こんにちは。
英語大好きマンのまさぽんです。
「エンジニア英語不要論」
が、あちこちで言われていますが、
この説を信じてしまうと痛い目に遭うので、
今回はそれについてお話しようと思います。
あるいは「英語は最低限できればOK」
という言葉も、一見すると普通ですが、
実は隠れた危険が潜んでいますね。
もし、こういうことを誰かに言われたら、
「最低限」がどのレベルを指すのか?を
真っ先に確認した方が良いでしょう。
「最低限レベルの英語力」って、人によって基準が全然違うんですよね~。 「最低でも英検2級レベル」って意味で使ってることが多いけど、これはそれなりの学習量が必要だね。中学英語+高校英語を全てマスターして、英会話もできるレベル。
いわゆるシステムエンジニアの人って、
普段はパソコンに向き合って、
1日中、黙々と作業していますよね。
僕はエンジニアではありませんが、
個人でWebディレクター的なことをやってるので
1週間くらい、パソコンの前にへばりついて
集中作業をしまくる時があります。
SEやITエンジニア、webエンジニアには
英語能力は間違いなく必要ですし、
高ければ高いほど有利です。断言します。
ちなみに僕は英語力に自信のない方専門で特別なメルマガ講座↓を開講しているので、まずはこちらに登録してみて、英語への苦手意識を取り去ってみて下さい!
もくじ
英語力が不要なシステムエンジニア(SE)の特徴
まず、英語力が不要となる
システムエンジニアの特徴について
僕なりの説を共有しましょう。
一言でいうと、
「他人にコキ使われるだけの腰掛け依存型エンジニア」
ならば、英語力はほとんど必要ありません。
すなわち、自分の仕事ではなく、
「他者に指示されたことをやるだけ」
「誰かが考えたことをそのままやるだけ」
といったタイプのSEであれば、
英語よりも優先すべきものがあるはずです。
たとえば、
基本情報技術者や応用情報技術者、
エンベデッドシステムスペシャリスト試験
といった専門分野の資格を取っておけば、
そのまま収入アップに繋がりますよね。
仮にそれらを取得していなくとも、
同レベルの実力があれば良いのですが、
技術力なしに英語力を高めようとしても、
それは単なる「逃げ」だと言えます。
エンジニアには2パターンいる
①自走型エンジニア
→自分で調べて試す、問題解決できるスキルがある②依存型エンジニア
→バグがあったら何でもかんでも先輩エンジニアに聞く。
→他人の時間を奪うから🙅♀️▶︎▶︎英語の質問サイトに聞く。
彼女は②だし英語🙅♀️#僕の彼女をフリーランスにしたい
— U2君🛹🧢🍜🔮📊 (@u2dkun) November 27, 2019
TOEICで高得点を取得する前に、
まず自分の業務内容に真正面から向き合って、
技術力を高めるのが圧倒的に先決です。
なんだか今日は厳しいですね……。 いやぁ人生に関わることだからさ。大切なことはちゃんと伝えておかないと。
Sier(システムインテグレーター)に求められる英語力
“SIer(エスアイヤー)” とは、
システムインテグレーターの略ですが、
オービックやNTTデータが代表例です。
一言で表すならば、
「ITを使って世の中の便利な仕組みを作る人達」
となります。
System(システム)をIntegrate(統合)
する人、という意味の和製英語ですね。
SIerは和製英語だと思うんだけど、英語でなんて表現するのがいいのかね…?ResellerとかDistributor?
