どうも!
英会話の伝道師・まさぽんです。
あなたがいざ海外留学をしたとき、
気になる点は多数あるはずですが…
その中でも悩みどころとなるのが、
「寮は個室か?それとも相部屋か?」
というものでしょう。
ちなみに今回の記事では、
「ホームステイ」に関しては
一切取り扱いません。
現地にある親戚の家に泊めてもらう、
などの裏技を駆使できる人にとっては
今回は無関係の話となってしまいます。
多くの学生の場合は、
滞在中すべてホテル暮らしをする訳にもいかず、
どこかしらの段階で、
「大学寮」に入ることを希望するだろう…
というのを、前提とした記事です。
そして、この「最初の寮選び」を
正しくできるかどうかで、
あなたの留学生活の充実度は
天と地ほども変わるといっても
決して過言ではありません。
なぜなら、日本人学生にとっては
慣れない海外生活のなかで、
唯一心の安らぐオアシスになる場所が
自分の部屋だからです。
学費とか、食事のプランとか
選択科目とか観光とかに惑わされて、
「自分が住む家の選定基準」にまで
考えが及ばない人はけっこう多いですが…
やはり日常の多くを占める寮選びは、
「留学先を選ぶ次くらいに
重要な位置を占めている」
と、僕は思います。
◆まさぽんの留学体験記をメルマガで読んでみる
(かなり濃厚なストーリーが満載ですよ~!😅)
留学先の寮で「相部屋」を選んだ場合
日本から来た留学生というのは、
最初のうちは、とかく心細いもの。
誰かしら友達を作っておかなければ、
不安に陥ってしまう人も、
中にはいると思います。
だからこそ、思い切って
現地の学生と一緒に暮らしてみれば、
言葉の練習相手にもなるし、
現地の文化やイベントを教えてもらえるし、
困った時に、助けてもらえるはず…
…そんな期待を抱いて、
「相部屋」を選択する人は
比較的、多かったりします。
確かに、一緒に住む現地人(or留学生)が
とっても心優しくて気が合えば
何かと頼りになりそうですよね。
…しかし、
現実は、僕らの期待しているほど
都合よく動いてはくれません。
実はこの「相部屋」を選択してしまうと、
何かとトラブル続きになる可能性が高いのです。
◆ T君(男子学生)の場合
たとえば、僕が留学先で同じクラスになった
日本人学生のT君(男子)の場合…
彼は現地の学生との相部屋で暮らしており、
最初のうちはお互いに自己紹介などもして
それなりに打ち解けていたそうですが、
彼のルームメイトが頻繁に彼女を連れてきて、
部屋の中があたかも3人暮らしの状態に
なってしまうことがしばしばあったそうです。
ルームメイト(アメリカ人)とその彼女は、
部屋にT君がいようといまいとお構いなしに、
平気でイチャイチャモードに突入。
T君は部屋で宿題をしようにも、
彼らが邪魔で集中できないことも多く、
そのせいで、学習を大きく阻害されたと
僕に軽く愚痴を吐いていました…。
すなわち、T君は自分の部屋に帰っても
そこには半同棲状態のカップルがいるので、
無言の(おまえジャマなんだけど…)という
圧力にさらされ続けるということです。
自分の部屋なのに、ですよ?
