あなたが英会話の練習をしていると、
「あ、これ、英語で何て言うのだろう・・・」
という疑問が浮かぶ時がありますよね。
スピーキング能力が高い人とはすなわち、
この「英語でなんて言えば良いのか?」問題を
即座に解決できる人のことを指すのです。
これ、日英バイリンガルは基本的に
全員持っている能力ですが、
その他大勢の「一般的な日本人」には
かなり難しいと感じられるはずです。
「あー、あれを英語で言いたいのに!くそっ」
「英語でなんて言えばいいのかわからん!!」
・・・もどかしいですよね。
そんな時にまさぽんの推奨する
「英単語の暗記方法」を、
3段階に分けて解説するならば・・・
① 平易な英語で言い換えられないかを探る
② それでも分からなければWebで検索する
③ 検索した単語をメモって暗記する
という順番になります。
超重要ですので、今すぐに
上記の3つの流れをメモってください。
人が英会話を習得する時には、
「順序」があるのです。
1、まず、難しい単語を一切使わずに
自分の持っている知識を柔軟に駆使して
とりあえず意思を伝えようとする。
2、それでも無理そうであれば、
必須となる単語だけを調べてみて、
3、最後にそれをメモに残して暗記する。
この3つの流れに沿って語彙力を強化すれば、
英会話に必要な基礎力が身に着きます。
でも、この3段階の基礎的な流れを、
知らない人はけっこう多いかもしれません。
みんな、基礎的な語彙力もないまま
いきなりラジオ英会話に手を出すなど、
実践的なことばかりをやり始めます。
土台がガタガタであるにも関わらず、
中級者以上の学習者がやる題材に手を付け、
結局、途中で挫折したりします。
でも、英会話において本当に必要なのは
もっと「基礎」的な部分なんですよね。
英語がペラペラになる人は例外なく、
基礎的な能力の重要性を理解しています。
たとえば物理学や解析学では、
高度な数学の知識が求められますが、
高校レベルの基礎数学を理解していないと
書いてあることが全く理解できません。
英会話もこれと似たところがあって、
中学~高校レベルの基礎的な力を持たない人は
実践的な訓練をしても意味がないのです。
ここで言う「基礎的な力」とはすなわち、
語彙力と文法力のことを指します。
この2つの能力がない人は、
そもそも英会話に手を出すべきではありません。
これから物理を本格的に学ぼうって人が、
高校数学の基礎的な知識が足りていないと、
勉強が理解不能になるのと同じです。
英文法に関して知識が足りない人は、
最優先で学んでみてください。
短期集中でどうにかなりますので。
でも、英単語を覚えることに関しては、
今後もずっと続く課題になるので、
どれほど学んでも学び足りることはないです。
というわけで今回のお話は、
この英単語力の強化に関するお話です。
これまでも色々な語彙力強化法について
ブログでお伝えしてきましたが、
それらは細かいテクニック集に過ぎません。
本日はあなたに「全体の流れ」を解説します。
色んなテクニックを合体させて、
真の語彙力強化への戦略を考えさせる内容です。
かなり本質的な部分をお伝えするので、
集中して読んでおかないと、
吸収できるものもできなくなります。ご注意を。
1、平易な英語で言い換えられないかを探る
まず、あなたが英会話力を高めるにおいて
最初にやらなければならない作業は、
「なるべく簡単な言い回しを探る」ことです。
多くの人が誤解しているのですが、
難しい言葉を使えばいいってものではなく、
出来る限り、易しい単語を使う必要があります。
考えてみてください。
英語は世界中で通用する言語なのです。
すなわち、世界の英会話者のほとんどは
ネイティブではありません。
今のあなたと同じように、
「英語勉強中」の人々なのです。
ネイティブの運営するニュースサイトや、
匿名掲示板、SNSなどを閲覧していると、
ネイティブにしか伝わらないような表現が
いくつも新たに出てきますが・・・
ここで多くの日本人英語学習者は、
「難しい表現を覚えなければならないんだ」
と、誤解をする傾向があります。
そして、結局ハードルを自分で高くしてしまい、
乗り越えられない壁を自分で築き、
その壁に自ら打ち負かされている印象です。
これは、現代の日本人のみならず、
遥か昔の明治時代の英語エリート達も、
同じ発想をしていました。
「幼児でもできるような単純な英語では、
列強諸国に馬鹿にされてしまうぞ!」
