どうもこんにちは、まさぽんです。
僕はかつて、大学受験に失敗し、
浪人期間を重ねていました。
(それも1~2年というレベルではなく。)
浪人をしたのに志望大学には受からず、
ダメダメな自分に絶望したのち、
その反動でアメリカへと留学して・・・。
といった、
わかりやすい過去があります。
今では特に何とも思っていませんが、
ふとした拍子に当時のことを思い出すと、
かなり心がえぐられます。
大学受験という通過儀礼の持つ特徴として、
勝ち組と負け組がハッキリ定まってしまうので、
「敗者」は無残な感情に浸るのです。
苦労しようが何だろうが、
「世の中は結果が全てである」という現実を
初めて目の前に突き付けられるのです。
「大学への入学許可を得る」という、
たった一つの目的のためだけに、
真剣に辛い勉強を重ねてきたのに、、、
結局、その努力は認められず、
「貴様にはこのレベルは無理なんだよ!」
という、現実を突きつけられます。
浪人したのに落ちた受験生の持つ心境は、
最終面接まで辿り着いて落とされた就活生に
近いところがあるでしょうね。
というわけで本日は、
浪人も留学も就活も、
すべてを経験してきたまさぽんが、
今、この時点でアメリカ留学を検討している
「大学受験浪人に失敗した学生」に向けて、
非常に重要なことを述べていきます。
元・浪人生の持つ特有の痛みや苦しみを
なるべくリアルに思い出して描写していくので、
今苦しんでいる方はぜひ、
最後まで読んでみてください。
きっと、有意義な発見があるはずですよ。
「浪人失敗 → 学歴コンプ」という流れ
大学のキャンパスには、
現役合格者、浪人合格者、帰国子女など
いろんなタイプの学生がいます。
その中には、
「偏差値の高い国立大を志望したが落ちて、
滑り止めの私立大学に入学した元浪人生」
という学生もいます。
数は少ないですが、
彼らは心の中に複雑な感情を隠し持っており、
劣等感に見舞われています。
そんな彼らが、過敏に反応するのが
受験生時代のトーク。
友達の間で受験の話題になった途端、
「俺は〇〇大にあと△△点で受かってたんだ!」
などと、過去の自分語りを始めます。
そのくらい、彼らの受験に対する思いは
凄まじいモノがあるんですよね。
ただ、現役で受かった学生からすれば、
限りなくどうでもいいので、
「はいはい…(またその話か)」
と、軽く流されることになります。
ですが、本人からしてみれば、
「自分は本来なら〇〇大に行っていた人間だ」
というアピールをせずには、
気が済まないのです。
過去の自分を正当化するためには、
言い訳を重ねるしかないのです。
いわゆる「学歴コンプ」というやつですね。
自己愛性パーソナリティ障害とも言われます。
僕も学生だった頃、ある少人数制クラスで
こういうタイプの人に遭遇してしまい、
対応に困った経験があります。
しかも自分がそれなりの学歴コンプだったので、
変に相手の歪んだ感情を理解できてしまい、
なおさら対処に困っていました。笑
でもね、僕は思うわけですよ。
受験は「結果が全て」であり、
どんな理由があろうとも、
負けは負けなのだと。
潔く自分の負けを認めて、
未来に生きれば良いじゃないかと。
素直にその事実を受け入れた人だけが、
健全な学生生活を送れますが、
現実を受け入れられない人は、
延々と苦しみ続けます。
英会話の伝道師・まさぽんも
元国立大志望浪人・私立大入学という
経歴を持っているのですが、
やはり、当時の僕も
それなりの学歴コンプは抱えていました。
表面的には「ソツなく」こなしつつも、
内面では他の学生と自分を常に比較し、
常に葛藤に見舞われてきたのです。。。
詳しくは:まさぽんのプロフィール
具体的な心理描写は控えますが、、、
そういった妙な葛藤というのは、
気にした時点で負けとなります。
そう、「気にしたら負け」なのです。
人生を有意義に過ごせなくなるのです。
人生の時間は限られているんだし、
あんまり細かいことは気にせずに、
大学生なんだから、自分のやりたいことを
思う存分やればいいじゃん(^_-)-☆
・・・と開き直って、
僕はアメリカ留学を決意するに至りました。
学歴コンプ →「そうだ、アメリカ留学しよう」
浪人に失敗したからって、
別にその人の能力が劣っているとは
僕はまったく思いません。
色々な人と交流して自分の過去を語ると、
「めっちゃ頑張ったね~~~」とか
「すごい努力家なんだね~~」とか
ポジティブな反応を、案外もらえます。
勝負には確かに負けましたが、
僕の浪人時代(5年間)は、
人生で最も成長した時期なので、
決して後悔などはしていません。
むしろ、他の人にはできない経験を
いろいろ積み重ねることができたし、
今では良い思い出となっています。
どうにもならない劣等感や、
満たされない欲望などを、
別の対象に向けて、自己実現を図る…
それを、フロイトの心理学では、
「昇華」と呼びますね。
たとえばかつての僕が経験したような、
志望大学に受からなかった……(>_<)
↓
そうだ、アメリカに留学しよう( ゚∀゚)!
