どもー!
英語大好きマンのまさぽんです。
今日も動物たちと一緒に、 よろしくお願いします。英語はそこそこできるパンダです。 よろしくです。英語はほとんど初心者、カワウソです。
英語を学習していきますよ。
コモン(common)ですね。
ちなみに「常識」のことを
「コモンセンス」って表現しますが、
これは直訳すると「共通感覚」になります。
まあそのあたりにも “common” が使われていて、
歴史的にも奥が深い英単語なので、
具体的な意味や使い方を見ていきましょう。
もくじ
コモン(common)の意味
コモン(common)の持つ意味ですが、
だいたい次のような感じです。
- 一般の
- 通常の
- 同じ
- 共通の
- 平凡な
- 通俗的な
- 月並みの
- よくある
- ありふれた
- ありきたりな
- 庶民的な
- 当たり前の
え、コレ全部覚えるんですか❓💦大変そう……😫 その必要はないよ~。
実際、上記のすべての意味を覚える必要はなく、
太字で示した3つだけ押さえておけばオッケーです。
「ありふれた」「月並みの」「平凡な」
など、似たような意味が並んでいますが、
これは翻訳の際の選択肢を増やすために
「こーゆー訳し方もあるよ!^^」と
紹介してあるだけです。
コモン(common)は形容詞なので、
名詞とセットで初めて意味を為します。
このあたりの感覚は、
英文法の学習を進めていけば
自然と理解できるでしょう。
「アンコモン(uncommon)」とは
アンコモン(uncommon)は
commonに否定の接頭辞 “un” がついて
「珍しい」という意味になります。
一時期、ネットで有名になった
マコなり社長のオンラインコミュニティ
“アンコモン(uncommon)”
というモノもありますね。
オンラインで学べるビジネススクールですが、
「ありふれていない」
⇒「希少価値が高くて素晴らしい」
という意味のこもったネーミングですね。
「デキる人に生まれ変わる」
というスローガンのもと、
ビジネスで必要とされる思考力を鍛える場です。
ちなみに僕は参加していませんが、
ビジネスマンとしての基礎を学びたい人が
主に参加しているみたいです。
英語学習とはほぼ無関係ですねw
コモン(common)のメジャーな派生語と各々の意味
ここからは、
コモン(common)を用いた
よくある派生語の意味をお伝えします。
これも全てを覚える必要はないので、
「出てきたら調べてチェックする」
くらいの辞書感覚で見ると良いでしょう。
コモンセンス(common sense)
コモンセンス(common sense)は
「共通の感覚」と直訳できますが、
要は「常識」という意味です。
高校の世界史で習ったと思いますが、
アメリカがイギリスから独立しようって時に
哲学者のトマス=ペインが
著書「コモンセンス」を発表しました。
もともと、アメリカはイギリスの植民地で、
支配を受けていましたから、
そこから脱却して独立するために
民主主義と自由貿易が説かれたわけですね。
ここで使われている “common” は、
「共通の」という意味です。
つまり、トマス=ペインは
当時のアメリカ国民の持つ共通の感覚に
広く訴えかけることによって、
大衆の独立心を分かりやすく後押ししたのです。
in common
次に、commonでよく使われる
“in common(インコモン)”
という表現ですね。
これは「コモンの中で」という直訳ですが
すなわち「共通して」という意味です。
たとえばこんな文で使われます。
(僕たちは多くの経験を共有しているね。)
これは、”have ~ in common” で
「共通して~を持っている」なので、
すなわち「共有している」という意味になります。
common ground
次は “common ground” ですが、
このgroundは「土台」という意味です。
土台が共通している、ということで
すなわち「共通点 / 共通の場」
という意味になります。
学校のグラウンドみたいなイメージですか? だいたいそんな感じっすね。
common law
続いての “common law(コモンロー)” は、
「共通のルール」という直訳ですが、
法律用語で「慣習法 / 判例法 / 普通法」という意味です。
“law” が「法律 / 規律」という意味で、
“common” は「普通の」という意味ですね。
ちなみに、コモンローの対義語が
civil law(シビルロー:制定法)です。
このあたりは専門的で難しいのですが、
それぞれの特徴を簡潔に説明しましょう。
“civil law(制定法)” は
条文を重視し、判例をそれに当てはめるので
判例は2の次です(日本はこのタイプ)。
“common law(慣習法)” は なるほど、分かりません。 よーするに、コモンローのが柔軟性が高いってことよ!
