どうも!
英会話の伝道師・まさぽんです。
今回、巷のサラリーマンに話題の
「スタディサプリ ビジネス英語コース」の
口コミ・評判を検証してみました。
僕がこのアプリを使ってみたところ、
最初は面白いかもなぁ~、と感じましたが、
真剣味が足りなかったせいか、
わりとすぐに飽きてしまいました^^;
もちろん良い評判もありますので、
そちらも紹介していきますね!
この記事では、僕の主観に基づいて
生々しいアプリのレビューを書いていくので、
ビジネス英語に興味のある方は、
ぜひ最後まで読んでみると良いでしょう。
運営者 | 株式会社リクルート |
---|---|
代表者 | 北村 吉弘 |
所在地 | 〒100-6640 東京都千代田区丸の内1-9-2 |
電話番号 |
0120-500-658 問い合わせフォーム:https://eigosapuri.jp/help/ |
【この記事がオススメな人】
- 「スタディサプリEnglish ビジネス英語コース」の評判が気になる方
- 訳あってビジネス英語に強い興味を持っている方
- 英語初心者で、本当に実力が上がる英語学習法を知りたい方
「スタディサプリ ビジネス英語コース」の勉強法
で、実際このスタディサプリのビジネス版って
どんな勉強法を採用してるの?という話ですが・・・
ぶっちゃけこれ、
ビジネス英語を学ぶというよりは
英語クイズに近かったですね。
外国人と日本人との会話を聞き取り、
その後で出てくる質問文を聞き取って、
正解を選ぶパターンです。
アプリは手軽に始められる利点がありますが、
どうしても血の通った交流が難しいので、
クイズ好きな人や、一人でも勉強できる人なら
楽しめるかなーと思います。
とりあえずスクショを取っておいたので、
どんな感じの流れかを、今から見ていきましょう。
会話を聴き、クイズに答える
「スタディサプリ ビジネス」には、
色々な形式のテストやクイズがあります。
が、その中でも最も印象に残るのは、
こちらの「会話理解クイズ」です。
TOEIC600レベルの人向けの難易度で、
ビジネスの場面で使う会話を学べる・・・
という方針で作られていますが、
複数の登場人物の会話を聞き取ってから、
全部で3問のクイズに答える形式ですね。
動画ではなく静画なので、
イマイチ臨場感に乏しい気もしますが、
それなりにビジネスの雰囲気は
感じられる…かもしれません。
最初に流れる音声には字幕がついていないので、
リスニング力を思いっきり試されます。
それを聞き取って内容を理解したら、
全部で3問のクイズに答えていくのですが、
しっかり会話を聞き取らないと間違えるので、
集中して聞いておく必要がありますね。^^
What does Yoshikazu ask Daisuke to do?
(ヨシカズはダイスケに何をして欲しい?)
という設問文ですが、
この場合の答えは【B】でした。
(Lead a meeting with a cliant:顧客との会議を進行する)
会話をちゃんと聞いていれば、
正しい答えを導くことができます。
実際にこのアプリ内で
どんな会話が繰り広げられるかというと、
こんな感じの流れで進みます↓。
このような流れで、
一通りの問題を解き終われば、
全文を確認できます。
①「字幕ナシ」で会話を聞き取る
② 3問の選択式の内容理解クイズに回答する
③ 正解数が発表され、解答を確認する
といった流れで、1コマ分が終了します。
全部で3分もかからないので、
お手軽ではあります。
YouTubeなどのCMで流れている
「1回3分!」というキャッチコピーは、
ここからきているわけですね。
「スタディサプリ ビジネス英語コース」のテキストは難しくない
ふつう、ビジネス英語といったら
難易度が高そうなイメージがありますね。
しかし、スタディサプリのビジネス英語コースは、
テキストはそこまで難しい訳ではありません。
というか、
難しくしちゃうとダメなんですよね。
なぜ、難しくないのか?
そこにはきちんと理由があります。
「英語初心者でも上級者でも、
このアプリを開いて遊んでいるだけで、
英語力が手軽に、ラクラク上がる!!!」
・・・という印象を持たせるには、
スキマ時間で取り組めるのをウリにして、
お手軽な感じにまとめる必要があるからです。笑
ようは、スタサプはクイズアプリであり、
利用者に手っ取り早く遊ばせることが目的なので、
ガチの勉強をさせたらアウトなのですね。
(ガチで英語を勉強したい人は留学に行ってます^^;)
テキストはレベル別に選べるが、種類が多過ぎる
学習者のレベル別に応じて、
TOEIC400~860点までの幅広い範囲で
自由に教材(テキスト)を選ぶことができます。
各種の教材別にストーリーが用意されていて、
どこから始めても大丈夫ですが、
自分のレベルに合ったものを選ぶのがおすすめです。
Lv.1 海外出張編(TOEIC400点程度)
電機メーカー『エッジフロントライン』の社員ダイスケはシリコンバレーで行われる技術会議へ向かった。
Lv.2 PC事業部の危機編(TOEIC600点程度)
シリコンバレーから帰国後、企画課の仕事を頑張るダイスケは思わぬ事態に直面する。果たしてそれは…?
