OETは独学ではまず無理?裏の勉強法や試験対策の本・教材を調査。

 

こんにちは、まさぽんです。

今回は海外の難関医療英語試験OETの勉強法や推奨教材について情報をまとめます。

難易度が非常に高く、前もって十分な英語力を持っている人でなければ、合格点をとるのは非常に難しい試験です。

「独学で合格した」という人も中にはいますが、多くの場合はモチベーションの問題がつきまといます。

OETを受験する意識の高い人は日本人全体からみると少数派なので、表にはそこまで具体的な対策がありません。

一生を左右するキャリアに関わることなので、この試験を突破することは重要な分岐点になるかと思います。

というわけで、行ってみましょう。

 

この記事の信頼性
筆者であるまさぽんは、過去に米国へ留学経験があり、現在は英検1級を保持しています。これまでに体験した英語教材・講座は100種類以上で、全ての教材の評判や口コミを随時チェックしつつ、自身も常に英語力の研鑽に励んでいるため、独自の選別眼を養っています。SNSアカウントはコンテンツをチェックしコメント欄などを隅々まで確認するなど、嘘偽りない情報収集&発信を日頃から心掛けています。本記事の情報は、2023年9月4日時点での最新情報が記載されています。なお、一部の解説には公式サイトを参考にし、PCの自動翻訳機能を使用していますが、すべての記述はヒューマンチェックを経て掲載されています。

 

OET(Occupational English Test)

組織名 Cambridge Assessment English and Box Hill Institute
代表者 不明
所在地 Cambridge Boxhill Language Assessment
AU 8007 Victoria Melbourne PO Box 16136, Collins Street West
お問い合わせ applications@oet.com.au

この記事がオススメな人

  • OETの具体的な勉強法を知りたい人
  • OETに向けて勉強をしているが、伸び悩んでいる人
  • 海外の医療機関でも通用する英語力を手に入れたい人

 

=基礎講座のご案内=

OETはハイレベルな英語力を持つ医療従事者向けの試験ですが、英語の4技能の得点率を上げるには、事前に基礎英語を高水準で習得していることが必要です。

オトナの学習者が英語で高い実力を身に付けるには「英文法を根本から学び直すこと」は、決して避けて通れないプロセスとなります。

僕は英語力に自信のない方専門で特別なメルマガ講座↓を開講しているので、まずはこちらに登録し、英語への苦手意識を取り去ってみて下さい。

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OET(Occupational English Test)の一般的な勉強方法

OET(Occupational English Test)は、その正式名称から見ても、医学という専門分野における高度な英語力測定試験です。

一般的な勉強方法の方針としては、公式問題集や医療系の英単語帳を用いて、リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4技能を満遍なく使いこなせるように学習を継続していきます。

まずは参考までに、以下のスコア別の実力の目安をご確認ください。

Grade スコア 実力の目安
A 450-500 適切な音域、口調、語彙を用いて、患者や医療専門家と非常に流暢かつ効果的にコミュニケーションをとることができる。あらゆる種類の書き言葉や話し言葉を完全に理解している。
B 350-440 患者や医療専門家と適切な音域、口調、語彙を用いて、時折不正確さやためらいを交えながら効果的なコミュニケーションができる。様々な臨床的状況において、十分な理解を示すことができる。
C+
C
300-340
200-290
時折、間違いや不手際があっても、適切な医療環境での交流を維持し、専門分野で通常使われる標準的な話し言葉に従うことができる。
D 300-340
200-290
専門分野における事実情報を理解し、ある程度の対話ができるが、説明を求めることがある。誤りや不正確な表現、専門用語の誤用や多用が多く、コミュニケーションに支障をきたすことがある。
E 300-340
200-290
身近な話題について簡単なやりとりができ、説明を求めることができれば、短く簡単なメッセージでも要点を理解できる。エラーの密度が高く、専門用語の誤用や多用は、コミュニケーションに大きな負担や破綻をもたらすことがある。

ぱんだぱんだ

合格点はGrade B以上でしたっけ?


