どーも、英会話の伝道師・まさぽんです。

 

最近「日経ニュース英語塾」というサービスを
日経ビジネスオンラインが打ち出したので、
概要を調べてみました!

 

内容は、さすがの日経だけあって
ニュースのみならず英語の勉強にもなり、
だいぶ豪華なサービスですね。

 

このサービスに対する評判や口コミ、
僕自身の分析結果などを書いていくので
気になる方は本記事を読んでみると、
ビジネス英語に少しだけ詳しくなれます。

 

日経ニュース英語塾

会社名 株式会社日本経済新聞社
運営責任者名 渡辺雄一郎
所在地 東京都千代田区大手町1-3-7

電話番号

03-6256-7372
(日本経済新聞社人材教育事業局代表電話)

この記事がオススメな人

  • 日経ニュース英語塾が気になる人
  • ビジネスで英語を駆使して活躍したい人
  • 就職や転職に英語力を生かしたい方

 

日経ニュース英語塾はデイビッド・セイン氏が監修!?マジかよ……。

 

いきなりですが、
日経ニュース英語塾の監修は
あのデイビッド・セイン氏です!

 

セイン氏をご存知のない方のために、
一応、この記事を紹介しておきますね。

 

効果なし?英語教材i-smile(アイスマイル)の料金と評判

 

デイビッド・セイン氏のプロフィール

AtoZ主宰 米国生まれ。米国で証券会社勤務後に来日、30年にわたり英語指導者のほか、翻訳・通訳など多岐にわたり活躍。豊富な英語教授経験を活かし、数多くの英語関係書籍を執筆。累計400万部を超える。「ビジネス英語手帳 使えるフレーズ1800」(アスク出版)などビジネス英語関連はもちろん、最近では「魔法の英語脳トレ」(インテリンゴ)シリーズも好評。英語を楽しんで学べるようにする指導には定評がある。

 

この人、英語学習に関する本を
たくさん出していて有名なのですが、
「1日15分、日本語のドラマを見るだけでネイティブレベルの英語力が身に付く」
といった教材の宣伝をしているので、
いまいち信用できないんですよね(^-^;

 

ただ、それは初心者向けに
語学のハードルを下げるために言ってるだけで、
中上級者にはもっと本質的なアプローチを取る
というのならば話は別です。

 

見た目はすごく愛嬌がある方なので、
油断すると僕も彼のファンになりそうです。笑

 

 

いずれにせよ、このセイン氏の英語学習って
なんとなく楽しい雰囲気があるんですよww

 

日経ビジネスを読む人の多くは
社会で活躍する真面目なビジネスマンなので、
その人達向けにどういう雰囲気で教えるのかは
個人的に、気になるところです。

 

ちなみに、日経ニュース英語塾で
セミナー講師を務めるのは、
セイン氏だけでなく他にもいます。

 

Zoomで開講記念セミナーに参加しました

 

2021年の5月に開催された
「日経ニュース英語塾開講記念セミナー」
に、僕もさっそく参加してみました。

 

スケジュールはこんな感じです↓

19:05〜「日本一やさしいFT記事解説」 
講師:日本経済新聞社編集委員 木村恭子

19:35〜 「白熱!みんなの英語授業 最新英語時事キーワード」
講師:AtoZEnglish 主催デイビッド・セイン氏

20:10〜 Q&Aタイム

最初の方はほとんど
英紙 “FT(フィナンシャルタイムズ)”の
宣伝みたいな感じでしたねw

 

でも、世界のビジネスの現場では
具体的にどんな英語が使われているかを
生々しくチェックできました。

 

セイン氏も登壇しましたが、
普段の雰囲気と打って変わって、

内容がめちゃめちゃハイレベルで、
ほとんどの人は着いていけなかったんじゃないかな?
と思います(キャラは変わってません 笑)

 

クイズ形式で、
最新の時事英語を解説するテーマだったので、
ビジネスの最前線で活躍している人以外は
かなり難しく感じたと思います。

 

たとえば “panpanic” という英単語。

 

これは辞書を引いても載っておらず、
つい最近になって出てきた造語らしいです……。

 

 

セイン氏によれば、”panpanic” とは、
“pandemic” と “panic” を足し合わせて
「パンデミックでパニックを起こす人」
を指します。

 

こんな感じで、英語圏では
日々刻々と新しい単語が生まれているので、
英単語学習に終わりはなく、
そこが面白い所でもあるんですよね。
(別にコ⋄ナ騒動が面白いと言ってる訳ではありません)

 

質問コーナーが有益だった

 

開講記念セミナーの最後には、
参加者から事前に募集した質問に
セイン氏と木村氏が回答していました。

 

僕が見た限りでは5つあったので
1つずつ紹介していきます。

 

Q1) 単語を覚えても、文法を確認しても、結局、実際の英語には全く歯が立たないのですが、どうやって外国語を習得なさってきましたか?

