こんにちは!
英会話の伝道師・まさぽんです(^^)/
よく「英会話に文法の勉強は要らない!」
と言われることがありますよね。
ですが、逆に
「英会話には文法は必要だ!!」
という声もあります🤔
さて、これはいったいどっちが正しいのか?
世間ではいろいろと言われていますが、
本来の英会話スキルを身に着けたいあなたは、
この記事を最後まで読んでみると良いでしょう!
- 英会話を習得するのに文法が必要だと感じている人
- 大人になってから英会話を身に着けたい人
- しばらく英語に触れておらず、基礎知識を忘れている人
英会話に文法は必要か、いらないのか
まず、英会話に文法が果たして必要なのか、
それともまったくいらないのか?
という疑問を考えてみますね。
結論から言えば、文法は、
英会話をする際には必須です。
なぜならば、英文法というのは
「英語の考え方」そのものだからです。
「なーんだ…結局文法は必要なのか…(´・ω・`)」
と、ガックリきたかもしれませんが、
安心して下さい。
いったん英文法をマスターすれば、
これほど強い味方はありません。
僕は日本生まれの日本育ちの日本人ですが、
それでも英会話をできるようになったのは、
この英文法のお陰といって間違いないです!
英文法をしっかりと学んだからこそ、
僕は「英語の思考パターン」を
我が物として習得できたんです。
もしも僕が文法をほとんど学ぶ事なく、
いきなり海外に留学に飛び立ったり、
英会話を始めたりしていたら、
間違いなく話せるようにはなっていないでしょう。
そのくらい、英会話における文法とは、
超、超、超重要なものなのです・・・。
中学英語レベルは必須
「簡単な英会話をするだけなら、文法はいらない」
と、思っていませんか?
それもある意味、正しいのですが、
実は英会話をする時って、
めちゃめちゃ文法を使います。
最低でも「中学英語レベルの英文法」は
知識として持っておいた方が良いんですよね。
もしもその知識が抜け落ちていると、
外国人に全く通じない英文を喋ってしまったり、
そもそも英文を作れなかったりします。
よく、英会話をする際の悩みとして、
「口から英語が思うように出てこない・・・」
というものがありますよね。
何かを英語で話そうとした時に、
「あ、あ、アイ、アム、えっと、カム、トゥー、、」
みたいな感じで、つっかかる現象。
これを外国人の前でやってしまうと、
「ハ?」と聞き返されたり、嫌そうな顔をされて、
非常に切ない思いをします^_^;
おそらくそんな時にあなたは、
「それは英会話に慣れていないからだよ!」
という説明を誰かに受けたかもしれません。
ですが
実は「慣れ・不慣れ」以前に、
そもそも知識が頭に入っていない可能性があります。
僕はこれまで数多くの英語学習に取り組み、
また多くの学習者を見てきましたが、
彼らはほとんどの場合、
基礎的な知識がすっかり抜け落ちています。
なので、ある程度の知識がある人なら
「慣れる」も重要ではあるのですが、
実は大抵の場合は知識不足が原因であることを
知っておいた方が良いかと思います。
どこまで詳しくやるべきか
それではいったい、文法の勉強を
どこまで詳しくやればいいのか?
僕の結論から申し上げますと、
高校英文法までキッチリとおさえた方が
間違いなくよろしいです。
最低でも中学卒業レベルの文法(英検準2級程度)は
確実にマスターしておきたいところですね。
しかし、この世の中(特にインターネット)には
ウソや、極端な意見がとにかく多いです。
「英会話のための文法なら、SVOだけで十分!」
といったような主張を
あなたも聞いたことがあるかもしれません。
しかし、僕から言わせてみれば、
それはとんでもない誤解です・・・!
