こんにちは。
英会話の伝道師・まさぽんです。
「瞬間英作文」って、ご存知ですか❓
今ではかなり有名になりましたが、
主にこれから英会話を始めたい人が
喜んでやりたがるトレーニングです!
今回の記事では、その教材の使い方や、
教材を使っていて生じる「壁」について、
僕からいろいろ解説をしましょう
ちなみに僕はまさぽんと申しますが、
普段はWeb上で「英会話の伝道師」を名乗り、
海外情報をこっそり流したりしています。
過去にはアメリカ留学もしましたが、
最近でも外国人とはしばしば交流しており、
英語を用いた仕事などもちゃっかりやってます。
なので「英語の勉強法」のみならず、
「英語を使ったライフスタイル」に関しても
僕はわりかし存じております。
もちろん「瞬間英作文」に関しては
自分も経験済だし、人に教えたこともあります。
そんな僕の体験談をもとにして
今回は教材の使い方、その他Tipsを語るので、
この先の文章をお楽しみください。
瞬間英作文ってそもそも何です?
「瞬間英作文」というのは、
受験英語の1つの分野である「英作文」に
大幅な時間制限を課したものです。
時間制限とはすなわち、
「瞬時に」日本語を英訳することを
メインの課題としてるってことですね。
「英作文」は筆記のテストですが、
「瞬間英作文」は口頭で行われます。
つまり、英語を書く訓練を超えて、
英語を話すために必要な訓練の1つが、
この瞬間英作文トレーニングなわけです。
ただし、「英語を話す訓練」とはいっても、
あなたが誰か特定の外国人パートナーと
仲良くおしゃべりする訳ではありません。
それは単なる「英会話」です。
瞬間英作文は、一人でできる訓練なので、
必ずしも先生に教わる必要はなく、
また外国人と話す必要もありません。
どちらかというと、
英語を話せるようになりたい人が、
「自習」の際に使える教材の1つですね!
・・・というわけで、
具体的に瞬間英作文とは何をするのか?
について、軽く説明をしていきます。
たとえば、
次の文を英語に訳してみてください。
これ👆を瞬時に英訳するのが、
いわゆる瞬間英作文です。
たとえばパソコンを学びたい人が、
キーボードの早打ちを練習するように、
与えられた「お題」を素早く訳すのです。
どうです?
上記のお題、訳せそうですか?
・・・。
というわけで、
正解の一例をお答えすると・・・
こんな感じになります。
上記はちょっと難し目の英文ですが、
実際にはもっとずっと簡単なお題から始めて、
だんだんレベルを上げていくので、
安心してくださいw
いきなりハードなやつに取り組むと、
「えっ難しそう・・・」となってしまうので、
最初は超基礎から始めた方が良いのです。
「ぼくはチョコレートが好きです」
⇒ I like chocolate.
「彼はあの映画が好きではありません」
⇒ He does not like that movie.
くらいの例題であれば、
誰でも解ける中学1年生レベルになるので、
初心者でも取っつきやすいですよね!
ただ、もちろんこのくらいの例題でも、
「う~ん・・・😰」となる人もいるはずです。
そのような場合は、
瞬間英作文はいったん置いといて、
もっと基礎から始めれば、大丈夫です。
ちなみに元ネタとして、通訳者向けの
「クイックレスポンス」
という訓練が、
瞬間英作文のベースとなっています。
なので、将来的に通訳業を目指したり、
英語ペラペラになりたい人は、
修行の一環として瞬間英作文をやってみると
かなりの効果が期待できるってわけですね。
◆ 教材はどういう順番で回すべき?