セイン氏の回答:
私も日本語に不安があって、自信を持つのは難しいです。大事なのは(完璧な英語をしゃべるのを)「諦める」ことです。そうすれば英語は楽しくなるので、勉強する時は真面目になれば良いです。「楽しければいいんじゃない?」で進めていけば良いと思います。

木村氏の回答:
私の場合は、あくまで情報収集の手段として英語を学んでいるので、情報で網をかけた時にたまたまかかったのがFTだったり、、CNNだったり……。単語が分からなくても「推測」できるので、細かく1単語を日本語に訳せなくても大丈夫です。日頃やってるのは「なりきり」で、映画とかドラマとか、日本も海外も関係なく見てるので、女優とかどの映画のシチュエーションになりきって、「自分がこの俳優だったらどうするかな?」という気持ちで会話をリピートして、セリフを暗記するくらい演じてみると良いと思います。

Q2) ドラマや映画を見ていると、また、ネット記事などでも見かけることがありますが、大きな辞典にもスラング用の時点にも載っていないような英語表現に遭遇した場合、どうやって意味を探ればいいですか?

セイン氏の回答:
単語は必ず忘れるし、(初めて出てくるものは)分からないけど、自分を責めなくて良いです。メモしてもいい。2~3回出てきたら推測が当たるので、そこで初めて調べれば良いと思います。(こんな意味なんだ、と)驚く気持ちがあれば、単語をしっかりと覚えられると思いますね。

木村氏の回答:
「はあ~そういう意味なのかな」でOKです。スラングのみならず専門用語も多く使われますが、それが分からないことをいちいち気にしてる人はあんまりいないですね。全体の流れの中で、意味を推測しながら理解して、覚える。これに主眼を置くと良いです。推測力なり、臨機応変が対応ができるようになるので。

Q3) 日本の英語教育はアメリカ英語であることが多いですが、イギリスやオーストラリア、インド他アジアなど、さまざまに地域差のある英語がある中で、日本人の私が学習する際には何を基準にして学べばいいでしょうか?

セイン氏の回答:
あんまり気にしないで「どこかの国の英語だけ」と地域を限定するのではなく、全部を勉強していけば、自分の英語はその中間になると思います。アメリカ英語もインド英語も、どれが間違っているわけじゃなくて、「みんな正しい」と考えることが大事です。

木村氏の回答:
あんまり気にせずに、自分にとって習いやすい方法で学べばいいと思います。どれにでも対応できるようにしておけばいいんじゃないでしょうか。

Q4) ヒアリングが弱点です。英語学習に日経LissNアプリをどのように活用すれば、ヒアリング力アプやボキャブラリを増やせますか?

セイン氏の回答:
リッスンのアプリを毎日使うことだと思います!

木村氏の回答:
私もそう思いますw

まさぽんまさぽん

まあ、立場上そう言わざるを得ないですよね^^;

 

Q5) 中学の英語講師です。ニュース英語に興味があります。学び方や学ばせ方など、アドバイスをお願いします。

セイン氏の回答:
まずは自分が「英語が好き」であることを、生徒たちに見せれば、生徒も楽しく英語を学ぶようになります。

木村氏の回答:
まず生徒たちに英語を読ませて、「この文章の要点を3つ挙げてください」という課題を出しました。また、その内容に対して自分たちの意見をTwitterで英語で書いてみたり、ディベートとして2つの班に分けて学ばせたり、いろいろやり方はあるんじゃないかと思います。

以上、5つだけ質問が取り上げられましたが、
どれも英語上級者(一人はネイティブ)の視点から
語学をどう学んでいけばいいか、
という具体的なアドバイスを聞けました。

 

日経ニュース英語塾の概要

 

日経ニュース英語塾はもともと、
日経ビジネススクールの一部であり、
経営者層~若手・中堅社員まで
あらゆるビジネスマン向けのコンテンツを
オンラインで配信しています。

