こんにちは。
かつて東大を目指して5浪したのに受からず、
その後アメリカへと留学したまさぽんです。
今回は、僕がかつて苦しめられた
「受験英語」の話をしたいと思います。
もしかすると、
この記事を読んでくれるあなたも、
受験が嫌いかもしれませんね。
受験英語の勉強が好きで、
スムーズに現役合格できた方であれば、
おそらく今回の記事は完全スルーします。
本当のところを言えば、
あまりネガティブな内容には
共感しない方が良いのですが、
それでも現実には、
「受験勉強」にトラウマを抱える人は
1人や2人ではないはずです。
だからこそ、そのような方々に
「僕は仲間ですよ」と伝えるためにも
今回の記事が必要だと僕は思ったのです。
参考記事:
★ 英会話の伝道師のプロフィール
クッソつまらない「勉強」の話
というわけでタイトルに書いた通り、
僕はかつて、受験勉強が大嫌いでした。
元々、幼児期に公文式をしていたこともあって、
勉強はそこそこできる方でしたが、
高校に入学して半年が経過したあたりで
急激に数学の授業などについていけなくなりました。
sinとかcosとか、ラジアンとか
主に三角関数の分野で
授業を聞いても意味不明な状態に陥り、
そのまま「勉強」というものを
完全に放棄するに至ったのです。
ひとつできない物事があると、
それにつられて他の科目も
「もーどうでもいいや」と
さじを投げることになります。
部活(バスケ部)も
中学の頃は3年間ほど続けましたが、
高校に入ってからは、
仮入部の時点で辞めました。
何だかよくわからないけれど、
「何かを頑張る」という気には
まったくなれなかったのです。。。
世間や周囲には、部活や、勉強
友人付き合いなどを両立するような
「文武両道」の生徒が
わんさかいたにもかかわらず、
落ちこぼれた僕は、
そんな彼らを尻目に、
実に適当な日々を送っていました。
端から見ると完全にダメ人間ですが、
それでも当時の僕は、
「何でこいつら勉強なんかやってんの?」
と、謎の上から目線で
自分が周囲よりも高い位置にいると
勝手に考えていました。
「勉強をしない側」の人間の価値観
人生に一度きりしかない青春時代を
「有意義に」過ごしたかったので、
周りと同じようなことはしなくなります。
「勉強なんてムダ」
「やらなくても何とかなる」
「おれなら本気出せば余裕でいける」
と、ダメ人間にありがちな
思考回路に染まっていき、
遅刻・早退、カンニングはするわ、
ピアスは開けるわ、酒は飲むわ、
タバコは吸うわ( ´ー`)y-~~
と、
不真面目な態度を貫くことに
意味不明なポリシーを感じていました。
だからと言って、
漫画の”CROWS”に出てくるような
リアルな不良にはなりきれず、、、
当時の友人から紹介されたので、
ちゃっかり予備校にも通い始め、
周りの風紀を乱す存在と化します。
普段はただチャラチャラするだけの、
実に「中途半端な不良」に成り下がり、
そのまま高3へと進学することに。
それまではそうした
「不良ぶった態度」が
実に気持ちよく感じられたものですが、
そこからのまさぽんは
「現実」というものを深く考えたので、
「…このままではヤバイかも」
「…卒業した瞬間に人生終わるかも」
と、不安に駆られ、
勉強を少しだけ頑張るように
なりました。
それでも死のカウントダウンは
決して僕のために止まることなく、
残酷にも時を刻み続けます。。。
逃れられない「受験勉強」の重圧
あなたもご存知のように、
高校三年になれば、
周囲は受験勉強一色に染まります。
休み時間にも机の上で勉強をし、
放課後は予備校の自習室で過ごすような、
真面目な生徒が増えていきました。
そんな周囲の真面目な態度を見て、
当時のまさぽんは、予備校の担任に
「何でせっかくの高校時代なのに、
勉強なんかやらなきゃいけないんですかー!」
と、愚痴っていたりもしました。
勉強が嫌ならやらなきゃいいのですが、
周りは全員、勉強に染まっていたので
当時は孤独を感じていたのです。
当然ですが、予備校の担任には
「え、受験生が勉強して何がダメなの?w」
と返されることになります。
…が、当時の僕はそんな正論を
聞きたくなかったのです。
自分でも極めて愚かだと思いますが、
「努力をしない自分」を認め、
受け入れて欲しかったわけです。
マンガやドラマの展開だと、
主人公が隠された力を発揮し、
潜在能力を覚醒させたりしますが、
当時の僕も、そんな感じで
「本気出せばおれはすごい奴なんだ!」
と、何の根拠もなく信じていました。
そんな感じで、最終的には
一応ひとつの大学だけに絞って
記念受験を終えましたが、
当然ながら落ちて、
そのまま浪人生活がスタートします。
浪人生活という地獄の始まり
この「浪人生活」からが
僕の地獄の始まりだったわけですが、
それまで大嫌いだった勉強を
密室の中で一日中、
やり続けなければならないのです。
「一日18時間勉強しなきゃ受からない」
と担任には言われたので、
(えっ、マジで……?)