なかなかしんどそうですよね。
もしもこれが日本人であれば、
まず何よりもルームメイトに許可をとって、
恋人を連れてきて良いかを確認するでしょう。
しかし、この場合のT君は
少し運が悪すぎたのかもしれません。
彼のルームメイトは、
典型的な自己中アメリカ人だったようで、
常に自分の意見を最優先する、という
外人特有の悪しき側面の被害に
思い切り遭ってしまったのです。
まあ、こういった状況については
「YAY! オレも混ぜろよ!ヒャッハー!」
とか言えるような軽いノリの人にとっては、
むしろ美味しいシチュエーション、
とも言えなくもないですが…笑
日本人で海外留学をするような人って、
なんだかんだでやっぱり真面目な人が多いので、
外国人の常識に抵抗なく着いていける人って
だいぶ限られていると思うんですよね。
もしも僕がT君の立場だったら、
おそらく一か月もしないうちに
発狂していたでしょう。(笑)
◆ Cさん(女子学生)の場合
次に、僕が留学先で出会った
Cさんという女性の場合…
彼女は人に対する面倒見がよく、
さらに自立心やチャレンジ精神も旺盛で、
多くの人から好かれる人気者でした。
そんな彼女もやはり、留学初期には
相部屋(女子学生)を希望しており、
現地で2人暮らしの生活をしていたのです。
ちなみに日本では、引っ越しなどがあると
「向こう三件、両隣」と言われるように
近所に挨拶の手土産を持っていきますよね。
なので彼女も、寮での生活が開始した直後や
ことあるごとに、ルームメイトに対して
プレゼントを渡していたそうです。
もちろんこれは、同じ部屋に住むのですから
互いに気持ちの良い生活ができるようにと
相手に心配りをする意味です(日本では常識)。
彼女は、日本で売られているお菓子や、
その他いろいろなものをあげたそうですし、
何かと細かい気遣いもしていたそうなんですね。
…しかし、
僕がある時、彼女に生活状況を聞いたところ、
そのルームメイトから、
何かプレゼントが返ってきたことは
ただの一度もなかったそうです。
それどころか、
そのルームメイトは毎晩Skypeを使って、
大声で友達と通話しまくるという始末。
同じ部屋に住んでいるCさんの立場など
完全に無視しているかのような態度を
平然と取り続けていたらしく、
これにはさすがのCさんも
ノイローゼになるレベルだったようで、
愚痴っぽく嘆いていました。
相部屋は結局、うまくいかない!?
当時の僕は、T君とCさん以外にも
複数の日本人に生活事情を尋ねていましたが、
外国人との相部屋をしていた人からは、
ほとんど良い噂を聞きませんでしたね。
日本人同士であっても、
「同棲」というのはなかなか上手くいかず
トラブルの種が絶えない傾向があります。
互いに愛を誓った者同士であっても、
「同じ部屋で暮らす」ということには
問題が生じがちなのです。
ましてや文化も言語も違う
外国人相手との同棲なのですから、
そりゃーうまくいかないよなぁ…
と、思ってしまうまさぽんでした。
しかし、
相部屋がそんなにダメなのかと言ったら、
別にそんなことはないでしょう。
ルームメイトとの相性によっても
事情はかなり異なってくるし、
事前に共通のルールを決めておくなど、
相部屋暮らしを上手くいかせるために
工夫できる点はいくらでもあります。
なるべく早めに寮を申し込んでおけば、
大学側があなたに合うルームメイトを
後から手配してくれるかもしれないし、
きちんとした大学であれば、
事前にアンケートなども取ってくれるので、
それにあなたの希望を書いておけばよいのです。
ちなみに、これは僕の個人的な意見ですが、、、
神経が繊細過ぎる人というのは、
外国人との相部屋は向かないかもしれません。
これも結局は相性なんですが、
たとえばあなたが騒音に敏感だったり、
汚れに敏感だったりすると、
どうしても相手の欠点が
目についてしまい、
ストレスが溜まってしまいます。
もちろんそんな時でも、
ルームメイトがあなたと同じくらい
きれい好きで物静かなら良いのですが、
大学と言うのは様々な人がいるので、
必ずしもあなたと似た人が
相部屋になってくれるとは限りません。
僕は、最初にそうしたリスクを感じたため、
「自分には相部屋は無理かなぁ…」
と感じ、
個室(一人部屋)を希望しました。
留学先の寮で「個室」を選んだ場合
ここから先は、
かつての僕と同じように、
「寮は相部屋よりも個室!」
というタイプの方向けに
解説を施してあります。
海外留学って、最初は誰であっても
心細さを感じてしまうと思います。
常に誰かしらの人が周囲にいないと
寂しくてやってられないタイプの人も
世の中には存在します。
大家族で育っていたり、