みたいな発想で行動を起こすのは、
まさに典型的な「昇華」だと言えます。
◆ 浪人に失敗した人が陥りがちな心理
まさぽんはあきらめの悪い男なので、
第一志望の大学にずっと執着して
受験勉強を重ねていましたが、
「不合格」のお知らせが届いた時には、
その執着を手放さざるを得なかったので、
内面的な葛藤(ジレンマ)や劣等感、
抑え込んだ自我などにとらわれており、
一方的な苦しみが続いていました。
学歴コンプレックスの医学的な名称は、
「自己愛性パーソナリティ障害」が
それに近いんじゃないかと思いますが、
以下の特徴に当てはまっている人が、
まさにそのタイプだと言えますね。
自己愛性パーソナリティ障害の症状
- 人より優れていると信じている
- 権力、成功、自己の魅力について空想を巡らす
- 業績や才能を誇張する
- 絶え間ない賛美と称賛を期待する
- 自分は特別であると信じており、その信念に従って行動する
- 人の感情や感覚を認識しそこなう
- 人が自分のアイデアや計画に従うことを期待する
- 人を利用する
- 劣っていると感じた人々に高慢な態度をとる
- 嫉妬されていると思い込む
- 他人を嫉妬する
- 多くの人間関係においてトラブルが見られる
- 非現実的な目標を定める
- 容易に傷つき、拒否されたと感じる
- 脆く崩れやすい自尊心を抱えている
- 感傷的にならず、冷淡な人物であるように見える
引用:Wikipedia
「本当の自分はこんなもんじゃない…」
「俺はもっとスゴイやつなんだ!!!」
という幻想にとらわれ続けているのに、
現実の評価がそれになかなか追い付かないため、
本人は常に、心の中に不満を宿し続けます。
今、この瞬間にも、
学歴コンプの虚妄にとらわれ続け、
自分の価値を過大(過小)評価する人が
この世に多数、存在することでしょう。
世間ではしばしば、
「二浪までだったら大丈夫」みたいな
謎の情報が流されていますよね。
でもぶっちゃけあーゆーのって、
あまりアテにならないと思います。
社会人になって仕事を始めれば、
経歴自体がどうこうよりも、
そこから自分がどう成長したか、の方が
圧倒的に重視されます。
いつまでも学歴コンプにとらわれて、
変に大手病とかに陥ってしまう人ならば、
就活に失敗する可能性も高まるだろうし…
逆に早期に学歴コンプを解消した人なら、
学生時代を十分に謳歌することもできるし、
就活でも内定を獲得できます。
僕の場合は就職に興味なかったので、
卒業後はすぐに独立しましたが、
そういうルートもあるんです。
◆ アメリカ留学で学歴コンプを解消する?
