こんにちは!
英会話の伝道師・まさぽんです!
かつてアメリカに留学した僕ですが、
現地にも日本のラーメン屋があって、
びっくりした思い出があります!
実はヨーロッパ各地にも、
日本のラーメン屋は進出しまくってるので、
お店のメニューについて英語で解説できると
海外に行った時に便利なはずです!
さて、そんな人類を魅了してやまない
日本製のラーメンですが、
あなたはどのタイプがお好きですか?
横浜家系、天下一品、二郎、
三田製麺所、博多一風堂、日高屋、
喜多方、くるまやラーメン、幸楽苑、
来来亭・・・・・・
【太麺こってり系】を選んだ人は、
たぶん僕と気が合うでしょう。
仕事帰りにビールで酔っぱらった後に、
濃厚スープと冷えた氷水を
交互にがぶ飲みするタイプですよね。
店名に「らぁめん」と記載されている場合、
だいたい和風煮干し系のスープですよね。
そんな話はさておき、
日本を代表する料理であるラーメンは、
今や世界中で大人気となっています。
「いや、ラーメンは中国の料理でしょ」
とツッコミを入れたくなる人も
いるでしょうが、
実は中国の「拉麺(lamian)」は
日本のラーメン(ramen)とは別物だと
世界では認識されているのです。
拉麺は「拉致」という言葉と
同じ漢字が使われていますが、
この「拉」という文字には、
「引き伸ばす」という意味があります。
要するに、強制連行のために手を引っ張るか、
コシを出すために麺を引っ張るかの違い。
拉麺(lamian)は中国料理であり、
ラーメンはいわゆる中華料理(日本料理)。
そして、世界でポピュラーになったのは
後者の「ラーメン」の方だったのです…。
ちなみにパスタも中国の「拉麺」が
シルクロードを通じてイタリアに渡来し、
独自加工されたものが起源なんですよね。
このあたりのトリビアを押さえておけば、
外国人にラーメンについて尋ねられた際に、
サラッと解説することができるでしょう。
そもそもなぜ、世界でラーメンが
これほどまでに有名になったかと言えば、
古くは日清食品のカップヌードルの普及と、
最近では日本のアニメの影響があります。
まあ、NARUTOの主人公の名前からして、
ラーメン的な要素が強いうえに、
彼は作中で頻繁にラーメンを食っているので、
外国人から強い興味を持たれるわけです。
もちろん、細かい味付けや
太麺、細麺、ちぢれ麺の違いなどは
店舗によって色んなこだわりがありますが、
アメリカにあるラーメン屋って、
それなりに値段が張る割には、
味もマズいしスープも生ぬるいんですよね。
僕は台湾にも行ったことがありますが、
台湾のカップラーメンは特有の風味があり、
日本人の好みに合うかは微妙です。
やはり世界進出を果たす上では、
ローカライズが欠かせないので、
その土地の人の好みに合わせるわけです。
そんなわけで、もしもあなたが
訪日外国人客をラーメン屋にて
おもてなしすることになった際には、
日本のラーメンはあくまで
「日本人好みの味付け」であることを
忠告しておいた方が良いでしょう。
そして、日本のラーメンを紹介する際には、
彼らにきちんと食べ方を教えてあげないと、
一体何をどうすればいいのか分からず、
途方に暮れてしまいます。
つけ麺を注文した外国人が、
つけ汁を麺に派手にぶっかけてしまい、
その勢いで床がびしょ濡れになった、
みたいなエピソードもありますし・・・。
敬虔なイスラム教徒なのに、
ラーメン店のスープが豚骨だったために、
意図せずして戒律を破ってしまった、
なんて話もありますから。
なので、もしもあなたが外国人に
ラーメンの食べ方を尋ねられた際には、
なるべく丁寧に教えてあげて下さいね。
今後、東京オリンピックが開催されたり
外国人労働者が増えたりするにつれて、
日本の食文化もますますメジャーとなります。
その際に、変なクレームをつけられぬよう、
英語で紹介できるようになっておくに
越したことはありません・・・。
【完全版】ラーメン屋で使う英語集
個人的な話になりますが、
先日、都内の某ラーメン店を訪れた際、
ラテン系の外国人が店員をやっていました。
人手不足の影響もあるとは思いますが、
そこは外国人客も多い地域だったので、
英語が使えれば色々と有利になるのでしょう。
できればお品書きや注意事項も、
英語バージョンがあるに越したことはなく、
あっても邪魔にはならないはずです。
むしろ英語バージョンを用意する「だけで」
顧客満足度を急速に高められるのですから、
むしろやらない手はないはずです。
というわけで今から、
ラーメン屋で使われる英語について、
完全解説をしていきましょう!
