英語のquitの意味は「クイッと辞める」| 発音・過去形も確認!

どーも、まさぽんです!

今回は、英語の「クイット(quit)」について
たっぷり解説しますね。

日本語の意味としては、
何かネガティブなことをやめる
が最もしっくり来ます。

たとえば “I quit a job” と言う場合、
「私は仕事を辞める(た)」となりますね。
(過去形は “quitted” ではなく “quit” なのでご注意ください。)

クイッと辞める

と覚えれば、二度と忘れることはありません!

というわけで、
今から本格的な解説に入ります。

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クイット(quit)の意味・発音

英英辞書のAmerican dictionary
の定義によれば……

quit:
to leave a job or a place, or to stop doing something

と書かれています。

つまり、
「仕事や職場から離れること」
あるいは
「何かの行為をやめること」
が、quitの意味となります。

「仕事をクイっと辞める」とか、
「お酒をクイッとやめる」とか言ってれば、
即効で覚えられそうですねw

ぱんだぱんだ

案外、ダジャレも暗記に効果あるんですよね。

ちなみにquitの発音は、こんな感じです。

発音記号は[kwít]で、
「クウィーッ」
が正確な読み方です。

クイット(quit)の過去形・過去分詞型は2種類ある!

動詞の過去形って、
規則変化と不規則変化がありますが、
quitにはその両方が存在します。

現在系 – 過去形 – 過去分詞型が
[quit – quitted – quitted]でもあり、
[quit – quit – quit]でもあります!

ただ、どちらかと言うと、
無変化型の “quit – quit – quit” の方が
使われることは多いです。

quitは過去形も過去分詞型も
“quit” を使えばオッケー!
という

便利な英単語なんですねw

cut – cut – cut とか、
put – put – put と同じタイプです。

ぱんだぱんだ

ほかの単語も全部そうしてくれればいいのに……。


まさぽんまさぽん

それはぼくも思うw

クイット(quit)の使い方を例文で確認しよう

クイット(quit)は動詞ですが、
「~をやめる」or「~することをやめる」
がメインの使い方となります。

quitは基本的には他動詞なので、
後ろに目的語をとることが多いですが、
自動詞で使われる場合は「仕事を辞める」
という意味になります。

“quit drinking”(飲酒をやめる)とか
“quit smoking”(喫煙をやめる)など、
動名詞が目的語になることもよくありますね。

After I quitdrinking, I lost as much as 5kg.
酒をやめたら、5kgも痩せたよ。)
“quit drugs”(薬物をやめる) や、
“quit a job”(仕事をやめる)など、

quitの直後に名詞が来ることもよくあります。

Finally He decided to quit drugs.
(遂に彼は麻薬をやめることを決意した。)

だいたい、ネガティブな習慣とか、
嫌々続けてきたことをやめる、
というパターンが多いです。

クイット(quit)似た英単語として、
“ストップ(stop)” や “ギブアップ(give up)”
といったものがありますが、
違いは記事後半で説明します。

ちなみに、辞書でquitを引くと
「立ち退く」という意味が出てきますが、
これは “notice to quit”
「立ち退き勧告」という意味になります。

The landlord gave them all notice to quit.
(地主は彼ら全員に立ち退き勧告を出した。)

それ以外はほとんどの場合、
quit =「やめる」という意味なので、
「立ち退く」はあくまで例外と考えて良いでしょう。

quit to doは「~をやめる」の意味ではない

中学英文法の「to不定詞」を
習ったことのある人なら分かりますが、
“to do” は必ずしも「~すること」
という意味にはなりません。

それゆえ、”quit to do something” は、
「~することをやめる」ではなく、
「~をするために(何かを)やめる」
という意味合いになります!

たとえば、以下の例文をご確認ください。

I will quit using Facebook.
(私はFacebookを使うのをやめるつもりだ。)

I will quit to start my own business.
(私は起業するために仕事を辞めるつもりだ。)

どうでしょう?