まさぽんまさぽん

各セクションでスコア350以上ならOK。リスニングからスピーキングまでの4技能すべてが厳密にチェックされるけど、総合評価で「君はこのグレード!」みたいなものはない。


ぱんだぱんだ

そこは英検と違いますね。


まさぽんまさぽん

あくまで個別評価なので、合格点に達しなかったセクションは後日再びサブテストとして受験することになります。

一般的な試験対策法は、OETの公式サイトでも特集されており、合格率は国別に分かれていて、こちらの資料にまとまっています。

試験の難易度や詳しい試験概要に関する情報は以下の記事にも書かれていますので、気になる方は読んでみてください。

見出しタイトル

リスニング対策

  • 医療関連のオーディオを多く聴くことが大切です。医療コンテキストに慣れるために、医療ニュース、医療討論番組、医療プレゼンテーションなどの素材を活用しましょう。
  • 聴解練習問題を解くことが大切です。OET公式ウェブサイトや関連するテキストブックから資料を入手し、練習問題に取り組みましょう。
  • 医療英語の専門用語や表現を学習し、理解力を向上させるために、英語の医学辞典を活用しましょう。

◆ 題材に興味を持つ

医療英語のリスニングスキルを向上させるうえで最も重要なのは、題材となる音声に知的好奇心を持つことです。

それを前提として、医療英語のリスニングに慣れ親しむために、医療関連のオーディオコンテンツを楽しんで聴くことからスタートしましょう。

医療ニュース、ポッドキャスト、医療関連のトークショーなど、選択肢はたくさんあります。

◆ 公式ウェブサイトを活用する

OETの公式ウェブサイトには、リスニングの練習問題が提供されています。これらの問題を解くことで、試験のフォーマットや質問タイプに慣れることができます。

「挑戦」に対してモチベーションが湧く人は、これらの練習問題に取り組むことで、リスニングスキルを効果的に向上させることができます。

◆ 語彙力を高める

医療英語の専門用語や表現を学習し、理解力を向上させるために、英語の医学辞典や英単語帳を利用することがおすすめです。

ベースとなる英語能力に加えて、医療に関する知識が豊富になるほど、リスニングの理解度が向上します。

ただし、医学事典を隅から隅まで覚えるのは労力が大きいので、頻度の高い単語を覚えるためにも、単語帳の利用を推奨します。

◆ スピードに慣れる

リスニングの速度にも慣れることが重要です。医療関連の会話は速いことが多いため、速いスピードのオーディオを聴く練習を行うことが効果的です。

最初はゆっくりから始め、徐々に速いスピードに挑戦してください。

◆ ノートテイキング

リスニングは長い会話文を聞くことが多いため、重要な情報を整理してノートに書き留めることが不可欠です。

試験ではノートを活用して情報を整理し、質問に回答する必要があるため、ノートテイキングスキルを向上させることは非常に役立ちます。

リスニングスキルをは一朝一夕で身に付きませんが、継続的な努力と練習を毎日少しずつ取り組むことで、OETのリスニング能力が徐々に伸びていきます。

かわうそかわうそ

リスニングが苦手過ぎて……音声が流れているのにノートテイクとか無理です💦


まさぽんまさぽん

最初は誰でもそうだよ。毎日訓練をすることで、一度に聞き取れる英文の量が徐々に増えていくから、余裕を持てるようになったら情報を書き留めればいいよ。

リーディング対策

    OETのリーディング対策は、ベースとなる英語読解力の底上げも重要ですが、主には以下の方法が有効になります。

    ◆ 医療関連の英文テキストを読む

    医療関連の記事、研究論文、患者の病歴など、医療に関連するテキストを日常的に読む習慣をつけることで、医療用語や文脈に慣れ親しむことができます。

    ◆ OET公式問題集を使う

    OETの公式ウェブサイトから提供されているリーディング練習問題を解くことで、試験のフォーマットと質問タイプに慣れましょう。これらの問題は試験と似た形式を持っています。