幼少期から多くの人に囲まれていたり、
常に仲間とつるんでいた人は、
「一人でいる」ことが大嫌いだったりするので、
相部屋にも抵抗がない人が多いですね。
しかし、もしもあなたが自立心旺盛で、
一人旅なども平気でこなせるタイプであれば、
こういう心細さはあまり感じないでしょう。
他人と一緒にいる時間よりも、
むしろ一人でいる時間の方が精神的にラクだ、
と感じるかもしれません。
こういうタイプの人って、
決してコミュニケーションが下手だとは限らず、
むしろ周囲に気を遣う人が多いです。
ただ、「一人モード」の自分と
「集団モード」の自分とが明確に分けられるので、
周りに人がいるときは、
必要以上に気を使ってしまうことが多く、
そこで消費したエネルギーを回復するための
時間が必要となるのです…。
そういうタイプの人って、
日常生活の中で「一人で過ごす時間」がないと
ストレスが溜まってしまうんですよね。
以上、前置きが長くなりましたが、
そういうタイプの方は、留学に行く場合でも
「個室」の寮を選ぶことをオススメします。
◆ Rさん(女子学生)の場合
僕の留学先には、合計4人の
日本人留学生がいたのですが、
彼女はその中で唯一の女子でした。
ちなみに僕がアメリカに来る前から
彼女は現地に留学していたので、
クラスが決まった時点で複数の友達がおり、
英会話能力もかなりのレベルで、
現地の文化や情報にも詳しい方でした。
Rさんはそれ以前の期間では
相部屋で外国人と暮らしていたそうですが、
相部屋のパートで出した事例(Cさん)のように、
やはり同居人とのトラブルが続出し、
「やってらんない」と思ったそうです。
なので、今回のターム(三ヶ月間)では、
思い切ってキャンパス外の個室寮を契約し、
そこで悠々自適に暮らしているとのこと。
※ 僕がした留学の場合、1タームは三ヶ月間で、
それが年に三回あるという設定でした。
キャンパス外での暮らしなので、
大学からは少し遠い場所にあるのですが、
それでも通学時間は30分以内で、
近くにコンビニやスーパーもあるなど、
かなり利便性は高いという話です。
しかも部屋は広く(パッと見、25㎡以上)
専用のストーブまで付属しているという
ハイパー恵まれた環境でした。
※ ボストンの冬は極寒なので、
ストーブがないと基本的に死にます(笑)
キャンパス外の寮なので、
大学から「ココに住め」と割り当てられる、
というわけでもなく、
自分で好きな部屋を自由に見学し、
気に入ったらそこに住むことができるのです。
(※家賃はキャンパス内の寮と変わらない)
彼女はその部屋に一人暮らしをしつつ、
仲良くなった友人達を泊めてみたり、
パーティを開いて手料理を振舞ってみたりと、
かなり器用な暮らしをしているため、
寂しさや不便を感じることはありません。
僕の住んでいた部屋(個室寮)と比べて
理不尽なほどに恵まれているな、
と感じたのが正直なところでした。
◆ H君(男子学生)の場合
もう一人、事例を紹介しますが、
僕が留学先で仲良くなった男子の中に、
「H君」という存在がいました。
ちなみに彼は香港出身の19歳(当時)で、
現地の大学に「編入」していたため、
留学生という訳でもありません。
ちなみに香港というのはご存知の通り、
1997年まではイギリス領だったため、
英語が使える人が、極めて多いです。
H君は、英語か中国語しか喋らないので、
僕との会話でも日本語は一切使用せず、
英語でのコミュニケーションでした。
そんなわけで、案の定、
僕も彼の部屋に転がり込むのですが、
実際に行ってみると、
部屋の中はあたかもホテルのようであり、
めちゃくちゃ綺麗だったのが印象的です。
キッチン・バス・リビング・寝室なども
全てを一人で使えるという恵まれた環境なのに、
家賃も他の寮より少しだけ高いというだけ。
本来なら二人暮らし用の部屋でしたが、
なぜか彼の場合はそれを独占できており、
大学からの距離も、徒歩15分程度。
キャンパス外であるにも関わらず、
大学には非常に近い場所にあるので、
学生のたまり場になります(笑)
実際、彼はそこに一人で住んでいましたが、
頻繁に友人を招いては手料理でもてなしており、
充実した生活を送っていました。
↑H君に淹れてもらったお茶(Volcano Tea)
ちなみに僕は彼に
「なぜこんな良いところに住んでいるんだ!?」
と尋ねたところ…
「申し込みの時期をズラしたのさ、HAHAHA」
という答えが返ってきました。
確かに、寮に住む学生とというのは
時期によって、数が大幅に変動します。
だからこそ、タイミング次第では、
彼のように、最高の部屋を確保することも
可能になるというわけですね!