Lv.3 新商品開発編(TOEIC730点程度)
PC事業部の不調を救うため、新型スマートデバイスを企画し、試作品製作に向けて動き出したのだが…。
Lv.4 グローバル進出編(TOEIC860点程度)
遂に完成した試作品をアメリカ国際見本市で披露することになったが…。
これらのエピソードに加えて、
各種の教材や講座がアプリ内に
用意されています。
また、各エピソードの中には、
色々な種類の学習スタイルが用意されていて、
自由にやりたいものを選ぶことができます。
- 会話理解クイズ
- 単語・イディオムチェック
- ディクテーション
- 会話文チェック
- シャドーイング
- キーフレーズチェック
- リード&ルックアップ
- 瞬間発話プラクティス
全部で8つと、バリエーション豊かですが、
ちょっと多過ぎる気がしなくもありません。
「あれもやろう、これもやろう」となってしまうと、
モチベーションが多方面に分散されてしまうので、
まずはどれか1つに絞るのがいいと思います!
なので、このアプリも最初は楽しいですが、
気を付けないと、やることが膨大過ぎて、
次第に疲れてくる人も出てくるかと思います。
なので、1回3分で気軽にできるアプリと言えど、
自己管理は重要ってことですね。
プレミアムコースに登録するとどうなる?
無料体験で飽きることなく、
「これ、イイネ!」と感じた人向けに、
プレミアムコースへの登録案内も流れます。
初めて申し込む人に限り、
最初の7日間は無料らしいです!
7日間の無料期間が終了すると、
月額課金が継続されるので、
好きな人は続ける流れとなります。
(詳しくはHPをご覧ください)
ただし、これ系の英会話アプリって、
退会方法が非常に分かりにくいものも多いので、
その点は事前に注意しておくと良いです。
もう退会したいと思っているにもかかわらず、
思うように退会手続きがうまくいかないと、
「どうやったら退会できんだよコラ!💢」と
ストレスが溜まってしまいますからね。^^;
「スタディサプリ ビジネス英語コース」の料金と効果
スタディサプリのビジネス英語では、
無料体験を終えて、有料コースに申し込むと、
それまでロックされていた全てのサービスを
新たに使えるようになります。
無料会員は1コマしか受けられませんが、
有料にすると全てのコマが解禁されます。
が、とにかく分量も種類も多いので、
めちゃめちゃやる気のある人向けです。
気になる料金と学習効果を、
今から一緒に見ていきましょう!
料金は安い。ただし効果はあなた次第。
スタサプビジネスの料金体系は、
初回7日間のみ無料ですが、
その後には月額課金がかかります。
しかし、学習効果は微妙かもしれません。
料金自体は一般のサラリーマンであれば、
誰でも支払える金額になっています。
が、継続課金となると
少し迷うかもしれませんね。
「本当に英語力が上がるんだろうか…?」
「ビジネスで使える英会話が身に着くのか…?」
「TOEICの点数は高まるのか…?」
といった葛藤も生じると思います。
が、本当に英語力を高めたい人ならば、
そもそもアプリで勉強しないので、
もっと本格的な講座に参加したり、
あるいは留学を検討することでしょう。
アプリという形式上、
自分で「やろう!」と思わない限り、
いくらでもサボれてしまうのが特徴です。
なので、学習効果にはあまり期待せず、
「やってて楽しいかどうか」を基準に
コスパを判断すると良いと思いますね。
このアプリを機に、英語が好きになれば、
いずれアプリ以外の本格的な勉強をしても、
続けられる可能性が高いからです。
日常会話はできる。でもすぐ飽きる。
あくまでクイズ形式ですが、
日常英会話はそれなりに学べます。
でも、アプリという形式上、
なかなか本気で取り組める人は少ないので、
すぐ飽きてしまう可能性も高いです。
スタサプのビジネス英語は、
その他の英会話サービスのように、
1コマずつ、状況別に会話があります。
最初は英語の自己紹介の仕方を学び、
その後で英語で上司と打ち合わせをしたり、
トラブル対応の事例を学んだりします。
僕は誰かに忖度する必要がない立場なので、
あくまで思ったことを率直に書きますが・・・
このアプリ、予めセリフが決まっているので、
自分で考えて英語を喋れるわけではなく、
あまり実践的ではないんですよね。
僕も無料体験だけ使ってみましたが、
早い段階で飽きてしまいました^^;
(もちろん真剣味が足りていないのが原因です)
本来のビジネス英語の勉強法とは
通常、「ビジネス英語」の勉強法といったら、