とはいえかつてのまさぽんは、
学歴で目標を達成できなかった以上、
その屈折した感情をどこか別の対象に
向けねばなりませんでした。
僕は大学一年生から就活情報を漁り、
セミナーなどにも積極的に参加していた
典型的な意識高い系学生だったのですが・・・
ベンチャー企業を興して年収1億稼ぐだとか、
学生時代に起業して不労所得を得るとか、
とにかくいろんな理想を夢想してました。
「銀座」の「コワーキングスペース」で、お仕事なう😊
最高にオシャレな場所で、一流のビジネスマン達と、「オープンコミュニケーション」✋😃🌠
「アントレプレナーシップ」を「グロース」させて、「ビジネスイノベーション」を、加速させちゃってる♪💪😤🔥🚄🚙💨 pic.twitter.com/MBIAtkC6kW
— 東京ちんこ倶楽部 (@tokyoxxxclub) August 5, 2018
「外資系企業なら、年齢は関係ないらしい!」
という情報を知ってからは、
外資系コンサルティングファームについて
ひたすら調べたりもしました。
「IT系なら人手不足だから、自分も入れそう!」
という勝手なイメージを持ってからは、
新聞などでITに関して積極的に
情報を集めたりもしました(文系なのに)。
(う~ん……どれも素敵で、迷っちゃうなぁ。)
という、新たな葛藤に出くわした僕の中で、
優先順位はなかなか決められませんでした。
それでもやっぱり、
当時のまさぽんの屈折した感情を
十分に昇華させてくれそうなものは、
「「「 海外 」」」
というキーワードだったんですよね。
晴れて大学生になった以上、
いっちょアメリカに留学でもして、
英語ペラペラ状態になっておけば、
世界で通用できそうだなぁ。。。
という分かりやすい理想を抱いてからは、
アメリカに留学することばかりを
考える日々を送っていました。
「東大生でも英語が話せる人は少数派だよ」
というこの世の事実は、
当時のまさぽんの屈折した心に、
しっくり来る動機を与えてくれたのです。
アメリカ留学の結果、恐ろしいことが判明
そんなこんなで、
アメリカへの留学を果たしてしまった
学生時代のまさぽんですが、
いざ現地に辿り着いて外国人と交流すると、
社長の娘だとか、国税庁の役員だとかの、
超エリートの卵みたいな連中に囲まれます。
華やかで新鮮味あふれるアメリカ生活で、
「刺激的」で「有能な」仲間たちと一緒に、
向上心を持って日々を過ごしていました。
しかし、僕はただただ、
現地で戸惑うばかりでした。
それなりに有名な大学における留学で、
そこそこハイレベルのクラスに
見栄を張って参加してしまったので、
現地では恐ろしい体験を色々と味わいました。
(詳しいお話は、メルマガに色々と書かれてます…。)
あなたを脅すつもりは全くありませんが、
海外はあくまで「海外」というだけなのです。
日本から脱出すれば、
無条件に理想郷が広がっていて、
望みがすべて叶うというわけではありません。
現地生活を充実できるかどうかは
どこまでいっても「自分次第」です。
あなたがどう動くかによって、
海外は天国にも地獄にもなり得ます。
参考までにお伝えしますが、
現地生活を充実させていた学生というのは、
例外なく「自分から動ける」人でした。
集団でも個人でもいつどんな状況でも、
自分の思考に基づいて状況を適切に判断し、
他者に依存せず、行動を起こすタイプの人です。
(それでいて、場の空気もしっかり読める人です。)
僕もどちらかというと、
自分から行動を起こすタイプだったのですが、
ちょっと「戦略」の練り方が足りておらず、
ムダに苦労を重ねることになりました・・・。
それでも運良く素敵な人との出会いがあったり、
後世に語り継げるような希少な経験もできたり、
行動を起こして損をしたことはなかったです。
「自分から行動を起こす」というのが、
海外では特に大事になってくるんですね。
受け身で黙っているだけの人にとって、
なかなか海外生活を充実させることは、
ちょっと難しく感じるかもしれません。
そういうタイプの方が留学をする場合は、
まずは身の回りのことについて、
自分で判断するクセをつけてみるというのを
心がけてみてはいかがでしょうか。
◆ アメリカの魅力って何だろうか・・?
