こんにちは、まさぽんです。
今回、海外向けに日本のお菓子を販売する
株式会社Ichigo(いちご)の近本あゆみ社長を
勝手に特集してみました!
いま、英語を学んでいる方向けに
「どうやって海外と仕事で関わっていくか?」
というヒントを本記事ではお伝えします。
一般的に、海外向けに事業を興すって
ものすごく大変なイメージがありますよね。
しかし、それを実際にやり遂げて
創業6年で年商40億円という業績を上げているのが
この近本あゆみさんという女性社長です。
これからはますます女性が活躍する時代なので、
海外旅行や移住、外国人おもてなしだけでなく、
「ビジネスで語学を駆使すること」にも
熱心な人々が、続々と現れています。
僕も海外ビジネスには強い興味があるので、
勉強のつもりでこちらの動画を見てみました。
以下、こちらの動画の内容をベースに、
海外ビジネスの育て方に関する重要法則などを
まとめておきますね。
◆ 英語をビジネスでも使ってみたい人
◆ 海外向け通販事業の設立の流れを学びたい人
近本あゆみ代表取締役のプロフィール
まず、近本あゆみ社長のプロフィールを
こちらに簡潔に紹介します。
近本あゆみ(ちかもと あゆみ)
生年月日:1984年4月27日(現38歳)
出身地:兵庫県
血液型:B型
出身高校:雙葉高等学校
出身大学:早稲田大学
役職:株式会社ICHIGO 代表取締役CEO
現在は子供が2人(息子&娘)をお持ちで、
会社経営者として活躍しているワーママですね。
弊社が手がける和菓子のサブスクボックス「SAKURACO」初の地方自治体様との取組みとして、神奈川県とのコラボレーションボックスをリリースしました🎉今後も続々ワクワクするような取組みを控えているので楽しみ👍
SAKURACO×神奈川県🌸https://t.co/cEEQwnf8TO
— 近本あゆみ@ICHIGO (@ICHIGO_CEO) December 8, 2021
【経歴】元読者モデル・元ビリギャル
近本さんは、元々中高一貫校の出身で
幼少期から勉強への基準値は高く、
小学生の頃はクラスで成績が常に1~2位でした。
しかし、高校入学後、2年生くらいまでは、
ギャル文化に染まり、毎日渋谷で遊んでいたため、
成績は学年ビリに急落します。
当時は勉強の意義が分からず、
高校を辞めることも検討していたそうです。
しかし、学校の先生から説得をされたことを契機に
一念発起して1年間の浪人生活を経て、
早稲田大学の人間科学部へと合格を果たしました。
とにかく精神面がパワフルで、負けん気の強い方です。
近本さんは大学入学後、
ファッション誌の読者モデルをしていました。
掲載された雑誌は以下の通りです。
(有名なものばかりですね!)
- andGIRL
- AneCan
- CanCam
- JJ
- CLASSY
- 美人百花
- GINGER
- Gainer
読モ時代は「可愛い」と評判で、
今でも少しだけネットに情報が残っていますが、
当時から多方面で活躍していたようです。
1 :無名モデル :2007/04/02(月) 21:33:26 ID:WeqpNITi
かわいいし、勉強熱心!
細くてうらやましい☆
69 :無名モデル:2007/08/10(金) 13:14:09 ID:???
あゆみちゃんがんばってください^^♪
最近池田るりちゃんとも仲良くていつもるりちゃんのブログにもでてるよね♪
2人ともちょーかわいいです♪
応援してます☆
76 :無名モデル :2007/08/17(金) 09:40:11 ID:RtW0SBMI
世界陸上のキャンギャルやるんだ
TBS入ったりするのかな?
93 :無名モデル:2007/10/27(土) 21:04:23 ID:???
今日フジテレビの1分番組に出てたね
早稲田大学・リクルートを経て20代で独立起業
近本さんは学生時代にも
友人からの誘いをきっかけにビジネスを興しており、
ファッションの通販サイトを運営していました。
「女子大生が商品の選定、モデル、スタイリングなどすべてをやる」
という面白い企画を打ち出して、
その時にビジネスの面白さを知ったようです。
当時は学生起業は一旦たたんで
就職するのが一般的な風潮だったらしく、
近本さんも卒業後はリクルートに入社し、
美容系の企画営業を任されました。
ゼロから顧客を獲得していくプロセスは、
新卒の近本さんには非常にハードでしたが、
そこで社会人としての素養をすべて培い、
海外向けビジネスのアイディアも練ったそうです!
