こんにちは!
英会話の伝道師・まさぽんです。

 

最近英会話教材のレビューを書いてて、
いくつか気になる点があったので、
本日はそれを共有しようかと思います。

 

なんか、ネットで評判や口コミを調べても
「やたらと褒めてるレビュー」
しか出てこない教材があるんですよね。汗

 

一見すると怪しい教材なのに、
なぜか調べても調べても、
良い評判しか出てこない・・・。

 

そんなに良い教材なのか!?
と思って、購入しそうになるのですが、
「いやこれはおかしいぞ・・・」と思い、
改めて本記事で追及してみることにしました。

 

ネットで良い評判しかない記事の特徴として

「とにかくラクをさせようとする」

ものが多いです。

 

1日たったの〇〇分でペラペラ!とか、
英語超初心者のグウタラ主婦でもできた!
とか書かれているのが特徴です・・・。

 

具体的な名前はここでは明かしませんが、
とにかく世の中の英語・英会話教材には
そういう類のモノが混じっているのは確かです。

 

口コミだけは立派な英会話教材

 

よく、YouTube広告やwebページ広告で、
怪しげな英会話教材の宣伝が
繰り返されているものがあります。

 

一時期に比べ、最近はだいぶ減りましたが
それでも日本人の間で英会話は大人気なので、
それだけ広告も多いんです。

 

そういうネタを僕はちょくちょく拾ったり、
もしくは誰かに教えてもらったりするのですが、

 

気になって口コミや評判を検索すると、
謎のブログが「この教材は良いですよ!!!」
「おすすめ!!!」「怪しくないです!!」
と、いくつも記事が書かれていたりします。

 

検索しても悪評が出てこない理由

 

「1日〇分間、スマホでゲームをしているだけでネイティブ並みに英語を極められる!!」
「1日たった〇〇分間で、1~2ヶ月後には誰でも英語ペラペラ!!」

 

系の英会話教材は多くの場合、
ネット上を検索しても、
悪評がほとんど出てきません。

 

これは一体なぜなのか?
そんなに素晴らしい教材ならば、
もっと世の中に広まっていて、
文部科学省に取り上げられるべきではないか?

 

って、疑問に感じますよね。

 

実は以前、僕は某英会話教材について
ちょっとネガティブなレビューを
このブログで書いたことがあります。

 

その記事はけっこう力を入れて書いたので、
合計800人くらいの方に読んでもらいました。

 

しかし、その約1ヶ月後・・・。

 

僕のブログで利用している会社経由で、
「記事を削除しろ!」という圧力がかかりました。

 

 

客観的に見ても、
その教材はだいぶ怪しかったのですが、
僕も自分の感じたまま「怪しい」と書いたところ、
それを嫌がられたみたいです。

 

もちろん戦いましたけどね。笑

 

だって法律的に考えれば、
誇大宣伝をしている企業側に非があるのですから
それを指摘されたら、サービスの質を変えるか
宣伝手法を改めるかするべきです。

 

世の中の英語業者の中には、
「自分がヤバイことをしている」
という自覚があるみたいで、

web上での評判にはかなり用心しており、
相当な予算をつぎ込んでいるんだと思いました。

 

他の有名な英語教材のレビューには、
そんな圧力はなかったんですが、
一部の業者は、自分の非を一切認めずに
今も詐欺的な行為を続けています

 

そんなこともあるので、検索で調べても
ネガティブな記事が一切出てこない英会話教材は、
業者が裏で操作をしている可能性が高いです。

 

ちょっとでも悪いことを書くと、
業者側が「圧力」をかけてくるので、
少なくとも表面的には「コレ良いですよ!」と
書いておかなくてはなりません。

 

もちろん僕も嘘はつきたくないので、
「まあ必ずしも悪いとは言えない教材ですね」
くらいの “無難なメッセージ” に留めていますが、
本音ではもう少し強く警告をしたいのです。

 

なんにせよ、僕もブログを運営するうえで
勉強になった出来事でしたねー。

 

著名人の推薦があったりする

 

また、それ系の英会話教材の
宣伝広告の特徴の1つとして、
「著名人からの推薦」があったりします。

 

たとえば芸能人や、大学教授など、
有名で一定の信頼がある人からの推薦文を
でかでかと載せていたりします。

 

もちろん嘘を書くことはできないので、
推薦を貰っていることは事実でしょう!