という危機感を抱き、
わざわざ難しい言い回しを使おうとしたり、
ネイティブでも理解できない難解な英語表現を
彼らは好んで学んでいたのです。
ですが、少なくとも現代では、
難しい英語が使えなかったとしても、
欧米人に下に見られるようなことはありません。
現代日本は、先人の労力の甲斐あって、
既に国家としてのブランドを築きあげており、
多くの国から尊敬を集めているのです。
日本はもはや、欧米をモデルにするのではなく
世界の最先端を行くモデル国家として、
この国際社会に君臨しているため、
あくまで海外の事例は「参考程度」に留め、
それをベースに徹底改良をする必要があります。
元々、日本にあった文化は良い形で残しつつも、
現代の日本が課題としていることを
海外にヒントを得て解決に導く必要があります。
そのために「英語」が必要なのですが、
日本のお偉いさんたちはどいつもこいつも、
根本的に勘違いをしていらっしゃるようです。
海外の丸パクリをすれば、
日本でも同じように効果が上がると
思っている人がたくさんいるのです。
そうではなく、あくまで自国に適する形で、
優れたノウハウを英語で導入しなければ、
ほとんど意味がないんですよね。
とはいっても、
現代の日本人のほとんどは、
まともに英語を話すことができません。
海外で通じる程度の英会話力を持つ大人は
本当に、ごくごく限られた一部だけです。
押し付けられた学校教育の影響により、
英語を学ぶ意義すらよくわからずに、
そのまま英語に苦手意識を持つ人が
次から次へと量産されているからです。
それでもこのグローバル社会においては
「社会人には英語が必須である」
という逃れられない風潮があるため、
学生を卒業してから英会話を学び始める大人も
近頃はたくさん増加してきているわけです。
ところが実際に英語を学び始めてみると、
基礎的な文法すら危ういことが分かり、
英会話を習得するための「土台」が
ガタガタになっていることに気付きます。
そんな状況下で、いきなり難解な英会話に
チャレンジしたら、どうなりますか?
当然ですが、挫折者が続出します。
基礎的な文法や単語も知らないのに、
いきなりネイティブの使うような英語表現を
身に着けようとする人が多いからです。
ちなみにこれは英会話力に限った話ではなく
英語の4技能、すなわち
① Reading(読解力)
② Listening(聴解力)
③ Speaking(瞬間英文構築力)
④ Writing(英語筆記力)
のすべてにおいて共通する傾向です。
英語のリーディング能力を鍛えようと思えば、
いきなり数百ページの洋書を
原文で読もうとしたり、
リスニング能力を高めようとすれば、
ネイティブ同士の会話が収録された
理解不能のCDを買ってみたり、、、、
お気の毒ではありますが、
こんな身の程知らずの学習方法で、
能力が上がる訳がありません。
ロードワークや筋力トレーニングをせず、
素人がボクシングの試合に出るのと同じで、
勝てるわけがないのです。
そもそもこの『4技能』を意識することなく、
がむしゃらに英語に取り組む人が多いです。
海外に移住したいのに、
なぜかリーディング中心で訓練してしまい、
話す力が全然身に着かなかったりします。
就活でTOEICの点数ばかりが重視されるので、
英会話力が身に着いていないまま、
社会人になってしまったりします。
結果、読解力ばかりが高まってしまい、
難易度の高い英文に触れる癖がついているので
スピーキングも同じように考えてしまいます。
そして、本来は簡単な言い回しで事足りるのに、
わざわざ難しい表現を使おうとして、
イザ外国人と接する場面になった時に、
「あ・・・う・・・」と言葉に詰まる人が
圧倒的多数を占めているように思えます。
これからあなたがもしも、
英会話力を本気で高めようとしてるならば、
難しい表現を使ってはいけません。
新たに難しい言い回しを学ぶのではなく、
既に持っている知識を思い出して、
それを「使いこなす」ことを重視して下さい。
ことさらに難しい言い回しよりも、
まずは「簡単でシンプルな英会話」の習得を
最優先的に念頭に置く必要があります。
それを実行しない限り、
あなたは海外に行っても永遠に、
スローぺースで空気の読めない発言を
繰り返す羽目になることでしょう。
小難しい英単語はとりあえず脇に置いて、
なるべく簡単な言い回しにできないかどうかを
最優先で考えることが大事なのです。