ある程度の英語基礎力がある人が
この瞬間英作文を始めると、
日本語を英訳するパターンが身に着きます。
そこで、一番最初に取り組むべき教材は、
言わずと知れた著者の森沢洋介氏の
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」
で間違いないです。
おそらく書店やAmazonなどで
あなたも見たことあるかと思いますが、
これは僕も過去に購入しました。
ただし、もちろん「やり方」があるので、
(これを間違えたら実力伸びません、というやつ)
それに関しては後ほど解説しますね。
ひとまず、瞬間英作文の教材には
どんなモノがあるのかについて
僕から軽く紹介していきます。
第一弾:
これはもはや、王道中の王道の教材で、
どの書店に行っても置いてあるような
瞬間英作文の原点と言っても良いでしょう。
載っている例文は全て中学英語なので、
単語と文法をすでにおさえている人なら
さっさと持っておきたい1冊です。
2006年に出版された教材ですが、
そこから10年以上が経過している今でさえ
人気が落ちず、ますます高まっています。
瞬間英作文の詳しいや進め方や、
なぜ効果があるのかについても、
この本の冒頭で解説されています。
内容はけっこうボリュームありますが、
「この1冊さえやればペラペラになれる!😆」
という訳ではないので、そのあたりは
事前に期待しない方が良いかと・・・。
英語の道は、奥が深いのです。
すぐに結果が出なかったとしても、
地道に継続することが重要なのです。
第二弾:
こちらも僕は所有していますが、
著者が最初の本の翌年(2007年)に
シャッフル版として残した教材ですね。
内容は相変わらずボリューミーですが、
終盤の方ではけっこう長い英文が出てきたり、
難易度が高くなっていたりします。
つまり、基礎例文をマスターした人が、
さらなる応用力を磨くために使う教材が
こちらの「スラスラ」です。
基本文法をテーマ別に訓練するのではなく、
それらをバラバラにしても訳せるかどうか、
という反射神経を鍛えることができます。
・・・。
ただ一応、僕から忠告をしておきますが、
「どんどん」をマスターしていない人が
この「スラスラ」をやったとしても
ほぼ無意味なので、気を付けて下さい(^-^;
あくまでこちらの教材は、
既に瞬間英作文を極めし者が、
さらなる奥に進むためのステージです。
あなたが「英語大好き」状態でないならば、
まずは「どんどん」をしっかりこなして
英訳のコツを掴むことが先決でしょうね。
第三弾:
こちらは森沢さんの第三弾の教材で、
「パターン」を組み替えて応用できるか?
というテーマで構成されています。
ただ、僕(まさぽん)自身は
こちらの教材を使ったことはないので、
現時点ではなんとも言えないところです。
(購入したら追加レビュー載せておきますね🤗)
一応、Amazonのレビューを参考にすると、
瞬間英作文にありがちな「日本語に縛られる」
という壁を超えるための一冊らしいです。
通常の瞬間英作文の場合、
単なる例文暗記になりがちですが、
この「ポンポン」式のトレーニングだと、
暗記に頼らなくても英文を出すための回路を
徹底的に鍛えることができます。
たとえば “I study English.” という英文を、
主語を変えて言うとどうなる?
疑問文にして言うとどうなる?
といった「応用力」を鍛えられるわけですね。
人によって教材の相性はありますが、
1冊持っておいて損はないかなぁと思います。
(※僕はまだ持っていません。笑)
第四弾:
最後にこちらの教材ですが、
割と最近(2018年)に出版された
最新版の瞬間英作文教材ですね。
僕はまだ購入はしておりませんが、
レビューを読むと、割と良さげな感じです。
「どんどん」「スラスラ」「ポンポン」に続く、
第四弾の瞬間英作文という事ですが、
これが最終段階ということになるでしょう。
ちなみに著者の森沢氏は
「おかわり!」シリーズも出していますが
それらを省いて考えると、これがラストです。
“ネイティブ感覚を身に着ける” というのが
本書(バンバン)のテーマらしいのですが、
いかんせん例文が不自然であることから、
賛否両論となっています。
まあ、ネイティブレベルの英語って、
超絶難易度高いですからね。
そこに至るまでには凄絶な努力が必要だし、
1つの教材だけでは難しいのは当たり前です。
なので、あくまでネイティブ英語ではなく、
日本人として「基本動詞」の使い方を
マスターしたい人にはうってつけかなと。
(実は基本をいかに使いこなすかが最も重要なのです。)
ただ、こちらも僕は実践していないので、
やり始めたら追加レビューを載せておきますね。
◆ ビジネス版の瞬間英作文は存在する?
