こんにちは、まさぽんです。
今回は「意味と音」という英単語学習アプリを体験してみたので、世間の評判と一緒に情報をまとめてみました。
以前紹介した「スギーズ式60日発音マスターコース」という講座を開催していた杉本氏と、言語学の専門家である古川 慧氏がコラボして開発したアプリです。
音声×画像の学習方式で英単語をどんどん覚えられ、しかもレベル別に取り組む内容を自由に変えられます。
というわけで、行ってみましょう。
▶ 意味と音(App Store)
▶ 意味と音(Google Play)
▶ 英語脳アプリ『意味と音』HP
会社名 | 株式会社スギーズ英語発音教育研究所 |
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代表者 | 杉本 正宣 |
所在地 | 104-0045 東京都中央区築地2-12-13 小松ビル4F |
お問い合わせ | (TEL)03-6278-8936 (Mail)info@sugis.co.jp |
この記事がオススメな人
- 「意味と音」の有料版の購入を迷っている人
- すでに「意味と音」を使っている人
- 英単語を効率的にたくさん覚えたい人
=基礎講座のご案内=
「意味と音」は幅広いレベルの方の語彙力を増強してくれるアプリですが、実は「英文法を根本から学び直すこと」が、オトナの英語初心者が日常英会話を身に付けるのに最も効果的な方法です。
僕は英語力に自信のない方専門で特別なメルマガ講座↓を開講しているので、まずはこちらに登録してみて、英語への苦手意識を取り去ってみて下さい!
もくじ
「意味と音」の概要
「意味と音」はその名の通り、英単語の意味と音、そしてイメージを総動員し、右脳で英単語を覚えるためのアプリです。
モードは “Passive(インプット)” と “Active(アウトプット)” の二種類があり、それぞれ別の能力を鍛えることができます。
レベルは初心者(小~中学生レベル)から上級者(海外難関大学留学レベル)まで幅広く用意されており、最大レベルは24です。
分かった単語は “I know” で右スワイプ、分からなかった単語は “I don’t know” で左スワイプで処理し、即座にもう一周やり直せます。
また、一通りの単語ユニットを学び終えたら、4択問題で正しい英単語を選べるかをチェックします。
速く解けたら “Great”、時間内に解けたら “Good” と音付きで知らせてくれるので、ちょっとしたモチベーションアップになりますね。
ちなみに日本語から英語に変換する際に、「同じような意味の英単語はたくさんある(妨げる⇒prevent / hinder)けど、それをどうやって見分けるの?」という問題がありますが、これも「英単語の最初の1文字だけ表示する&レベル別に出題単語を分ける」形式によってうまく解消されています。
学習効果
「意味と音」では、画像・音・文字の3つを組み合わせて単語が出題されるため、パッと直感的に英単語をインプット&アウトプットできます。
ともすれば単調になりがちな語彙学習を、洗練させて誰でも楽しめるように工夫がなされたアプリですね。
学習効果は1日の学習量によって変わりますが、最大で1日100個の新規英単語を学べます。
「総出題数」ではなく「新規の英単語の数」であることに注意してください。
1日に100個ずつ新規単語を追加し、そのうち初見で分からない単語が50個あった場合、その50個がまるまる翌日に繰り越されます。
それゆえ、日を追うごとに学ぶ単語の数が増えます^^;
これが複利の力ですか。
複利ではないけど、積み上げの力だよね。
すべての課題をこなせば、最大で12000語レベルの語彙力が身に付くので、英単語増強の入門編としてはとても優れたアプリだと思います。
料金
「意味と音」は無料でダウンロードできますが、2週間以降も使い続ける場合は、有料課金(800円/月)が必要になります。
無課金だといずれフラッシュカードや4択学習が使えなくなるので、最初の2週間はお試し期間ですね。
ちなみに有料プランに移行した日付を基準として月額課金がされるので、次回の課金日は翌月の同日となります。
解約をする際は、スマホの設定画面から「サブスクリプション」を選択し、「意味と音」アプリの継続課金をキャンセルできます。
意味と音の評判
ここからは、「意味と音」アプリの評判を確認していきましょう。
Twitter上には口コミがなかったので、App Storeから拾ってきました。
音で覚えるのは楽しい
知らない単語の学習に役立つのはもちろん、知っている単語も正しい発音を学び直せることで、何となくあやふやに使っていた単語が自信を持って口に出せるようになりました。日々の学習状況(覚えた単語数、学習時間など)がグラフで見えるのも学習継続のモチベーションになります。 単語の暗記は単調でつまらない印象でしたが、このアプリのおかげで、音で覚えようとすると不思議と楽しく、覚えやすいということが分かりました。
継続できています!