ざっと一通りを示していくので、
「へー、こうやって言うんだ」程度に
流し読みしてみて下さい。
(※別に覚える必要はありません。)
◆ お好み(Preference)
- 麺固め / やわめ
→ Hard / Soft
- スープ濃いめ / 薄め
→ Rich / Bland
- 脂多め / 少なめ
→ Extra / Less
- 酢
→ Vinegar
- ラー油
→ Chili Oil
- 粗挽き胡椒
→ Coarsely Ground Pepper
- おろしにんにく
→ Garlic Paste
- 刻みしょうが
→ Chopped Ginger
◆ メインメニュー(Main Menu)
- チャーシューメン
→ Chashu Ramen
(※Ramen with Roasted pork fillet )
- 豚骨ラーメン
→ Tonkotsu Ramen
(※Pork bone broth Ramen)
- 味噌ラーメン
→ Miso Ramen
- 醤油ラーメン
→ Soy sauce Ramen
- 塩ラーメン
→ Salty Ramen
- 焦がしニンニクラーメン
→ Burnt Garlic Oil Ramen
- 背脂醤油ラーメン
→ Pork back fat Soy sauce Ramen
- 濃厚豚骨ラーメン
→ Rich Sauce Tonkotsu Ramen
- 台湾ラーメン
→ Taiwan Ramen
- 味噌バターラーメン
→ Miso Butter Ramen
- ピリ辛味噌ラーメン
→ Spicy Miso Ramen
- つけめん
→ Dipping Noodle
- 油そば
→ Aburasoba
(※Oiled Ramen Noodle)
- 台湾まぜそば
→ Taiwan Mixed Noodle
- 意識高い系ラーメン
→ Broth(=お出汁)
- 替え玉
→ Additional Noodle
- 生麺
→ Fresh Noodle
- トッピング全部乗せ
→ With All Toppings
- メンマ
→ Bamboo Shoots
- ネギ
→ Green Onion
- 海苔
→ Seaweed
- 味玉
→ Seasoned Boiled Egg
- 伝説のすた丼 / すためし
→ Legendary Pork Bowl(=豚丼)
- 焼き飯(炒飯)
→ Fried Rice
◆ 前菜(Appetizers)
- 焼き餃子
→ Dumplings
- 水餃子
→ Boiled Dumplings
- 半熟卵
→ a Soft-Boiled Egg
- 豚角煮
→ Slices of Roasted Port Belly
- 卵焼き
→ Japanese Rolled Omelette
- 浅漬けきゅうり
→ Lightly Pickled Cucumber
- フライドポテト
→ French Fries
- 軟骨唐揚げ
→ Deep-fried Chicken Cartlige
- 唐揚げ
→ Fried Chicken
- 竜田揚げ
→ Whitish Fried Chicken
- 冷奴
→ Chilled Tofu
◆ 飲み物(Drinks)
- コカコーラ
→ Coca Cola(or Coke)
- ペプシコーラ
→ Pepsi Cola
(※ペプシはCokeとは言わない。)
- メロンソーダ
→ Melon Soda
- オレンジジュース
→ Orange Juice
- レモンスカッシュ
→ Lemon Squash
(※レモネードとの違いは炭酸の有無)
- リアルゴールド
→ Real Gold
- ウーロン茶
→ Oolong Tea
- 緑茶
→ Green Tea
- ハイボール
→ Whisky Soda
- コークハイ
→ Whisky Coke
- ウーロンハイ
→ Oolong Hi
- 緑茶ハイ
→ GreenTea Hi
- レモンサワー
→ Lemon Sour
- オレンジサワー
→ Orange Sour
- 梅酒
→ Plum wine
- 焼酎
→ Shochu
(※Japanese Distrilled spirit)
- 日本酒
→ Sake
◆ おまけ
- 屋台
→ Movable Food Stall
- アイスキャンデー
→ Ice Lolly
※「当たりが出たらもう一本!」は、
Ice Lolly has a lotteries.
