原爆ドームが長崎にない理由

 

こんにちはMasaponです。

 

今回は、原爆ドームは広島にあるのに
なぜ長崎には存在しないのか? というテーマで
記事を書きたいと思います!

 

かなりセンシティブな内容なので、
人によって、意見は分かれるでしょう。

 

 

なので「こういう視点もあるんだな」と思って
お読み頂ければ幸いです。

 

 

長崎にはなぜ原爆ドームがない?

 

ことみ

そういえば、外国人観光客の訪問先で広島の原爆ドームは有名だけど、長崎ってあんまり目立ってないよね。

 

つよし

広島に落とされたのはリトルボーイ。長崎にはファットマン。両方とも多くの人の命を奪った原子爆弾だけど、アメリカの大統領も広島にしか訪問していないなぁ。

 

ことみ

でも、それじゃあ長崎の人が不憫じゃない?原爆が落とされたのに、アメリカには一方的にやられっ放しで、気にもかけてもらえないなんて・・・。

 

つよし

「怒りの広島、祈りの長崎」って言うし、“戦争反対!” と叫ぶのは広島に任せているんじゃないかな。

 

オバマ大統領と安倍首相、広島にて

 

 

・・・という感じで、
あたかも長崎には原爆ドームがないかのように
人々には思われがちですが、

 

実はかつて、「浦上天主堂」という名の建造物が、長崎にはありました。

 

1945年8月9日、アメリカ軍から落とされた原子爆弾の爆心地から約500メートルの距離にあったこの建物は、戦争が終わった時にはその形が廃墟として残っていたものの、被爆翌年には取り壊され、再建されるに至ります。

 

長崎における原爆ドームは、本来であればこの「浦上天主堂」が
その役割を担っていたのです。

 

戦争の悲惨さを伝えるために、あえて被爆当初の形を残そうという市議会からの働きかけもあり、広島と長崎の2箇所の原爆ドームが、本来ならば存在していたはずです。

 

 

しかし、長崎の原爆ドームだけが建て直され、
新たな施設として生まれ変わる一方で、
広島の原爆ドームは被爆当初の形で残ります。

 

なぜ、両者に違いが生まれたのか?

「ある事実」を踏まえて考えてみましょう。

 

長崎にはキリスト教徒が多かった

 

この建物(浦上天主堂)は、実はキリスト教の施設であり、
原爆が落とされた当時は多くのキリスト教徒が巻き込まれました。

 

元々の投下予定地は長崎ではなく、小倉(現福島県北九州市)だったようですが、
「小倉市の上空に雲がかかっていた」という理由で、アメリカ軍が当日に投下場所を変更したのです。

 

 

そんなわけで、この長崎の原爆ドームは
元はキリスト教の施設だったため、
それを破壊した事実を表に出すのは
アメリカにとってマズイのです。

 

日本のキリスト教は、元は欧米から持ち込まれた宗教なので、アメリカ視点からすると
「長崎のキリスト教会に爆撃をした」という事実が、非常に都合が悪いと言えるのです。

 

なぜ、都合が悪いのか?

 

それは、アメリカ側にとって、
「原爆は平和の象徴」だからです。

 

 

アメリカの歴史教育

 

アメリカの教育では、あくまで原子爆弾は「戦争を終わらせたきっかけ」であり、
平和の象徴として国家の教育がなされています。

 

向こうからすれば、当時の大日本帝国はアジアで悪さをしていた悪党であり、
第二次世界大戦を引き起こした張本人という位置づけなのです。

 

【参考】

>> アメリカ人教授に「原爆は正義だ」と笑いながら言われた話

 

 

これ、日本人からすると納得のいかない理屈ですが、それこそがアメリカの民間教育で語られる「真実のストーリー」なのです。

 

あれだけ多くの民間人の命を奪い、今なお後遺症に苦しむ人を残しておきながら、
アメリカをはじめとする連合国は、平然とそんな価値観を押し通しています。

 

それゆえ、過去の戦争の話になると、日本人とアメリカ人とでは、まず話が合いません。

 

 