たとえば、
“dispatch”(派遣する)が出てこなくても、
“send”(送る) と言えば通じるし、
“world heritage”(世界遺産)が出てこなくとも
“important building”(重要な建物)
とか言っておけば、通じます。
もちろん100%正確には通じませんが、
だいたいの意図は外国人に伝わるので、
70%伝わればOK、と考えて下さい。
そもそも対人コミュニケーションなんて、
非常にあいまいな要素で成り立っています。
相手に自分の意図したことが
「伝わる」というのがそもそも幻想なのです。
日本人同士の会話であっても、
話の通じない人なんていっぱいいますよね。
具体的に誰とは言いませんが・・・。
トランプ大統領のスピーチを観察すると、
シンプルな言葉を繰り返し伝える、
という特徴が随所に見られますが、
あれは現代がグローバル社会だからこそ、
誰にでも「伝わる」英語を話そうという
意識をしているからなのです。
難しい知識を振りかざして、
誰かに「頭いいね!」と褒められるよりも、
誰にでも伝わるような簡単な言い回しで、
より多くの人に正確に伝わる方が、
圧倒的に価値が高いと計算しているからこそ、
トランプ大統領はあのスタイルなのです。
それでも日本人の中には、
彼の発言を曲解して受け止める人が
後を絶ちません。
本来なら全然別のニュアンスであっても、
わざと悪意を込めて変なとらえ方をするので、
反米感情がむやみに促進されてしまいます。
彼の発言ですら誤解を招くのですから、
日本人が英語を話す時には、
極限まで簡単かつシンプルにしないと、
変な誤解を招く危険性が高まるでしょう。
日本人で漢字検定1級を持っている人は、
それだけで周囲から「スゴイ」と思われますが、
そもそもこの国の一般人は、僕も含めて、
漢検1級で出題されるような難単語を
知らないことがほとんどです。
たとえば「饂飩」の読み方なんて、
日本人のごく一部しか知り得ません。
あなたは「饂飩」をご存知でしょうか?
・
・
・
(ヒント:香川県)
・
・
・
答えは「うどん」ですね。
こんな感じで、ネイティブの日本人でも、
ほとんど使わない語彙が存在するのです。
同様にして英語圏のネイティブであっても、
使わない単語なんて無数に存在します。
知っていた方が強いのはもちろんですが、
逆に知り過ぎてしまったことで、
コミュニケーションに「齟齬」が生まれます。
齟齬(そご):
意見や事柄が、くいちがって、合わないこと。
(※日本語表現辞典より抜粋。念のため解説しています。)
この「齟齬」という言葉だって、
普段から書籍や新聞を読む人にとっては
当たり前の知識として持っている言葉ですが、
おそらく日本人の半分以上の人は
正しい意味を知らないはずなのです。
したがって、あなたが英会話力、
英語を使ったコミュニケーション力を
本格的に鍛えようと考えているなら、
まずは「簡単な言葉」だけを
使いこなせるようにしましょう。
難しい単語を新たに覚えるのは
後回しで十分に間に合いますからね。
ちなみに、英会話の伝道師・まさぽんが
運営するスピーキング講座に参加した方は、
最初に簡単な表現だけを徹底して学びます。
それを使いこなすことで、
日本人と同じようなコミュニケーションを
海外で実践できる必要があるからです。
2、それでも分からなければWebで検索する
「簡単な語彙を優先的に使おう」
という前提条件を覚えたら、
そこで初めて次の段階へと進みます。
ただ、もしもあなたがこの段階で、
「基礎単語すら危うい」という場合は、
まずは中学~高校で習う一通りの英単語を
日→英翻訳できるようにしましょう。
森(= forest)とか、
人(= human)とか、
箸(= chopsticks)とか。
このあたりの超基礎単語が、
1~2秒で出てこないようでは、
英会話を身に着けるのはまだまだ先です。
順番を間違えてはいけません。
最低限のレベルをクリアしてからでないと、
先に進めないのはゲームと同じです。
「鉛筆」を英語で何と言いますか?
「日記」を英語で何と言いますか?
「腹が減った」を英語で何と言いますか?
これらはすべて中一レベルの英単語です。
ドラクエで言うところのスライムとか、
ドラキーあたりのザコ敵に値します。
これらを瞬時に英訳できないならば、
英会話を覚えようとしても、
頭は混乱するばかりで意味がありません。
「島」は英語で何ですか?