If you win it, you can get another!
※「ライスは食べ放題!」は、
Rice is all you can eat!
と書けば、伝わります。
世界で最も人気の高い麺類とは?
いかがでしたか?
ここに書かれたラーメン英語は、
いきなりすべてを覚えるのではなく、
必要になった時に辞書的に使うのが有効です。
以上をもってラーメン関連の英単語の
解説は終わりになりますが、
せっかくなので、アメリカにおける
麺類の認知度を確かめてみましょう。
あなたは日本のラーメンと蕎麦、および
ベトナム料理のフォー(Pho)を比較したら、
どれが最も人気があると思いますか?
ちなみに日本国内では、
フォーはそこまで知名度はありませんが、
インドではかなり人気が高い食べ物です。
Googleによる、24ヶ国と28地域の調査では
最も人気(検索数)の高い麺類は
フォーに軍配が上がったようですよ。
「・・・なに!?」
「日本のラーメンを差し置いて、なぜフォーがそこまで人気なんだ!?」
と、意外な結果に驚くあなたの様子が
思い浮かびそうですが・・・
これが世界のありのままの真相です。
フォーは麺をすすって食べないため、
それが海外の文化に合っていることが
一つの要因かもしれませんね。
英語圏では、音を立てて食べる人のことを
“Noisy eater” と言ったりしますが、
日本でいうところのクチャラーと同じ扱いを
現地では受けてしまうので要注意です。
ちなみに麺類の人気度は、
もちろん国によって異なります。
中にはフォーよりもラーメンや蕎麦の方が
人気が高い国もあるので、
最後にざっくり解説しておきますね。
<フォーが人気な国>
カナダ、フランス、アメリカ、オーストラリア
<ラーメンが人気な国>
台湾、フィリピン、香港、スペイン、メキシコ
(アメリカ国内はニューヨークとサンフランシスコ、ロサンゼルスにおいてラーメンが優位。)
<蕎麦が人気な国>
ロシア、韓国、ブラジル、オランダ
以上のデータを押さえておくと、
あなたが今後、知り合う外国人たちに
適切な食文化の話題を振れるはずです。
逆に、上記に示した国以外は
ラーメンの食べ方を知らない可能性が高いので
「教え甲斐がある」と言えるでしょう。
いいですか、日本の食文化は
世界でも非常にポピュラーなわけで、
その歴史なんかを英語で説明できる人は
これからの時代、かなり強いですよ。
自国の文化をあまり知らないがために
外国人から質問をされた際に
パニクる日本人ってけっこう多いですからね。
僕はメルマガもやっているのですが、
そこでは僕の過去の壮絶な留学経験や、
英語力を手に入れてそれをどう生かしているかを
詳しく語っています。
TOEIC900点を最短で突破するための、
英語学習に関するレポートをもらえるので、
英語に興味がある方はこちらからどうぞ。^^
>> 時代の最先端を行く英語メルマガコミュニティ~The Planet Japan~
それでは、最後までお読み頂き
ありがとうございました。
まさぽん
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