一見すると似たような英文ですが、
実は後者の “quit to start” は、
quitが自動詞として使われているので、
「~を始めるために退職する」となります。

まあ、紛らわしいので
あんまりこういう言い方はしませんが、
quitは目的語にto不定詞は取らないことは
知っておくと良いでしょう。

以前まとめた “メガフェプス” には
載っていませんでしたが、
quitも目的語に動名詞をとる動詞なんです!笑

合わせて読みたい

quit / stop / give up / cease / retireの違い

さて、ここからは、
“quit” と似たような意味を持つ
他の動詞との違いを見ていきましょう。

たとえば、「~を止める」には、
“stop” や “give up” や “cease”
などがあります。

また、「(仕事)を辞める」の意味では
“retire” という動詞も使われます。

最近流行のFIREムーブメントで
「アーリーリタイア」とかよく聞きますが、
アレも仕事を早期退職するって意味ですね。

では、これらの違いを
1つ1つ見ていきましょう。

stopとquitの違い

動詞の “stop” もquitと同様に、
stop smoking(喫煙を止める)
stop drinking(飲酒を止める)
といった使い方ができます。

ただ、”stop” の場合はそれに加えて、
「中断する」とか「動かない」
といった意味合いもあるのですが、
“quit” にはそうしたニュアンスはありません。

たとえば、
“stop smoking” は「喫煙を止める」ですが、
“stop to smoke” は「タバコを吸うために、その場で立ち止まる」です。

それまで移動していたけれど、
ちょっとひと休憩、って感じですね。

また、「私は仕事を辞める」は
“I quit.” だけで意味が通じますが、
“I stop.” にはそういう意味はありません。

quitは「永久にやめる」
といったニュアンスが強いです。

give upとquitの違い

さて、「~をやめる」
という意味でよく使われている
“give up” という熟語があります。

よく、give up doing = stop doing
として教わることがありますが、
これはメガフェプスの一員ですね。

後ろに動詞のing形(動名詞)が来ますが、
この点はquitと同じです。

ただし、give up の場合は、
日本語の「ギブアップ」と同じように、
何かを「諦める」という意味合いが強いです!

つまり、本当はやりたいけれど、
何かやむを得ない事情によって
やめざるを得ないという感じです。

quitはどちらかというと、
「そこに価値を感じなくなったからやめる」
というニュアンスが強いですね。

ceaseとquitの違い

次に、cease(シーズ)と
quitの違いですが、
これもだいたい意味が似通っています。

ただ、”cease” は
「~を終わらせる」という意味が強く、
“finish” や “end” に近いです。

また、ceaseは後に “to do” が来ても、
動名詞(ing)が来ても、
同じく「~することを止める」の意味です。

後に動名詞しかとらない “quit” とは
使い方がやや異なりますね。

quit / quiet / quiteの違いとそれぞれの発音

動詞の “quit” と似た英単語に、
形容詞の “quiet” と
副詞の “quite” があります。

ぱんだぱんだ

めっちゃ紛らわしいっすね。

それぞれ読み方(発音)も
品詞も意味もすべて異なるので、

この際に覚えてしまいましょう!

quit(クイット):~をやめる

quiet(クワイエット:静かな)

quite(クワイト:とても)

まとめて図表にすると、こんな感じですね↓

“quiet” は形容詞ですが、
“be quiet!”(静かにしろ!)
というフレーズをよく耳にします。

また、”quite” は強調の副詞で、
“quite interesting”(超面白い)
というフレーズがよく目につきます。

それぞれの使い分けを
手っ取り早くマスターしたい方は……

He quit smoking in the quite quiet room.
(彼はその非常に静かな部屋でタバコをやめた)

上記の例文を3回音読してください(*^_^*)
そうすればイヤでも覚えます。

まとめ

はい!
というわけで今回は、
英語の動詞:クイット(quit)
について詳しく解説をしてみました。

「quitの後には不定詞でなく動名詞が来る」とか
「quitとquietとquiteは全て違う意味」だとか、

いろいろと細かい知識が多いですよね。笑

しかし、英語学習は
そうした「些細なこと」の積み重ねが
非常に大きな力となります。

英検2級などの検定試験に挑戦するにしても、
外国人との英会話を頑張るにしても、
ひとつひとつの知識の積み重ねを意識して、
向上心を持って頑張ってください。

このブログの管理人:まさぽんは
あなたの挑戦を心から応援しています!

それでは、最後までお読み頂き
ありがとうございました。

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