どうも!
英語大好きマンのまさぽんです。
あなたは「ポッシブル」という英単語を
耳にしたことがありますか?
これは “possible(可能な)” と書くのですが、
中学2年生くらいで初めて習う単語で、
“impossible(不可能な)” と一緒に覚えます。
日本では、「ポッシブル」よりも
「ポッシビリティ(possibility:可能性)」
の方がよく聞くかもしれませんね。
というわけで今から、
これらに付随する単語やフレーズの意味を
ざっくりと解説していきます!
ちなみに、オトナが英語力を高める最も効果的な方法は、ズバリ「英文法を学ぶこと」です。
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もくじ
ポッシブル(possible)の意味&例文
英語のポッシブル(possible)は、
「可能な」「~できる」「あり得る」
といった意味で訳されます。
品詞が形容詞なので、
後に名詞と結びついて “possible 〇〇”
と言うこともありますね。
- a possible job(できる仕事)
- a possible war(起こり得る戦争)
- a possible day(可能な日)
ただ、主な使い方としては、
“It’s possible(それは可能です)” とか
“That’s possible(〇〇は可能です)”
といった例文が多いです。
“that” で「あれ」って訳すって習った気がしますけど、「それ」でいいんですか? 実はthatにも種類がいろいろあって、文脈ごとに表す内容が違うんだよね。訳し方も、初めのうちは「あれ」って訳すことが多いけど、時にはあえて「訳さない」こともある。このあたりは文法をしっかり学ぶとよく分かるよ。 基礎単語ほど複雑、ってよく聞きますけど、本当ですね😅
パラリンピック教材の “I’m possible(アイムポッシブル)”
パラリンピックの選手を育てる教材名に
“I’m possible(アイムポッシブル)”
というものがあります。
通常、possibleはこのような使い方はせず、
「私は~できる」と言いたい時には、
“I’m able to do(アイムエイブルトゥドゥ)”
といった言い方がされます。
“possible” が使われるのは、
「物事」を主語にして、
“〇〇 is possible for 人“ とか
“It is possible for 人 to do“
のような言い方が好まれますね。
ただ、この “I’m possible” という教材は、
国際パラリンピック委員会の開発を担う
「アギトス財団」という団体が作成しています。
なので「間違った英語」というわけではなく、
あえて通常はしない言い方を教材名にすることで
独特な意味合いを醸し出しているわけですね。
おそらく “Impossible(不可能な)”
のIとmをアポストロフィ(’)で切り離し、
不可能を可能にする、という
暗黙のメッセージが込められています。
ただ、僕らがする日常会話や英文作成の際には、
“I’m possible” というフレーズは使わない、
ということだけ覚えておくと良いでしょう。
参考:日本パラリンピック委員会
副詞は “possibly(もしかすると)”
“possible” は形容詞ですが、
これを副詞にすると “possibly”
になります。
読み方は「ポッシブリィ」で、
意味は「おそらく」「もしかしたら」ですね。
(可能性を表したい時に使われます)
(もしかしたら君は今夜、べッドで寝られないかも。)
We can possibly live in that mansion.
(もしかしたら僕らはあの豪邸に住めるかも。)
形容詞と副詞の違いですが、
形容詞が名詞を修飾するのに対し、
副詞はあらゆる品詞を修飾します。
これも、詳しくは文法を学ぶと
体系的な理解が進むでしょう。
「キム ポッシブル」という人物
2002年のディズニーアニメでは、
キム・ポッシブルという女子高生が
世界を救う物語が展開されます。
本名は “Kimberly Ann Possible”
(キンバリー・アン・ポッシブル)
で、Possibleはラストネーム(苗字)ですね。
実在の人物としては、
“possible” という苗字はなく、
あくまで架空の英雄として
この名前が付けられているということですw
「ミッション・インポッシブル」の意味
有名映画シリーズに、
「ミッション・インポッシブル」
というタイトルがありますね。
これは “mission impossible” で、
「(遂行は)不可能に思える任務」
という意味合いです。
つまり、めちゃめちゃ危険で、
一般人には絶対できない無茶ぶりを
主人公たちが課されるわけです。
“possible” と “impossible” は
それぞれ対義語なので、
セットで押さえておくと良いでしょう!
ポッシブル(possible)の使い方いろいろ
ここからは、possible(ポッシブル)を
具体的にどうやって使っていくかを紹介します。
だいたい “It is possible” が多いですが、
それ以外にも様々な使い方が多いですね。
“make it possible with” の意味
“make it possible with CANON”
というのは日本で有名なフレーズです。
「キヤノンと共にそれを可能にする」
という意味合いですね。
この “it” は「それ」と訳していますが、
実際に何を可能にするかは、
時代や人によって意味合いが異なります。
つまり、それまで不可能だったことを
キヤノンの技術で実現してみせる、
という理念がこのフレーズには含まれています。
キヤノンは「共生」の理念があるので、
“with CANON” は必ず必要ですね。
CANONって「キャノン」じゃなくて「キヤノン」が正式名称なんですよね。 小さな「ャ」だと、その上に空白があるように感じられてしまうから、あえて大きな「ヤ」を使っているらしいね。
ちなみにこのフレーズで使われている
“make it possible” は
“make O C” という高校英文法の一種です。
(コレを使いこなせるとかなり便利)
“as as possible” の意味
“It is possible” と同じくらいの頻度で
よく使われるのがこれです。
“as 形容詞 as possible” か
“as 副詞 as possible”
という使われ方をします。
意味は「できる限り〇〇に」ですが、
たとえばこんな例文で使いますね。
(できるだけ高く跳んでみなさい。)
We’d better stay here as long as possible.
