どーも、まさぽんです!
今回は「いじられキャラ」
関連の英単語やスラングについて詳しく、
例文や音声などを用いて解説します。
日本語で「いじる・いじられる」は
「からかう・からかわれる」と似た意味ですが
ちょっとだけニュアンスが違いますよね。
冗談が通じる人であれば、
多少はハードな「いじり」にも耐えられますが、
割とマジメな人や、プライド高めのタイプだと
たいていの場合、イジリは禁物です。
友だちから「天然」って言われることがよくあるんですけど、これはいじられキャラではないですよね? うむ。それは立派ないじられキャラだな。 大人になってから「天然」呼ばわりされるのは、けっこう色んな意味合いが込められていますね。 だらしないとか、そそっかしいとか、どこか抜けてる所がある人に使われることが多いかな。
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もくじ
「いじられる / いじられキャラ」は英語で?
「いじられキャラ」をそのまま直訳すると
“person prone to being made fun of by others”
となりますが、少し長いですよね。
意味としては「他人にバカにされやすい人」ですか。ちょっと言いづらいです。もう少し概念的な言葉はありませんか? 近いのはいくつかあるから紹介するね。
一般的な「いじられキャラ」の表現×2
- the butt of the joke
- teased character
【それぞれの発音】
これらは英語圏では一般的な
「いじられキャラ」の表現です。
それぞれを日本語に直訳すると
「冗談のオチとなる人」
「からかわれる人」となります。
【それぞれの例文】
In this school, he is always the butt of the joke and gets into hilarious situations.
(この学校内では、彼は常にいじられキャラで、笑える状況に巻き込まれます。)
The teased character in the story is constantly belittled by his classmates, but eventually proves his worth to them.
(物語のいじられキャラは、クラスメートに常に見下されていますが、最終的に彼らに自分の価値を証明します。)
その他「いじられキャラ」に近い表現×3
- goofy(間抜け)
- jester(道化師)
- slacker(ネタ役)
【それぞれの発音】
これは「いじられキャラ」に近い英単語です。
goofy(グーフィー)はディズニーにもいますが、
一般的にはおっちょこちょい、間抜け
といった意味合いがありますね。
ただ、その「抜け感」が面白かったり、
周囲をリラックスさせる効果があったりするので
キャラクターとして尊重されることもあります。
ただし仕事で “goofy” と言われたら、
バカにされてる意味合いが強いと言えるでしょう。
また、jester(ジェスター)は
元々はイギリスの貴族を笑わせる役割があり、
ピエロやジョーカー的な立ち位置の人です。
最後にslacker(スラッカー)は
アメリカのスクールカースト内の用語でもあり、
「怠け者/バカ」という意味合いが強いです。
「いじられる / いじめられる」は英語で
英語圏での「いじられる」は主に
“be teased” と言います。
動詞の “tease(からかう)” を
受動態にして “be teased by~” とすれば
「~にいじられる」という言い方ができます。
ちなみに “tease” には
「いじめる」という意味合いもありますが、
本格的なイジメは “bully” を使います。
be bullied by~(~にいじめられる)
【それぞれの発音】
【それぞれの例文】
He was teased by his classmates for being short.
(彼は身長が低いことでクラスメートからいじられました)
He was bullied in middle school, but his confidence grew in high school and he learned how to stand up for himself.
(彼は中学校でいじめられましたが、高校で自信をつけ、自分自身を守る方法を学びました。)
前置詞はbyだけじゃなくてinも使えるんですね! byは「行為の対象」を表すけど、inは「範囲や空間」を表すから、必要に応じて使い分けるといいよ。
「いじる(弄る)」を英語でまとめてみた
さて、ここからは、
「いじる」にまつわる諸々の用語の
英訳バージョンを載せておきますね。
ここでは動詞のみを載せていますが、
中学英文法の知識があれば、
動詞や形容詞や副詞などを組み合わせて
もっと自由な英語を使えます。
「いじる(弄る)」には、
スラング的な意味合いでの「他者をいじる」や
「(スマホ/PCなどの)機械をいじる」
「データをいじる」といった表現があるので
それぞれ分けて解説します。
他人をいじる(スラング)
「他人をいじる」は一般的な英語表現だと
“tease(ティーズ)” が使われますが、
スラングでは “roast(ロースト)” が使われます。
“tease” は「いじられる」の所でも解説した通り
「誰かをからかう」という意味合いがあります。
“roast” はコーヒー豆の焙煎や、
オーブンで肉を焼く際に使われる動詞であり、
転じて「集団で1人をいじる」様子を指します。
【それぞれの発音】
【それぞれの例文】
He likes to tease his little brother about his being fat.
(彼は自分の弟が太っていることをからかうのが趣味です。)
At our office, they like to roast each other during staff meetings.
(うちのオフィスでは、スタッフミーティング中にお互いをよくいじり合います。)
機械(スマホ・パソコン)をいじる
- tinker with a machine(機械をいじる)
- play / fiddle with a smartphone(スマホをいじる)
- tinker with a computer / fiddle with a computer(パソコンをいじる)
【それぞれの発音】
これらが主な表現ですが、
一般的には “use(使う)” の方が
より使われている印象ですね。
“fiddle” は、何かを真剣に使うというよりは
あんまり注意を払わず、無造作に扱っている
というイメージが強いです。
【例文】
He always plays with his cellphone during class and gets scolded by the teacher.
(彼はいつも授業中に携帯をいじって先生に怒られている。)
データをいじる
「データをいじる(操作する)」は主に
“manipulate data” という表現を使います。
また、機械やパソコンいじりと同様に
“tinker with data” も使えますが、
こちらはやや軽めの表現です。
また、さらに軽い表現にすると
“play with date” となりますが、
こちらは遊んでいるのとほぼ同じです。
【それぞれの例文】
She is very skilled at manipulating data to create good reports.
(彼女は、良質なレポートを作成するためにデータを巧みに操作できます。)
He spent hours tinkering with the data to get it to display correctly.
(彼は、データを正しく表示するために時間を費やして、いじくり回しました。)
I spent the afternoon playing with the data to see if I could find any interesting trends.
(私は、面白い傾向を見つけることができるかどうかを確認するために、午後中データを弄って過ごしました。)
「いじる/いじられる」でも、これだけ多くの表現があるんですね。英語ってなんだか面倒くさいですね。 日本語でも類義語を考えたら「操作する」「弄ぶ」「からかう」「あざける」「挑発する」「ふざける」「ナメる」などいっぱいあるよ。重要なのは、一度に大量の表現を覚えようとせずに、「確実に使える1つの表現」を磨き上げることだね。 なるほど。ではとりあえず “tease” だけに絞って、何度も使ってみます。
まとめ
今回は「いじられキャラ」を意味する英単語と
その関連語について例文付きで解説しました!
「いじる」「いじられる」「いじられキャラ」など、
複数の英語表現を紹介しましたが、
初対面の自己紹介で「いじられキャラです」と言うと
「この人大丈夫か……?」となりかねないので、
出会ってはじめのうちはなるべくしっかりした姿勢を見せるのが良いでしょう。
また、日本国内でどのようなキャラであっても、
海外で自由に暮らし、豊かな人間関係を築くには、
英語を使いこなせると非常に便利です!
もう少し本格的な英語を習得したい方は、
こういった「語法」に加えて「文法」も学ぶと
大きな相乗効果が期待できますよ。
英語を基礎から学ぶと頭が良くなる!
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