ちなみにSVOとは、
主語・動詞・目的語の3種類の単語で
作られる英文を指します。
I have a pen. とか、
I need water. などの
カンタンめの英文ですね。
一部の英語業界の方々の中には、
この「SVOだけで英会話ができる」
という説を布教していることがあるみたいです。
しかし、その説を唱えている人って、
たいてい英検1級持ちとか、通訳者とか、
翻訳者とか、あるいはネイティブなど
英語の超上級者だったりするじゃないですか。
彼ら自身が普段からSVOだけで英会話をしているなら
まだ信憑性はあるかもしれませんが・・・
残念ながら、そんなことはありません。
実際、通訳者や翻訳家になるためには、
英文法は知っていて当たり前、
というレベルに達しなければならないです。
僕(←英検一級)レベルですら
高校英文法まではバッチリ押さえているのですから、
その上をいく通訳者や翻訳家が、
英文法を知らないわけがありません。
なので、いくら彼らが
「魔法の英語学習法」をアピールしてても、
そこにきっちりと文法の要素が入っていなかったら
それは “ペテンだ” と考えて良いです。
「それ系」の教材を2ヶ月やっても3ヶ月やっても、
英語ペラペラになれない人はいっぱいいますからね。
お気の毒な話ですが・・・。
大人のための学習法
大人になってから英会話をやろうとすると、
必ずこんなセリフに出くわします。
「日本人は中高6年間を通して英語を勉強しても、
ぜんぜん英語を話せるようにならない!
だから文法の教育は間違っているんだ!!💢」
↑このようなセリフを、
僕はこれまで飽きるほど聞いてきました・・・。
(というかもう飽きました)
一時期はこういった説を信じて、
「やっぱり学校英語はダメじゃん!!!!」と
本気で思い込んでいたこともあります。
しかし、よく考えてみると、
そもそも中学生とか高校生って、
英文法をまともに学べていないんですよね。
be動詞とか過去形の活用くらいなら
覚えている人も多いかもしれません。
が、現在完了形とかto不定詞とか関係代名詞になると
途端に「苦手意識を持つ人」が急増します。
これらすべては中学英文法ですが、
どれも英会話では頻出の知識です。
そもそもこの文法をマスターしていなければ、
ましてや英会話に応用なんてできる訳がない・・・
と考えるのが自然だな、と今では思い至りました。
実際、僕が英会話をする時も、
英文法の知識は大いに重宝しています。
だからこそ、大人が英語を学び直して、
英会話をマスターしたいと考えるなら、
なおさら英文法の習得は必須になるわけです。
英会話に必要となる文法一覧
それではいったい、
日常英会話に必要となる英文法って、
どこからどこまでを指すのでしょうか?
文法の参考書って、たいてい
物凄くブ厚いものばっかりですよね。
なので、あえて「一覧」として示すならば
文法書に書かれている知識全てが必要ですよ、
と言っても良いでしょう。
・・・しかし、英語初心者がいきなり
あの分厚い書籍すべてを覚えて使いこなすのは
ハッキリ言って、至難の業です。
なので文法は、頻出度の高い項目から
順を追って学習していくのがおすすめです。
よく使うもの&覚え方
英文法の知識は、よく使うものと
あまり使われないものとがありますが、
放っておくとすぐごちゃごちゃになるので、
分野別にまとめて勉強するのがおすすめですね。
覚え方については、
それぞれの分野別にコツがありますので、
じっくりプロの講師に教わるなどして、
そのやり方を素直に真似すると良いでしょう。
中学英語なら、一番最初に学ぶのが
「be動詞」や「一般動詞」で、
その後に現在進行形や疑問形を習います。
僕が中学1年の頃、初めて教室で学んだのは
アルファベットとその発音でしたが、
これは既に理解していることが前提として、
その後で英文法を学び始めます。
文法は、最初に勉強することほど、
すべての基盤をなす重要なものが多いです。
なので、早い時期に習う知識ほど、
会話でも頻繁に使われると思ってください。
もう少し段階が上がり、中学2年レベルになると、
過去形や不定詞、動名詞などを習います。
このあたりから露骨に、
英語が得意な人と苦手の差が
ハッキリしてきます。
大人になるまでずっと、
英語に苦手意識を持っている人の場合は、
ここでつまづくパターンが多いようです。
その時のイヤな記憶がよみがえって、
ついつい文法の勉強をやらずに済ませたく
なってしまうのかもしれません。
なので、すべてを学ぼうとするよりも、
「自分が苦手としている部分を克服する」
ことを優先させた方が良いと思います。
ただ、自分で思っているよりも、
もっと遥かに基礎の知識が抜け落ちてる場合もあるので
その場合は文法テストを受けてみるなどして、
自分の英語力を確かめてみることをおすすめします。
大事なのは語順
英文法を学ぶことがなぜ必要かといったら、
英語の世界は「語順」が超重要だからです。
これは英語の読み書きだけではなく、
英会話でも同じことです。
I have a pen. を、
“Pen have a I” としたら
まったく通じませんよね。笑
これはまだカンタンな例文ですが、
もう少し複雑なものになると、
文の語順が正しいのかどうかも、
なかなか判別がつきづらくなります!