— 宇田周平 (@syuheiuda) January 28, 2020
SIerって和製英語だったんだ!知らなかったあ 私のこっそりファンしてるかわいい女の子がアクセンチュアだったような、、多忙なイメージでござる👩🏻💻
— イクラ広報|イクラひかる (@H_C22H32O2) November 12, 2021
英語読めないSIerとかおりゅの
— 佐久良ゆきかぜ (@sakra_yukikaze) March 1, 2019
インドのエンジニア、英語が不自由なく通じるの快適やね。SIer 時代にインドオフショアが流行ってたのもなんかわかる。そしてインドが伸びるのもなんかわかる。英語が問題なく通じるの大きい。まぁ、俺の SIer 時代は TOEIC 400点台の雑魚だったので、コミュニケーション不可だったと思うけど……。
— 雀巽(じゃくそん) (@necojackarc) November 26, 2020
SIerは外に向けた英語
事業会社は内向きの英語の力が身につけられる#TryEnglishLT
— かじおやじ (@Anorlondo448) September 5, 2019
僕がSIer受けた時はSPIで英語が課されてですね、「うわぁITエンジニアって英語力大事なのか…」と泣きはらしながら英語の問題を解いてました
— 朝森久弥 (@asamorihisaya) January 18, 2018
様々な国の人と共にシステムを構築する際には、
コミュニケーション能力が必須なので、
英語力もそれに比例して重視されます。
海外に開発の外注を依頼する、
通称「オフショア開発」の際には、
英語でのコミュニケーションが前提です。
が、複数の国にオフィスがある大企業なら、
通訳やブリッジSEが英語をサポートしてくれるので、
SIerの社員全員に高い英語力が必要な訳ではありません。
とはいえ、通訳もIT用語に詳しいわけではなく、
専門的な話になるとうまく訳せなかったりするので、
社内SEが自ら英語をできるならそれがベストです。
普段は英語を使わなくとも、
「いざという時に正しい英語で対応できる」
という能力が、重宝されるんですね。
現代のIT企業は、
グローバル規模での仕事が割と普通なので、
英語力が高い社員の方が、転職で有利だったり、
好待遇を受けられる可能性は高いですよね。
前職SIerの給料には特に不満はなかったし、むしろ英語にアレルギーあったから日系で一生を過ごすと思っていたんだけど、やりたい仕事やプロダクトの観点で考えたら外資系しか選択肢に上がらなかった。
— ボム / 素直な外資系IT営業 (@bombombomb2017) December 29, 2021
だから俺がしつこくしつこくお前ら英語やれと言ってる理由わかるっぺ。特にITの奴ら。孫請とかショボいSIer勤務でも業種とか専門によっては同スキルで英米豪に仕事したら給料3倍とかだ。時給換算なら6倍とかだぞ。マジで。嘘じゃねえ。だから死ぬ気で英語やれつってんだよ!!銭だ銭
— めいろま「世界のニュースを日本人は何も知らない3」発売中 (@May_Roma) November 24, 2020
何処で働くかが重要だと思う。
たとえばSIerなんかでは「きれいなコードが書ける」は要求されないし(むしろ汚くても分量・ステップ数の過多が評価される)。
英語力は、読み書きはともかく会話ができることを仕事に活かせる現場のほうが少ないかと(これはIT業界に限らず日本全般)。 https://t.co/tnAhgx4P7g
— 出来損ない🌼 (@Schizofrenia) June 13, 2017
SES(技術者派遣)では英語力は不要
いわゆる「SES」と呼ばれる派遣会社は、
技術力を持ったエンジニアの労働力を
各企業に派遣する形態です。
“System Engineering Service” の略で、
これまた和製英語ですね。
一時期、色んなネット情報の影響で
プログラミングスクールに通う人が急増し、
未経験のプログラマーが量産されました。
SES経由で職を得たはいいものの、
入ってみたら待遇がかなりブラックだった、
という人が続出したのです。
まあでも、派遣なんてどこもそんなもんじゃないですか?学校で学んだだけの未経験の素人を好待遇でもてなす企業なんて今時ありませんよ。 一般庶民に夢を見せ過ぎてしまったのも原因だね。だけど「未経験でも年収1,000万円」みたいな甘い言葉を安直に信じてしまう側にも問題はあると思う。
本題に入りますが、
SESには業務未経験の人も多く、
英語力が必要とされる業務に就く人は
割合的には多くはありません。
工場などに派遣される場合、
周りにも英語ができる人が少ない……
という状況が多いですしね。
あくまで客先常駐のようなお仕事なので、
自分で判断してできる領域は少なく、
裁量権もあいまいになりがちです。