既に基礎力が十分に身に着いている人向けで、
ハードルが高く、厳しいものです。
間違っても、英語初心者がいきなり学んで
身に着けられる代物ではありません。
世間では時々、
「海外に行けば嫌でも英語を使いまくるんだから、事前に勉強をする必要はないよ」
といった意見を言う人も見られます。
しかし、僕からすると
「海外に行けば自然と英語は身に着く」
という意見は、かなり甘いのではないかと思います。
実際に海外に飛び立ってみたら、
道を尋ねることすらままならない、
カフェで注文をしたら別のメニューが出てくる、
なんて状況も多々ありますからね。
僕も過去にアメリカ留学に行ったことがあるので、
現地のリアルな雰囲気をよく知っています……。
英語をしっかり身に着けていない人は、
トラブルに次ぐトラブルが発生し、
精神的に消耗し尽すことになるでしょう。
ましてや、本格的なビジネスの場で、
一歩間違えれば重大な損失が発生する場で、
事前に語学の準備をしていないなどといったら
それこそ大変なことになります。
ビジネス英語はレベルが高いので、
交渉に負けたらその時点で帰国、
くらいの覚悟が必要です。
普段から、本番を想定して
緊張感をもって学ぶべきものが
ビジネス英語なのです・・・!
脅すつもりはないのですが、
アプリで英会話を始める際にも、
やはり本人の真剣味や集中は必要ですね。
「スタディサプリ ビジネス英語コース」の評判と口コミ
スタディサプリのビジネス英語版が、
どのような評判と口コミが生じているのかを
取り上げてみましょう。
宣伝がたくさんされているので、
認知度は非常に高いのですが、
重要なのはその中身です。
まずは良い評判から。
良い評判
社会人になるに向けて英語を強化したいと思い始めてみました。まだ初めて間もないですが、全体的に良いサービスだと感じています。ただ、音声をまとめて聞き流せる機能があればもっと良いと思います、、
始めてからまだ一か月ですがそれなりに身になっていると思います。キーフレーズや文法が整理されてきている気がします。ただ「会話」という点ではどうしても一方通行になるので英会話教室などとは差があると思います。
以前はスタディサプリENGLISHのTOEIC対策講座をやってました。TOEICの点数はまあまあになったものの、いまだに会議で相手の言ってることが聞き取れないことがあったり、集中力が続かないため、こちらにチャレンジしました。
スキマ時間にスマホやタブレットで少しずつできて、一単元も1日の目標にちょうどよいので無理せず継続できます。内容も普段の英語の会議で出てくるような内容で実用的です。ディクテーションやシャドーイングも簡単に練習できます。毎日続けてビジネス英語に触れることで、少しずつですが、英語の会議やメールへの抵抗感が減った気がします。個人的には会社で法人契約してほしいです。。。
シャドウウィングやディクテーションが入っていてリスニングの能力が向上の実感が湧いています。更に勉強時間も記録することができモチベにもつながり大変素晴らしい教材だと思います。
ただレッスン20、30辺りから急に文章が簡単になっていてそこについては量ではなく質を高めて欲しいと感じています。正直中盤あたりではすべての文章が聞き取れてしまい勉強にならないです
悪い評判
もともと英語が苦手どころか嫌いなので、続けられるかわからない。
最初は自己紹介からだが、どんなものも最初は自己紹介から始まるので、特別感はない。
メソッドと仕組みはよいのだが、何故、日本人が日本で英語で話しているのか…とても違和感がある。
英語を学ぶのは言葉だけでなく、英語圏の文化や考え方、作法も含めて習得するものだと思うので、日本を舞台にしたシナリオは、どうなんだろう…
会話の内容もビジネスシーンというより、社会人の日常英会話ばかりで、海外法人とのビジネス上のコミュニケーションに役に立つ内容が無い。
ビジネス英語と言う割には、内容が語彙を増やすことに特化しており、その背景の説明がなさすぎる。
言い換えると、習ったことを実際に活用する際、相手、シチュエーションによってはビジネス的にNGになる言葉が含まれているように見受けられます。
ここら辺を理解して学ぶのであれば、とてもよいアプリなのではないでしょうか。
本アプリは総じて悪いものではありませんが、ディクテーションでは無駄な会話に対する入力を求める、動画の内容が物足りない、ストーリーがいまいち現実的ではないことを踏まえると、1500円前後で購入できるビジネス英語の書籍、スタディサプリTOEICを使用した方がよい思います。
