「英語できないけどロバートウォルターズで転職だ!」←やめとけ

こんにちは、まさぽんです。

今回はロバートウォルターズに関する情報をまとめてみました。

SNSやwebサイトでたまに広告を見かける、海外企業や外資系をメインとしたイギリス発の転職サイトですね。

「英語ができる人」が主に利用するイメージがありますが、その実態や内側はどうなっているかを知る人はあまり多くはないはずです。

転職の際に求められる英語力、会社概要、およびサイトの使い方などを本記事ではまとめました。

というわけで、行ってみましょう。

 

この記事の信頼性
筆者であるまさぽんは、過去に米国へ留学経験があり、現在は英検1級を保持しています。これまでに体験した英語教材・講座は100種類以上で、全ての教材の評判や口コミを随時チェックしつつ、自身も常に英語力の研鑽に励んでいるため、独自の選別眼を養っています。英語学習のみならず、英語を用いた社会での働き方・生き方など、読者視点で重要な情報源を共有するため、嘘偽りない情報収集&発信を日頃から心掛けています。本記事の情報は、2023年9月11日時点での最新情報が記載されています。なお、記事はすべて管理人が執筆しており、人工知能による自動書記は一切使用していません。

 

ロバート・ウォルターズ(公式HP)
ロバート・ウォルターズ・ジャパン(X)
ロバート・ウォルターズ・ジャパン(YouTube)

会社名 ロバートウォルターズジャパン株式会社
代表者 Jeremy Sampson
所在地 (東京オフィス)
〒150-0002
東京都渋谷区渋谷3丁目12番18号渋谷南東急ビル14階
(大阪オフィス)
〒531-0072
大阪府大阪市北区豊崎3-19-3
ピアスタワー15階
お問い合わせ (東京)
+81(0)3-4570-1500
info@robertwalters.co.jp
(大阪)
+81(0)6-4560-3100
info@robertwalters.co.jp

この記事がオススメな人

  • 英語スキルを用いた転職に興味がある人
  • 転職に必要な英語スキルのレベルを知りたい人
  • ロバートウォルターズの情報を分かりやすく深堀りしたい人

 

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ロバートウォルターズは主に英語を使えるビジネスパーソン向けの転職サイトですが、TOEIC900レベルの実力は最低でも持っておかないと厳しいです。

オトナの英語初心者が英語・英会話を1から身に付けるうえで「英文法を根本から学び直すこと」は、決して避けて通れないプロセスとなります。

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ロバートウォルターズの会社概要(wiki風)

ロバートウォルターズジャパン株式会社(英語名: Robert Walters Japan K.K)は、グローバル人材に特化した人材紹介会社で、2000年1月4日に東京都渋谷区に設立されました。

「自らの可能性を諦めない人々に力を」を企業理念とし、外資系企業や日系グローバル企業向けに転職支援やグローバル人材の採用支援を提供し、エグゼクティブから派遣社員まで幅広くサポートしている会社です。

20年以上の経験と実績を持ち、日本の外資系人材紹介会社の中でも最大手の一つです。

社内は多様性と平等を尊重し、女性管理職も3割以上という高い比率を誇り、また男性の育児参加を支援し、パタニティ休暇を提供しています。

設立の本社はイギリス

ロバート・ウォルターズの本社(head office)は1985年に英国ロンドンで設立されました。

アイルランド・アフリカ・アメリカなど世界31カ国にオフィスを持ち、2021年時点で3,400名以上の従業員がいます。

イギリス版のホームページは日本版とほぼ変わらず、給与がユーロ表記になっているのが特徴です。

日本における拠点は東京と大阪

ロバートウォルターズジャパンは、2000年に東京都渋谷区、2007年に大阪府大阪市北区に拠点が設立されています。

東京オフィスでは、外国人社員が多く、約半数が外国人で、35カ国以上の国々からの人々が働いており、国際的な環境が魅力です。

3割以上の女性管理職比率で、女性活躍の度合いの最高ランクを示す厚生労働省の「えるぼし」認証を受け、男性にも育児休暇の提供など、男女の育児への共同参画を奨励しています。