英語を使う機会があったとしても、
同じような表現を繰り返し使うだけになり、
自分で海外企業と交渉するといったような
高度な英語力を養うことは期待できません。
将来的な転職や独立を見込んで、
コツコツ英語を頑張りながらお金を貯める、
という戦略はアリですね。
(それもだいたい20代までが限界ですが)
「SESではスキルアップしづらい」
といった噂もあちこちに飛び交っていますが、
取引会社との相性次第でも変わりますね。
お給料や待遇はあくまで労働の対価なので、
「会社にいろいろ教えてもらいながら高所得!」
みたいな甘い夢だけは見ない方が良さそうです。。
かつての僕にも、大学でC言語を学び、天才ハッカーになって国家転覆、大金持ちのウハウハ……みたいな純粋な夢を見ていた時期がありました。 今でも似たようなこと考えてそうですけどね。
「外資系企業のシステムエンジニア(SE)に英語力が不要」な訳がない
外資系のIT企業で、
システムエンジニアとして勤務するならば、
TOEIC990点(満点)があった方が良いです。
というか、外資系企業だと
英語って共通言語そのものなので、
まともに使えなかったら困りますw
実際、「ネイティブ並みの英語力」は
TOEIC990なんて非ではないですからね。
僕は英検1級を持っていますが、
これでも全然ネイティブレベルとは言えないので、
ここからさらなる継続的な努力が必要であり、
今でも英語を学び続けています。
それゆえ、英語力が非常に高い証明として
「TOEIC990?受けたら一発合格でしたが何か?😃」
くらいのエピソードを持っている人であれば、
外資系企業でも十分に活躍できるでしょう。
上司や同僚が外国人で、
込み入った話をする時などに、
ネイティブ特有の表現をサラっと理解できると
相手も心を開いてくれやすく、他の社員と差別化できます。
そして、単なる英語力だけではなく、
異文化に柔軟に適応できるコミュニケーション力
を培っておく必要もあります。
また、最も重要なのは
英語力よりも技術力であることは
言うまでもありません。
また、外資系とは言っても、
グローバルチームでのオフショア開発などは
単なる下請けでしかないので、
待遇はそこまで良くなかったりしますが、
英語力もそこそこでOKだったりします。
システムエンジニア(SE)に必要な英語と不要な英語の違い
技術力がまだない場合は、
いくら英語力を鍛えたところで
無用の長物にしかなりませんが……
いったん技術力がつきはじめると、
今度は逆に、英語がデキなきゃ非常にまずい
という状況に置かれます。
専門知識が増えるにつれて、
最新情報を取得する必要性にも駆られますが、
IT関連の最新情報って往々にして
海外(英語圏)で共有されているからです。
個人の能力を限界まで鍛え上げよう
ひとつの会社単位で考えるなら、
必ずしも全員に英語が必要という訳ではなく、
社内の一部の人だけができていれば
それで十分に仕事は回ります。
社内の超絶デキるエンジニアの人に、
全ての英語の仕事対応が集中してしまう、
なんてことも、
多くの日本企業であるあるですね。
こういった事例を踏まえて、
自分が将来的にスキルアップをしたり、
もっと高度な仕事を振られることを見越す人なら、
英語力はできるだけ伸ばして損はありません。
特に、フリーランスになることを
あなたが視野に入れている場合は、
英語はほとんど必須になるでしょう。
「会社に通訳をつけてもらえばOK」
と主張するエンジニアの方々もいますが、
通訳の費用は1日あたり5万円ほどかかります。
通訳コストを個人で毎回出すとなったら、
よほどのお金持ちでもない限りは、
かなりの負担になってしまいますよね。
だったらその5万円(できればその10倍)を、
英語学習に費やしてスキルを身に付けた方が
圧倒的に費用対効果は良いです。
また、会社視点で見る場合でも、
通訳コストを減らして見積もりを低く出せれば、
その分だけ競争優位性が高くなり、
良質な案件を自社で獲得しやすくなります。
海外企業は「英語が使えて当たり前」なので、
英語案件は自社の人材でまかなっており、
日本企業はそれらと勝負しなくてはなりません。
つまり、個人単位にしろ会社単位にしろ、
人材の英語力はあればあるほど良いわけです。
最低でも英単語は5000語以上
エンジニアに必要な英語力は、
最低TOEIC600点レベルだと言われています。
これは単語数でいったら約5,000語レベルで、
高校卒業までに習う英単語と文法のほぼ全てを
網羅し、ある程度使いこなせている状態です。
ハードスケジュールで仕事をしている人でも、
本気で頑張れば1年でも到達可能ですが、
きちんとした学習戦略や指導があることが前提です。
要は、目の前にある英文をスラスラ読めて、
必要に応じて外国のサイトで調べものをできて、
チャットやメールで外国人とやり取りできるレベルに