そんなこんなで27~8歳でリクルートを退職した後は、
プロジェクトマネジメントなどのフリーランス業を
色々掛け持ちしながら仕事に明け暮れる生活。
そのフリーランス時代に、ビジネスパートナーとして
4ヶ国語を話すデビッド・アシキシさんと手を組み、
遂に株式会社Ichigoの前身となる事業会社
「MoveFast(ムーブファースト)」を立ち上げました。
途中から名前を「一期一会」からとった
“ICHIGO” に変更しており、創業からわずか6年で
年商40億円を突破するベンチャーに成長しています。
こうやって見ると、我が道を怒涛の勢いで進む
スーパーウーマンという感じがする方です。
いわゆる「ビリギャル」エピソードも含めて、
すべてに一貫性を持っていて、目の前にある物事に
全力で立ち向かっていく姿勢です。
ちなみに本人いわく、
「英語が苦手なのでビジネスパートナーを探した」
そうですが、これはおそらく
「ネイティブレベルの英語力は持っていなかった」
くらいの意味でしょうね。。
受験英語はガッツリやっていたでしょうから、
英文契約書を自力で読めるくらいには
英語力はあったんじゃないかなと思います。
株式会社ICHIGO(いちご)の概要と評判
近本あゆみ社長が運営する株式会社ICHIGOは、
日本のお菓子や雑貨を詰め合わせたボックスを
海外向けに定期販売しています。
180の国と地域に220万個以上の日本のお菓子や
キャラクターグッズのボックスを届けており、
創業当初は近本さんがお菓子を選んでいました。
現在は社員の7割が外国人のグローバルチームで、
80名の従業員(2022年8月時点)が働いています。
各地域の好みに合わせたお菓子のサブスクのほか、
お菓子のオンラインクレーンゲームアプリなど、
6つの海外向けサービスを運営中で、以下が運営サイトです。
創業エピソードと想い
動画の中でも語られていますが、
近本さんは現在の会社経営の目標として、
「自分達のサービスを海外からの来日のきっかけにしたい」
と述べています。
単に日本のお菓子を詰めて売るだけなら、
AmazonなどのECサイトでも実現できそうですが、
「株式会社Ichigoにしか提供できない価値」
というものがあるわけですね。
それはお菓子をきっかけとした
工場見学やお菓子作り体験などの観光だったり、
アプリを通じた人々の交流だったりします。
最初は単なる通販だったのが、
成長するにつれてより大きなビジョンを持ち、
多くの人々に影響を与えています。
アメリカで流行っていたサブスクモデルを
自分たちでいち早くやってみたことを契機として、
思った以上にお菓子が売れまくるので、
「日本の文化的価値のポテンシャルは高い!」
という確信に至ったようです。
海外事業の育て方
今でも破竹の勢いで売り上げを伸ばしている
株式会社ICHIGOですが、
創業当初は50件くらいの問屋に取引を断られ、
お菓子もまったく売れなかったようです。
が、「やるしかない」という思いに従って、
とにかく動き続けてサイト等を作り込んでいると、
某海外YouTuberの方からサービスを紹介されて、
そこからポツポツと売れ行きが増えていきました。
また、外国人のお客さんは日本人よりも
直接メッセージでやり取りするのを好むらしく、
フェイスブックやインスタなどのSNSにも
大いに力を入れています。
英語ももちろん必要ですが、
国ごとに違う「文化的感覚」を把握する必要があり、
マーケティングやカスタマーサポートなども
各国に合わせて取り組む必要があります。
社内では7割が外国人従業員なので、
彼らとのコミュニケーションの軋轢を避けるべく、
各国のカルチャーマップを貼っておくなど
独特な取り組みをしています。
ちなみに日本の商品の場合、
地域の特色があるものは人気が高く、
沖縄の黒糖、紅芋ポテチなどのウケが良いそうです。
(一番人気はメロンチョコ大福だとか……。)
また、意外なことに近本さんは
「英語を言い訳にしない」と主張しています。
本人は英語があまり得意ではないそうですが、
それでも外国人のビジネスパートナーと手を組み、
共同事業に取り組むというあたりからも、
「できない理由」を排除していると分かります。
学生時代に仲間とECサイトを運営していたり、
リクルートで起業家精神を養っていたとはいえ、
とにかく前向きに「行動」をし続ける姿勢があれば、
不可能なことでも可能になってしまうのです。
海外事業の運営というのは、
語学力よりも「マインド」の方が
100倍くらい重要な気がしますね……。
中長期的な野心を追いながらも、
今、目の前にある課題を決して疎かにせず、
自分にできることを全力でやり続けることで
運を引き寄せ、道が開けていく!