ちなみにアメリカは原爆の引き合いとしてパールハーバー(真珠湾襲撃)を出してきますが、あれは現地の民間人の犠牲を極力抑えるため、軍施設に特攻をかけているという事実があります。

 

結果として、ハワイの民間人は68名の死亡者と35名の負傷者を出している一方で、
長崎に落とされた原爆では70,000人の民間人死亡者と、75,000人の重軽傷者が記録されています。

 

比べ物にならない犠牲者数ですよね。

 

もちろん、「数」だけで一概に被害の度合いを比較することはできませんが、
こうした数値比較もせずに、
過去の日本を一方的に悪者にしているアメリカ人が、今もあちこちに存在することは事実です。
(トランプ大統領もその立場)

 

 

当時の大統領であるルーズベルトは、日本が奇襲に来ることを事前に分かっていた上で、あえて現地の人々に何も知らせなかったという説もあります(アメリカに大日本帝国軍の暗号通信は既に解読されていた)

 

つまり、アメリカは日本軍に先に喧嘩を仕掛けさせるために、あらゆる手を尽くすことで、自分が戦争に参加する “大義名分” を持とうとしていたわけですね。

 

 

長崎の原爆ドームが消えた背景

 

そういった事情がアメリカ側にある中で、長崎に落とされた原子爆弾に破壊された浦上天主堂は、元々は「ありのままの形」で残されるはずでした。

 

広島の原爆ドーム(広島平和記念碑)と同じように、後世に戦争の悲惨さを生々しく物語るための施設として、当時の市議会や市長も保存を推奨していたのです。

 

しかし、当時の市長がアメリカに呼ばれ、約1ヶ月間の視察旅行から帰ってくると、彼は意見をコロっと変えて、施設の取り壊しと撤去を強く主張し始めました。

 

それと同時期に、新教会の建設費用に多額の寄付金が集まり始め、最終的に元の天主堂は取り壊され、今の形に再建されてしまったというお話です。

 

長崎の原爆ドーム(になるはずだった建物)

 

こうしたエピソードを通じて、アメリカの “圧力” が何も働かなかったと考える方が不自然ですね。

 

 

ことみ

ちょ、ちょっと待ってよ。それじゃあたかも日本のキリスト教会には原爆を落としていない、自分たちは正義の味方だから、みたいな主張がアメリカ側にまかり通っちゃうじゃない!

 

つよし

そういった諸々の事情も含めて、すべてを受け止めるからこそ「祈りの長崎」なんだよ。敗戦国である当時の日本は連合国側の言うなりになるしかなかったのさ。国際社会は強い者が勝ち、勝った者がルールを作る。これがこの世の中の構造なんだ。

 

「グローバル勝ち組」の苦悩とは

 

当時の日本は資源もなく、食料もなく、
多くの民間人の犠牲者を出したにもかかわらず、
最終的にはアメリカのGHQに占領されました。

 

そして当時に施された教育体制は、
本来の日本の姿を完膚無きまでに奪い尽くし、
新たな国際秩序を作る一員として
連合国側に都合の良い思想を植え付けられた過去があります。

 

そして、当時に組み込まれた自虐史観は、
今もなお、我々日本人の教育に組み込まれて、
日本人から「本来の強さ」を奪っています。

 

言ってみれば日本やドイツ等の旧枢軸国は、
国際的には「負け組」だと言えるでしょう。

 

 

・・・が、こうした事実をもって、
「そうか、日本はもう未来はないんだな」と
決めつけてしまうのはよくないです。

 

同じ敗戦国であるドイツを見てください。

 

彼らはEUを率いる強い経済を維持しており、
国際社会にも強い影響を与えています。

 

安保理でこそ常任理事国入りはしていませんが、
それでもEUでは一人勝ちを果たしています。

参考:EUの名目GDP(世界経済のネタ帳)

 

 

 

日本だって、かつては焼け野原から這い上がり、
アメリカを圧倒するほどの強い経済のもと、
世界中に日本製品が溢れた時期もありました。

 

イノベーションが次々と達成されたり、
日本式の経営を世界中の国々が学んだりと、
世界のリーダーだった時期があったのです。

 

 

戦勝国が持つ「大きな課題」

 