以上、二人の知人の事例を根拠として、
あなたが海外留学をする際には、
個室寮(キャンパス外)を選択することを
まさぽんは大いにオススメいたします。
個室が必ずしも良いとは限らない
あなたが海外留学をする際には
相部屋よりも個室を選ぶ方が断然お得、
…と言うがごとく、
二人分の事例を紹介してみましたが、
だからと言って、
個室なら何でもいいのかと言えば、
決してそんなことはありません。
たとえば僕(まさぽん)の場合は
ボストンに海外留学に行った際に、
3ヶ月ほど個室寮に住み続けていましたが、
入居の申し込み時期が超ギリギリで、
クソみたいな部屋しか
残っていなかったのです(笑)
詳しい話はこれ以降にお伝えしますが、
大学寮には多くの学生が住むので、
当たりはずれが非常に大きく、
選択を間違えると、地獄を見ます。
「現地の寮選びに失敗したくない」
と考えているあなたは、
この続きをお読みくださいね↓↓↓
留学先の寮で「最低ランクの部屋」を選んだ場合(!)
当時のまさぽんに割り当てられたのは、
キャンパス内にある狭い個室寮。
机、タンス、ベッド以外は何もない、
という、実にシンプルな部屋でした。
シャワー、トイレ、冷蔵庫などは
同じ階のフロアメイトと共有で、
キッチンも水道も無かったので、
基本的には自炊もできず、
水もスーパーで買わなければ飲めません(笑)
ただし、留学生のプランとして
大学の学食(ビュッフェ形式)が使えたので、
食事にはほとんど困りませんでした。
部屋を割り当てられた当時のまさぽんは
「まあ、こんなもんだろう…」と
高をくくっていたのですが…
その個室寮での生活は、
あたかも現地で懲役を受けているがごとく、
徐々に厳しさを増していくことになります…。
◆ 処刑その1:騒音による安眠妨害の刑
僕の住んでいた寮は個室と言っても、
「フロアメイト」と呼ばれる存在がいるので、
彼らと常に顔を合わせることになります。
実際の部屋割りはこんな感じ↑ですが、
当時は僕が個室を使っており、
奥の二人部屋はアメリカ人が、
手前の二人部屋は中国人と韓国人が
それぞれ仲良く使用していました。
奥の共有スペースには、
テーブルや冷蔵庫が置かれており、
「キミも好きに使っていいぜ」
と言われたので、
共用で使わせてもらうことになります。
しかし、この部屋割りでは
トイレやシャワーを使う度にドアを開け
共有スペースを通らねばなりません。
しかもそのスペースは、
事実上、アメリカ人の独占状態なので、
いまいち通りづらいんですよね。
彼らはその場でSkypeを使って
友人と喋りまくっていたり、
人を呼んでバカ騒ぎをしていることが多く、
深夜まで大音量で音楽をかけて、
酒を飲んでカラオケをしていたりしたため、
僕は個室で眠ろうとしても
全く眠れない、という状況が
幾度となくありました。
「イエエェェアアアアア!!」
とか、
「フウウォォオオオオオ!!」
とか、
同じフロアにいる住民を完全無視し、
夜通し奇声を上げていたので、
時には警察が来たこともあります。
翌日、彼らは昼頃までぐっすり寝ているのに、
僕は毎朝、9時頃から
クラスの授業に出なくてはなりません。
ですので「夜に眠れない」というのは
あり得ないレベルで困るわけですね。
当然、僕も軽くクレームを出しましたが、
彼らは “Oh, sorry, haha” と言うだけで、
一向に状況は改善しないという有様。
これが見ず知らずの他人であれば、
僕も強めに怒って苦情を出すなど、
後先を顧みずに行動に出られるのですが……
普段から顔を合わせる以上、
後で気まずくなることも避けたいので、
こちらもあまり強くは出られません。
二人部屋に住んでいた中国人と韓国人も、
彼らの傍若無人な振る舞いを黙認し、
ただ耐えているだけ、という有様…
これには、さすがの僕もこたえたので、
大学のサポートセンターに
何度もメールを送りつけました。
「部屋を変えたい」とか、
「奴らの騒音を何とかしてほしい」とか、
色々と要求を出しましたが…
大学側は
「部屋の交換相手の同意がなければ無理」
の一点張りで、
騒音に関しても、
全くと言ってよいほど