 

でも、わざわざ大学教授に
推薦をもらいに行くということは、
裏に何か魂胆があるのではないか?と
僕なら考えてしまいます。

 

有名人(タレントなど)も同様で、
あくまで彼女らは「仕事」の一環ですので、
本心から教材を推薦しているかは不明です。

 

なぜそんなことをするかと言ったら、
少しでも怪しさを減らすためです。

 

決して断言はしないでおきますが、
ネット上の評判を操作するような業者ですから、
「袖の下で」人を動かすなんてことは
平然とやっている可能性もあります(笑えない)

 

雑誌や新聞に載っていたりする

 

また、怪しげな英会話業者に限って、
「雑誌や新聞で紹介されました!!!」
と、でかでかと書いていることがあります。

 

わざわざ新聞会社のロゴを大量に載せて、
「〇〇社と●●社と△△社に掲載!!!」
と、大々的にアピールしていたりします。

 

そりゃー誰でも新聞や雑誌に載ったら
嬉しさのあまり、自慢のひとつやふたつくらい
したくなるかもしれません!

 

しかし、会社ぐるみでそれをやっている場合は、
単に自分の広告が新聞や雑誌に掲載された、
ってだけの話に過ぎませんからね。

 

それって実績になるんですか???
って話ですよね^ー^;

 

要は、消費者から巻き上げたお金を
自社の宣伝広告費にぶっこんでいるだけなんです。

 

特におすすめできない英会話教材の特徴

 

僕は最近、色んな英会話の教材を
(研究のため)あちこち見て回っています。

 

その中でも、「これは良い!」
と感じるものと「これはヤバいだろ…」
と感じるものに分かれているので、
その情報を今から少し共有しますね。

 

おそらく、英語をある程度できる人なら
「これは無いな」見抜ける代物ですが、
初心者だと、騙されてしまう恐れがあります。

 

講師の英語レベルが高すぎる場合

 

やたらとオーバーな表現を使う英会話教材って、
たいていの場合、それを作っている講師が
めっちゃ英語のレベル高いです。

 

元通訳、元翻訳、元外資系勤務、
もしくは〇ヶ国語をペラペラ・・・
〇年間の言語学博士、〇〇大学卒・・・
みたいな・・・

 

「一般人には手の届かない称号」
を持っていることが多いんですよね。

 

もちろんそれだけハイレベルな人であれば、
普通の人には得られない情報を持っていたり、
圧倒的な経験値を持っている可能性もあります。

 

ならばなぜ、そんな超優秀な人物が
わざわざ「英語初心者向け」に
教材を開発するのでしょうか??

 

僕だったら、その点を疑問に感じます。

 

そういう人って、たいていの場合、
最初から英語が得意だったパターンが多くて、
物心ついた時には既に、
英語の才能をフルに発揮していたりします。

 

なので、英語初心者や、
大人になって英語をやり直したい人の気持ちを
正確に理解しているかどうかは微妙だと思います。

 

仮にその人物のもとで
「TOEIC〇〇〇点を獲得しました!」
「英検1級に合格しました!」
という人が現れたとしてもですよ。

 

もともと英語が得意だった人に声を掛けて、
その人が勝手に実力を伸ばしていった、
というパターンが非常に多いんです。

 

たとえば高学歴の学生を見つけて、
その人に集中的に指導を行った結果、
TOEIC700点から900点に上がりました、
みたいなこともあります。

 

だからぶっちゃけた話、
その人物がいてもいなくても、
教え子は優秀なので、英語力を伸ばせるんです。

 

プレイヤーとして優れているバイリンガルが、
教えるのも上手かというと、
実はそうでもないケースを僕はいろいろ見てきました。

 

むしろ、英語を教えることに関しては、
「自分と近いレベルの人」の方が、
繊細な気持ちを分かってもらえるので、
上手だと思うんですよね

 

だからこそ、中学生や高校生の家庭教師は、
大学生がしていることが多いんです。
(彼らは子供の気持ちを熟知しているので)

 

なので大人の英会話初心者が教わる人も、
もともと英会話が苦手だった時期があったり、
受講生を徹底サポートをしてくれる人を
選んだ方が僕は良いかと思いますね。

 

販売ページが煌びやかで文字がやたらと大きいもの

効果の出ない英会話教材は、
その販売ページにも特徴があります。

 

これがけっこう分かりやすいのですが、
初心者を騙す気マンマンなんですよね。

 

  • 販売ページがゴツくて煌びやかなもの
  • 申し込みボタンがぷるぷる震えているもの
  • パソコンで見ると文字サイズが妙に大きいもの

 

