イ・ガンソク著「韓国人のすごい英語学習法」の内容と評判!

こんにちは、まさぽんです。

今回は韓国で特許を取得したイ・ガンソク氏の書籍「韓国人のすごい英語学習法」の内容と評判を紹介します。

特許取得済みの「キーワード学習法」というものを使って、100の重要構文がスラスラ覚えられるらしいですが、どんなものなのかを見ていきましょう。

本書では、英語例文を学習できますが、英語初心者の方は英文法も学んだ方が、よりバリエーション豊かな英語を話せるようになります。

もし現時点で英語力に自信がなかったら、こちらのメルマガ↓に登録してみて、勉強のやり方を1から学んでみるのがおすすめです!

📭【英語苦手組専用】まさぽんのメールマガジン
(今なら登録記念で、英語力が高まる特別プレゼントを無料で受け取れます。)

著者がっちゃんのプロフィール

「韓国人のすごい英語学習法」を著した方はイ・ガンソクさんという方ですが、詳しいプロフィールは以下の通り。

イ・ガンソク氏のプロフィール

高麗大学校英文学科卒業。徴兵期間中は在韓米軍情報部隊に配属され、その後現代電子に入社。企画室で知的財産権紛争の調整業務を担当。また、米国ワシントンDCの法律事務所Cushman & Darby,Cushmanにて研修を積む。2005年「特定キーワードを含む英文を学習する装置および方法」という名称の英語学習法で正式特許を取得。現在は、放送通信大学校講師を務めながら、「イ・ガンソク語学院」を運営している。

ただ、この本とは無関係なはずなのに「ごく普通の外国人・がっちゃん」という方が、なぜか検索結果には出てきます。

どちらも特許を取得しているので、紛れてしまったのかもしれませんね。

がっちゃんに関して詳しい情報はこちらの記事に書きました。気になる方はチェックしてみると良いです。

YouTube「がっちゃん英語」の評判・効果・出版書籍まとめ。

ぱんだぱんだ

がっちゃんの本名は「イ・ガンソク」ではないということですね?


まさぽんまさぽん

ガンソクさんって名前は男性っぽいし、軍隊に入ってたらしいから、まったくの別人だと思うよ。笑

「韓国人のすごい英語学習法―特許を取ったキーワード式記憶術」の内容

韓国人のすごい英語学習法―特許を取ったキーワード式記憶術

2005年に韓国で特許を取得した英語学習法「特定キーワードを含んだ英文を学習する装置および方法」(キーワード学習法)では、アルファベット順のキーワードを思い出しながら練習することで、文全体が記憶に定着しやすくなるという学習効果があります。

韓国人のすごい英語学習法の詳細

定価: 1,470円
発売日:2007年12月22日
判型:A5判
商品形態:単行本
ページ数:208(190という説も)

中古の方が値段が高い件

僕が確認した時点(2023年1月11日)では、この本はAmazonで3,500円のプレミア価格がついていました。

角川書店での定価は1,470円なので、年を経るごとに価値が高まっているということですね。

ただし内容もそれに見合っているとは限りませんので、購入の際は自己責任でお願いします。

古い本なのでダウンロードはできない

「韓国人のすごい英語学習法」は、2007年に出版されて以来、再版も電子書籍化もしていません。

スマホやタブレットに直接ダウンロードしたいところですが、それができないのが残念です。

ぱんだぱんだ

紙媒体の本はこういう所がネックですね。


まさぽんまさぽん

今の時代はkindleが主流。みんな情報をスマートに得たいのよ。


かわうそかわうそ

改訂版とか出ないかなぁ……

評判

以下、本書のAmazonレビューを掲載します。

ネガティブな評判はほとんどなく、平均評価は☆4.1でした。

これこそ語学の扉だ。

目からウロコとはこのこと。英文を100例This is a pen.レベルまだ覚えらたならば英語が話せるのは誰もわかっていたがそれが実行できなかった。今度こそものにしてみせます。

あれれ?日本語訳がちょっと・・・

使いまわしの効く100の例文。
アルファベット順に名詞のキーワードが工夫されているので、暗記するのがかつてないくらい楽でした。

覚えた100の例文の、主語や名詞を入れ替えた、さまざまヴァリエーションもたくさん記載されています。
自分自身でも、覚えた例文を使って自分の言いたいことを表現する練習をしています。
言いたいことが英語でササッと言えることが増えてきて効果を感じています。

この本1冊をがっつりやりこめば大抵のことは話せるようになるのではないでしょうか。

★3つにさせていただいたのにはワケが・・・(笑)
日本語訳がちょっとヘンなんですよね。
おそらく、英語に対しての韓国語訳があり、その韓国語を日本語訳にしたのではないでしょうか。
英語をダイレクトに日本語訳にしたのではなく。

例えば“overlook”が「見下ろせる」と訳されていますが、「見わたせる(見わたす)」ではないかと。
How long have you been reading the newspaper? の日本語訳が「君はいつまでその新聞を読んでいるんだい?」となっていますが「いつまで」当たる英語はセンテンスの中に含まれていません。
How long have you been 〜ingは、いつからその行動をしているのか期間を尋ねる構文であって、「いつまでそうするの?」という感覚ではないですよね。
I wonder if you will 〜に対しての訳が「私はあなたが〜するのか気になる」となっていますが、ちょっと違和感を覚えます。
直訳すぎて不自然というか・・・。
「〜かしら?」が相当するのではないかしら?(笑)