参考:女性活躍推進法特集ページ(厚生労働省)

新入社員向けのトレーニングプログラムも充実しており、活気に満ちた環境で経験豊かなトレーナーから学ぶことができるため、早い段階からビジネスに寄与できる機会が提供されています。

財務情報(売上高・資本金・株価・決算)

ロバートウォルターズの売上高や資本金といった財務情報は、公式サイトの「投資家情報(英語)」で入手できます。

たとえば決算情報はこちらの “Financial Reports” にて年度別に業績が公開されています。

2023年8月1日に公開された “Interim Report 2023(PDF)”によれば、2022年度の売上高(収益:Revenue)は548.3mポンド(5億4千830万ポンド = 約1,000億円)となりますね。

資本金はその中間くらいにある “Condensed Consolidated Balance Sheet” の “Equity attributable to owners of the Company” の額で、2023年6月30日時点では165.6ミリオンポンド、すなわち1億6千560万ポンド = 約300億円 です。

株価は同HPの “Share Price Information” を見ると、分かりやすいチャートが載っています。

ここ5年間で上下に変動を繰り返していますが、全体としての株価は右肩上がりです。

ロバートウォルターズの使い方

ロバートウォルターズは一般的に転職サイトとして知名度が高いですが、具体的な使い方を確認していきましょう。

ホームページは海外仕様ですが、日本人にも見やすく作られており、大まかな給与と仕事内容が写真付きで表示されています。

ステップ1:相談 or 応募

最初に、転職に関する相談や求人への応募をします。

応募時に提供された情報は、キャリアコンサルタントが確認します。

ただし、希望条件や職歴によっては、適切な求人情報が提供できないこともあるようです。

具体的な求人はこちらのページから条件ごとに検索できます。

なお、相談料は無料です。

ぱんだぱんだ

求人はどういった職種が多く掲載されているのでしょうか。


まさぽんまさぽん

エンジニア、セールス、マネージャーが多かったよ。あと正社員と比べたら派遣の募集は少な目で、フルリモートの案件もほぼなかったね。


ぱんだぱんだ

英語が必要な職種はだいたいそのあたりということですね。英語力のみならず、過去のキャリアに大きく左右されますね。

ステップ2:面談

適切な求人が見つかった場合、キャリアコンサルタントから連絡があり、面談を提案されます。

面談では、経歴、能力、転職の目的、希望などを共有し、キャリアプランについて話し合います。

この面談を通じて、強みや新たな機会が見つかるかもしれません。

ステップ3:紹介

志望者の経験、能力、希望を考慮し、最適な求人企業が紹介されます。

ここで求人企業の詳細情報、社風、職場環境、業務内容などが提供され、非公開求人情報も含めて紹介されます。

ステップ4:手続き

求人に応募する際、キャリアコンサルタントが代理で手続きを行います。

面接のアドバイスも提供され、応募者と求人企業との交渉もサポートされます。

なお、英語面接対策に関する情報はロバートウォルターズの公式HP内にいくつかまとまっています。

ステップ5:内定

内定が出た際には、キャリアコンサルタントから連絡が届き、入社日の調整や円滑な退社手続きについてアドバイスされます。

転職後もキャリアに関する相談は随時受け付けており、サポート体制も充実しているようです。

ぱんだぱんだ

そんなトントン拍子にいきますかね~?優秀なエンジニアやセールスパーソンなら、転職サイトなんか使わなくてもあちこちから声がかかりそうなもんですけど。


まさぽんまさぽん

ロバートウォルターズはヘッドハンティングでも人材を獲得してるよ。いきなり会社に英語で電話がかかってくるらしい。