などの特徴を持っているモノは、
どちらかというと視力のよくない中高年層とか
英語業界の裏を知らないウブな学習者向けに
デザインされている感があります。

 

「初心者でもできる」とか
「初心者こそやってください」と
謳っているものも多いのですが、

たいてい、初心者はやっても効果ナシです……。

 

僕も一時期、それ系の文章の書き方を
習っていた人から話を聞いてたことがあるので、
その裏側についてはよく分かるんです。

 

肝心の教材の内容ですが、
フレーズや英文をやたらと覚えさせたり、
英語の音声をひたすら聞き流させたり、
1日〇分の動画を見させたりと
バリエーションはやたらと豊かです。

 

まさぽんまさぽん

一見、効果が出そうな気がするのですが、実際にやった人の声を聞くと、まったく意味がなかった!!と嘆いているパターンは多いですよ。

アプリは解約方法が分かりにくいものも

 

わりとストイックな人であれば、
特定の人から英会話を教わらずに、
アプリで学ぶ人もいるはずです。

 

僕も一時期、有料のアプリで
英会話を特訓していました。
(けっこう有名なやつです)

 

割と本格的だなって印象がありますが、
「もういいや」と感じた時に、
解約がぜんぜんできなかったものがあります。

 

たいてい、スマホの右上をタップして、
「個人情報」みたいなところから
解約できるはずなんですよね。

 

でもそのアプリにはどこにも解約ページがなく、
「どこだ!!!!」と必死になって
何十分も格闘していたことがあります。笑

 

なので、有料アプリを使う時は、
「どこから解約の申請をできるか」を
事前にチェックしておくと良いでしょう。

 

まあ、アプリはアプリに過ぎないので、
過剰に学習効果を期待し過ぎなければ、
「これはいいな」と思えるモノも多々あります。

 

詐欺に騙されない英会話教材の選び方

 

あんまり表立っていうと、
僕もあちこちから圧力をかけられてしまうので、
控え目な表現にとどめておきますが・・・

 

この英会話業界には、
あまりにも多くの詐欺的教材が存在します。

 

厳密には「詐欺罪」ではないんですが、
業者が法律の抜け目をかいくぐって、
あの手この手で英語初心者を騙すために
工夫がされているものが多いです。

 

なので、僕から親切心で、
教材の選び方に関するアドバイスを
最後にさせて頂きますね!

 

「誰向けか」がきちんと書かれているもの

 

まず、あなたが英語教材を選ぶ際には、
「それがどんな人に向けて作られているか」
が、きちんと明記されたかをチェックすると良いです。

 

たとえば英語中級者なら、
「英語中級者向け」と書かれているものを。

 

英語の上級者ならば、
「英語上級者向け。初心者は避けるべき」
と書かれてあるものを選んだ方がいいです。

 

また、英語初心者向けに作られた教材の場合、
ここに一番多くの詐欺が紛れ込んでいるので、
とにかく気を付けた方がいいと思います👿

 

「1日10分で英会話マスター!」みたいなのは、
英語初心者の「ラクをしたい気持ち」を
計算して煽りまくってくるので、
それに騙されて後悔する人はいっぱいいます!

 

もちろん楽をすることがダメだ!
と言ってるわけではありませんし、
買った本人の自己責任だとも思います。

 

ただ、英語学習者に努力や成長をさせず、
「怠け心」をやたらと誘発する教材提供者が、
騙しの常習者だと言っているんです。

 

一見すると地味に思えるもの

 

僕がこれまで取り組んできた中で、
本当に効果のあった教材って、
実は一見すると地味なものが多いです。

 

僕が某予備校のテキストをやっていた時は、
表紙はなんの工夫もされておらず、
ただタイトルが書かれているだけでした(笑)

 

でも、それをひたすら繰り返して解き、
ズタボロになるまで取り組んでみると、
英語力は着実に伸びていきました。

なので、あまりにも派手な教材とか、
過剰な宣伝がなされているモノは、
僕はあまりおすすめしません・・・。

 

そもそも、誇大広告を使ってる英会話教材って、
法律に引っかかってる可能性があるんですよね。

 

優良誤認とは

景品表示法第5条第1号は、事業者が、自己の供給する商品・サービスの取引において、その品質、規格その他の内容について、一般消費者に対し、

(1)実際のものよりも著しく優良であると示すもの
(2)事実に相違して競争関係にある事業者に係るものよりも著しく優良であると示すもの
であって、不当に顧客を誘引し、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがあると認められる表示を禁止しています(優良誤認表示の禁止)。

