ども!
英語大好きマンのまさぽんです。
今回はですね~、
「プロバイド(provide)」
という英単語の意味や使い方について、
ガッツリ解説していきますよ!
この記事を最後まで読み終える頃には、
少なくとも “provide” の使い方は
ほとんどマスターしているので、
楽しみにしていてください!
先生!今回も楽しみにしています!英語楽しい!!!!😍😂 調子良さそうだね
(順調に洗脳されておるな……ククク……!)
ちなみに、オトナが英語力を高める最も効果的な方法は、ズバリ「英文法を学ぶこと」です。
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もくじ
プロバイド(provide)の意味
プロバイド(provide)は動詞で、
意味は「供給する(提供する)」です。
発音は「プロヴァイドゥ」って感じで、
“v” のところで下唇を噛みます!
複数の意味があるのですが、
これらを覚えるには、
元となる語源やコアイメージを
押さえておくのがおすすめです。
覚え方(語呂合わせ)と語源(なぜ)
provideの語源は、
「前」を意味する “pro” に、
「見る」を意味する “video” が
組み合わさったものです!
先見の明を持って行動する
⇒ 先読みして、必要なモノを準備、提供する
という流れで言葉が成り立ちました。
「プロのビデオ」という
何とも言えないパワーワード!
エロビデオみたいですね🐼 「プロのビデオ」って、なんか凄い響きだよね。画質良さそう。 “video” に「見る」って意味があるのが驚きです……。
というわけで、覚え方は
「プロのビデオを提供する」
などのゴロを作れば一発でいけそうですね。
この単語を覚えるついでに、
“pro” には「前」の意味があることを
知っておくと後々便利ですよ。
同義語 “give / deliver / distribute” との違い
「提供する・供給する」には
provideの他にもいくつか類義語があります。
たとえば “give” は
「与える」という意味ですね。
“provide” はその語源から考えて、
「先読みして与える」という意味合いなので、
ただ与える行為を指す “give” とは
若干、ニュアンスがズレます。
また、“deliver” という動詞にも
一応「与える」の意味はありますが、
これは「配達する / 伝える」
というニュアンスが強いです。
デリバリー(delivery)のピザ配達みたいな感じでしょうか。
そして、“distribute” にも
一応「与える」という意味はあるのですが、
こちらは「分配する / 配布する」の意味が強く、
多数あるものを複数の対象に分け与える、
というニュアンスです。
いずれも “provide” の語源
(= 未来に備えて何かを提供する)
を知っていれば、見分けるのは容易です。
名詞はプロバイダ(provider)かプロビジョン(provision)
provideの名詞形は2つあり、
1つはプロバイダ(provider)で、
もう1つがプロヴィジョン(provision)です。
現代社会で「プロバイダ」と言うと、
インターネットの接続サービス業者が思い浮かぶかもしれません。
これは、サービスを提供する業者
という意味合いです。
(語源はprovide:”プロのビデオ” です)
語尾に “-er” が付くと、
「~する人」という意味になるので
覚えておくと良いでしょう。
“provider” の元の意味は、
「提供者 / 調達者」ですが、
それが転じて「一家の稼ぎ手」
という意味もあったりします。
家族に生計のための元手資金を提供する人、という意味ですね。
そしてもう1つの名詞が
プロヴィジョン(provision)ですが、
こちらはprovideをそのまま名詞にして
「供給・提供・準備」といった意味です。
また、「規定」という意味もありますが、
これは英英辞書を引くと由来が分かります。
a statement within an agreement or a law that a particular thing must happen or be done, especially before another can happen or be done:
(契約や法律において、特定の事柄を実現しなければならないことを示す文言。特に別の事柄が起こりうると考えられる前段階において)
……よくわかりませんけど😅 つまり、事が起きてからでは遅いので、「事前準備の一環」としてルール(規定)を作っておくってことだよね。ここにも “provide” の語源のニュアンスがよく表れているよ。
【上級者向け】仮定法では “provided that” を使う
「仮定法」という英文法を
あなたは聞いたことがありますか?
実はこれ、まだ実現していないことを
「もし仮に~するとしたら……」
という語り口調で語るための英文法です!
高校英語なので、
けっこう上級者向けですが、
この仮定法は通常 “if” を使います。
(もし彼が女性なら、僕は彼との結婚を申し込むのにな)
ウホッ! そういえば、歌手のGackt氏は、「Hydeが女だったらなぁ……」って発言をしてたことがあるらしいね。
話を戻しますが、
この “if 主語 動詞” になってる部分を
通常「if節」と呼びます。
が、この文頭のif節には
“provided (that~)”
をifの代わりに使うこともできます。
「そのシチュエーションが提供されたら……」
というニュアンスですね。
接続詞ifと同じく文頭に置き、
「①もし仮に~なら」「②ただし~」
という “条件付け” の意味合いを出せます。
(※②は法律に関する文言で使われ、通常、”provided, however, that~” とセットです。)
ほかにも仮定法では、
“Given that~” や “Assuming that~”
なども「もし~なら」の意味になりますが、
これはいわゆる「分詞構文」です。
がっつり高校英語ですね。 少なくとも初心者向けではないね。
念のため、例文を載せておくので
気になる方は参考にどうぞ!