    ◆ テーマごとに専門用語を覚える

    各テーマごとに一般的な専門用語を学習しましょう。医学辞典や医療文書を参照するのもアリですが、効率的に専門用語を理解し、覚えるには、医療系の英単語帳を使うのがおすすめです。以下の単語帳は医療英語の試験を受ける人の多くが使用しており、レビューも上々です。

    『トシ、1週間であなたの医療英単語を100倍にしなさい。できなければ解雇よ。』

    ◆ 文脈や全体の流れを掴む

    テキスト内の情報を文脈から理解する練習を繰り返し行うことで、文章全体の流れや関連性を把握できます。

    特に医療英語の場合、知らない専門用語が文中に出てきた時にとらわれがちですが、ある程度は「無視」して先を読み進めることで、単語や表現の意味を推測して掴むことができます。

    ◆ 要約とメモ

    医療系の英文を読んだらそれを要約し、重要な情報をメモにまとめる練習を行うことで、情報整理能力が向上します。接続詞などのディスコースマーカーを特に意識して重要ポイントを炙り出し、分かりやすくまとめる訓練はスピーキングやライティングの対策にも効果的です。

    ◆ 模擬試験を受ける

    実際の試験環境で模擬試験を受けることによって、試験への対応力を高まります。タイムリミット内で問題を解決するスキルを磨きます。公式サイトにサンプルテストがあるので、まずはこちらを解いて試験の感覚を掴むことができます。

    また、実際の試験は時間が限られている(60分)ので、タイムマネジメントが鍵となります。時間内に問題を解く練習を繰り返すことはOETに限った話ではありませんが、重要です。

    ◆ 改善・フィードバック

    試験を受けたり、問題集を解いたら、必ずミスや誤解の原因を特定し、間違った部分に焦点を当てて改善するための戦略を考えることで次はもっと高得点を取ることができます。

    ただし、模試の成績があまりにも低い場合は、復習よりもまずは実力の底上げを狙っていく方が学習戦略としては効果的です。

    ぱんだぱんだ

    目安としてはどのくらいのスコアでしょうか?


    まさぽんまさぽん

    7割とれれば合格だけど、5割を切っている場合は根本的な知識が不足している可能性がある。その場合は模試を受けるよりも医療英単語の見直しや多読をしていく方が良いと思うよ。

    ライティング対策

    OETのライティングでは、患者の病歴、手紙、紹介状などを書くことになるので、実際の医療文書を模倣して練習するのが効果的です。

    ただし、書き方にはガイドラインがあるため、ルールやフォーマットに従って書く訓練を積む必要があります。

    上達のためには何よりも興味を持つことが第一ですが、研究熱心な人ほど学習に抵抗はなくなります。

    ◆ 公式の練習問題を解く

    OETの公式ウェブサイトには、ライティングの練習問題が提供されています。これらの問題を解くことで、試験のフォーマットと要件に慣れることができます。ライティングフォーマットと要件をよく理解し、試験の成功に向けて準備しましょう。

    ◆ 文章のアウトラインを作成する

    実際にライティングに取り掛かる前に、テーマに沿って「何を書くか」のアウトラインを作るのが基本です。

    情報の取捨選択や、段落の順序などを事前に決めておき、論理的な構造を意識して書くことで獲得できる点数が上がります。

    ◆ 使用するワードに気を使う

    ライティングは、明確で正確な表現を心がけるほど点数がアップします。

    医療用語や専門用語を適切に使用し、誤解を招かないようにすることはもちろん、指定されたワード数に文章を調整することも必要です。

    豊富な語彙を用いて、表現の重複を避けつつ、限られた情報量で正確に意図を伝える能力が試されます。

    ◆ 文法・スペルチェック

    文法とスペルチェックを行い、誤りを修正することも忘れないでください。

    誤った文法やスペルミスは評価に即影響するので、書いた文章を自分で読んだり、何度か見直してみることが効果的です。

    また、自分の文書を音読することで、違和感のある個所や改善すべき箇所を特定しやすくなります。

    ◆ 模試を受ける

    OETのサンプル試験を受けることで、タイムマネジメントとライティングスキルを向上させることができます。

    本番と同じ時間を測り、試験の緊張感を感じながら練習をすることで、当日に余裕をもって受験することができます。

    ぱんだぱんだ

    ライティングの添削はどうすれば良いですかね?