さて、4つの良書を紹介しましたが、
あなたが現役のビジネスマンであれば、
「ビジネス英語を習得したい」
という願望をお持ちかと思います。
・・・が、結論からお伝えするなら、
ビジネス英語版の瞬間英作文というのは
いきなり取り組むのは避けるべきです。
なぜなら、ビジネス英語って、
日常会話の基盤の上に成り立つからこそ、
はじめて役に立つからです。
つまり、あなたが同僚に声を掛ける時とか
取引先と「雑談」をする際の振る舞いこそ、
ビジネスでは重要とされるわけですね。
我々が相手をするのは血のつながった人間です。
それゆえ、日常英会話の能力が高い人なら、
自然とビジネス英語もマスターできるのです。
さあプレゼンを始めるぞって時に、
「皆様、お手元の資料をご覧ください」とか
「わが社の営業成績が上昇中です」なんてのは、
ビジネス全体のほんの一部分に過ぎませんw
そもそも英語でプレゼンをしたり、
英語で会議をするようなバイリンガル人材は
ほんの一部しかいないのが現状です。
なので、そうした前提を十分に踏まえて、
あえてビジネス英語をやりたい上級者の方は、
下記の教材に取り組んでみるのも良いでしょう。
ビジネス用教材①:
英会話ペラペラビジネス100
– ビジネスコミュニケーションを成立させる大人の会話術 –
こちらはかなり有名な本ですが、
ビジネス英語にありがちな「余計な丁寧語」を
排除した、シンプルな英文が載っています。
社内・社外のコミュニケーションにおいて
色んな人と上手くやっていくための
さり気ない言い回しなどを身に着けるには、
この本が良いかと思いますね。
とはいっても、通常の瞬間英作文や
基礎英文法の知識の足りていない人にとっては、
あんまり意味がないです。ご留意ください。
ビジネス用教材②:
非ネイティブエリート最強英語フレーズ
こちらも結局はフレーズ集ですが、
書いてあること自体は有意義です。
「絶対使ってはいけないフレーズ!」
みたいなものも大袈裟に掲載されていますが、
個人的にはそこらへんはどうでも良くて、
別に使ってもダメではないです。笑
「使ってはいけない」とされる表現も、
ネイティブは至って普通に使ってくるので、
あんまり真に受けない方が賢いでしょう。
では、一体この本の何が良いのか?
それは、なるべく「ポジティブな言い回し」に
特化しているという点ですね。
僕も留学経験があるのでよくわかりますが、
海外の人って、ネガティブな意味を持つ言葉を
極端に嫌う傾向があるのです。
たとえば同じ「私は知りません」でも、
“I don’t know.” と言うか “I have no idea.”
というかで、全然印象は異なるんですね。
前者はなんとなくとっつきづらいですが、
後者は丁寧な人だという好印象があり、
当然、会話でも相手の気分を害することなく
スムーズな交流をしやすくなります。
なので、そういった「ちょっとした気遣い」を
学んでおきたいぜって方には、オススメです。
まあそんなに高価な教材でもないので、
サラッと気軽に買っても良いとは思いますが、
「積ん読」にはくれぐれもご注意ください。
また、教材を買うのに抵抗がある方は、
僕のメルマガ(無料)を購読してみると、
かなり重要な英語法則を学べるかと思います!
◆ 瞬間英作文で得られる能力とは?
瞬間英作文で訓練をする、と言っても、
それで何を得られるのかについて、
事前に知っておいた方が良いと思います。
一応、鍛えられる分野としては、
「スピーキング」に特化していますね。
日本人が苦手な「日→英」翻訳をメインに、
ひたすらパターンを練習していくので、
英語を話すためのトレーニングとしてはかなり強力なツールになります。
ちなみに僕もスピーキングを伸ばしたいので、
あくまで日課の一貫としてですが、
今でも瞬間英作文を続けてはいます。
しばらくやってると慣れるので、
負担なくサラッとこなせるのが強みですね。
これからスピーキング力を高めたいとか、
今あるスピーキング能力を維持したい方には
かなり推奨できる訓練法だと言えます。
瞬間英作文を教材としたスクールもあるので、
ひとりでなかなかできない人には、
「講師」の力を借りるのも悪くない手段です。
ただ、コスパ面だけで言えば、
独学が最も効率的ではあるので、
ひとりでできる自信があるなら、
瞬間英作文だけをひたすらやると良いです。
ちなみに
「瞬間英作文をやれば、リスニング力も高まる」
という説もありますが、正直それは微妙ですね。
理屈としては確かに、
自分が話せる英文を増やせば、
聞き取れる英文も増えるのですが・・・
瞬間英作文はあくまでスピーキング対策なので、
あなたがリスニングを高めたいのであれば、
別のことをやった方が近道です。
まあリスニング能力って、
半分はリーディング能力なので、
互いに関連しているんですよね。
このあたりはTOEICとか受けていれば、
かなり実感することだと思います。
ただこれを真剣に語り始めると、
けっこう長くなりそうなのでやめておきますw
◆ 効果的な教材への取り組み方
この瞬間英作文の教材をやるうえで、
僕から1つ、忠告したいことがあります。
英文法がまだまだ怪しい人は、
先にそちらを強化した方が良いです。
文法知識があやふやな状態で、
瞬間英作文に取り掛かろうとするのは、
けっこう危険なのです。
ちなみに僕のメルマガコミュニティでは、
中学英語でつまづいた人(初心者)や
それ以上の中級者の方向けに、
色んな情報を共有しています。
特に、英文法を具体的にどう活かすのか?
