どうもこんにちは。
英会話の伝道師・まさぽんです。
僕は今、バイリンガルの一員として、
社会で英語を生かして活躍していますが、
以前は英語の成績が伸びずに苦労し、
留学先で厳しい状況に置かれたこともあります。
が、いったん英語が得意になってしまえば、
常に世界中とつながれる実感だったり、
何にも縛られない精神的自由が手に入ります。
なので、今こうして英語を勉強するアナタを、
僕は心より応援しているのです。
ぜひがんばってくださいね。
さて、そんな僕が今回アナタにお伝えするのは、
前回の記事に引き続き、
「前置詞」という英語の基礎項目です!
そのなかでも、かなり頻繁に使われる
“to” と “from” の意味や使い方に関しては、
あなたも必ず知っておく必要があります。
詳しく学ぶとキリがないのですが、
これらの知識は英会話でも必須となるので、
この記事を通じて、マスターして下さいね!
というわけで、早速スタートしましょう。
期間を表す “from~to…”
まず、このfromとtoのセットで
最も頻繁に使われているのが、
「期間を表す」前置詞です。
たとえばこんな例文で使われますね。
I work from 9 am to 5 pm on weekdays.
(私は平日はAM9時からPM5時まで働く。)
・・・といった感じで、
「〇時から〇時まで」という風に
時刻を指定して表すこともできますし・・・
I work from Monday to Friday every week.
(私は毎週月曜日から金曜日まで働く。)
・・・といった感じで、
「〇曜日から〇曜日まで」という風に
曜日を指定して表すこともできます。
他にも、日時を指定したり、
西暦を指定したり、暦を指定したりなど、
期間を表すものなら何でもOKです。
すなわち、前置詞のfromとtoは、
両方セットで使うことにより、
「時間の範囲」
を表せるわけです。
◆ 指定範囲は具体的でなくても良い
“from A to B”は時の範囲を表しますが、
別に具体的な数字で表さなきゃダメ、
というわけではありません。
たとえば「私は朝から晩まで寝ていた」
「夕暮れから夜明けまでゲームしていた」
と言いたい時にも、from~toは使えます😋
その場合は、こういう感じで、
単語だけ変えればオッケーです👇
I slept from morning to night because I was really tired.
(本当に疲れていたので、私は朝から晩まで寝ていた。)
I played the game from dusk to dawn because it was really fun.
(本当に楽しかったので、私はそのゲームを夕暮れから夜明けまでやっていた。)
こんな風に、シンプルに考えてみると、
あたかもパズルを解くかのような感覚で、
英文を自在に作り出すことができるんですね。
こういった英文作成能力は、
僕らが英会話をする際にも必須ですので
単語や文法の使い方を強化しておくと、
あとで後悔しないで済むはずです。
fromとtoをセットで使うことで、
「時間を表す前置詞」となる・・・。
ここまでオッケーですね?
場所を表す “from~to…”
“from A to B” のパターンは、
こんな例文でも使うことができます。
I walked from the office to my home.
(私は会社から自宅まで歩きました。)
おそらく見慣れた例文かと思いますが、
適度な運動が好きな人は、
ぜひこの例文を覚えちゃってください。
ちなみに余談ではありますが、
海外の人は有能な人ほど運動をしていますし、
運動する人は賢くなるというデータもあります!
また、示す際の場所も、
個別具体的なものとは限りません。
たとえば「東から西へ」など、
方角、方向をざっくりと示したい時には、
“from east to west” という事もできます。
「場所を表すfromとto」は、
「期間を表すfromとto」と同じく、
範囲を示す前置詞だと理解してください。
つまり、『AからBまで』という
明確なスタートとゴールがある場合に、
“from~to…” のセットが使えるわけですね。
もちろん他にも、
スタート&ゴールを示す前置詞はありますが、
このfromとtoはその典型だと言えるでしょう。
ただし・・・
fromを使う際の要注意!
時間を表す場合のfromに関してですが、
「~から」と言いたい時に、
何でもかんでも使える訳ではありません。
たとえば、中学2~3年で習うであろう
「現在完了形」をあなたが使う際には、
fromよりも推奨される前置詞があります。
たとえば次の例文をご覧ください。
I have been in Japan since childhood.
