「誘惑する」「魅惑する」って、
英語でどう言えばよいのでしょうか?

 

今回は余計な雑談を取っ払って、
画像や音声も全て取っ払って、
シンプルにまとめることにします。

 

 

例文を色々載せてみたので、
シチュエーションに応じて
使い分けてみてくださいね。

 

 

それではまずは「誘惑」からいきます。

 

 

「誘惑」は英語でどう言えばいい?

 

<誘惑の意味>
心を迷わせて、さそい込むこと。
よくないことにおびきだすこと。

出典:Goo国語辞書      

 

大まかに分けて、「誘惑する」には

  • tempt
  • lure
  • flirt

の3種類があります。
(他にもありますが、この3つを覚えておけば十分です)

 

ぜんぶ「誘惑する」と訳せる動詞ですが、
少しずつニュアンスが異なるので、
例文を使って解説していきましょう。

 

「誘惑する」その①:tempt

 

もっとも万能的に使える単語がこれ。
何かを魅力的に見せて人に行動を促すこと
といったニュアンスですね。

 

「誘惑する」の訳し方で迷ったら、
とりあえず “tempt” とか “temptation” を
使っておけばオーケーです。

 

=== 例文 ===

 

①僕は彼女に誘惑された。
I was tempted.

 

②僕をこれ以上誘惑しないでくれ。
Don’t tempt me anymore.

 

③ジョンは今、彼女に誘惑されている。
John is now being tempted by her.

 

④それ、めっちゃ誘惑してるように聞こえるよ。
That sounds very tempting.

 

⑤彼は誘惑に負けた。
He gave in to the temptation.

 

⑥勉強する時は、誘惑から身を離しなさい。
Stay away from the temptation while you’re studying.

 

⑦レオンはその誘惑に抵抗できなかった。
Leon couldn’t resist the temptation.

 

⑧私は誘惑に負けてビールを飲み始めた。
I gave in to temptation and began to drink beer.

 

⑨ダイエット中なのに、そのチョコレートケーキが彼女を誘惑した。
The chocolate cake tempted her even though she was dieting.

 

 

「誘惑する」その②:lure

 

他者に何かしらの「エサ」を用いることで、
間違いや危険な行動を促すことを指します。

 

釣りに使われる「ルアー」と同じなので、
日本語では「誘惑する」というよりも、
「釣る」と訳すほうがしっくりくるでしょう。

 

=== 例文 ===

 

①太郎は彼を釣るつもりだ。
Taro is going to lure him.

 

②テリーは罠にかかった。
Terry was lured into a trap.

 

③私はお金には釣られないと決めたのだ。
I determined not to be lured by money.

 

④値引きで顧客を釣ってみろ。
Try to lure customers with price discounts.

 

⑤チーズはネズミを釣る良い餌だ。
Cheese is really a good lure for mice.

 

⑥そのネズミは大きなチーズのかたまりに引っかかった。
The mouse was lured into the trap by a big piece of cheese.

 

 

「誘惑する」その③:seduce

 

直接的、または間接的に、
誰かを「性的に誘う」ことを意味します。

 

この単語が使われる場合は、
10中8,9が性的な意味なので、
男女トラブル(浮気など)で頻繁に使いますw

 

=== 例文 ===

 

①僕は彼女を誘惑し、犯罪をさせた。
I seduce her into crime.

 

②彼女は(やろうと思えば)彼を誘惑できた。
She could have seduced him.

 

③その教師は男子生徒を誘惑していた。
The teacher had seduced a male client.

 

④その少女は彼を誘惑したが無駄だった。
The young girl tried in vain to seduce him.

 

⑤彼は僧侶なのに、君を誘惑したのかい?
Did he seduce you though he was a priest?

 

⑥どうして金持ちの男を誘惑して結婚しないんだ?
Why don’t you seduce a rich man and get married?

 

 

「誘惑に屈する / 負ける」は英語で?