実際にアメリカを経験した身として、
アメリカならではの良さを羅列してみると、
たとえばこういうものがあります。
- 移民大国なので、刺激的な人が多い
- 道路が広いのでドライブがめちゃくちゃ楽しい
- 日本にはない大自然のスケールがある
- これぞアメリカ!って感じのジャンクフードが豊富
- スポーツがヤバイくらい熱狂的
- NYのブロードウェイにタイムズスクエア
- ラスベガスの派手なショービジネス
- アメリカ人のスマイルは例外なく素敵
- 街中の紳士達にドアを開けてもらえる
- コンビニの店員が気さくに話しかけてくれる
- スイカにスプーンがセットで売っている
- 牛の骨付きステーキで作るBBQは最高に美味い
- スーパーにあらゆる種類のフルーツが置いてある
- 通行人がとても親切(道案内も積極的にしてくれる)
- アメリカ人男性は家事が得意(料理とか当たり前)
- 隣に座った人にいきなり話し掛けても大丈夫
- 基本的にノリが良いので、盛り上げてくれる
- 日本食や日本文化への興味が強く、尊重してくれる
- 社会進出が進んでいて、働きたい女性には最適
- 言い方がストレートなので心がわかりやすい
こんなことを書いていると、
またアメリカに行きたくなってしまうので、
このあたりにとどめておきますけれども…
僕が今回の記事で伝えたいのは
「さあ、君もアメリカに行こう!」
ということではありません。
僕があなたに伝えたいのは、
人生は、自分次第でどうにでもなる
ということです。
たとえ浪人で失敗しても、
人生はいくらでも可能性に満ち溢れている、
ということをあなたに感じて欲しいわけです。
これは日本よりも、
アメリカに行ってみた方が
味わえる感覚かもしれません。
失敗なんかいくらしても全然大丈夫です。
むしろ大きな成功をおさめた偉人ほど、
他の誰よりも失敗経験を重ねています。
しっかりと目標に向けて行動を起こし、
それで結果的にうまくいかなかったとしても、
また新たにチャレンジすればいいんです!
受験に失敗してしまった人は、
今でこそ辛い心境に置かれているはずです。
僕自身も、当時は二度と立ち直れないほど
強烈なショックを受けていたので
その辛さや苦しさがよくわかるのですが、
今より、もう少しだけ視野を広げてみると、
「人生に隠された可能性」を
発掘できることに気付くことでしょう。
あなたにとって本当に必要となるものは、
別に「華やかな学歴」だけが全てではなく、
この先の人生に待ち受けています。
だから、必要以上に自分を責めたり、
周囲の人々に攻撃的な感情を抱くことなく、
今できることは何かを探って下さい。
「他人に優り、世の中に後れを取りたくない…」
「もっと社会的に認められたい…」
という感情は、人類の誰もが持っている、
いたって健全な欲求ですので、
あなたはそれを手放す必要はありません。
大丈夫です。
これまでちゃんと努力してきた人であれば、
いつか必ず報われる時が来ますから。
サボりまくっていた人の場合は、
もちろん相応の結果しか返ってきませんが、
頑張っていたなら必ず形として帰ってきます。
ちなみに僕は学生時代に、
英語、会計、ITなどを色々と学びましたが、
その中でも最も分かりやすく
実力が伸びたのは「英語」です。
やるべきことをしっかりやっていれば、
英語ほど分かりやすく伸びるスキルは
なかなか他にありません。
しかも現代は英語教材も充実しているので、
楽しく学べるのが英語の強みでもありますね。
英語圏に留学するのも良いですが、
お金がかかり過ぎるのがネックになります。
オンライン英会話も悪くはないですが、
Skypeに抵抗のある方も多いはずです。
「留学費用を出す余裕がない…!」という方で、
「いきなり対面の英会話は怖い…」という方で、
それでも英語をペラペラになってみたい人は…
まさぽんの無料メルマガを読んでみるのも、
1つの有益な選択肢だと思いますよ。
(→ 興味をお持ちの方はこちらからどうぞ。)
コンプレックスをどうにかしたくて、
それでも何をすれば良いかわからない場合、
先駆者からアドバイスを受けるのが重要です。
僕もこれまで色々な人に話を聞きましたが、
自ら積極的に情報を開示するほど、
相手から「ためになる情報」を引き出せます。
僕が発行しているメルマガ内では、
英会話や海外に関する秘匿情報も受け取れますが、
時々、楽しいアンケートも募集しているので、
あなたもぜひ書いてみてくださいね。^^
まさぽん
【おまけ】メルマガ読んでみませんか?
英語をもっと自由に使いこなしたい
と考えているあなたへ。
メールマガジンでは、1日に1通ずつ、
僕が日々の経験から得た気づきや、
長期的に役立つ知識を、少しずつシェアしていきます。
急がず、しっかりと理解しながら
誰でも英語学習を進められる内容をお届けするので、
無理なく続けられるはずです。
多くの人々とのやり取りで得た視点から、
多様な情報やエピソードを通して、
あなた自身のペースで進んでいける内容です。
このメルマガを通して英語の勉強を続けることで、
新しいつながりも生まれ、成長を実感できるはずです。
一緒に学びながら、
少しずつ前に進んでいけたら嬉しいです。
興味があれば、ぜひ参加してみてください。
▶ 興味があれば、こちらからどうぞ。
(無料ですが、登録には簡易のプレテストがあります)