 

内容も、管理会計とかマネジメントとか、
ビジネスで使う知識の有料講座が多く、
価格もそれなりにします(数万円はザラ)。

 

そんな日経が始める英語学習は、
「国内外のニュースを英語でインプットし、
 英語でアウトプットする機会を通じて、
 活躍のシーンを世界に広げる」

というのがコンセプトですね。

 

配信スケジュール&価格

 

以下、日経ニュース英語塾の
各種プランを僕から案内しましょう。

 

スピーキング&ライティングテスト
VERSANT” とコラボしたプランが
今のところはかなりお得かなって感じです。

 

 

VERSANTって、普通に受けたら
スピーキングだけだと5,500円するので、
テストを2回受験するのと同じ価格で
日経ニュース英語塾に3ヶ月取り組めます
(※ただし割引価格は2021年6月28日まで)

 

つまり、早めに申し込んだら
日経ニュース英語塾は実質無料
ってことになりますね。

 

  • ビジネス英語マスタープラン

通常16,500円 → 11,000円
(※2021年6月28日までオープニング割)

~コンテンツ内容~
 ①英語塾3ヶ月間
 ②日経LissN3ヶ月間
 ③Versantテスト2回分

  • ニュース英語塾特化プラン

通常8,910円 → 6,600円
(※2021年6月28日までオープニング割)

~コンテンツ内容~
①英語塾3ヶ月間
②日経LissN3ヶ月間

 

以下はiOSアプリの“LissN” を
既に使っている人向けのプランです。

(※日経LissNは含まれません)

 

  • 英語塾&VERSANTプラン

通常14,850円 → 9,900円
(※2021年6月28日までオープニング割)

~コンテンツ内容~
①英語塾3カ月間

②VERSANTテスト2回分

  • 英語塾だけ追加プラン

通常 6,930円 → 5,280円
(※2021年6月28日までオープニング割)

~コンテンツ内容~
①英語塾3カ月間

 

日経LissNについては、
以下の動画で解説されていますね。

 

 

また、コンテンツの配信スケジュールは
下記のとおりです。

 

毎日:日経LissN
(英語ニュースの記事をリスニング)

 

月~金曜日:毎日UPDATEコンテンツ
(リアルLissN / フレーズ / テスト)

 

木・日曜日毎週UPDATEコンテンツ
(今週の動画 / コラム / クイズ)

 

火・金曜日随時開催UPDATE
(イベント / ワークショップ / アドバイス動画)

 

ちなみに、英語のスピーキングテストは
レアジョブのスマートメソッドであれば
「無料で」受けられます!(僕も受けてきました)

レアジョブのスマートメソッド(個人向け)を10日間体験してみた。

日経ニュース英語塾に向いている人・不向きな人

 

僕自身、英検1級を持っているので、
海外ニュースの英語を読み聞きするのは
さほど苦労なくできています。

 

なのでおそらく、
日経ニュース英語塾を使ったら
効率よく時事ネタを把握できるでしょう。

 

ただ、ニュースって
時事用語が頻繁に出てくるので、
普段からチェックしていると、

初めて知る単語もたくさん出てきます。

 

日経ニュース英語塾の場合、
時事英語はその都度解説してくれるので、

読者のかゆい所に手が届く親切設計ですね。

 

海外ニュースは他にも無料で
「CNN 10」とか「FOX NEWS」とか
いろいろありますが、海外サイトなので
日本人向けに英語の解説をしてくれません。

 

海外情報をスピーディに、
かつ分かりやすく学びたい人は
日経ニュース英語塾はおすすめできます。

 

おすすめの人

 

個人的な独断と偏見ですが、
日経ニュース英語塾におすすめな人です!