対処はしてくれないという状態でした。
警察(911)を電話で呼ぼうにも、
呼び主の僕がいったん部屋の外に出ないと
出動してくれない、というオチ。
部屋の外に出た時点で、
僕が警察を呼んだことが奴らにバレるので、
警察という手段も使えません。
結局、僕に残された選択肢は、
ただ黙って騒音に耐えるか、
もしくは別の友人のところに
泊めてもらうか、という二択だったのです。
とはいえ、僕と仲が良かった友人は
自宅からかなり遠い場所に暮らしており、
寒い夜に徒歩で行くのは、ほぼ不可能…。
となると、最終的には
「うるさくても我慢する」という
究極の選択しか残されていません(笑)
結局、僕は留学の最終日まで、
耳栓をしてでも地獄の騒音に耐え続けるしか
他に道はなかったということです。。。
※ 日本人が僕の住む寮に来たことがありますが、
当時の僕の生活の惨状を見て、
「こいつら、クレイジー過ぎない?!」と、言っていました。
◆ 処刑その2:地獄の冷水シャワーの刑
当時、僕が住んでいた個室寮では、
住民の騒音のほかにも、
もう一つ不満な点がありました。
それは何かというと、
「寮の設備がとにかくボロい」
という惨状です。
ボストンという地域は、
アメリカの北東部にあるので、
緯度が日本の北海道よりも高いんですね。
緯度が高いので、秋から冬にかけて
気温が急激に下がることになります。
現地ではただでさえ天気が悪いうえに、
11月になった時点で初雪が観測されていたり、
真冬に近くなるとマイナス10度超えとかは
もはや当たり前の天候になってきます。
(僕の観測では、マイナス19度が最低)
なので、僕が部屋の外に出る時には
必ず上着を何枚も着込んでいくのですが、
それでもボストンの冷たい北風は、
遠慮なく身体を貫通していきます。
そんな極寒地なのに、
なぜか僕の住んでいた寮には、
ストーブがついていません(笑)
それだけならまだしも、
施設自体が古く、オンボロだったので
「シャワーのお湯が全く出なくなる」
なんてトラブルも何度かありました。
外は真冬で、凍り付くような寒さなのに、
自宅では冷水シャワーを余儀なくされる、
という運のなさ。
自宅のお湯が使えないので、
別の寮で使わせてもらおうとすると、
白人(デブ)の警備員に止められ、
「ダメだ!出ていけ!」などと
ブチ切れられる始末。
さすがにこの時ばかりは僕も、
「アメリカってマジで終わってんな…」
と、思いました(笑)
警備員には学生証も見せたし、
自宅のシャワーが使えないということも
何度も説明したにも関わらず、
全くそれを受け入れてもらえないので、
さすがにカチンときてしまいました(笑)
夜中だったので、
大学のサポートセンターにはつながらず、
再びお湯が出るのを待つか、
冷水を浴びるかの二択しか存在しません。
僕のとった対策としては、
着替えをもって別の寮に向かい、
警備員の目を盗んでシャワーを使う、
というものでしたが、
結局、帰り道で体がめちゃくちゃ冷えるので、
二回目以降は修行増になった気分で
自宅の冷水を浴びていました(笑)
※ 寮の外はマイナス10度で、雪が降っています。
以上、そんなわけで、
僕が現地で体験した寮生活というのは、
「最低レベル」と言っても
決して過言ではないはずです。
理想の学生寮に住むためには、英語が必須
なぜまさぽんは上記のような
「最悪の環境」に暮らさねばならなかったか。
そこには、とある理由があります。
僕がアメリカに留学をしたのは
大学2年の秋だったのですが、
当時の僕はかなりのアホだったので、
出発予定日ギリギリになるまで、
大学側に必要な書類も提出しませんでした。
そんなこんなで
あわただしく日本を出発し、
飛行機を経て現地に到着したのですが…
時間ギリギリで行動していると、
本当にロクなことになりません(笑)
僕は事前に学費も振り込んでおらず、
クレジットカードも作っておらず、
寮も確保していなかったので、
現地に到着してから、
身振り手振りで大学の事務員と
必要な手続きを済ませることになります。
重いキャリーバッグを引きずり回しながら
大学の広い敷地内であっちこっちに飛ばされ、
身も心もクタクタの状態でしたが、