TOEICがとても良く、数年愛用し続けてるだけに、かなり残念です。
ディクテーションの判定をどうにかしてほしいです。頭では理解していても文字入力で誤タッチしてしまうことは多いので(特に電車の中とか)それでバツ判定にされると非常にストレスが溜まります。両手で素早く入力していると途中で一文字でも誤タッチしてしまうとその後、数文字が連続でミスとみなされてしまいますし、かと言って一文字ずつ確認しながら入力するのもテンポが悪くなります。バツの判断基準も良くわからないので最低でもそれは明確にしていただきたいです。
会話を聞いた後に質問がありますが、長い文だと切れています。その質問の回答確認の際には、該当箇所だけを聞きたいです。ほかの場面でも、わからない箇所はほんの一部の場合が多いので、全会話を聞くよりわからない箇所だけに短縮したいです。 ディクテーションは、スマホにありがちなミスタイプを訂正できなくて、そこから先に進めなくなるときがありますので、わざわざ文字を制限して表示しないで欲しいです。
また文字数で単語が推測できてしまうから、全体に一本線にしたほうが勉強になると思いました。せめて、上級者には。ディクテーションが一番期待してたので、残念です。 全体としては非常によくできています。費用がかかっているので、辛めの評価にしました。なかなか勉強時間が捻出できない人でもこれならできると思います。
ちなみにスタサプのディクテーションでは、
こんな感じでキーボードを打ちます。
(何度かシステムが改良されていて、今では口コミに書かれた問題は解消しているようです。)
まとめ
僕自身もスタディサプリの
ビジネス英語コースを体験してみて、
「アプリ自体は非常によく出来ているなー」
と感じました。
BGMも軽やかで、アプリの動きも滑らか、
1回3分で学習を終えられる手軽さに加えて、
勉強記録も細かく付けてくれます。
そのあたりはさすが大手、
株式会社リクルートだけありますね。
ただ、あえて辛口にレビューをするなら、
「実際に会話できないのでアプリの限界を感じる」
「もともと英語が苦手な人には厳しい」
といった評判もあることは事実です。
僕も、本当に英語を習得するなら
アプリ(しかも独学)で学ぶというのは
よほどの人でない限り、厳しいかなと思います。
実際、僕も今では英語を話せるし、
英検準1級~1級くらいの実力はありますが、
アプリに頼って英会話を学んだことは
ほとんどありません。
アプリで英語を勉強したのは、
せいぜいフラッシュカードくらいなものですね。
なのでやはり、本格的に英会話を身に付けるなら
対面か、もしくはオンラインで人と接するのが
良いかなって思いますね。
ビジネス英語を習得したいなら、まずは文法
本当にビジネス英語を身に着けるなら、
まずはしっかりと基礎知識をおさえたうえで、
文法の「型」を身に着ける必要があります。
この「型」を身に着けずして、
ビジネスで英語を駆使している日本人を、
僕は一人も見た事がないので……。
まずはしっかり型を身に着けてから、
その後に対人交流などを通じて、
知識を実践していくのが、王道かつ近道です。
アプリだと緊張感や臨場感に乏しいので、
いまいち本気になりづらいと感じるかもしれません。
もちろん、習慣化が得意な人や、
既に十分な基礎知識が身に着いている人なら、
アプリだけでも英語が上達する可能性はあります。
ですが、それ以前の段階で、
基礎の文法がすっかり抜けている人は、
僕の見てきた限り、かなり多いんですよね。
英会話もビジネス英語も高度なスキルなので、
簡単には身に着かないのは確かです。
そのことをちゃんと知っている人だけが、
結果的に、最短距離を進むことができます。
なぜ基礎知識(英文法)をしっかり学べば
最短距離を進めるのかというと、
「暗記だけに頼る必要がなくなる」からです。
むやみやたらに表現を暗記しなくても、
バリエーション豊かな英文を自力で作り出せるし、
多様なコミュニケーションも実現します。
バイリンガルなら皆知ってるのですが、
ほとんどの人はこのことを知らないので、
非効率的な学習を強いられているんですよね。
僕の出している『骨太の英文法』は、
オトナの英語初心者向けに作った講座で、
基礎から着実に知識を積み上げることができます。
これだけしっかり学んでいけば、
盤石な英語の基礎力が身に着くので、
英語の勉強法に、二度と迷うことはなくなるでしょう。
興味のある方は、
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