「惑星」は英語で何ですか?
「人気のある」は英語で何ですか?
上記はすべて中二レベルの英単語です。
おどるほうせき、スライムナイトなど
ちょっとレベルが高い敵になります。
「慣習」
「現代的な」
「紹介する」
などの単語はすべて中三レベルなので、
キングスライム、ゴーレムなど、
そこそこ倒すのが難しくなってきます。
さて、あなたはすべて答えられましたか?
その他にも高校レベルになってくると、
はぐれメタルやキラーマシン、
このあたりの強力な敵が登場します。
もちろん数だけで言えば、
ドラクエに出てくるモンスターよりも
遥かに多くの英単語が存在するので、
あなたはひたすら敵を狩りまくり、
経験値を溜めていく必要があります。
そして、もしもあなたが
スピーキングを実践している最中に、
「どうしても英語で言えないこと」が
出てきてしまったら、、、、
そんな時には素直に、
GoogleやYahoo! などを使って、
Webで単語を検索する必要があります。
たとえばあなたが、
「水道の蛇口」を英語で何と言うかが
分からなくなってしまった時は……
お手持ちのスマホかPCで、
「蛇口 英語で」と検索すれば、
5秒くらいで “faucet” と出てくるはずです。
お分かりでしょうか。
「蛇口」を簡単な言い回しで説明するより、
思い切って検索した方が早いんです。
ただし世の中には、
“faucet” という英単語の意味を
知らない人の方が多いので、
できれば平易な表現で
「蛇口」を説明できるように
なっておくに越したことはありません。
一例を挙げるとしたら・・・
“Water Exit”(水の出口)とでも
訳しておけば、たぶん伝わります。
もっと正確に伝えたい場合は、
関係代名詞などをふんだんに駆使して、
即興で英作文ができればなお良しです。
“The part which you can open and close water flow”
(水の流れを開け閉めできる部分)
みたいな感じで説明すれば、
外国人に伝わる可能性は上がります。
(若干無理がありますが・・・)
たとえばあなたが、
水道を無駄遣いしている外国人を
国内で見かけた際に、
“Hey, you! turn off the fauet!”
(ねえ君!蛇口を閉めなよ!)
と言っても伝わらなかった場合、
より簡単な単語だけで説明する能力の
必要性を実感することになります。
その時に初めて、
瞬間英作文の能力が必要となるのですが、
ここでは説明を省くことにしましょう。
とにかく英会話力を高めるために、
あなたが意識すべきことは……
① 簡単な英語表現だけで伝える
② 基礎的な語彙は早めに習得する
という2ステップです。
覚えておいてくださいね。
これをしっかり押さえておかなければ、
今後どれだけの本格的な訓練を積んでも、
徒労で終わることになりますので。
無駄に多くの英単語を暗記したり、
実践で使えない英語表現ばかりを覚えて、
費用対効果の悪い学習をする羽目になります。
英→日翻訳能力ばかりを教わってきた、
日本人英語学習者の多くが陥る “罠” です。
③ 検索した単語をメモって暗記する
僕は、自分の知らない英単語が出てきたら、
その都度調べるようにしていますが・・・
調べたまま放置することは厳禁なので、
その都度アプリに英単語を落とし込むか、
メモ用紙に記録することにしています。
その際に役立つ無料アプリは
“Anki” というものです。
詳しくはこちらの記事をご覧下さい。
参考記事:
>> “Anki” の使い方
英単語をいくら調べたところで、
それが記憶に定着しなかったら
ほとんど意味がありません。
学校教育でもさんざんやりましたが、
スキルの習得にはとにかく「復習」が重要。
たとえば単語帳ひとつ取っても、
半分も覚えないうちに、
また次の単語帳に手を出す人がいますが、
そういう人は結局、
なんども同じ単語を覚え直すハメになり、
圧倒的に効率の悪い学習を余儀なくされます。
たとえば英単語帳を何冊も持っていると、
それぞれ訳し方が微妙に異なっています。
“artist” という英単語が、
Aの単語帳だと「芸術家」なのに、
Bの単語帳だと「画家」だったりします。
どっちもほとんど同じ意味なのに、
単語帳を変えるだけで、
また別の言葉を覚えねばならず、
これがかなりのエネルギーを浪費します。
それだったら、”artist=芸術家” で
一語一義的な記憶を定着させた方が、