(私は子供の頃から日本に住んでいます。)
少しだけ混乱するかもしれませんが、
この例文で使用されているのは、
多くの人が混乱しがちな「現在完了形」です。
「have + 過去分詞形」で示されて、
用法が3つに分かれるという、
やや複雑な英文法ですね。
このうちの1つの用法である
「現在完了形の継続用法」においては、
時の起点を表す際には、sinceが使われるのです。
まあ、このsinceの使い方をレクチャーすると、
色々と細かい注意事項が増えてしまうので、
今日はこのへんでやめておきます(笑)
ビジネスでも使える “from~to…”
あなたが何かしらの形式で、
ビジネスメールを打ったことがあれば、
このfromとtoは既に知っているはずです。
別にビジネス目的とは限りませんが、
何らかのメールサービスを使っていれば、
確実に見たことがあるでしょう。
この “from” と “to” が
何を示しているかについては、
僕の記事をここまで読み進めていれば、
既にお分かりのはずです(笑)
もったいぶらずにお話するなら、
要するにスタートとゴールですよね。
差出人がfromで、宛先がtoなので、
「どこからどこまでか?」という
場所を表す前置詞の1種だと言えます。
ちなみにビジネス英語的な使い方を
少しだけレクチャーすると・・・
この “from~to…” は、メールだけではなく
資料の郵送や、電話の受発信などの際にも
十分に活用することができます。
たとえばアナタが、外国人上司宛に
取引会社であるX社のJohn氏から
伝言を受け取った場合・・・
Hi, boss.
I received a phone call from John of X enterprise.
Would you have time?
みたいな感じで言えば、
上司に伝言があった旨を伝えられ、
内容説明の時間の有無を尋ねられます。
そんな感じで、色々と応用は効きますが、
何よりも重要なことは、
基礎的なニュアンスにあります。
細かいことを逐一覚えるのも大事ですが、
まずは壺の中に「石」を入れてから、
砂と水を入れるようにすると良いでしょう。
その他、“from A to B” を用いた表現
いちおう分かりやすくするために、
fromをスタート、toをゴールという観点で
時間・場所などと解説しましたが、
実際、この “from~to…” を使った慣用句は
まだまだ他にもあります。
今から紹介するのは、
ネイティブ世界でもよく使われるので、
余裕のある人は暗記してみて下さい。
from age to age:代々~
from father to son:先祖代々~
from A to Z:始めから終わりまで
from birth to death:生まれてから死ぬまで
from children to elderly:子供から高齢者まで
from bad to worse:ますます悪化して
from year to year:年々 / 年を追うごとに
from door to door:一軒ずつ
from end to end:端から端まで
・・・いかがでしたか?
最後の表現集は数が多いので、
あくまで余裕のある方だけ覚えてみて、
機会があったら会話で使って下さいね。
もし会話のパートナーがいない人ならば、
独り言でもいいので、ふとした時にでも
ブツブツしゃべってみると良いでしょう。
英会話の伝道師・まさぽんはブログ記事で、
こんな風に割と具体的なところをメインに
解説をしているのですが、
もっと根源的な部分から、
バイリンガルマインドを叩き込みたい、
英語とは何かを知ってみたい、という方は
メルマガを読んでみるのがオススメです。
そこでは今のあなたと同じように、
「英語を学んで人生を豊かにしたい!」
という方々が集まっているので、
向上心のある方にはどんどん参加して欲しいと思っています。
今回の “from~toの意味・使い方”
といった個別具体的な内容のみならず、
包括的に英語をどう人生で生かすかは、
自分ひとりではなかなか思いつきませんよね。
が、他の人々の力を借りれば、
案外すんなりと悩みも解決するかもしれません。
なので僕はそういった人々に対して、
自分のバイリンガル人生で得た教訓や想いを
クローズドなコミュニティで今後も発信していければと考えています。
あなたが英語・英会話に興味があれば、
参加してみると良いでしょう。
それではまた!
【おまけ】メルマガ読んでみませんか?
英語をもっと自由に使いこなしたい
と考えているあなたへ。
メールマガジンでは、1日に1通ずつ、
僕が日々の経験から得た気づきや、
長期的に役立つ知識を、少しずつシェアしていきます。
急がず、しっかりと理解しながら
誰でも英語学習を進められる内容をお届けするので、
無理なく続けられるはずです。
多くの人々とのやり取りで得た視点から、
多様な情報やエピソードを通して、
あなた自身のペースで進んでいける内容です。
このメルマガを通して英語の勉強を続けることで、
新しいつながりも生まれ、成長を実感できるはずです。
一緒に学びながら、
少しずつ前に進んでいけたら嬉しいです。
興味があれば、ぜひ参加してみてください。
▶ 興味があれば、こちらからどうぞ。
(無料ですが、登録には簡易のプレテストがあります)