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▶ (1/7)英会話初心者が最初にやるべきこと
今回の記事では、なぜ多くの日本人が、
英会話が苦手だと感じてしまっているのかを
分かりやすく説明したいと思います。
前回の記事で僕は、
「英会話は素晴らしいスキルだ!」
と、その魅力を語りました。
しかし、そんなに魅力的なスキルでも
英語を使ってビジネスができる人はまれです。
挨拶やお決まりのフレーズを超えて、
自分の言いたいことを英語で正確に伝えられる、
という人はかなり数が限られています。
では、多くの人々が英語力に満足できない
その根本原因は、いったいどこにあるのか?
2人に1人は英語がキライ
実は日本人の2人に1人は、
「英語が難しい」と考えている、
っていう文部科学省のデータがあります。
これ、海外と比べたら、
ありえないほど高い割合なんですよね。
優れた教育環境を持ち、
識字率がほぼ100%に近い先進国の日本でも、
人口の半分は英語に苦手意識があるのです。
そして、実際に高校卒業時までに
英検2級を取得できている日本人は、
全体のうち、たったの3%に過ぎません。
※ ちなみに英検2級というのは、
高校卒業までに取っておくべき
英語力の目安だと言われています。
人間には誰でも、三大欲求がありますよね。
つまり、食欲・性欲・睡眠欲のことです。
それらに加えて「知的欲求」もあるのです。
つまり本来であれば、もっといろんなことを
皆が知りたいと思い、勉強が楽しいと感じるはずです。
自分の未経験の世界に足を踏み入れてみる。
行ったことがない国や地域に旅をする。
これらはすべて知的な欲求が原動力です。
知らないことを学び、教わりたいという願望を
ほとんどの人が持っているにも関わらず、
日本には、なぜか英語嫌いになる人が多い。
その大きな原因のひとつは、
公教育のシステムにあります。
学校教育はシステム上、限界がある
そもそも、思春期真っ只中の青少年にとって、
学校の勉強の「優先順位」はあまり高くありません。
学校の勉強よりも面白いこと、熱中できることが
他にも色々と(恋愛やバイトなど)あるため、
わざわざ好き好んで勉強をする人は珍しいです。
もちろん、勉強には勉強特有の
「面白さ」があるんです。
僕は今では普段から英語を使ったり、
幅広いジャンルの本を読んだりしていますが、
そのモチベーションは尽きることがありません。
そのモチベーションの原動力となっているのは、
「分かる・できる」と感じた時なのです。
この「できる」という感覚を
専門用語で「自己効力感」と言います。
自己効力感の高い分野ほど、
それに時間やエネルギーを投資する傾向があり、
自己効力感の低い分野は避けて通ります。
僕は英語は比較的できた方でしたが、
英語に苦手意識を持つ生徒も大勢いました。
文部科学省の統計データによれば、
「中学1年生の秋」の時点で、
英語に苦手意識を持つ人が大半を占めます。
そして、英語苦手組と得意組との差は
高校3年生までずっと放置されたままです。
いわゆる「学力格差」のことですね。
この学力格差は、本人の努力以外にも
家庭環境や収入の高い低いによっても
大きく変わってきます。
まずは最初の一歩を踏み出すこと
しかし、そういった学力格差は、
努力次第で克服可能なこともまた事実です。
もともとの才能や家庭環境が
y = ax + b(一次関数)の b だとしたら、
努力の質は a、時間が x に当てはまります。
ウサギとカメみたいなものですね。
ウサギは途中まで大きくカメをリードしますが、
最終的にはサボらず前に進み続けたカメが勝ちます。
中には、最後まで気を抜かずに
ゴールまで猛ダッシュを続ける超人ウサギもいますが、
それはごく一握りの人間だけです。笑
たとえば、僕がこれから起業をするとして、
イーロンマスクにはまず勝てないでしょう。
しかし、何もイーロンに勝とうとしなくても
起業を通じて自分や周囲の人生を豊かにし、
国や社会に大きな貢献をすることは十分に可能なんです。
英語の勉強もコレと同じで、
生まれつき優れたエリートと争わなくとも、
英語を通じて人生の豊かさを大きく高め、
社会に価値を与えることは誰にでもできます。
英語を上達させるには、何か特別な魔法だったり、
世界で唯一のメソッドが必要なわけではありません。
確実に英語が上達するための第一歩は、
「小さな成功体験」を手にいれることです。
いきなり難しい構文や長文をやらなくても、
まずは「目の前の小さな階段」を上がることで
次にやるべきことが見えてきます。
外国人と楽しくワクワクするような
コミュニケーションをとったり、
見聞きした英文をサラッと理解できるという
強烈な喜びや快感は、誰もが欲しいと思います。
あなたがそうしたいと望むならば、
まずは「誰でもできるカンタンな基礎」から
英語学習をやり直せばいいんです。
僕もそうやって一歩ずつ進んで、
今ではすっかり英語が好きになりました。
というか、好き嫌いという範囲を超えて、
人生でなくてはならないパートナー的存在です。
その感覚を、あなたにもぜひ
味わってもらいたいと考えています。
そのために用意していることは色々あって、
英単語の覚え方や、文法の学習法、発音改善法、
そしてそれらの知識を実践に繋げていく手法など
長年積み重ねたノウハウが僕の手元にはあります。
実際に、英語がまったくの初心者だった人でも
会社勤めをしながらコツコツと努力をして、
英検2級以上の実力をつけています。
僕も少しだけ彼のお手伝いをさせてもらいましたが、
成果を出せたのは本人が前向きに頑張ったからで、
そのサポートができたことを嬉しく思っています。
これを読んでいるあなたも、
まずは1日30分だけで大丈夫なので、
英語の勉強を始めてみてはどうでしょうか?
続けていくうちに「わかる・できる!」
という感覚が芽生えてきて、
英語学習が楽しくなってくるはずです。
前回の記事にて、
僕はあなたに英会話がどれだけ楽しくて、
どれだけ必要なスキルであるかを伝えました。
そして今回の記事では、
①日本人が英会話が苦手な本当の理由と、
②英語嫌いを克服する方法をお伝えしました。
もしもこの時点で
「おおー!英会話やってみたい!」と
気分が盛り上がってきたのであれば……
「鉄は熱いうちに打て!」ですので、
今すぐこちらの英語学習の無料メルマガを、
とりあえず読んでみることをおすすめします↓
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(初心者の方をメインに、老若男女が英語を学んでいます)
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英語が「できる人」が共有している感覚や視点を
初心者の視点に寄り添ってわかりやすく解説しており、
通常ではなかなか手に入らない知恵を養えます。
ただ、あなたはもしかすると
「う~ん、今はちょっと…」と
尻込みしてしまうかもしれませんね。
大丈夫です。慎重なのは良いことです。
自分にはまだ早いかな……、と
いろいろ不安になってしまう気持ちは、
僕にもよくわかります^^
そんな時は、焦らずに
このブログの記事を1つずつ
読み進めていってください。
大胆な行動力がある人は素晴らしいですが、
時には慎重さも重要になります。
慎重に、一歩ずつ、僕と二人三脚で
歩みを進めていきましょう。
気が付けばあなたは、
「英会話を絶対に習得してやるぞ!」と
情熱的な人になっているはずです。
僕はあくまでも、あなたの味方です。
焦らず、はやらず、着実に、
英語を好きになっていって下さいね。
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