危険な英語学習マインド③:「現実逃避」

前回までの記事はこちら
危険な英語学習マインド①:「他責」
危険な英語学習マインド②:「評論家」


 

ども!まさぽんです。

前回、前々回に引き続き、
誰もが陥りがちな、危険な英語学習マインド
の第三弾を解説します。

危険な英語学習マインドとは誰もが本当は分かっているハズなのに、心に余裕がなくなるとつい陥りがちな精神状態のこと。種類は5つほどあり、これらのいずれかに当てはまるといくら英語学習を頑張ってもそれ以上成長ができなくなるという危険を秘めている。。

今回のテーマは「現実逃避」ってことで、
これも気を抜くと誰もが陥りがちな
終わってるマインドセットの1つですね。

英語力を伸ばすには、
常に現実的な実力の底上げを狙うべきで、
安易な判断に流されてはいけません。

現代の英語学習者にありがちなのが、
英語を勉強しているフリをしてるだけ」だったり、
英語を勉強する自分に酔っぱらってしまう
という状態が挙げられます。

どういうことだか、ピンと来ますか?

これ、表にはあんまり語られないんですけど、
僕が色々な世代の英語学習者を見てきて、
実に「あるある」な症状です。

かわうそかわうそ

英語を勉強したフリ……?ちゃんと勉強してますよ??言われたことはちゃんとやってますし。


まさぽんまさぽん

それがアカンのだよ。「言われたことさえやってればいい」っていうのは、典型的な思考停止だからね。

というわけで、今からこの
「現実逃避」という状態がどんな感じなのか、
じっくりと解説をしていきます。

現実逃避的な英語学習者の特徴

かわうそかわうそ

言われた通りに英語を勉強しちゃいけないんですか!?


まさぽんまさぽん

もちろん最初は、言われたことをそのままやることが大事。でもね、そのまましばらく勉強していると、途中でどうしても「超えられない壁」が出てくるんだ。

いわゆる「現実逃避」のために
英語を学ぼうとする人がいます。

たとえば、普段の私生活や
今の仕事で辛いことが多いので、
転職目的や、目の前の課題をごまかすために
「スキルアップ」を名目として
英語学習に取り組み始めるタイプですね。

かわうそかわうそ

それの何がいけないんですか?スキルアップなんて今の世の中だったら普通だと思いますけど。

社会人のスキルアップや
リカレント(学び直し)教育は
今の世の中では推奨されています。

ただし、英語学習って
そんなに甘いモノではありません。

「今の仕事は自分には合わない……😣そうだ!英語でもやって、グローバルに活躍できる人材に生まれ変わっちゃおう😁✨」

……みたいなイメージを持って
英語をやり始めると、たぶん後悔します。

なぜなら語学には途中でいくつもの壁があり、
フツーのやり方で勉強していたら
「もう嫌だ」「諦めようかな」
となってしまう瞬間が結構あるからです。

なので、遊び半分だったり、
非現実的な憧れだけを抱いている学習者や、
「気軽に英語でもやってみよっかな」
という動機で語学を始めようとすると、
ほぼ確実に、どこかのタイミングでつまづきます。

ぱんだぱんだ

あるあるですね。


かわうそかわうそ

うっ……。心当たりあるかも……。

そういう「試練の時」を迎えた時に、
現実逃避を動機として英語を学んでいる人は、
途中で語学が嫌になってしまいがちです。

あるいは、ラクなことや
慣れたことばかりをやりたがり、
本質的な問題点や課題を直視せずに、
いつまでも実力が変わらない、
なんてことも普通にあり得ます。

これは、僕自身がこれまで
老若男女の多数の英語学習者を
見てきた経験から、強く断言できます。

「英語はカンタンに学べます」系の誤解が原因の1つ

英語業界の裏のウラまで見てきた僕ですが、
世の中にはかわいそうな英語学習者が多いです。

というのも、
絶対に成果の出ないノウハウや教材を
「これさえやってれば英語ペラペラになれる!」
と信じて勉強している人が、
僕のところに相談に来たりするからです。

ぱんだぱんだ

最初は誰でも騙されますよねw


まさぽんまさぽん

憧れを手軽に実現できそうな気がするからね。

具体的な教材名を出すのは控えますが、
あたかもラクをして、何も犠牲にせずに
受け身のままで英語力が魔法のように上がる、
といった宣伝をしている教材は、
たいていヤバイと考えてOKです。