「この映画のこういうシーンでこういう台詞があった」という説明があるのですが、それもおかしいところがポツポツ。
著者の記憶違いなのか、韓国語を日本語に訳すとそうなってしまうのか。
映画“ゴースト”のサム(パトリック・スウェッジ)とモリー(デミ・ムーア)は恋人同士ですよー。
モリーは「妻」と訳されています。

揚げ足取ってごめんなさい、でも、違和感でモヤモヤしちゃったんだもん・・・

すきま時間の活用に

例文を暗誦しやすいので、覚えてしまえば、本を持って行かなくても、出先でちょっと時間が空いた時に手軽に練習することができます。

古くて新しい学習法ー実際にやってみると面白い

この本で使われている学習法は、その昔一世を風靡したAudiolingual Method である。Audiolingual Method とは、言葉は音・語・文型などの要素が規則に従い積み木のように重なり合って出来上がっているという「構造主義的言語理論」と、言葉はちょうど我々が自転車を乗れるようになったり跳び箱を跳べるようになるのと全く同じように繰り返し訓練・強化することによって身につくのだという「行動主義的学習理論」をその基礎に置き、パターン・プラクティス(組み合わせ、置き換え、変形などのドリル)を訓練法として用いる学習法である。その意味では、少々古い学習法である。ただ、この本がなかなかユニークなのは、abc順に並べた簡単な単語に日常頻繁に使われる文型を当てはめて覚えさせ、これを縦横無尽に組み合わせていくことで自由自在の英語運用力をつけさせようと目論んでいるところである。全体は4章から構成されているが、例えば第1章では album, baby, chair … という具合にアルファベット順に並んだ単語に夫々 I want you to show me the album. / I told you not to make the baby cry. / Do you mind if I borrow the chair? といった文型が当てられている。これが4章あるので、全部で26×4= 104 – 4 (3章と4章 だけはQとXで始まる語が無い)、都合100個の単語と100個の文型を組み合わせ、置き換え、変形することにより、かなりの英語発表能力がつくように工夫されている。所々に少々不自然な表現や日本語訳との齟齬が見られるが、初版ゆえの誤植であろうと思わせる程、面白い本である。

かわうそかわうそ

この人すごい分析力ですね……何者なんでしょう。


まさぽんまさぽん

英語関連の研究家だろうね。僕もちょくちょく色んな人の本を買うけど、この人も研究目的で購入したんだと思うよ。

本当にスゴクいい本です。

とても楽しく勉強できて、とにかく頭に残るのが嬉しいです。いい本に出会えて良かったです。ありがとうございます^^

スラスラ覚えられます

いくつかの会話表現で、何も考えなくても英文がすらすら口からでてくるようになりたくて、この本を購入しました。
私は暗記が苦手ですが、キーワードa‾zの26の英文が2日合計2時間以内で記憶できました。
これから100の英文暗記に取り組もうとしていますが、これだけ達成感があるとすぐにできそうです。
英会話学校で行うプロセスのごとく、シチュエーションを想像して毎回口にすると、英会話でよく使いそうな出だしの表現が口をついてでてくることができそうな気がします。
あとは、自分の生活でこれらの表現を使えそうな場面を探して、その都度キーセンテンスをベースに英語を小声で口にすれば英会話が上達しそうです。

名前通りすごい教材です!

今まで何冊もの英語教材を購入しましたが、全て挫折しました。
ところがこの教材はたった2日間で各々1〜2時間くらいの学習時間で、重要構文100の内、50文を覚えることが出来ました。
この調子で行けば、100文全ての暗記も時間の問題のようでワクワクしています。

まとめ

今回はイ・ガンソク氏の出版書籍「韓国人のすごい英語学習法―特許を取ったキーワード式記憶術」について評判や内容などをまとめました。

個人的には、内容や構成などは大学受験対策で有名な「ドラゴンイングリッシュ 基本例文100」と似ていると感じましたね!

僕は受験生時代にこちらに取り組みましたが、多少なりとも英作文能力は上がったかなと思います。

 

「ドラゴンイングリッシュ」と違い、「すごい英語学習法」は韓国で特許を取得しており、アルファベット順に覚えられるのが特徴ですが、初版は誤植が多いみたいです。

どちらが優れていてもう片方がダメ、という訳ではなく、両方の本に良い点があります^^

ドラゴンイングリッシュは英文それぞれに関連性がないので、とにかく強引に100個を丸暗記して英語の底力を上げたい人向けです。

英語初級者は「文法パッケージ」から学ぼう

ちなみに僕も英語初心者さん向けに、「どうすれば基礎から英語をマスターして豊かな人生を送れるのか?」といったテーマで情報を発信しています

オンライン上で中学生~80代まで幅広い年齢層の方に英語を基礎からみっちりと教えていますが、みなさん高いやる気で勉強して下さっています。

英語に苦手意識を感じている方や、「1から正しい英文を書けない……」「英会話がぜんぜんできない……」という方は、ぜひ僕のメルマガを購読してみると良いでしょう。

僕の過去の経験をベースに、一般的な誤解である「難しそう」を拭い去り、誰でも確実に英語力をアップさせられる方法を、1日1通ずつ、メルマガ形式でお伝えしております。

【📬まさぽんのメールマガジン】
The Planet Japanに参加する
(初級者向けです。他とは一味違う英語学習の “気付き” を今だけ無料で提供します。)

僕自身も「英文法」を軸とした教え方をしていますが、学習のモチベーションアップや海外の実態など、人生全般で役立つ情報も発信しています。

ということで、これから英語を真剣に身に付けてみたい方は、ぜひ一緒に頑張りましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。