ずっと早く多くの単語を覚えられますね。
新しい単語を覚えるよりも、
既に知っている単語を同じ訳で復習すると、
桁違いの学習効率を得られます。
参考記事:
>> エビングハウスの忘却曲線について
(※記憶力を高めたい方は読了必須。)
また、普段から単語の復習をしている人なら
強く実感することだと思いますが、
一度覚えたところで、
一日、二日経ってしまえば
その知識は記憶から消え去ります。
新たな英単語を覚えようとしても、
次から次へと忘れていくので、
トータルの語彙力が変わらないという問題。
これ、多くの学習者が悩みがちですが、
学習のキャパを超えているから、
そういう問題が生じてしまうのです。
受験生でもないのに、
「1日100個の英単語を暗記するぜ!」とか
無茶な目標を立ててしまう人が陥ります。
結局のところ、新たに覚えても
忘却曲線の記憶逓減効果によって、
徐々に忘れてしまうのですから、
復習も踏まえて考えれば、
1日にせいぜい20個くらいの単語学習が
妥当なのではないでしょうか。
今日のノルマを新たに20個覚えて、
昨日覚えた英単語を20個復習し、
一昨日に覚えた分を20個復習する。
こういうローテーションを組むことで、
3日連続で同じ英単語を学習することになり、
記憶力が圧倒的に増強されます。
しかも短期間で覚え直せば覚え直すほど、
再び思い出すのがラクになってくるため、
暗記作業に伴う負担は軽減していきます。
ですので、「新しく単語を覚える」のと
「既に知っている単語を覚え直す」のと
どちらを優先すべきかと問われたら、
僕は迷わず「復習の方が重要」だと答えます。
覚えてもすぐに忘れるような知識って、
要するに、覚えられていないってことです!
忘れようとしても忘れられない、
そのくらいの領域に達しなければ
「覚えた」とは言えません。
多くの日本人にとって、
“リンゴ” を英語で言うことは
いとも容易いですよね。
逆に、その知識を忘れる方が
難しいと言えます。
あなたは今後覚える英単語の全てを、
この領域まで持っていき、
日常生活の一部に組み込む必要があります。
これは語彙力強化のみならず、
あらゆる学習で同じことが言えます。
数学、地歴公民、理科などの受験科目から、
簿記、宅建、ITパスポートなどの資格まで、
復習を徹底して重視した方が効率は良いです。
読書などでも同じことが言えますが、
新たに本を読みまくるだけではなく、
同じ本を何度も読み返すことで、
知識が頭脳に定着しやすくなります。
乱読も確かに効果はありますが、
一冊の本を一度読んだだけでは、
表面的で薄っぺらい知識しか身に着きません。
1年後に同じ本を読み返すだけでも、
過去には気付かなかった「大きな発見」を
することがあります。
それは書籍の内容が変わらなくとも、
「読み手の視点」が変化したからです。
ブログの記事にも同じことが言えます。
僕も普段から他者のブログを読みますが、
本当に役に立つと思った記事の場合、
何度も何度もクリックして読み返します。
1つの記事を5回以上読み返すなんてザラです。
自分が成長し続けていると、
必ずカベにブチ当たる時がくるので、
そんな時に再度記事を読むと、
実はそこに解決策が書いてあった……。
みたいなことが多発します。
ただしこの現象が起きるのは、
成長し続けている人限定ですけどね。
速読教材とか買ってみるのもいいですが、
やるならテキストや付属のCD・動画等を、
何度も反復しないと宝の持ち腐れになります。
しっかり、ひとつの事を極めてから
次のステップにチャレンジしましょう。
スキルの習得には、順序があるのです。
【おまけ】メルマガ読んでみませんか?
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僕が日々の経験から得た気づきや、
長期的に役立つ知識を、少しずつシェアしていきます。
急がず、しっかりと理解しながら
誰でも英語学習を進められる内容をお届けするので、
無理なく続けられるはずです。
多くの人々とのやり取りで得た視点から、
多様な情報やエピソードを通して、
あなた自身のペースで進んでいける内容です。
このメルマガを通して英語の勉強を続けることで、
新しいつながりも生まれ、成長を実感できるはずです。
一緒に学びながら、
少しずつ前に進んでいけたら嬉しいです。
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