実際には、人間関係や仕事、育児などと同様に
地道なコツコツとした積み重ねも必要だし、
その過程で犠牲にするものも多々あります。

それがリアルな英語学習なのです。

でも、せっかくやる気になっている英語学習者に
はじめからネガティブな話や厳しい話をすると、
やる気がしぼんでしまうので、
教材を売るためにあえて真実を隠し、
都合の良いことばかりを言う業者も
あちこちにいるのが今の英語業界です。

ぱんだぱんだ

語学系は市場が大きいですからね。


まさぽんまさぽん

ビジネスは悪いことじゃないけど、嘘をついて教材を売るのは良くないよね。

あなたが本当の意味で語学を極めたいなら、
そういう誤魔化しや現実逃避に流されるのではなく、
どっしりと構えて現実をちゃんと受け入れる
という姿勢がどこかで必ず必要になります。

現実逃避をする人ほどカモられる

英語や英会話の教材って、
昔から存在しますよね。

それこそ昭和の時代はアパートを回って
セールスマンが飛び込み営業で英語教材を売り、
ビジネスが成立していたほどです。

僕もかつて、浪人生だった頃に、
新宿駅前を歩いていたら、
とある英会話スクールのお兄さんに声をかけられ
そのまま100万円以上の高額講座に
参加しそうになったことがあります。

セールストークは魅力的で、
あたかも100万円を支払えばすべてが上手く行く
かのような構成になっていました。

しかし、結論から言うと
僕はその英会話スクールには参加しませんでした。

今考えたらちょっと高過ぎたし、勧誘も
内容にも矛盾が多かったからです。

たとえば、英会話の教室なのに、
なぜかハリーポッターの翻訳家の事例を挙げて、
「こんなスゴイ人も卒業されているんですよ!」
みたいなことをその人は語っていました。

確かにスゴイことなんですが、
今の僕はその裏側もよく分かっているので、
参加はしないでしょうね。

ではなぜ、当時の僕が
その英会話教室に惹かれてしまったのか?

それは、当時の僕が
「大学受験の課題から逃げたい」という願望を
潜在的に隠し持っていたからです。

勉強しても成績が伸びない、
同級生は既に大学生活をエンジョイしている、
という事実を受け入れたくなかったので、
いっちょ派手なことして一発逆転してやろうかな
という願望を持っていたのです。

その欲求を、
駅前で声をかけられた時に、
強く刺激されたんですね。

今考えれば、自分は受験生なのだから
目の前の受験に一点集中して、
志望大学に近づく努力をすべきだ
と、すぐに判断できるのですが……。

当時はまだ若くてウブだったし、
社会のシステムがよく分かっていなかったので、
まんまとカモられそうになったのです。

しかし今では僕も、
英語教材を「紹介」「販売」する立場なので、
何が良くて何がダメかはすぐに判断がつきます。

実際、これまで購入したいろいろな教材の中には
「買わない方が良かったな」というモノもありますし、
それでも僕自身も教育投資は続けてきました。

そんなわけで、過去に進化を続け、
今では英検1級を取得している僕だからこそ、
このブログを運営しているということです。

真実だけを語る英語教材レビュー

というブログタイトルは、
僕自身の強い信念から来ています。

まとめ

まさぽんまさぽん

実際、世の中には嘘が多いからね。


かわうそかわうそ

言われたことを鵜呑みにしてるだけじゃダメなんだなってことが、よくわかりました……😥

本当は、すべての英語学習中の方々に
僕の過去の経験を詳しくお伝えして、
真実を見抜く視点を強化して欲しいと思います。

でも現実的にそれは不可能だし、
中には僕の言うことを疑う人もいれば、
そもそも僕のことを知らない人もいます。

なので、今後も僕はコツコツと
草の根活動を通じて、
真実を発信していきます。

今回は「危険な英語学習マインド」の1つとして
「現実逃避マインド」を紹介しましたが、
自分が適切なマインドセットを持っていれば、
変な教材には引っかからなくて済みます。

僕もこれまで散々、失敗したり
無駄なことをしてきてしまいましたが、
そこから学べたことは多々あるのです。

今回の内容をしっかり身に付けるだけでも、
他の大勢の英語学習者に大きな差を付けられます。

が、さらに差をつけて、
あなたの英語学習を加速させたい場合は、
次の記事も読んでみることをオススメします。



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