英語力を社会でどう活かせばいいのか?
といった実践的な部分もお伝えします。
【英語初心者を最短で脱却したいあなたへ】
これから時代の日本社会は、
海外を巻き込むか、海外に巻き込まれるか
二者択一を迫られる傾向が強まります。
「英語はできなくても何とかなる」
と言う人も未だに多いですが、
実際、英語ができる人とできない人とでは
人生で取れる選択肢の幅が大きく異なります。
「必要になってから英語を学べばいい」
も1つの正論ではありますが、
かなりの苦労を強いられることは覚悟すべきでしょう。
今からコツコツ英語をやっていけば、
数年後にはバイリンガルになれるのですから、
やりたい人は素直にやれば良いと思うのです。
まあ、いくら「文法が大事!」とは言っても、
理屈まみれの文法知識デブになってしまうと、
今度はその知識に縛られてしまい、
自由に身動きがとれなくなりがちです。
要するに、この文法は正しいとか、
あの文法は間違ってる、みたいな事に縛られ、
スピーディーに英訳ができなくなるんですね。
なのでそこらへん、気を付けてください。
YouCanSpeakってどうよ?
紙媒体で瞬間英作文をやるのが
どうも性に合わない……という人は、
ツールを使ったスピーキングの練習もできます。
瞬間英作文をさらにパワーアップさせた
YouCanSpeak(YCS)
というツールがあります。
こちらはゲーム感覚で楽しく取り組める
紙媒体の欠点が克服された瞬間英作文教材、
という位置づけですね。
詳しくはこちらの記事でレビューしていますが、
人によって相性があるので、
まずは無料体験をして様子を見ると良いでしょう。
教材に取り組んで直面する「3つの壁」
あなたが実際に瞬間英作文を始めると、
おそらく「3つの壁」に直面するはずです。
これは僕自身も実践して経験したもので、
おそらくこの教材に取り組む人には
ほぼ全員に共感してもらえるでしょう。
◆ 第一の壁:
退屈で続けられず、途中で飽きる
おそらく、英文法を身に着けた人で、
かつ瞬間英作文をやり始めた人のうち
9割以上が、このカベに直面するでしょう。
なぜなら瞬間英作文トレーニングは、
非常に「地味」な要素で満ちているからです。
僕もだいぶ前に瞬間英作文を
一人でかなり本格的にやっていましたが、
あれは誰でも飽きます。笑
そして、基本的に一人で自習するので、
途中で誰かに励まされることもないし、
テストで実力を測られることもありません。
なので、アレを飽きずに継続できる人は
相当な英語好きか、習慣化が得意な人でしょう。
もしくは誰かに実戦形式で教わりながら、
エネルギーを循環させている人だと思います。
◆ 第二の壁:
日本語で考えるクセが抜けない
あなたが瞬間英作文をしばらく続け、
ある程度例文を訳せるようになってくると、
このカベが立ちはだかります。
「日→英翻訳」を繰り返しまくっているので、
そこに日本語のトリガー(引き金)がないと
英語が出てこない、という状態ですね。
なんで、実際に外国人と英会話するのと
ひとりで黙々と瞬間英作文をするのとでは、
少し別の能力が求められるのです。
とはいっても、英会話なんて半分は慣れだし、
瞬間英作文で培った力が基盤になるので、
あんまり心配する必要はないと思いますけどね。
とはいっても、慣れるまでのモチベ維持が
なかなか自分ひとりではできないパターンも
あちこちで見かけるのも事実です。
だから人によっては留学に行くし、
海外の大学に入り直す人もいるし、
別の何かしらの形で、「練習モード」から
「マジ気モード」に切り替えるわけですね。
◆ 第三の壁:
決まったパターンから抜け出せない
瞬間英作文をきちんとやり遂げた人は、
英文法のアウトプット力は高くなります。
が、イカニモ日本人英語っぽくなってしまうのが
この「第三の壁」なのです。
つまり、日本人にとってなじみ深い、
決まりきったパターンは得意だけれど、
それ以外はからっきし、という状態です。
実際に、TOEICや問題集に書かれた例文で