たとえば、
“I’m hope enjoy English to talk!“
という英文があったとしたら、
あなたはこれをどう解釈しますか?
「私は英会話を楽しみたいです!」
と訳せるかもしれませんが・・・
実はこれ、英語圏では
「まったく意味不明のセリフ」
として処理されます。
本来ならば、
“I hope to enjoy talking English!“
と言わなければなりません。
つまり、英語の世界では、
「語順」が超重要ってことなんですね。
英文法さえしっかり学んでいれば、
なぜその語順にしなければならないのかも、
余裕で判断がつくようになります。
細か過ぎることは気にしない
ちなみに英文法とはいっても、
あまりに細かすぎる知識については
詳しく学んでも仕方なかったりします。
これはホントに気を付けてください。
特に、大人になってから英文法を独学で学ぶ人は、
やたらと小難しい用語をネット等で調べまくって、
どんどん迷宮にハマっていくパターンが多いです。
そうなると、せっかくの文法知識も
会話で使えない知識になってしまうので、
僕はおすすめしません。
あんまり細かいことをやり過ぎても、
知識がぐちゃぐちゃになりますしね。
なので、必要最小限の英文法を、
キッチリ範囲を決めたカリキュラムに沿って学び、
あとはアウトプットに費やすのがベストです。
ここでいうアウトプットとは、
問題演習や、英作文、および英会話などで
どんどん文法知識を使ってみるということです。
英会話上達のためのおすすめ文法学習法
文法をどう学んでいけば
英会話上達の近道になるかを
あなたも知りたいはずですよね。
実は英文法の学習法って、
ほとんどやり方が確立されているので、
ちゃんとしたところで学びさえすれば
誰でも確実にマスターできます。
当然、英会話の上達にも役立つし、
英文メールや洋書を読むスキルにも繋がるので、
英語に対する自信を持てるようになります^^
復習は絶対に必要
多くの人は、文法を学ぶ時に
復習を面倒くさがってしまうのですが、
これは非常によくないです。
あなたが英文法を学ぶ際には、
必ず「復習重視」の姿勢を持って
勉強をするようにしてくださいね。
なぜなら、中学英文法の学習とは、
ひとつの単元が終わってから、
またその次の単元の知識を積み重ねることで
徐々にレベルアップする仕組みだからです。
僕も人に文法を教える時は、
必ず復習をやってもらいます。
また、場合によっては
「そろそろこの知識を忘れてそうだな」
と感じた箇所があると、
そこを抜き打ちでテストしたりもします。笑
一時は分かった文法知識でも、
時間が経つと抜け落ちていたりするので、
復習はとてつもなく重要です。
「参考書で独学」はかなりキツイ
「そうか!文法は復習さえやればイイんだな!」
と思い、市販の参考書などを使って
文法を1から学ぼうとしている人がいます。
もし、あなたがそれをやりたい場合は、
ぜひやってみると良いでしょう。
ただし、一言だけ、
僕からお節介なアドバイスをしておきますね。
それは、大人の英文法学習は、
独学でやると挫折する可能性が
異常に高い・・・ということなんです。
以前、僕は英会話を教えるために
英文法はネットで調べれば載っているので、
それを見ながら勉強しておいてください!
