【きつい】ワーホリで稼げると思ってファームに行くと地獄を見る!?

こんにちは、まさぽんです。

「ワーホリで海外に行くついでに英語も身に付けちゃおうぜ!」
「ファーム(農場)ならけっこう稼げるらしいぜ!」

という狙いで、海外に飛び立つ人が時々います。

しかし、僕の知っている限り、ワーホリに行って帰ってきた人って、ほとんどポジティブな話をしません。

むしろ不慣れな環境下で、英語もあまり通じないまま「地獄を見た」「奴隷労働させられた」という人ばっかりです(笑)

ただ、一部では「めっちゃ稼げる」という話も聞くので、その実態を検証することになりました。

ぱんだぱんだ

ワーホリで月に80万円稼いだって人がニュースで流れていましたけど、どうなんでしょ?


まさぽんまさぽん

繁忙期で専門職なら、瞬間最大風速でそれくらい稼ぐ人もいるけど、ファームは必ずしも仕事が安定してあるわけじゃなくてよ。


かわうそかわうそ

海外は物価も高いですしね💦

この記事の信頼性
筆者であるまさぽんは、過去に米国へ留学経験があり、現在は英検1級を保持しています。海外生活では騒音や寒冷な気候、人間関係や言語面など様々な問題に直面し、乗り越えてきた経験から、独自の選別眼を養っています。日本に帰国後も外国人と定期的に交流を重ねたり、実際に海外留学やワーホリに行った人々に連絡を取って状況を確認するなど、嘘偽りない情報収集&発信を日頃から心掛けています。本記事の情報は、2023年2月5日時点での最新情報が記載されています

 

この記事がオススメな人

  • 海外に出稼ぎに行ってみたい人
  • 海外のファームで英語を駆使して働きたい人
  • 英語を身に付ける機会が欲しい人

 

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ワーホリって「収入も得られて英語も身に付く」と思われがちですが、実は「ある程度の英語力を持っている人」の方が待遇も良くなります。笑

僕は英語力に自信のない方専門で特別なメルマガ講座↓を開講しているので、まずはこちらに登録してみて、英語への苦手意識を取り去ってみて下さい!

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【ワーホリ】そもそもファームとは

オーストラリアのワーホリと言ったら、「ファーム」を連想する人も多いと思いますが、ファームとは「農場」を意味します。

ワーホリは他にもジャパニーズレストラン(飲食店)やファクトリー(工場)などがあります。

食肉工場などで豚・牛・羊・鶏の血を見たくない人や、ジャパレスで安い給料で働きたくない人はファームを選びます。

大自然に囲まれ、日の出と共に目覚め、愉快な仲間と一緒に毎日楽しく現地生活をエンジョイ!

……という狙いでワーホリをするのですが、その実態は想定以上に過酷なことが多いみたいです。

ぱんだぱんだ

ファームは当たり外れが大きそうですが、ファクトリー(工場)はどうなんですか?


まさぽんまさぽん

僕の知人がワーホリで食肉工場で働いてたけど、現場は大きく2種類に分かれていて、パック詰めよりも屠殺場の方が給料は良いらしい。


ぱんだぱんだ

グロいのは避けたいですね……。

なお、ワーホリ1年目の期間中、特定の業務(主に人手不足の1次産業)にフルタイムで3ヶ月間(88日間)従事すると、セカンドビザを申請できます。

人によってはサードビザも申請するので、最長で3年間、ワーホリで海外で暮らすこともあります。

ファームでのワーホリがきつい理由

ファームでワーホリをすると、場合によってはかなりきつい待遇で働くことになります。

農業・林業・漁業・建設業など肉体労働には事欠きませんが、現場との相性によっても大きく待遇が変わります!!

ワーホリのきついポイント

  • 1日中外で重労働
  • 夏場は炎天下に晒される
  • オーストラリアは特に日差しが強い
  • まともな指示を与えてもらえないことがある
  • 現地人がやりたがらない仕事を回される
  • 単純作業が延々と続く
  • 衛生面で問題がある
  • 閑散期は仕事がなく、思ったより稼げない
  • 現地人との交流が(人によっては)馴染めない
  • 差別用語(JAPなど)が飛び交うことがある
  • 最低時給を下回っているところもある

などなど、上記のすべてがいっぺんに起こる訳ではありませんが、決して「楽しいことばっかり!」ということはないので、覚悟が必要です。

ファームでの作業は大きく①ピッカー(収穫する人)と②パッカー(箱や袋に詰める人)に分かれますが、基本的には単調な作業が延々と続くため、飽きっぽい人には不向きですね。

かわうそかわうそ

えーでも、いちご農家でワーホリしたらいちご食べ放題ですよね!憧れます!