    まさぽんまさぽん

    基本的に添削ってあんまり必要ないというか、受け過ぎても復習できないから良くないんだよね。ただ添削をまったく受けないと、使う表現の幅が狭くなるから、週1くらいのペースで受けて、訂正箇所をしっかり覚える。


    ぱんだぱんだ

    表現の幅を増やすために添削を受けるという感覚ですね。

    スピーキング対策

    ある意味、OETのスピーキングセクションは最も楽しいプロセスかもしれません。

    本番の試験では2人1組になって模擬診療を行いますが、1人でもスピーキングの練習は十分に可能です。

    ◆ 医療用語を押さえる

    他のセクションでもそうですが、スピーキングセクションでは医療用語や一般的な医学知識を学ぶことが大前提です。

    知らない用語があると即アウトになりがちですが、事前に幅広く語彙を押さえておくことで、どんなトピックが出題されても自信を持って挑むことができます。

    ◆ 公式の練習用資料を活用する

    OETの公式ウェブサイトには、スピーキングの練習用資料がたくさんあります。これらの資料を使って、試験フォーマットと質問タイプに慣れましょう。

    ◆ 自分の回答を録音する

    発音とスピーキングスキルを向上させるために、練習時に音声を録音し、後で聞いてみるのも良いアイデアです。

    自分の声を聴くことは最初は抵抗を感じますが、いったん慣れれば改善点などが分かりやすく、成長スピードが加速します。

    ◆ フィードバックを受ける

    スピーキングの練習において、他者からのフィードバックは非常に重要です。

    友達や家族に練習を聞いてもらい、アドバイスを受けることで、改善のヒントを得ることができます。

    もし身近な人からの協力を得られなくとも、スピーキング対策の練習ができるオンラインサービスなどが色々あります。

    ◆ 幅広いトピックに対応する

    OETでは、患者とのコミュニケーションや医療プレゼンテーションに関するトピックに対する練習が必要です。

    試験時間は20分ですが、実際のロールプレイは5分なので、その短い時間で十分に患者への情報共有ができるよう、端的に伝えることを意識して訓練してください。

    かわうそかわうそ

    スピーキングも苦手なんですよね💦何を話せばいいのか、単語が出て来なくて固まってしまいます😫😫


    まさぽんまさぽん

    まずはリラックスして、自分の知ってる語彙の範囲内で1人で表現する練習をしましょう。というかOET受けるなら、IELTS7.0程度の英語力が必要なので、言葉が出て来ないレベルの人はもっと易しい試験から挑戦すべきだよ。

    OETの必須教材・参考書

    OETを学習するにあたって、有効な教材や参考書はいくつかあります。

    まずはサンプル問題や公式問題集を解いて全体の流れをつかむことを優先し、その後で弱点に取り掛かるのが良い順番ですね。

    公式問題集

    OETの公式問題集は、受験者の属性別に分かれています。

    ただ受験者の7割は看護師(nursing)で、あとはほぼ医師(medicine)というデータがあります。

    医師向けのOET公式問題集です。TOEFLやIELTSの公式問題集と似たような形式で、とりあえず一冊仕上げることで全体の流れを掴むことができます。ちなみにリスニングのリンクが機能していないという声もあるので、その場合は公式HPから音声を入手してください。

    上記の看護師版です。3つのテストが掲載されていますが、こちらもリスニングが機能しないという声が見られます。

       

      その他の職業の問題集も販売されており、自身の職種を「OET 〇〇」とAmazon検索すると出てきます。

       