片っ端から瞬間英作文をしようとすると、
「アレッ?」となりがちです。
それはなぜかと言うと、
日本語と英語の根本的な発想の違いを
痛感せざるを得ないからです。
つまり、直訳だけで対処できる限界を
嫌でも知ってしまうんですね。
たとえばあなたが、
相手に旅行のメリットを語るとき、
と言いたいとしましょう。
おそらくあなたは、
“When I travel….(私が旅をする時…)”
から英文を始めて、
その後もいくつか文をブツ切りにすることで
日本語を英語に直訳するはずです。
が、おそらくそんな時、
ネイティブだったらこう表現します。
・・・この英文を日本語に訳すと、
「旅行は私に世界の異なる地域の異なる文化への理解を耕してくれるぜ!」
みたいな感じになってしまいます。
日本語で考えると、
めちょくちょ、不自然ですよね。
日常の会話で、
「旅行は私に異なる地域の文化への理解を耕す」
なんて発言、まず出てきませんから。
でも、ネイティブにとっての
「自然な英文」というのは、
あくまでこういうものを指すのです。
なので僕らのスピーキング能力って、
実は瞬間英作文だけでは完結せず、
さらに高い領域での訓練が必要となるわけですね。
瞬間英作文を終えた人は何をすべきか
僕は前からけっこうおすすめしている
瞬間英作文トレーニングなのですが、
中には既に教材を終えてしまった・・・
という方もいらっしゃるはずです。
いわゆる「上級者」の場合は、
何をすればもっと英語力を高められるか?
に関して、知りたいですよね。
これは人によって、
やるべき事がだいぶ異なります。
人によってはオンライン英会話などで
ネイティブと一対一のフリートークが
最もしっくりくるかもしれないし・・・
また別の人にはTOEFLのテストで
ひたすら「お題」に答える訓練を積むのが
最も熱くなれるかもしれません。
このあたりは色々試してみて、
自分が長く続けられそうなモノを選んでみるのをおすすめします。
ただ、英語能力というのは
スピーキングだけが全てではないですから、
何か1つだけやってりゃOK!
とは考えない方がよいです。
まず、そもそもの前提として、
英語における「4技能」というのは、
それぞれが独立しないのです。
『R / L / S / W』の4技能は、
どこか1つの分野を思いっきり伸ばすと、
それに釣られて他も伸びます。
つまり、どれか1つの分野を伸ばすと
つられて他の能力も底上げされます。
逆に、どれか1つの能力が不足すると、
それがボトルネックとなってしまい、
他の能力が伸び悩む原因にもなります。
たとえばリーディング能力が低い人は、
往々にしてリスニングも低いです。
また、ライティングができない人は
スピーキングも不得意な傾向があります。
かつ、それら4技能を支える基盤である
「単語と文法」を疎かにしてしまうと、
あらゆる能力が伸び悩むことになります。
なので、4技能すべての分野を高めることに
越したことはないわけですね。
有名なTOEICの試験も、
L&R試験である程度の点をとれたら、
S&W試験にも挑戦した方が良いです。
全技能を具体的な点数で示されることで、
自分の苦手分野が分かってくるので、
あとはそこを重点的に鍛えて下さい。
まあ、客観的なスコアで英語力を測られるのって
なんか怖いですよね。気持ちは分かります(^-^;
が、その壁を勇気を出して乗り越えることで、
その瞬間に新たな成長の種が植えられますし、
成長スピードも急速に高まるんです!
なので英語に関する試験は、
積極的に受けてみるのがオススメですね。
「自分も英語頑張りたいです!」て人は、
今の実力は問いませんので、
僕のメルマガコミュニティに参加して下さい。
お互いに勉強のエネルギーを持ち寄って、
相乗効果を発揮できたらな~、と考えています。
それではまた!
コメント一覧 (2件)
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