近本さんの場合は、
幼少期から勝ち気なエピソードがありますが、
一切の言い訳をせず目標に向かって進むその姿勢を
僕もぜひ見習わせて頂きたいと思いました。
市場の観察や、マーケティングの手段など
細かな課題は途中でいろいろ出てくるはずですが、
「目の前の物事に一生懸命取り組む」
というマインドがすべてを乗り越える基盤になります。
全力で挑むと楽しくなりますしね。
以下、株式会社ICHIGOの
SNS上の評判を載せておきます。
評判
今まで見てきたスタートアップで、株式会社ICHIGOってとこが1番ヤベェ(凄い意味)って思った
情報が少な過ぎて当てずっぽうだけど多分自己資本Onlyですごい売上叩き出してる— h.nagase (@Ngs0705) March 19, 2023
近本あゆみさんのICHIGO見てても思うけど、
日本のお菓子って、海外で戦えるよね。冷凍チョコパイって流行っているのか、今度買ってみよう。
変わるロッテ(上) チルド開拓「チョコパイ」先頭に:日本経済新聞 https://t.co/6evrgBx4P1
— ヒゲオトコ@流通・小売り・マーケ (@Gordonsann) March 12, 2023
圧倒的なパフォーマンスを発揮するには常に目の前の事にフルコミットする姿勢が大切。力強い言葉を笑顔でおっしゃる近本さんに感銘を受けました。https://t.co/jes4ChYEpx
— 国山ハセン (@hasenkuniyama) March 18, 2023
越境ECどうやったら成功しますか?ってよく質問いただくけど、外国人に売りたいなら外国人採用して組織作りしていくしかないよ。自信がないからってアウトソースしてせっかく上げた売上吸い取られてたら本末転倒。
— 近本あゆみ@ICHIGO (@ICHIGO_CEO) June 10, 2022
近本あゆみ社長の後に続け!?越境ECのアイディア集
海外ビジネスの運営って、
一見すると難易度が非常に高いですが、
近本さんのような成功の先例があると、
「意外といけるかも」と思えてきますね!
僕も将来的に何かやる気になった時のために
「日本が強みとなる越境ECのアイディア」
をChatGPTに尋ねてみました。
以下、その結果を丸々コピペします。
ビューティー・コスメティックス
日本は美容に対する関心が高く、高品質のスキンケアや化粧品を提供することで知られています。日本の化粧品ブランドは、高品質で革新的な製品を提供し、海外での需要も高まっています。
スキンケア:
化粧水、乳液、美容液、マスクシートなど
メイクアップ:
ファンデーション、アイシャドウ、口紅、マスカラなど
ヘアケア:
シャンプー、コンディショナー、トリートメント、ヘアオイルなど
ボディケア:
ボディローション、ボディクリーム、ハンドクリーム、ボディソープなど
美容系は中身が正体不明であることが多いですが、海外のインフルエンサーに使ってもらって認知度を上げるなどのやり方は今でも有効です。
食品
日本の食品は、品質の高さ、健康への配慮、そして美味しさで知られています。また、日本の食文化は世界的に注目されており、外国人旅行者が日本に来た際には、日本の食品を試すことが一つの目的になることもあります。
和食材:
しょうゆ、味噌、日本酒、和菓子など
スイーツ:
抹茶スイーツ、和菓子、チョコレート、クッキーなど
グルメ:
ラーメン、寿司、焼肉、お好み焼きなど
健康食品:
青汁、プロテイン、酵素ドリンク、サプリメントなど
食品衛生管理にまつわる法律の問題を乗り越えれば、あとはブランディングやマーケティング次第ですね。ただ英語に翻訳するのではなく、誰に何をどこで販売するか?という視点が必要になります。
アニメ・漫画
日本はアニメ・漫画の発祥地として有名であり、この分野では圧倒的な影響力を持っています。日本のアニメ・漫画は、世界中で人気があり、日本のアニメ・漫画を扱う越境ECサイトも多数存在しています。
TVアニメ:
『鬼滅の刃』、『ONE PIECE』、『進撃の巨人』、『銀魂』など
コミック:
『NARUTO』、『ONE PIECE』、『ドラゴンボール』、『キングダム』など
ゲーム:
『ファイナルファンタジー』、『ドラゴンクエスト』、『モンスターハンター』、『ポケットモンスター』など
キャラクターグッズ:
フィギュア、ぬいぐるみ、Tシャツ、マグカップなど
このあたりは著作権の問題もあるので厳しそうです。ただ、コンテンツの制作・翻訳に携わったり、海外向けのまとめサイトを個人で作ることはできそうですね!