 

誘惑に屈すると言いたい場合には、
主に “yield to~” という熟語を使います。

 

先ほど解説した “temptation” などの英単語に、
このフレーズをつければ良いだけなので、
カンタンに文が作れるはずです。

 

①私はチョコレートの誘惑に屈した。
I yielded to the temptation of chocolates.

 

②ついに彼はアルコールの誘惑に屈した。
Finally he yielded to the temptation of alcohol.

 

③彼女からの誘惑に屈してしまった。
I have yielded to her seduction.

 

④あいつは自分の欲望に屈した男だ。
He is the man who yielded to his desire.

 

 

「誘惑して~させる」は英語で?

 

また、「誘惑」という言葉の裏には、
人に何かしらの行動を促す意味が含まれるので
使い方は “persuade”(説得する)と同じです。

 

「人を誘惑して~させる」という際の表現には
“動詞 someone into ~ing” の形を使うことを
覚えておくと英作文が捗るでしょう。

 

=== 例文 ===

 

①彼を誘惑しようとして、私は彼の顔をじっとみつめた。
Trying to tempt him, I gazed into his face.

 

②さあ、誰かこの罠におびき寄せろ。
Now lure someone into this trap.

 

③昨夜、セクシーな少女が男達を誘惑してその店に入れるのを見た。
Last night, I found the sexy girl seducing men into the shop.

 

 

 

「魅惑」は英語でどう言えばいい?

 

<魅惑の意味>
人の心をひきつけ、理性を失わせること。

出典:Goo国語辞書      

 

 

大まかに分けて、「魅惑する」には

  • fascinate
  • charm
  • attract
  • mesmerize

の4種類があります。
(他にもありますが、この4つさえ覚えておけば十分です)

 

ぜんぶ「魅惑する」と訳せる動詞ですが、
ちょっとずつニュアンスが異なっています。

 

 

「魅惑する」その①:fascinate

 

この”fascinate”という動詞には、
興味深くて惹かれてしまう感覚があり、
「魅惑する」の万能的な意味で使えます。

 

現在分詞(ing)で使えば「魅惑的な」
過去分詞(-ed)で使えば「魅惑された」
という使い分けもできるでしょう。

 

=== 例文 ===

 

①私は魅惑されている。
I’m fascinated.

 

②我々は彼女らの動きに魅惑されている。
We’re fascinated with the movement of them.

 

③あなたは魅惑的だ。
You’re fascinating.

 

④君の夢は魅惑的だね。
Your dreams are fascinating.

 

⑤それは魅惑的に聞こえる。
That sounds fascinating. 

 

⑥私はそれが魅惑的だと思う。
I think it’s fascinating. 

 

⑦彼は彼女の美しさに魅惑されていた。
He was fascinated with her beauty.

 

⑧聴衆は彼の講演の虜になっていた。
The audience were fascinated by his speech. 

 

 

「魅惑する」その②:charm

 

人に好かれるような特別な性質があり、
愛嬌があることを指して使う言葉です。

 

日本語の「チャーミングな」は
英語に訳すとそのまま “charming”となり、
意味もだいたい同じと考えて大丈夫です。

 

=== 例文 ===

 

①エイミーはチャーミングだ。
Amy is charming. 

 

②この宝石は君の魅力を引き立てる。
This jewel enhances your charm. 

 

③あなた、今日とても魅惑的よ!
You look very charming today!

 

④彼女の笑った顔は魅惑的だ。
She has a charming face.

 

⑤彼の子供っぽい笑顔は魅惑的だ。
His childlike laugh is charming.

 

⑥彼女は姉と同じくらいチャーミングだ。
She is no less charming than her sister.

 

⑦君にはどこか魅惑的なところがあるよ。
There is something very charming about you. 

 

 

「魅惑する」その③:attract

 

人や物を磁石のように引き付ける力があり、
その一部になりたい」と思わせる感覚
呼び起こす魅力、という意味で用いられます。

 

形容詞”attracting” と “attractive” では、
後者の方がより頻繁に使われていますね。

 

ゆえに「魅惑の世界」「魅惑のパーティ」など
何かの名詞の修飾語として使う場合は、
“attractive 〇〇” と言っとけば間違いないです。

 

=== 例文 ===

 

①私はあなたに惹かれている。
I’m attracted to you.