【比較】ロバートウォルターズの競合企業

ロバートウォルターズは、世界中のスペシャリストを必要な会社に届ける仕組みがありますが、類似の競合企業もいくつかあります。

単に規模が大きな企業になるだけでなく、クライアント企業と求職者に提供する「サービスの質」での明確な差別化が求められます。

RWが重視する価値観としては、全ての業務でのサービスの質、誠実さ、チームワークを大切にしています。

「自らの可能性を諦めない人々に力を」という企業理念を支える上で必要な価値観ですが、具体的には同業他社とどういった部分が異なるのかを確認していきましょう。

vs. ロバートハーフ

ロバートハーフは、IT、会計・財務、金融などの分野で、外資系または日系グローバル企業に強みを持つ企業です。

日本での知名度は低い企業で、案件数もそこまで多くはありません。

ロバートウォルターズの方が高年収かつ好条件で仕事を斡旋できる実力があるため、ほぼ勝負にならないと言えます。

ただし、表には非公開の案件を隠し持っている可能性はあります。

vs. マイケルペイジ

マイケルペイジは、1976年に英国・ロンドンで創業し、現在世界36カ国において、141支店を構えているグローバル企業です。

世界ではロバートウォルターズと双璧を誇ると歴史を持ち、外資系・国内企業問わず幅広い職業の案件を紹介しています。

ただし、日本では中小規模扱いの会社で、ホームページも英国仕様のためか、「使いづらい」という声もあります。

案件自体は好条件のものもありますが、日本ではロバートウォルターズに分があると言えますね。

マイケルペイジの公式サイト上にある「年収調査」データは、就労を希望する人々にとって参考になる情報が含まれていますが、似たような調査はロバートウォルターズでも行われています。

vs. その他求人サイト(リクルートなど)

上記の2社の他にも、日本人向けに英語を用いた仕事紹介をしている会社は多々あります。

リクルートなどは人材紹介において日本の最大手ですが、その中でもRGF Professional Recruitment はアジアを中心に外資系・グローバル企業の転職エージェントとしてグローバルブランドを確立しています。

ただし、評判はあまり芳しくありません。

ぱんだぱんだ

ほー。聞いたことのない企業がありますが、レベチ案件というものがあるんですね。気になりますね。


まさぽんまさぽん

エグゼクティブが握る情報だから、表には出ないよ。ここまで来ると英語は大前提になるから、日本人のほとんどが知らない世界だ。

ロバートウォルターズで求められる英語力

ロバートウォルターズにおける求人では、どれもハイレベルな英語力を求められます。

案件には「ビジネスレベルの英語力」と書かれているものがほとんどです。

これは「ビジネス英語を数ヶ月間学びました」というレベルではなく、基礎から応用レベルまで幅広いトピックに柔軟に対応できる底力を持っていることを意味します。

実はTOEIC900でも足りない

いわゆるTOEICの試験は「ビジネスコミュニケーション」をテーマとしていますが、TOEICの点数が高くても、現場で英語力を発揮できるとは限りません。

本格的なグローバルプレイヤーとして活躍するなら、CEFR(セファール)C1レベルの実力がなければ、かなり厳しい戦いとなるでしょう。

これは日常会話やビジネス関連の情報のほとんどすべてを英語で理解し、英語で発信できる状態です。

詳しくはこちらの対応表(文部科学省)が分かりやすいです。

ぱんだぱんだ

グローバルで働くなら、学生のうちにTOEFL100やIELTS7.0以上を取っておいた方が望ましいですね。


まさぽんまさぽん

新卒なら英語力自体はまだ甘く見てもらいやすいけど、キャリアを積んだ中途採用は即戦力が求められるからね。受験の知識と、時間の両方ある学生のうちに勉強した方が後が楽になる。