(俺たち、出来る限り長くここに留まっておいた方がいいな。)
“as soon as possible” の意味
これもよく使うのですが、
“as soon as possible” で
「できるだけ早く」「なる早で」
という意味を出せます。
略すと「ASAP」になりますが、
ビジネス英語としてもよく使われますね。
(なるべく早く今の企画を終わらせて、新しい企画を始めて下さい。)
“as much as possible” の意味
“as much as possible” にすると、
「できるだけたくさん」の意味になります。
これもわりとよく使うフレーズですが、
全体としては副詞句になるので、
文の初めにも終わりにも付けられます。
(あなたには我々のレストランでできるだけ多くの食事を召し上がって欲しいです。)
“anything is possible” の意味
あまり聞かないフレーズですが、
“anything is possible” で
「なんでも可能です」の意味になります。
“~thing” には、
something / anything / everything
の3種類の名詞がありますが、
それぞれ少しずつ意味が異なるので
使い方には気を付けて下さい!
something:何か(主に肯定文で使用)
anything:何でも(主に否定文で使用、肯定文だと「何かあれば」の意)
everything:何でも(「すべてのもの」というニュアンス)
“if possible(イフ ポッシブル)” の意味
これはよく使うフレーズなので
ぜひ覚えておきたいところです。
“If possible(イフ ポッシブル)” で、
「もし可能であれば」の意味になります。
相手を誘う時や、許可を得る時に
このフレーズを一言挟むだけで、
相手を尊重している感を出せるので、
僕はわりとよく使いますねw
If possible, will you please give me tons of sugarcanes every day?(もし可能であれば、私に毎日山のようなサトウキビを与えてくれませんか?) It’s definitely impossible for me.
(僕には絶対不可能です……。)
“would it be possible to” の意味
“If possible” よりもさらに丁寧な
依頼表現の1つとして、
“Would it be possible to do ~?”
というものがあります。
これは日本語のニュアンスとしては、
「可能であれば~して頂けませんか?」
といった、最上級の丁寧語ですね。
一方的に相手に依頼するのではなく、
あくまで「可能ならで良いんですけど……」
という言い方なので、
相手の負担を和らげることができます。
一流の接客シーンや目上の相手に対しては、
こういった丁寧な物言いが好まれます。
“Is it possible for you to” の意味
こちらは先ほどの表現を
ややカジュアルにしたフレーズです。
“would it be possible to” が
“Is is possible” に代わり、
さらに意味上の主語を表す “for you”
が加えられている構造です。
“Is it possible for you to do something”
(あなたに~してもらうことはできますか?)
という意味合いです。
丁寧な物言いをする際には、
こういう長い文のが好まれますね。
日本語でもそういう傾向はありますね。 敬語ってだいたい長ったらしいでしょ。これは相手との距離感の長さをそのまま示しているわけだな。
“it is possible that” の意味
今更感があるフレーズですが、
こういった “it ~ that” 構文も、
“possible” と組み合わせて使われます。
thatは接続詞なので、
後にはたいてい「主語・動詞」が続きます。
そして、そのthat以下の文(that節)を
代名詞it が示しているわけです。
たとえば
“It is good that you have a car.”
と言った場合。
that以下の “you have a car”
(あなたが車を所有する)ことは
it is good(良いことだ)と言っています。
このあたりを使いこなすには、
中学英文法をしっかり学ぶのが一番ですね👍
“wherever possible” の意味
これは高校レベルの英文法なので、
ちょっと難しい内容ですが、
“wherever” で「どこでも」
という意味合いを出せます。
それに “possible(可能な)”
を組み合わせることで、
「どこでも可能な」の意になりますね。
(ワシが若い頃は、働ける場所ならどこでも働いた。そのお陰でワシは金持ちになった。)
まとめ
今回は「ポッシブル(possible)」
の意味や使い方を詳しく見ていきました。
正確な発音は「ポッシブル」ではなく
「パッセボォ」って感じなので、
念のため、確認しておくと良いでしょう。
こういう基礎的な英単語でも、
使いこなすのはなかなか難しいので、
具体的な用法や例文・フレーズと共に
1つ1つの知識を落とし込むのがおすすめです。
また、学習を効率化させたかったら
まず中学レベルの英文法をしっかり学んでみると、
英語の全体像が分かるようになります。
まきさんはメルマガ会員限定で英文法を熱心に教えていますよね? 合言葉は「Make it possible with まさぽん」でお願いw
それでは最後までお読み頂き
ありがとうございました!
英語を基礎から学ぶと頭が良くなる!
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