- I’ll be there at about 7:30, provided that there’s a suitable train.
(ちょうど良い電車があったら7時半にはそこに着くだろう) - Provided that you already have a plan, I’ll go there with her.
(もし君に予定があるなら僕は彼女と行くよ) - Given that you are under 20, I cannot let you enter this room.
(あなたが未成年なら、この部屋の中に入れる訳にはいかない) - I’d like to go back home assuming that the present situation is going to continue.
(もしこの状況が続くのなら、私は家に帰りたいのですが……)
プロバイド(provide)の意味と使い方を例文で解説
プロバイド(provide)は他動詞なので
それ単独で使うことはほぼありません。
「~に提供する、~に供給する」
がメインの意味合いですから、
その「対象」となる人やモノが必要ですよね!
というわけで、具体的な使い方を
今から例文で見ていきましょう。
【第4文型】provide A Bは使えない
高校英語で習う「4文型」のうち、
第4文型で使える動詞は決まっています。
“give A B(AにBをあげる)”
とまったく同じ使い方で、
“provide A B(AにBを提供する)”
という言い方はできませんので注意です。
たとえば
He provides people a lot of money.
(彼は人々にお金をあげる)
みたいな言い方はダメ(×)です。
口語ならアリかもしれませんが、
文法的には正しくありません。
「人にモノを提供する」
という言い方をしたいのならば、
“provide 人 with モノ” か、
“provide モノ for(to) 人”
という言い方をする必要があります。
provide A with B(AにBを提供する)
- He may provide me with an opportunity to succeed.
(彼は私に成功の好機をくれるかもしれない。) - The government doesn’t provide us with food if we don’t take action.
(我々が行動を起こさなければ、政府は食糧を我々に配ってくれない。)
などの使い方で、
[人] に [モノ] を提供(供給)する
という言い方ができますね。
provide A with B のA,Bに入るのは
「A=人」「B=モノや情報」の場合です。
ちょっとここらへんは細かいので、
詳しくは高校英語をガッツリ習った方が
効率よく知識を吸収できるでしょう。
provide A for B / provide A to B(AをBに提供する)
順番が逆にして「モノを人に提供する」
と言いたい時には、前置詞 with ではなく
for あるいは to を使います!
先ほどの例文を言い換えると、
こんな感じになりますね。
- He may provide an opportunity to succeed to me.
(彼は私に成功の好機をくれるかもしれない。) - The government doesn’t provide food with us if we don’t take action.
(我々が行動を起こさなければ、政府は食糧を我々に配ってくれない。)
いろいろ覚えるの大変ですよぉ……💦なんでひとつの言い方ではダメなんですか?😹 覚えなくて良いよ。何度も触れているうちに自然と慣れるから。 ぜんぶ「provide 人 もの」の語順でいいじゃないですか😹 toとforとかめんどくさいです💦 それにはきちんとワケがあって、提供するモノが「長い名詞」だと、後ろに回す傾向があるんだよ。たとえば関係代名詞がついてたり、上記の例文みたいに「成功するための好機(an opportunity to succeed)」とかが来る場合は、たいてい後ろに回される。withの場合とto, forの場合に分けるのは、こちらの意図を伝わりやすくするためだね。 英文法って、相手の視点に立っていれば、自然と身に付くものが多いかなって思います。
provided by(~によって提供された)
先ほど、”provided” は
仮定法で使えると言いましたが、
それだけの意味ではありません。
受動態や分詞(provided by~)で
「~によって提供(供給)された」
という意味合いも出せます。
- Enough child-care support were provided by the government.
(十分な育児支援が政府によって提供された。) - You should rent a house provided by your company.
(あなたは社宅を借りた方がいい。)
受動態・分詞はけっこう奥が深いのですが、
詳しくは中学英文法を学んでみると、
体系的な理解が進むでしょう!
まとめ
今回取り上げたのは
プロバイド(provide)
という動詞でした!
類義語との細かい意味の違いとか、
前置詞を含めた使い方などを学ぶと
中学~高校英文法の総復習ができますね😃
まずは英単語を1つずつ学んでみて、
その過程で英文法の知識を仕入れながら、
発音や語源も鍛えていくと良いでしょう。
それでは今回も、最後までお読み頂き
ありがとうございました~!
英語を基礎から学ぶと頭が良くなる!
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