まさぽんまさぽん

イチゴの収穫って延々と中腰で作業しなきゃならないから、地獄みたいにキツイよ。管理コストもかさむし、いちごは病気に弱いからすぐダメになるし。


かわうそかわうそ

だからいちごって高いんですね😭

ワーホリでファームに行くと稼げる?収入と費用

海外では日本と比べて物価がインフレしており、オーストラリアは最低賃金が日本のおよそ2倍なので、その分だけ収入も多くなります。

……と思いきや、生活コストなどの費用も日本に比べてかかることが多いため、出稼ぎのためにワーホリに行っても相殺されて、最終的にはほとんどお金が残らないなんて事態も普通にあります!

さらにさらに、ワーキングホリデーはあくまで「休暇」扱いなので職歴として加算されず、帰国後に日本で仕事を探そうとしても上手くいかない人が多いですよね。

実態はこんな感じ(口コミ)

かわうそかわうそ

ワーホリ怖い……😨😰😨😰😨


まさぽんまさぽん

こないだ、日本で働いてる理系の社会人がワーホリ行きたいって言ってたけど、積み上げたキャリアがぶっ壊れることを覚悟して、人生をやり直そうとする人しかおすすめはしない。


ぱんだぱんだ

ただ、日本でも一生続けられるまともな職場なんてもう無いですよね。キャリアデザインとか死語じゃないですか?


まさぽんまさぽん

リスクを負って起業するか、あるいは必死で勉強して人材価値を高めるしかないよね。勉強から逃げたら遅かれ早かれ人生が終わる。

収入の目安(オーストラリアの場合)

実際に「世界一時給が高い」オーストラリアでワーホリをすると想定して、具体的にどの分野でいくら稼げるのか……?

事前にシミュレーションはできるので、あらかじめ戦略を立ててからワーホリに挑むことをおすすめします。

なお、オーストラリアの最低時給は21.38豪ドル(2023年2月時点)で、日本円に換算すると1,948円/時です。

以下は各職業の時給目安です。

◆ ファーム:24豪ドル
◆ ファクトリー:30豪ドル
◆ マイニング(鉱山):50豪ドル
◆ ローカルレストラン:22豪ドル
◆ ジャパニーズレストラン:12豪ドル(!)
◆ 日系土産物屋:22豪ドル+歩合
◆ 清掃員:23豪ドル
◆ ツアーガイド:25豪ドル
◆ バーテンダー:30豪ドル
◆ 介護士:30豪ドル
◆ 調理師:32豪ドル
◆ 歯科助手:25豪ドル
◆ 美容師:25豪ドル

かわうそかわうそ

ちょ、ちょっと待ってください😨ジャパレスって最低時給下回ってませんか??😨


まさぽんまさぽん

現地では違法労働もはびこってるから、平均すると実態はそんなものだよ。オージーはチップの習慣もないしね。

主な仕事の探し方は、現地の新聞や情報誌、あるいはネット検索や掲示板などがあります。

良い情報はなかなか表には出回りませんが、かと言って、人づてに得た情報には嘘や詐欺の可能性もあるため、十分に警戒をし、足元を見られないように気を付けてください!

現地生活でかかる費用と必要な貯金額

よく言われることですが、「半年間働かずに生活できるくらいの費用」を事前に用意しておくのが望ましいです。

最低でも100万円は必要ですが、人によっては200万円でも足りないというパターンもあります。

現地に着いてからワーホリ先を見つける場合、すぐに仕事が見つかるとも限らないので、多めに持っておいた方が良いのは間違いありません。

◆ 語学学校の学費:327,600円/3ヶ月
◆ 家賃:36,400~109,200/1ヶ月
◆ 食費:18,200円/1ヶ月
◆ 交際費:54,600円/1ヶ月
◆ 携帯電話代:2,912円/1ヶ月
◆ ビザ申請料金:46,410円
◆ 航空チケット代(片道):30,000~300,000円

合計:685,746~1,174,146円/3ヶ月
※1豪ドル=91円として計算。

3ヶ月でこれだけの費用がかかるので、半年だとこれの1.7倍(111万~176万円)ですね。

生活費がないと、現地でひたすら働くばかりの生活になってしまい、語学の勉強や思い出作りのための交流もできないため、ワーホリはとにかく事前準備が超重要です!!!!

特に、最初の半年間は語学学校に通い、残りの半年でワーホリをするようなプランの場合は、ほとんど手元にお金は残らないと考えて良いでしょう。

まとめ

今回は、主にオーストラリアで行われるファームでのワーホリの詳細について、リアルな情報を紹介しました。

ワーキングホリデーは華やかなイメージが強いですが、英語ができないと、現地で足元を見られやすくなり、最低時給を大きく下回って労働させられる所もあります。

そのような違法労働を課す職場は、銀行振込すらせず現金手渡しのこともあるので、事前に職探しは入念に行ってください。

せめて最低限の日常英会話ができれば信頼できる人から有益情報を得られるし、契約書類も英語で読めれば違法労働を見抜けるので、中学校卒業レベルの実力は事前に持っておいた方が良いと思います!!

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結果は保証できませんが、確実な成長の機会を保証します。

では、最後までお読みいただき、ありがとうございました。