トラブルは大きなものから小さなものまで、交渉や会議や商品説明もすべて英語で対応し、さらに相手国の文化背景や歴史を理解するなど、広く深い教養が必要となります。

中には英語を必要としない求人もありますが、これはアシスタントや見習いなど、ハイクラスではない案件のみです。

英文レジュメ・英文面接を突破する

ロバートウォルターズでは、ヘッドハンティングを受ける場合はすべて英語でのやり取りが基本となります。

また、ホームページ経由で個人で応募する際には、リクルーターとの打ち合わせの後、志望企業に英文レジュメを送り、書類が通れば英語で面接を受けることになります。

英文レジュメ(履歴書)の書き方はこちらのページに載っています。

ジョブディスクリプション(業務詳細)については、自力で書くのはなかなか難しいので、職種別にまとめられた海外サイトから文章を引っ張って適当にアレンジするのが個人的にはおすすめです。

英語面接はレジュメに書いた内容のどこを突っ込まれても対応できるように準備や練習を抜かりなくしておくことが望まれます。

繰り返しになりますが、英語面接対策に関する情報はロバートウォルターズの公式HP内にいくつかまとまっています。

英語ができないとこうなる

グローバル企業で英語ができない場合、よほどの仕事における実績や実力がなければ、かなりの地獄を見ることになります。

頼れる人が近くにいる間はその人に聞けばまだ何とかなりますが、1人ですべてをやらなければならない、という状況だと、周囲の人とコミュニケーションが取れません。

特に繁忙期だと、全体向けの指示を1人だけ聞き取れずにオロオロしたり、会議でまったく質問に答えられずに口ごもったりという状況が続くと、仕事への信頼性にも関わります。

せっかく念願の海外企業で仕事をできたとしても、会社の成長に貢献できなければ、短期間で梯子を下ろされてしまうかもしれません。

ただし、こうした意見には反論が2種類あります。

1つは「仕事で実際に使う英語は勉強した英語よりもずっと少ない」こと。

もう1つは「一緒に働く人が日本語ペラペラの場合はその限りではない」ということ。

後者に関しては会社によりけりなので取り上げませんが、前者の意見については僕はかなり懐疑的です。

というのも「仕事で同じ英語表現しか使わないのは、その程度のマニュアル業務しか任されていないから」であり、本当に英語ができる人にもっと重要な役職をあてがわれる可能性が高いからです。

「①仕事も英語もできる人」「②仕事はできるが英語はできない人」「③英語はできるが仕事出来ない人」「④仕事も英語もできない人」の4つの枠組みで言えば、①②のタイプの社員が重宝され、③④のタイプは責任の大きい仕事は任せてもらえません。

ぱんだぱんだ

こういうのは表立って言いづらいことですね。なんかあるとすぐパワハラ扱いになりますから。


まさぽんまさぽん

仕事ができない人って、要領が悪いだけじゃなくて他責だったりするし、面と向かって事実を伝えると恨まれる可能性があるのよね。

まとめ

今回は、英語を使えるビジネスパーソンのための転職サイトロバートウォルターズの会社概要や競合との比較を紹介しました。

不安定な現代、なるべく好待遇の仕事についてしっかりとしたキャリアを構築したい願望は誰にでもありますよね。

しかし日本国内は給与水準も長く低迷し、外国企業との待遇は一方的に差を付けられるばかりです。

そこでスキルアップのために「英語」を学ぶわけですが、実際のビジネスの現場では、ハリボテではない本物の英語力が求められます。

いったん海外に出ると「英語くらい使えるのが当たり前」という空気があり、シビアな環境で英語を学びながら仕事でも結果を出さなくてはなりません。

できることなら、日本国内で事前に英語を習得(CEFR C1:上級レベル)しておきたいところですね!

英語を本気で習得したいなら

ちなみに僕は普段、英語初心者向けに、「どうすれば基礎から “確実に” 英語を習得できるのか?」といったテーマで情報を発信しています

特に、中学英語に挫折した方や、昔は英語が得意だったけれど今はほとんど知識がスッポ抜けてしまったという方向けに「英文法」の学び方について基礎から徹底的に洗い出しています。

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※TOEIC600点・英検2級以上を持っている人の方が、そうでない人よりも、ビジネス英語をずっとスピーディに習得できます。

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では、最後までお読みいただき、ありがとうございました。