ファッション
日本のファッションは、独自のスタイルやデザインが特徴的で、世界中のファッション愛好家から注目を浴びています。特に、ストリートファッションやユニセックスファッションなど、日本独自のファッションスタイルは海外でも人気があります。
ストリートファッション:
スニーカー、Tシャツ、ジーンズ、パーカーなど
和装:
着物、浴衣、和柄Tシャツ、和風アクセサリーなど
ブランドファッション:
ユニクロ、コムデギャルソン、アディダス、グッチなど
アクセサリー:
指輪、ネックレス、ピアス、ブレスレットなど
日本のブランドではないものも混じっていますが、、日本風のコンセプトは海外でも受けが良く、サムライやニンジャは大人気です。また、ファッションはブランドだけでなく、創業ストーリーや創業者の想いがとても重視されます。
まとめ
最後は単なるメモになってしまいましたが、
この他にもビジネスチャンスは眠っているので
僕もこれから探してみようと思ってます。
この他にも、間伐材を利用した家具など
持続可能性に配慮した商品・サービスのアイディアは
世界中に受けが良いと思われます。
「海外起業」と言ったら、ふつう、
「産学連携で最先端の技術を駆使しまくって
シリコンバレーの投資家にピッチやプレゼンをして
何億ドルを調達するぜ……!!」
みたいなイメージがありますよね。
でも、今回紹介した近本あゆみ社長のように、
「既にある市場の中で勝負する」
というやり方もアリなわけですね。
近本さんは、日本の女性起業家も
もっと増えて良いと語っていますが、
起業家を支える仕事(ベビーシッターなど)も
数がまだまだ足りていないと言います。
そういう「スキマ産業」を狙って
自分の経歴やスキルを活かしてみると
思わぬ所で勝ちパターンを発見できます。
会社員であっても、目の前の仕事に
責任をもって「全集中」したほうがいい!!!
と、動画内では語られていました。
「やるしかない」というマインドが、
あらゆる困難を乗り越えるカギになる点は
ビジネスマン全員に共通しています。
というわけで、英語学習も
やるなら目の前の課題に全集中して、
「やるしかない!」精神で行きましょう。
ちなみに近本社長のエピソードを聞くと、
ものすごく意志が強い印象がありますが、
僕は「場の力」を活用するのが上手い方だな、
という印象を持ちました。
大学もビジネスをする学生が多い環境で、
リクルートも起業して当たり前の空気がありますが、
そういう「環境」を自力で選択できるのも
成功マインドにおいて重要だと思います。
そういう空気で育ってきたからこそ、
退職後のフリーランス時代も怠けることなく、
バリバリ仕事をして起業の土台を作り、
優秀なビジネスパートナーも得られたわけです。
この「環境を選択する力」こそが
近本さんの最大の成功要因のような気もします。
まあ、ビジネス英語を延々と練習するより
ひとりでフラッと海外旅行に行って、
スタバやマックの店員さんと会話でもした方が
ずっとリアルな英会話ができますよね。
未来のリアルなイメージが持てなかったら、
まずは(近場でもいいから)海外旅行をしてみる、
これは個人的にもかなりおすすめです^^
英検2級くらいまで取得したら、
海外に飛んで1年くらい現地にもまれてみるのも
面白そうな選択肢ですね。
ではまた。
【おまけ】メルマガ読んでみませんか?
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と考えているあなたへ。
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僕が日々の経験から得た気づきや、
長期的に役立つ知識を、少しずつシェアしていきます。
急がず、しっかりと理解しながら
誰でも英語学習を進められる内容をお届けするので、
無理なく続けられるはずです。
多くの人々とのやり取りで得た視点から、
多様な情報やエピソードを通して、
あなた自身のペースで進んでいける内容です。
このメルマガを通して英語の勉強を続けることで、
新しいつながりも生まれ、成長を実感できるはずです。
一緒に学びながら、
少しずつ前に進んでいけたら嬉しいです。
興味があれば、ぜひ参加してみてください。
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