英米法系で、各地域の過去の判例を重視した
先例第一主義の法律です。
have in common / have a lot in common
さっきやった “in common” は
ほとんどこの形で使われます。
“have ~ in common” が「~を共有する」
“have a lot in common” は「多くを共有する」
“have nothing in common” は「何も共有しない」
という意味合いになりますね。
have ~ in common は、
一言で “share” に言い換えができます。
(~をシェアする、という意味です)
「多くの〇〇を共有する」と言いたければ、
“have a lot of 〇〇 in common” とか
“have so many(much) 〇〇 in common”
といった風に、応用を利かせられます。
うーん……暗記するの大変です😅 このあたりは暗記しなくても、文法理解が進めば自然と応用できるようになるよ。まずは文法あるのみ!
less common
“less” は “little” の比較級で、
「より少ない」という意味を持ちます。
“less common” なので、
「一般性の度合いが少ない」
という意味合いになりますね。
つまり、less common は
「あまり一般的ではない / まれな」
の意味です。
たとえばこんな例文で使われます。
(日本では賃上げはまれである。)
not common
“common” に否定の “not” を付けると、
“uncommon” と同じ意味になり、
「一般的ではない / まれな」
という訳し方になります。
“less common” よりもさらに
否定の度合いが強まった表現ですね。
たとえばこんな例文で使われます。
(米国では地震はめったにありません。)
コモン(common)のマイナーな派生語と各々の意味
さて、ここからは
使用頻度の低い “common” の派生語を
いろいろと見ていきましょう。
人によっては一生使わないであろう知識も
含まれているので、あくまで必要な方向けです。
common stock
「普通株」の意味です。
アメリカ株取引の際には、
優先株式(preferred stock)と
普通株式(common stock)とに
分かれています。
優先株はいわゆる「お得意様」向けに
配当額などが多めの株式になっており、
売買で利益は出しづらいですが、
企業側・株主側の双方にメリットがあります。
普通株は主に売買目的で
投資家の間でやり取りされますね。
common good
「公益」の意味です。
(我々は公益のために働いている)
などの英文で使われますが、
“good” は名詞として使うと、
「善 / 利益」という意味合いがあります。
common knowledge
「常識」という意味です。
“common knowledge” は
「誰もが知っているはずの知識」
という意味での常識ですね。
- The sun rises in the east.
(太陽は東から上る。) - Tokyo is the capital of Japan.
(東京は日本の首都です。)
などの知識面にフォーカスした「常識」です。
“common sense” も「常識」ですが、
「思慮や配慮」にフォーカスが当てられており、
「常識的に考えてそういうことはしないよね」
といった公共への意識のことを指します。
メールで質問する時は名前を名乗る、とかですかね。 それな。意外とデキてない人多いよね。特にネットでは。
common place
common place は
一語で “commonplace”
と表すことが多く、
意味は「ありふれたこと」です。
“commonplace” は形容詞なので、
“commonplace news(ありふれたニュース)”
“commonplace method”(ありふれた方法)”
など、名詞と組み合わせて使います。
This is commonplace. のように、SVCの形式でも大丈夫ですか? 形容詞は補語(C)になれるからね。フツーに使えるよ。
Boston common
これはアメリカ最古の都市公園である
「ボストンコモン」という地名ですw
僕がボストンに留学した時、
やたらと広くて緑豊かな公園があり、
そこが Boston common だったのですが、
そこを散策するだけで良い気分に浸れました。
ちなみにボストンには、
リス(squirrel)が頻繁に出没します。
カワウソは出没しないのですか??? カワウソはアメリカにはいないなぁ。アジア中北部,ヨーロッパ,北アフリカがメインの生息地らしい。
common core
これは「共通の核」と訳されますが、
アメリカの子供の統一的な学力基準のことです。
英語圏では、幼稚園から高校3年生まで
国語と算数でcommon core(学びの目標)が
段階別に定められています。
アメリカ人にとっての国語はつまり英語ですが、
最初はアルファベットや基礎的な発音から入り、
徐々に複雑な学習に向かいます。
算数(math)では、単なる選択式問題から
より「その答えになる理由」を
書かせるタイプの問題が増えているみたいですね。
common disease
「一般的な病気 / ありふれた病気」の意味です。
「コモンディジーズ」と読み、
かぜ(cold)、腹痛(stomachache)、
下痢(diarrhea)、発熱(fever)
などの一般的な症状を指します。
ちなみにコロナウィルスは風邪の一種、
という説もありますが、
一時的に爆発的流行をしているだけなので
common disease にはジャンル分けされません。
common name
これはサーバー用語なのでかなりマニアックです。
(おそらくこのページ読んでる人には無関係)
http:// から https:// に変えることを
webサイトでは「SSL化」と言いますが、
その際に共通するURL部分のことを指します。
たとえばこのwebサイトであれば、
https://www.tamaxmspn.biz/rev/
https://tamaxmspn.biz/rev
の赤文字部分がcommon name です。
別のブログで、セキュリティ対策のために、
http → https に変更した時があったのですが、
けっこう苦労したんですよ……。
common people
「一般庶民」の意味です。
日本語でいう所の「パンピー」という訳が
しっくりきますねw
まとめ
今回は英単語 “common(コモン)” にまつわる
様々な派生語や、それぞれの意味を確認しました。
こういった基礎単語をまず押さえておき、
同時並行で英文法も学んでみると
英語の着実なレベル上げができます!
覚えることがたくさんある、
と感じた時は、少数の意味に範囲を絞り、
戦略的に語彙を増やすのが効果的です。
具体的なやり方は、
またおいおい語っていきますので、
今後も当ブログをチェックしてみると良いでしょう。
それでは最後までお読み頂き
ありがとうございました。
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