      ただし公式問題集は、あくまで本番の形式に慣れることが目的であって、実力の底上げは別で考えなくてはいけません。

      ライティングの模範解答は載っていますが、自分の書いた英文をチェックする機能はないので、OET online などの外部機関で添削を受けるのが一般的です。

      また、スピーキング対策ですが、公式問題集ではトピックが紹介されるだけで、実際にはほぼ機能しません。

      OETの公式YouTubeを見るのもある程度は有効ですが、何よりも英語を聞いて英語で答える練習を繰り返す必要があります。

      単語帳

      「OET専門の語彙」というものはなく、あくまで医療英語に特化した単語帳を使いこなすことで、自然とOETのパフォーマンスも向上します。

      有名なのはこちら↓の単語帳ですが、医療英語全般に役立つので、まだ単語帳を持っていない方は一冊あると心強いでしょう。

      『トシ、1週間であなたの医療英単語を100倍にしなさい。できなければ解雇よ。』

      ちなみに医療系の単語の覚え方ですが、接頭辞と接尾辞が共通するものが多いため、各テーマを決めてワードを整理すると短時間でも楽に覚えることができます。

      たとえば「骨(bone)」に関する医療単語なら、Bone marrow(骨髄)、Bone fracture(骨折)、Bone graft(骨移植)、Bone scan(骨検査)、Bone tumor(骨腫瘍)とまとめて覚えることで効率的な語彙力強化が実現できます。

      同様に「炎症(-itis)」なら、関節炎(Arthritis)、腎炎(Nephritis)、肝炎(Hepatitis)、胃炎(Gastritis)、皮膚炎(Dermatitis)といったように、セットで語彙を増やすことができます。

      基本的にはこのやり方でボキャブラリーを強化するので、必ずしも単語帳が必要なわけではなく、人によっては問題集を解く中で自然と覚えていけたり、ひたすら書いて覚えるタイプの人もいます。

      単語の覚え方は、人それぞれ自分に合ったやり方を採用するのが良いです。

      セザキング氏の動画&ブログ

      最後に「OETと言ったらこの人」的な人を紹介します。

      Dr. セザキング氏という方ですが、OETの攻略法についてブログやYouTubeで説得力をもって語ってくれます。

      英語偏差値38から米国医師国家試験(USMLE)に最高スコアで合格し、現在は医師のかたわらで学習コンサルタントとして活動しています。

      著書はこちらが有名ですね。

      Dr.セザキング直伝! 最強の医学英語学習メソッド[Web動画付]

      USMLEコンサルタント瀬嵜医師による英語学習ノウハウ本。
      非常に具体的に行動指針が示されており、かつ「英語が苦手な人がいかに上手く立ち回るか」というテーマで一貫しているのが素晴らしいと感じる。医学生なら早めの購入がお勧めである。

      筆者の過去などを面白おかしく混ぜながら、とても読みやすい本です。推敲したことがうかがえます。

      アメリカの医師国家試験USMLE受験者の中でカリスマ的な先生の初著作。
      これまで日本人医師の留学体験談は数あれど、試験勉強に関してはザックリしたアドバイスに留まり、ここまで具体的に勉強指針を示してくれるものは存在しなかった。これからの日本人受験生が羨ましい限りである。

      ふつう。みんなおすすめするけどその理由がわからない。

      悪いわけではないけれどUSMLEを勧めるならアメリカでのレジデントになる厳しさ、アメリカ留学の利点、フェローとしてなら受ける必要はないことなどもっとちゃんと伝えた方がいいと思った。
       実際アメリカで働きたいと思う人は余りサザキングさんの話はオススメできない。   step1しか受けてないが普段から英語の教科書を読んでる人からすればそこまでレベルの高いテストではなく、実際にアメリカで働いている医師に話を聞くと他で医学知識(もちろん英語も)がある前提でないと高得点は厳しい上に、資格試験であるからのめり込むのは良くないようである。
       日本人の医学生の感覚のように試験を受かってもレジデントで働くにはセザキングさんの点数でも厳しいぐらい相当高得点が必要で、彼は経験がないようなのでできれば最後にはレジデント参加経験のある人に書いてもらった方が有益だと思った。
      本当に体系的に勉強したいなら英語の様々な教科書を読んだ方が良い。