とリアクションに困りましたが、
言った以上はやらねばなるまい、と
カッコつけまくって、
「やりますよ」と宣言したのもつかの間。
僕の目の前に現れたのは、
大量の宿題、大量の授業、
そして過ぎ去りし青春時代への郷愁……
ノスタルジックな感情を抑え込み、
すべてを冷淡に割り切りながら、
大量の学習をしなければなりません。
それに、浪人生というものは
社会的にもニートと同じような扱いで、
極めて地位が低いという特徴があります。
基本的に口答えなど許されないし、
親に金を出してもらってるので、
日々、嫌味と悪口に晒され続けます。
一方、現役合格した同級生たちは、
それまでは割と真面目だったくせに、
入学後には急にチャラチャラし始めます。
高校の頃は自分のがチャラ男だったので、
僕は彼らに「負けた」ような気がして、
自分の存在意義を見失います……。
失意と絶望にさらされながらも、
生意気に「国立大」を志望していたので、
それまで全く手をつけていなかった、
世界史と地理、センター化学の
勉強も開始する羽目になります。
国語、数学、そして英語だけでも
かなりのハイレベルを目指すため、
当然ですが、学習が追いつきません。
身の丈に合わない国立大を
生粋のプライドの高さから
志望してしまったので、
「必ずやってやる!」
「もうやりたくない…」
「絶対にやらなきゃダメだ!」
というトリプルジレンマに襲われ、
3日に1回は死んでいました。
(※決して大げさな表現ではありません。)
そんな感じだったので、
受験を結局は5年間も続ける羽目になり、
人生で貴重な20代前半の時期を、
完全に棒に振ることとなります。
嫌なことをし続けると成長する?
まあとにかく当時のまさぽんは
受験勉強が「大嫌い」だったのですが、
この浪人時代の5年間は、
自分が人生の中で、
最も成長した期間でもあります。
「努力をし続ける習慣」や
「決してサボらない習慣」などが
強制的に身に着いたので、
もはや勉強は全く苦ではなくなりました。
あなたはさすがにここまで
遠回りの道を歩んではいないと思うので、
僕なんかよりももっと簡単に、
成功習慣を身に着けられるはずです。
これまでお伝えしたように、
過去のまさぽんは
「超」がつくほどのダメ人間でしたが、
それでも受験の苦しみに比べたら、
英会話の習得なんて
いともたやすいことです。
もしもあなたが
「自分には無理」と言うのだとしたら、
失礼ながら、
僕はおそらくその発言を
笑い飛ばしてしまうでしょう。
英会話の習得に、
地獄の苦しみを味わう必要はありません。
受験英語を乗り越えた学生なら
誰でもできるレベルだし、
普段から周囲の厳しい目に晒され、
プレッシャーの中で責任のある仕事をする
社会人の方ならなおさら楽勝です。
だからあなたも英会話の学習を
楽しく、前のめりにしていきましょう。
なんだかんだ言って、
「好きこそものの上手なれ」なので、
楽しくワクワクしている時が
最も人間の学習効率は高まります。
もちろん少しくらいであれば、
不安を感じることも大事ですが、
あなたがもともと
努力できる習慣の持ち主であれば、
僕が何も言わずとも、頑張れるはずです。
というわけで
今回の話も少し長かったですが、
これにて終わりにします。
受験勉強と英会話の関係については、
こちらの記事にまとめてあるので
時間が許す方は、ぜひ読んでみて下さい↓
★ 受験勉強では、英語を話せないんです…。
★ まさぽんの人生ストーリーを追体験する!
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どうぞお気軽にメッセージを下さいね。
最後までお読み頂き、
ありがとうございましたヽ(^o^)丿
まさぽん
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