アメリカは世界を牛耳っていますが、
「世界のリーダー」という立場だからこそ
いろんな悩みにも直面しています。

 

たとえば移民問題やテロリズム、
格差社会問題や多様性の尊重などが
その代表的なものですね。

 

これらはどれか1つだけでも
国を滅ぼしかねない危険性を秘めており、
その対策に追われる国も急増中です。

 

世界のリーダーという立場で、
世界中の人々が米国に学びに来るからこそ、
そこには “特有の問題” が生まれるのです。。。

 

 

日本がこれから「世界のリーダー」として
未来に希望を持って活躍するなら、
こうした「リーダー特有の悩み」を積極的に理解し、
解決する姿勢が必須だと思うのです。

 

で、特にこれから重要となるのは
「多様性・ダイバーシティへの理解」
大きな日本の課題になるのではないかなと。

 

【参考】

>> 今後の日本には外国人労働者がいっぱい来るよって話

 

 

国内の会社が人手不足だからって、
単に移民を入れれば解決ではありませんよね。

 

日本にやってきた外国人とどう向き合い、
言葉や常識の壁をどう「突破していく」かが
僕らの共通課題になってくるのですから。

 

そのあたりの上手なやり方は海外に学ぶも良し、
日本オリジナルのやり方で解決案を探るも良し、
しっかり取り組めば何とかなるはずです。

 

少なくとも、僕はそう信じています。

 

 

世界をタテとヨコで理解する視点

 

ちなみに僕自身、
受験では世界史選択だったにもかかわらず、
歴史科目はずっと苦手なタイプでした。

 

が、日本人として生きる以上は、
過去の歴史をきちんと学んでおくことは
半ば必須だとも思いました。

 

 

が、日本の歴史教科書には
こういった事実が全て載っていません。

 

あちこちから色んな圧力がかかり、
「消された歴史」や「裏の歴史」などが
実際にはたくさん存在するわけですね。

 

今回の「長崎の原爆ドーム」に関しても、
調べなければ知らなかったことだらけです。

 

 

現在・過去・未来はすべて繋がっているので、
「日本の現状」を詳しく知るためにも、
過去から答えを探るのは有効な手段です。

 

なので、今目の前にあるニュースだけでなく、
それが過去の歴史とどうつながっているのか
しっかり推測し、説を立てることが重要です。

 

それゆえ、今回の記事は
僕自身の勉強目的を兼ねて書いてみました。

 

 

こういった歴史の教養を持っておくと、
いざ外国人と接した時にも、
幅広い話題を出せるようになります。

 

令和の時代に “最強の日本” を作るために、
英語のみならず、自分の国のことを学ぶのが
リベラルアーツとして重要なのかなと。

 

この記事を読んだあなたは、
ぜひ僕と一緒に未来の理想的な日本を作るべく、
行動を起こして頂ければ幸いです!

 

 

 

 

 

このブログの著者(英会話の伝道師・Masapon)は、
幼少期から「変な奴」と周囲にみなされており、
日本の現代社会への適合が不可能と判断したがゆえ、
海外への可能性を常に模索してきました。

 

しかし、在学中に経験したアメリカ留学では、
世界は自分の思っていた以上に遥かにシビアであり、
「英語を使えない人間は家畜レベルの扱いを受ける」
という、厳しい現実が待ち受けていたのです・・・。

 

そして20代半ばの秋、
殺風景なボストンの小部屋にて、
僕はようやく悟るに至りました。

この世界に、“逃げ場” はない。
ならば、覚悟を決め、現実と戦うしかない

“人生の答え” は外ではなく、己の内面にあるのだと。

 

当ブログ『最強の日本人』には、
英会話術を主とした記事を多く載せていますが、

人生に迷い、自分の存在価値が分からなりつつある
“訳アリ” な人々に向け、僕の体験を基にした教訓が
様々なテーマを通じて描かれています。

 

いま、英語を手段として、
「第2の人生」を歩もうと決意されている方へ。

これから英語を本格的に学ぶならば、
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一切の綺麗事を排除した世界観に基づき、
現実をシビアに見つめ直すためのTips等が
かなり生々しく、描かれております。

 

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