それでも授業が始まる少し前になって
ようやく自分の住処が定まったんですよね。
そのようにして割り当てられたのが、
先ほど説明した「騒音&極寒MIXの部屋」
というわけだったのです。
実はここで書いた以外にも、
現地生活の不満はありましたが、
とても一度には書ききれないので、
また別の機会に回しますね。
また、この記事を読んだあなたには
決して僕と同じ失敗を
してほしくないと思っております。
あなたが海外に到着したら、
できるだけ理想に近い暮らしをして欲しいし、
僕のような地獄を味わうことなく、
楽しく豊かな生活をして欲しいと
心から思っています。
そんなあなたに贈る
現地の住居選びのアドバイスとしては、
1、キャンパス外の個室寮を選ぶ
2、早め早めに行動する
3、相談できる人を事前に作っておく
というものです。
キャンパス内の寮というのは、
大学からの距離こそ近いのですが、
設備は恵まれていないことが多く、
良い部屋はすでに他の人が
占拠していたりします。
僕が住んでいた場所は、
キャンパス内の個室寮でしたが、
問題だらけであったことは
火を見るよりも明らかだと思います(笑)
なので、できるだけ早い段階で
キャンパス外の寮について
情報を収集しておき、
良い条件の部屋が見つかったら、
次の入居者として予約しておく、
くらいが丁度良いでしょうね。
もちろんキャンパス外とはいっても、
大学の開始日が近くなればなるほど
部屋は次々に埋まってしまうので、
早めに行動するに越したことはありません。
そして何よりも、部屋探しの際には、
現地の情報に詳しい人を
相談相手として見つけることが重要です。
「この人に聞けば間違いない」
という存在を一人でも作っておけば、
それだけであなたの現地生活の利便性は
半分以上、保証されたようなものです。
ただし
それにはあなたがある程度のレベルで
英会話を使いこなせる、
ということが条件となります。
やはり現地の情報に一番詳しいのは、
現地に住んでいる人です。
カタコト英語やボディランゲージでは、
あなたが知りたい情報を詳しく得られず、
中途半端な知識が増えてしまいます。
だからこそ、おいしい情報を
いち早くゲットするためにも、
あなたが事前に英会話を極めておくことは
もはや必要不可欠なんですね。
僕が留学をした当初は、
カタコトの英語しか喋れなかったので、
正直、事務員の言っていることの
半分も理解していなかったように思います(笑)
ですが今の状態であれば、
もっと良い条件の部屋を見つけるために、
現地の人と交渉する自信もあります。
そもそもアメリカは土地が広いので、
探せばいくらでも良い条件の部屋は
見つかるはずなんですよね。
だから、必要なのは
英会話を通じて、現地の人と
しっかりとコミュニケーションを取ること。
本当、それに尽きると思います。
このブログでも何度も言っていますが、
海外生活を理想のものとするために、
英会話は、必要不可欠なのです。
英会話をマスターしたいあなたは、
僕のメルマガコミュニティにおいて、
基礎から勉強をし直すことができます!
◆新時代の英語コミュニティ “The Planet Japan”
(英語初心者~中級者の方は、必ず参加して下さい😊✨)
それでは!
まさぽん
【おまけ】メルマガ読んでみませんか?
英語をもっと自由に使いこなしたい
と考えているあなたへ。
メールマガジンでは、1日に1通ずつ、
僕が日々の経験から得た気づきや、
長期的に役立つ知識を、少しずつシェアしていきます。
急がず、しっかりと理解しながら
誰でも英語学習を進められる内容をお届けするので、
無理なく続けられるはずです。
多くの人々とのやり取りで得た視点から、
多様な情報やエピソードを通して、
あなた自身のペースで進んでいける内容です。
このメルマガを通して英語の勉強を続けることで、
新しいつながりも生まれ、成長を実感できるはずです。
一緒に学びながら、
少しずつ前に進んでいけたら嬉しいです。
興味があれば、ぜひ参加してみてください。
▶ 興味があれば、こちらからどうぞ。
(無料ですが、登録には簡易のプレテストがあります)