なるべく早く達する必要があります。
「機械翻訳で十分でしょ」
という説も一応ありますが、
僕が知ってる英語がデキる人々って、
そういうことはあまり言いません。
「機械に頼ってようやく英語が使える」
ということは、その機械が使えなくなったら
英語のメリットを一切受けられなくなる……
ということです。
たとえば、インターネットが不調で
オフラインでの作業を強制される時とか、
紙の文書を読まねばならない時などに、
英語力が不足していると不便ですよね。
いちいちタイピングして翻訳機に打ち込んでいたら時間がかかりますね。 その意味では、ちゃちゃっと見ただけでスパッと英文を理解できるくらいになれば強い。 パッと英文を理解するにはどのくらいの英語力が必要ですか? TOEIC900あればだいたいいけるけど、まずは英検3級から目指してみて、準2級、2級、準1級とステップアップしていくのが良いよ。TOEICの点数もそれに比例して伸びていくから。
まとめ:英語ができないエンジニアはチャンスを逃す
というわけで、
システムエンジニアに必要なものは、
まずは技術に関する知識や能力であり、
長期的には英語力も重要です。
社内に英語で頼れる人がいれば
その人にすべてを任せても良いのですが、
自力で問題を解決できる人の方が
人材としての市場価値も高く扱わるので、
あちこち引っ張りだこになります。
すなわち、英語力も技術力もある人は、
より大きなチャンスを掴みやすくなるのです。
IT関連の知識は海外発のものが多いので、
「技術系のドキュメントが英語で書かれている」
なんてことはザラですよね。
文書は英語で読んだ方が分かりやすいし、
日本語に訳すと不自然なカタカナ語だらけになり
逆に分かりづらくなるのです。
それゆえ、まずは英語を「読む」力を
徹底的に鍛えてみることをおすすめします。
具体的な勉強法(まずは徹底的な基礎)
では具体的に、
システムエンジニアが英語を学ぶなら
何から始めれば良いのでしょうか?
仮に現状がTOEIC300点代ならば、
まずは中学英語の総復習から入って、
単語と文法を軸にした学習をすると良いです。
ただしこの方式の学習には、
ある程度まとまった時間が必要となりますので、
すぐには結果を求めない方が良いです。
正しい勉強法で1日2時間の勉強を
最低でも3ヶ月続けることができるならば、
それで英語力が伸びない人はいません。
だから前提条件としては、
まずはとにかく勉強時間を確保することです。
SEやITエンジニアの場合、
ベテランになるほど業務量が増えるので、
休日は寝てるだけで1日が終わることもザラ、
という話をよく聞きます。
多くのIT系社員にとっては
「お金」よりも「時間」が欲しい!
という優先順位をつけているはずです。
なので、稼いだお金は全額、
自己教育にブッ込むくらいが丁度良いでしょう。
ただし時間効率を求めるあまり、
焦って「聞くだけでペラペラ」系の教材に
手を出さないように注意してください。
(ハッキリ言って時間のムダなので)
まずはとにかく、
徹底的な基礎の反復をすることが
実力を伸ばす最大の近道です。
僕のメールマガジンを購読すれば、
その具体的なやり方も載っておりますので、
ぜひ参考にしてみて下さいね。
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「英語圏の情報は翻訳に頼ればOK!」
という考えを持ったことがありません。
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日本語だとほとんどサポート情報がなく、
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英語でマニュアルやQ&Aを読んだり、
もしトラブルや疑問点があったら
「英語で」問い合わせをすることになります。
英語をある程度使えると、
こういう時に便利さを実感します。
僕は海外のメルマガも購読していますが、
やっぱり英語圏の情報に触れていると
日本国内にはない発想やセンスを学べます。
日本は今後も少子高齢化が続く見込みで、
人口が減少し続けているのは事実なので、
これからの時代、個人と海外との繋がりは必須
だと個人的には考えています。
そういう意味でも、
いつでも海外で暮らせる選択肢があれば
心に大きな余裕を持てる可能性が高いですね。
不安を抱え続けるよりも、
未来への希望を持ってサクッと英語を学んだ方が
人生に躍動感が増すはずです^^
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あなたの人生を賭けた挑戦を、
僕はここでお待ちしております。
それでは最後までお読み頂き、
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