 

  • 世界を視野に入れて活躍するビジネスパーソン
  • 英語力を高めたいビジネスパーソン
  • 英語の聞き取りがある程度できる人
  • TOEIC600点、英検2級以上の人
  • TOEICの点数をさらに伸ばしたい人
  • 時事ニュース英語に興味のある人
  • 意識が高くて英語力のある学生

 

バリバリのビジネスパーソンで、
日経とかTOEICが好きな方であれば、
まず後悔することはないでしょう。

 

ちなみに日経ニュース英語塾の
案内ページにはこう↓書かれていました。

 

英語の初級者も楽しく学べる!
ビジネス英語の基礎から学べます。大切なリスニング力を強化するコンテンツが豊富。スピーキング力を強化できる丁寧なアドバイス動画もあります。

英語の上級者もさらなるレベルアップに!
英フィナンシャル・タイムズ(FT)を含めた日経グループの記事解説など、レベルの高いビジネス英語に触れることができます。英語の上級者を対象にした特別セミナーなどにも参加できます。

日経ニュース英語塾は大学生からビジネスリーダーまで誰もがビジネス英語スキルを高めることができます。

ということですね。

 

ここでいう「初級者」とは、
「ビジネス英語の初級者」って意味なので、
中学英語の基礎がまだできてない人
という意味ではないことに注意です。

 

つまり、既に英語の長文は読めるし
リスニングもそこそこできるけれど、
ビジネス英語は習ったことがない……

という方がモロに対象者です。

 

 

既にある程度、英語を読み書きできて
聞き取りもそこそこできてる人なら
ビジネス英語を理解でき、学習効果も高いでしょう。

 

TOEICはビジネス英語が題材なので、
いわゆる「TOEICer」の人々とは、
相性も良いはずです!

 

ただ、いずれにせよ
FT(フィナンシャルタイムズ紙)は
載っている英単語もかなりハイレベルで、
英語上級者向けの新聞ですね。

 

自分の英語力に自信のある人は、
日経LissNを使ったり、
新聞を購読してみても良いかなと思います。

 

英語初級者にはおすすめできない!

 

僕がコンテンツを一通り見て、
英検2級レベル以上の実力がないと
ちょっと厳しいんじゃね??

って思いましたね。

 

一般的な意味での「英語初級者」は
中学英語が怪しい人だったり、
英文法の知識があいまいだったりするので、
おそらく対象外だと思います!!

 

そもそも英文を読めない人の場合、
解説されても腑に落ちませんからね……。

 

ただし、英語ができなくても、
「なんとなくビジネスの雰囲気に浸りたい!」
という知的好奇心の強い方であれば、
英語初心者でもアリです。

 

日経ニュース英語塾の評判・口コミ

 

日経ニュース英語塾の口コミが
ちらほら出始めているので、以下に記載します。

 

意識高めのビジネスパーソンが、
こぞって取り組むのかなと思っていましたが、
案外そうでもなさそうでした。

 

この英語塾自体が
英語学習をモチベートしてくれる……
というわけではなさそうですね。

 

 

まとめ

 

今回は、日経ビジネススクール内で
新たにスタートした英語学習サービス
「日経ニュース英語塾」を特集しました。

 

僕もやってみたいのですが、
今は他の目標に向けて勉強しているので、
パスするつもりです。

 

最新ニュースでビジネス英語を学べるので
意識の高い人や、グローバルに活躍する人には
向いていると思いますね!

 

ただしその一方で、
このサービスをフルに使いたくても、
現状の英語力の不足を実感していて、
なんだかじれったい……
という人もいるでしょう。

 

その場合は、英語初級者を最短で脱却できる
骨太の英文法・改良版
という講座を僕からオススメします。

 

この講座を最後までやり遂げれば、
あなたが世界で活躍するための
最重要となる基盤の英語知識を
「中学英文法」という観点で網羅できます。

 

英検1級を持つ僕のサポートも
自動的についてくることに定評があり、
大人になって英語をやり直したい方が
続々と参加を決意されています。

 

口座のコンテンツの質は保証できますが、
もうちょっと慎重に検討したい場合は、
僕は無料のメルマガもやってますので、
まずはこちらを受けると良いでしょう。

洗練された大人の英語学習者が集うメルマガコミュニティ “The Planet Japan”

 

ここで勉強しているうちに、
英語を読めるようになった、
話せるようになった、
という学習効果が生じていますね。

 

あなたのモチベーションを高める内容や、
日々の学習へのお役立ち情報を
ふんだんに詰め込んでいくので、
やる気の高い方は、振るってご参加ください。

 

気になる方は、上記のページをチェックし、
各種の注意点などをお読みになったうえで
参加してみるといいでしょう。

 

僕の個別面談もかなり評判が良いので、
英語関連のお悩みがあれば相談に乗ります。
(メルマガ内アンケートに回答すると案内が届きます)

 

それでは今回はこれにて失礼しますね。

 

英会話の伝道師・まさぽん