圧倒的に単語量が少ないのでなんとかしようと思い、単語本を購入。ただ、単語だけではやはりイメージが定着せず、すぐに忘れてしまい、DUO3.0のように文脈でまとめて覚えようともしましたが、覚えたつもりがすっぽりと抜けてしまい、いつも前からやり直しする羽目になり、そうなると文脈が長いため、段々とできなくなり挫折。。やはり自分には単語習得難しいのか。。と諦めておりましたが、今回意味と音を知り、これか!と思い進めています。 写真と音声を結びつける必要があるということは、考えつくことではありますが、アプリとして自動的に出てくると『やろう!やらなきゃ!』というストレスが圧倒的に少なく、毎日継続できるようになりました。何より良いのは、やりっぱなしではなく、復習単語が自動で出てくること。これで定着力が格段にアップしました。発音も覚えられるので、映画を見ているときに、聞き取れる単語も格段に増えました。この前は、意味と音の写真とセットで単語が耳に入ってきてちょっとびっくりしました。まだまだ、道のり半分くらいですが、最後までやり終えた時にどんな世界が広がるか楽しみです。
まだるっこしい
コンセプトとしては面白い試みだと思う。 でもゲーム性を強調しているのか、立ち上がりから学習開始までにまどろっこしさを感じる。BGMとかのエフェクトよりもサクサクとしたスピード感が欲しい。 (ここら辺は個人の好みだと思うけど…)
またこれが一番まどろっこしいと感じる点だが、最初のほうのレベルから取り組むと、多義語も含めて既知の単語が多すぎる。後の方のレベルに取り組むには、最初の方を全てこなさないと進めない。せめて一覧表示の中から知っているものをあらかじめ除外できるような仕組みにしてくれればと思う。既にイメージがしっかり出来てる単語が多くて、取り組み始めて数日で苦痛になってしまった。以上2点のまどろっこしさから、一年分支払い済みとはいえ、続けていける自信が既になくなっている。逆に言えば、本当に英語が苦手であまり単語も知らない人が始めるには、良いアプリだと思う。(※後述追記の通り、注意事項あり)
試みとしては面白いし、労力が想像できるだけに あまり厳しい評価はしたくない。でも運営陣の意気込みからも、これからどんどんブラッシュアップされていくアプリだと思う。今はちょっとやる気になれないけど、それでも今後のアップデートに期待したい。
2022/09/18追記:
やる気をなくしながらも続けてみたが、やはり既にある程度の単語力のある人にはお勧めしづらいと感じる。まず、選ばれている単語の基準がよくわからない。アメリカの州名や組織名はわざわざ単語帳で覚えるものか?と思うし、ABCが略語でも何でもなく「アルファベットの最初の3文字」とか、こんなカードめくる暇があったら他の単語に時間を割きたい。あとやはり復習の必要がない単語までこなさなければならないのは時間の無駄だし、精神的に苦痛になってくる。既知の単語は自分の中で自分なりのイメージがあるものだと思うが、この単語帳が提示するイメージをクイズで素早く正解しないと未習得と見なされ、いつまでもしつこく復習リストに上がってくる。だったら初心者には手放しでお勧めかというと、全然違う単語の訳語が時々紛れ込んでいるので、これも黙り込んでしまう。複数の訳語が表示される単語で画像とあまり結びつかない訳語があった場合には、辞書を引いた方がいい。
ずいぶんと辛辣なレビューがありますが、実際に使ってみてどうでしたか?
今は上記で挙げられていた欠点はすでに解消されているよ。最初から上級レベルにも取り組めるし、「復習のみ」の選択肢も用意されているから、やりたくない単語はやらなくて良い。あるいは “I know” スワイプで処理すると良いと思う。
まさぽんの個人的な体験レビュー
僕も実際に「意味と音」をダウンロードし、(無料体験のみですが)利用してみました。
以下に感想を箇条書きで書いておきます。
◆ ゲーム感覚でできるが、アプリなので飽きも早い
個人的におすすめなのはActiveモードです。
受験英語やTOEICなどで鍛えられた人であれば、「英⇒日」変換は割とできる人が多いですが、逆に「日⇒英」変換は不得意とする人が多いからです。
英検1級を持っている僕でも、高校生レベルの出題に「あれ?なんだっけこれ??😅」と頭を捻ることが多かったので、これからアプリを使い始める方は、今の自分よりもだいぶ低いレベルから始めることをオススメします。
月額800円ほどかかるアプリですが、課金に抵抗がある方は、無料で使える “Anki” が似たような機能を持っている(ただし使い方はやや複雑)ので、そちらを使っても良いでしょう。
まとめ
今回は、英単語を画像と音で覚えるアプリ「意味と音」の詳細について、口コミや料金などを含め紹介しました。
初心者~上級者まで幅広く対応している語彙学習アプリなので、あとは飽きずに続けられるかどうか、ユーザーのモチベーション次第で効果が変わってくると思います。
継続さえできればどんな英語学習でも効果は出ますが、英語学習アプリの継続率って、実はかなり短いということがデータで判明しています。
非課金のユーザーの平均継続日数は2.5日、課金済のユーザーでもたったの7.5日だと言われています。
なので、あなたがアプリで英語を学ぼうと思ったら、明確な目標や行動計画を立てた上で、それを管理するための環境を作らなくてはいけません。
気楽に学べるのがアプリのメリットですが、気が抜けやすいのはアプリのデメリットなんですよね……。
英語を本気で習得したいなら
ちなみに僕は普段、英語初心者向けに、「どうすれば基礎から “確実に” 英語を習得できるのか?」といったテーマで情報を発信しています。
今は誰もが語学に力を注いでいる時代ですが、英会話をする際に必須となる「英文法」の学び方について僕は徹底的に洗い出しています。
まずは文法理論を意識して学ぶ段階、その次に文法を忘れて使い倒す段階があると僕は考えています。
「1から正しい英文を書けない……」「英会話がぜんぜんできない……」という方は、まず僕のメルマガを購読してみてはいかがでしょうか。
僕の経験をベースにして、1日1通ずつ「英語の極意」をお伝えします。
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時には厳しい試練もありますが、真剣に取り組めば乗り越えられない壁はありません。
僕自身、かつては人生のドン底に落ちてそこから這い上がった経験があるので、どんな状況からでも人生の基盤を整えていくパワーには自信があります。
現実を見据えた上で、前向きに頑張る意思をお持ちの方は、ぜひ僕のところへ来てください。
流行語やスラングは時間が経つと使われなくなりますが、文法に則った英語は半永久的に使われ続けます。
では、最後までお読みいただき、ありがとうございました。