

 

恥ずかしい話ですが、
そんなことはしょっちゅうありました。

 

 

でもだからといって、
それが「自分の年齢のせい」だなんて、
一度も思ったことがありません。

 

ただ、あまりに忘れ物が多いので、
ADHDだとか若年性健忘症だとかを
疑った時期はありましたが…

 

実際、意外とあっけないことで、
僕は全く忘れ物をしなくなりました。

 

玄関に「忘れ物注意!」と張り紙を張って、
よく忘れがちなスマホやら財布やらの項目を、
あらかじめそこに書いておいただけです。

 

つまり、忘れ物をしない人間って、
「忘れ物をしないための工夫」
しているからこそ、忘れないんですよね。

 

 

これと同様に、英語を覚える際にも、
一度覚えたことを忘れないための工夫
しっかりと行っていれば……

 

記憶力は若い頃と比べてむしろ良くなるし、
さらなる工夫を積み重ねていくことで、
今以上の記憶力を手に入れることもできます。

 

 

シンプルに考えて、余計な言い訳を排除し、
前向きに行動を起こし続けていれば、
やがてすべてが好転します。

 

英会話も英語も、若かろうが何だろうが
習得には関係ないと言いたかったのです。

 

僕も、今から30年後になっても
エネルギッシュでパワフルな人になりたいと
強く望んでいます。

 

あなたも、英会話を身に着けるなら、
何よりも「挑戦する」というアツイ気持ちを
大切にしてくださいね^^

 

 

ただし、大事なのは
ガムシャラにただ頑張ることではありません。

 

きちんと「正しい手段」を選ばないと
「無駄な努力」で終わる可能性があるからです。

 

では、あなたが英語力を高めるために
選ぶべき手法とはいったい何なのか?

 

それについて、次回の記事で
詳しく語っていきますね。

 

【次の記事】
英会話教材は、7割以上が詐欺

 

 

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