      特に留学志望はないのですが医学英語の入門書として購入しました。表紙に「まえがき云々」書いてあったのでまずは立ち読み。
      はじめ2章まではいいかなと思っていたので3章からよみました(勉強法のとこ)。私の周りに塾はないので、参考書やトフルを活用しようと決意。
      USMLEにも興味はなかったのですが、勉強の題材としてもよさそう。
      個人的には英文読解の問題数がもっと多いと嬉しかったので☆4ですが、日本語のところをパラパラめくっていたら「日本語が使えない人は英語もできない」と書かれていて納得してしまい☆5にしました笑

      セザキングについて知っている方はアメリカの国家試験であるUSMLEの勉強法について解説しているかのように考えるかもしれませんが、メールを送る際の礼儀やわかりやすい日本語について等、社会に出ていく際に「人」として大切なことも書かれている印象を受けました。

      付録にある英語を用いた診察の動画は、USMLE Step2CSを受験する方や将来受験を考えている方にはもちろんのこと、将来の夢を広げるためにも医学部低学年の方にもおすすめだと思います。

      また、ブログやYouTubeではUSMLEやOETの試験対策について詳しく語っており、医療従事者の方にとって役立つ情報が含まれています。

      ▶ ブログ「USMLE GO!!

      OET(Occupational English Test)の試験対策にまつわる人々の声

      ここからは、OETを受験予定の人々の声を載せていきます。

      主に試験対策方法について語っているコメントを多めに集めたので、参考になるかと思います。

      ぱんだぱんだ

      まずはIELTSなどの一般的な英語テスト対策をしてから、医療専門のOETを受験するやり方が鉄板ですね。


      まさぽんまさぽん

      そう!専門知識はあくまで知識であって、医療英語を支えるほとんどは一般的な英語力にあるのよ。


      ぱんだぱんだ

      もはや英語で医学を学んでしまうというル-トもあり得そうですね。


      まさぽんまさぽん

      それはよっぽど頭の良い人でなきゃ厳しいと思うよ。見聞きした説明の構造化とか分析を自力でできちゃうタイプの人。

      かわうそかわうそ

      そもそもIELTSすら怖くて受けられないぼくは、いったいどんな勉強をすればいいんでしょう。。。


      まさぽんまさぽん

      試験自体への慣れも必要だけど、基礎力に自信がなかったら、とりあえず単語と文法から始めるのが良いよ。

      まとめ

      今回は、持っておくと海外で役立つハイレベルな医療英語試験OET(Occupational English Test)の詳細について、独学での勉強法、効果的な教材、および学習者の声などを掲載しました。

      ケンブリッジ英語検定による2013年の調査では、医療関係者の93%が「OETを受験した従業員や同僚に対して職場で英語を効果的に使用している」と回答しており、OETの試験結果は就職に対しても前向きな影響を与えていることが分かります。

      今回はハイレベルな人しか受験しないOETの特集でしたが、もしこの記事を読んでいる人の中に「まだ英語力にはほとんど自信がない」という方がいたら、以下の案内をお読み頂ければと思います。

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      時には厳しい試練もありますが、僕の言うとおりに順番を守り、目の前の課題を真剣に取り組んで頂ける方であれば、TOEIC600点超えまでのレベルアップは保証します。

      訪日外国人客数はコロナ明け以降、着実に増加しており、そのうち約6%が日本の医療機関を受診していると言われています。

      これから医療従事者の方々にも確実に「英語」が不可欠のスキルとなるでしょう。

      現実を見据えた上で、前向きに頑張る意思をお持ちの方は、ぜひ僕のところへ来てください。

      では、最後までお読みいただき、ありがとうございました。