具体的には、商品・サービスの品質を、実際よりも優れていると偽って宣伝したり、競争業者が販売する商品・サービスよりも特に優れているわけではないのに、あたかも優れているかのように偽って宣伝する行為が優良誤認表示に該当します

なお、故意に偽って表示する場合だけでなく、誤って表示してしまった場合であっても、優良誤認表示に該当する場合は、景品表示法により規制されることになりますので注意が必要です。

優良誤認とは | 消費者庁

なので、あんまりキラキラしたやつとか、
途方もない約束をしている教材は、
避けておいた方が無難です(´・ω・`)

 

もし「これってどうなんだろう・・・?」
と疑問に感じるモノがあったら、
信頼できるバイリンガルの人に
相談を持ち掛けてみてください。

 

身近に頼れる存在がいない場合は、
一応僕も「英会話の伝道師」をやっているので
お気軽にご相談頂いて大丈夫です。

相談専用フォーム(料金は特にかかりません)

 

まとめ

 

今回の記事では、
「良い口コミしかない英語教材」
の恐ろしさについて共有してみました。

 

いろいろ英語教材を漁っていると、
それぞれ個性豊かで面白いんですが、
中にはヤバイのが混じってるんですよね。笑

 

それこそ、巷の詐欺的な業者たちは
あなたを意図的に「騙そう」と画策しているので
くれぐれも、気を付けてください。

 

今回書いた内容に当てはまらなくても、
まだまだ表に出ていないヤバイ英会話教材は
山のようにありますし、
これからもたくさん出てくると思います。

 

そういった教材に共通するのは、
とにかくラクをさせようとするのが特徴です。

 

「1日たったの〇〇分で~」とか、
「たったの2週間で~」とか、
「楽しいビデオを見ているだけで~」とか。。

 

見る人が見れば、
「そんなんでできるわけないじゃん」
と、ツッコミたくなるものばかりです。

 

 

もちろん、繰り返しお伝えしますが、
「ラクをすることが必ずしもダメ!!」
と言いたいわけではありません。

 

時には力を抜いて良いんです。
僕だって英語の勉強は基本的に、
リラックスした状態でしています。

 

なので大事なのは楽をすることや、
サボろうとすることではなく、
メリハリを付ける、ということですね。

 

人間はどうしても気分のアップダウンがあるし、
1日中仕事で疲れた日なんかには、
どうしても「今日はムリ・・・」となる時もあります。

 

なので、そんな時は無理をせずに、
身体を休めればいいんです。

 

その代わり、なるべく規則正しく生活をして、
予め「このタイミングで英語を勉強しよう!」
と決めて取り組むのが賢い人のやり方です。

 

負担を減らそうと思っても、
英語はいろいろ覚えることもあるので、
なかなか思うように減ってはくれません。笑

 

なので、その負担に十分耐えられるほどの
「メンタルの強さ」を養ったうえで、
心に炎を灯すように心掛ければいいんです🔥🔥🔥

 

いわゆる “逆転の発想” ですね。

 

僕が色んな英語学習者を見てきたところ、
最初は自信がなかったという人であっても、
しばらく勉強に取り組んでいるうちに、
どんどんギラギラする傾向があります。笑

 

なので、今は自信がない人であっても、
実はものすごい潜在能力を秘めているし、
そのポテンシャルを有効活用すれば、
圧倒的な目標を達成することだって可能です。

 

僕はメルマガ内でも語っていますが、
英語を学ぶのに「年齢」や「条件」などは
ほとんど関係ないです。

 

誰でも熱い心を秘めているし、
普段は表に出さなかったとしても、
底知れぬ欲求を秘めています。

 

実際、僕のメルマガに参加する人で、
かつ頻繁に僕と交流をしている人は、
そんな感じの人が多いです(^^)/

これを読んでいるあなたが何歳であっても、
「もう一度、夢を追いたい!」
と心のどこかで願っているのであれば、
僕のコミュニティに参加してみてください!

英語コミュニティ『THE PLANET JAPAN』

 

まずは1日1通送られてくるメルマガで、
僕が過去に英語を上達させたエピソードを
詳しく知ってみるのがおすすめですね。

 

僕は留学経験も受験経験もありますが、
けっこう過去には苦労したタチなので、
あなたのお悩みにも共感できるかもしれません。

 

それでは今回はこれにて!

 

まさぽん