 

②あれ、魅惑的だとは思わなかったな。
I didn’t find that attractive.

 

③僕が思うに、彼は君に魅惑されているよ。
I think he’s attracted to you. 

 

④花々は蜂を引き付ける。
Flowers attract bees.

 

⑤磁石は鉄を引き付ける。
A magnet attracts iron.

 

⑥蛾は光に引き付けられる。
Moths are attracted by light.

 

⑦あなた、私に惹かれてるでしょ?
You’re attracted to me, right?

 

⑧彼のコンサートは多くの人を魅惑した。
His concert attracted many people.

 

⑨子供たちはよく、注意を引くためだけに泣く。
Children often cry just to attract attention. 

 

⑩彼女の服装はそのパーティであらゆる人の目を奪った。
Her dress attracted everyone’s eyes at the party. 

 

 

「魅惑する」その④:mesmerize

 

「魅惑する」という言葉の英語表現では、
この “mesmerize” が最も近いかもしれません。
催眠をかけるという意味でも使われます。

 

魅力的で、ついつい見てしまう、
聞いてしまうのを止められない感じです。
(※性的な意味とは限りません。)

 

=== 例文 ===

 

①それは魅惑的だった。
It was mesmerizing.

 

②その時、ジムは魅惑されているらしかった。
Jim seems mesmerized then.  

 

③僕はその公演に完全に魅惑された。
I was completely mesmerized by the performance.

 

④とっても魅惑的な映画を見てきたわ。
I just watched a totally mesmerizing movie.

 

⑤私は決勝での彼の演奏の仕方に、とても魅惑された。
I was totally mesmerized by the way he performed in final competition.

 

⑥こんなこと言うべきではなかったけれど、本当に僕は君の美しさに魅惑されているんだ。
Maybe I shouldn’t tell you this, but I am truly mesmerized by your beauty.

 

 

 

大量の例文を、どうやってインプットする?

 

 

これ系の記事(~は英語で?)を
見かけるたびにあなたはきっと、
こう思うはずです。

 

「こんなたくさん覚えらんねーよ」

 

と・・・(^-^;

 

 

 

別にこれらの英文を覚えなくても、
世界に通用する英語は習得できますが、

 

覚えられるものはどんどん覚えた方が
それだけ頭脳が活性化していきます。

 

それも、苦痛にまみれて覚えるのではなく
あくまで楽しみながら覚えていくことで、
あなたの英語学習は飛躍を果たすのです。

 

 

・・・人はサボろうと思えば、
いくらでもサボることができます。

 

ですが、逆に基準を高めようと思えば、
いくらでも高めていけるのが人間です。

 

 

人は他の多くの動物とは異なり、
最高級の「知性」を持っているのですから、
その武器を利用しない手はありません。

 

人間として豊かな人生を送りたければ、
1にも2にも3にもとにかく
知性を鍛える方が良いと僕は思ってます。

 

人の知性は全て言葉で得られるものですから、
英語を学んだ人とそうでない人との間には
必然的に差が開いてきます。

 

 

別に最初から難しくて長い例文を
頭に入れる必要など、ございません。

 

むしろそんな芸当ができる人なんて、
ごく一部のスーパーエリートだけですし、
過去の僕など全く当てはまりませんでした。

 

 

だから、最初は短文で良いのです。
それも「簡単な文だけ」で結構です。

 

 

そこからだんだんレベルを高めて、
徐々に話せる実感が湧いてくると、
自然と海外のあちこちに行きたくなります。

 

 

大切なのは、何よりも、
シンプルな努力を続けることです。

 

あきらめずに努力を続ける、
それをできた人が結局は、
効率の良い学習法にもありつけるわけです。

 

 

この真実はおそらく、
努力を長期的に継続したことのある人しか
分からないかもしれません・・・。