と人に言ったことがあります。
当時はそれで十分いけると思ってたし、
本人もやる気マンマンの状態でした。
しかし、1ヶ月後、蓋を開けてみると
その人はまったく文法知識が入っていませんでした。
「え・・・嘘でしょ!?」
正直僕は、こう思いました。
でも、実際に初心者が文法を独学で学ぶには
相当なハードルを乗り越えなければならず、
至る所に「罠」が存在したのです。
本人がサボっていた訳でもないし、
間違った知識を学んでいた訳でもありません。
学ぶ途中で知識を整理し切れずに、
ぐちゃぐちゃの文法になってしまったのです。
すでに文法知識が一通り入っている人の場合、
市販の参考書や、ネットの文法解説などを見て
自力で勉強を進めることができますが・・・
しかし、英語をほとんど忘れてしまい、
1からやり直そう、という学習者にとって、
その手法は非常にシビアな茨の道なんです。
(詳しくは……)
> 英語の参考書は意味ない説を真面目に語る。
他にも色んな人と僕は話してきましたが、
独学で英文法を健全に極められた人は、
ただの一人も目にしたことがありません。
なので、独学で文法を復習する場合は、
相当なリスクを負うであろうことを、
予め、頭に入れておいてください。
まとめ
結局のところ、
「英会話に文法知識は要らない!」
という人の多くが、事前に文法を極めているので
英会話には文法が必要だってことです。
僕の知っているバイリンガルも全員、
英文法はしっかりマスターしているし、
ネイティブや海外育ちでもない限りは、
文法なしで英会話の習得はあり得ません。
だから結局、文法なんですよね^^;
ネイティブの先生なんかは、
とにかく「真似をしろ」と言ったり、
「海外ドラマをたくさん見ればOK」
とか言ったりもします。
ですがそういうのは、既に文法を学び終えた
「英語中上級者向け」の学習法なんです。
つまり、既に文法を極めている人だけしか、
一般的な英会話の学習法は効果がないんですね。
TOEIC900点以上とか、英検1級とか、
元通訳・翻訳の人って、
英語レベルがめちゃめちゃ高いですが
これは圧倒的な文法力と語彙力が無きゃムリです。
文法もSVOだけではなく、色んなルールがあります。
なので時には複雑な英文も出て来るし、
一見カンタンそうに見える英文でも、
実は高度なテクニックが詰め込まれていたりもします。
ルールを知らずに英語を学ぼうとするのは、
交通ルールを知らずに公道を運転するようなものです。
(当然、知らなきゃ事故りますよね。汗)
文法はそれほど難しくない
実際、現代の多くの日本人が
英文法を学ぶことに抵抗を持っています。
それはなぜかといったら、
過去に文法を学んで途中で分からなくなった、
その体験を引きずっているからです。
やたらと小難しい用語が出てきたり、
矛盾する概念が混ざったりすれば、
誰でも文法はイヤになりますよね。
しかし、やることを順番通りにやりさえすれば、
文法の学習はそれほど難しくはありません。
中学英語だろうと高校英語だろうと、
しっかり体系的に正しい順番で学んでいれば、
どれほど英語に苦手意識をもっていようと、
確実にマスターできます。
もちろん文法にしっかり取り組めば、
その後に英会話を習得することも可能です。
僕はこれまで、英語が苦手だという方々の声を
これでもかって位、聞いてきたのです。
なので、初学者が英文法のどこでつまづき、
どこで難しいと感じるかについては、
他の誰よりも理解しているつもりです。
予備校の先生に文法を教わっても
サッパリ理解できなかったという人が、
僕の講座を受けたらすんなり入った!
というパターンもあります。
英語学習には、相性の良し悪しもありますが、
それだけではなく、しっかり学ぶ側の気持ちを
教える側が理解していることが大事だと僕は考えています。
ちなみにそうやって改良を積み重ね、
オトナの初心者向けに文法を体系的に学べる講座は
こちらです。↓
>> 講座「骨太の英文法」
あまり名の知られた講座ではありませんが、
大人の英語初級者で、英会話に興味のある方は、
一度はチェックしておくと良いですよ!
また、いきなり講座を受けるのは
ちょっと抵抗があるという場合は、
僕のメルマガに参加してみると、
初心者が英語を上達させるための秘訣を
体系的に学ぶことができます。
こちらは既に色んな人が学んでいて、
途中でプレゼントだったりアンケートがあったりします。
参加するだけでも十分な学びになると思うので、
英会話をマスターしたいぜ!という方はどうぞ^^
それでは今回はこれにて失礼します!
まさぽん
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このメルマガを通して英語の勉強を続けることで、
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一緒に学びながら、
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