こんにちは、まさぽんです。
もしも自分の息子が中学生になって、
鉄オタ趣味にハマってしまい、
学校の勉強をちっともやらなくなってしまったら
あなた(40~50代主婦)はどうしますか?
親としてはおそらく、
可愛い息子のためであれば、
多少の我慢は厭わないはずです。
小さい頃に子どもにプラレールを買ってあげて、
毎日、おもちゃで遊んでいるうちに、
電車が好きになるのはよくある話。
ですが、それが行き過ぎて
学校内で「鉄道仲間」を作り始め、
日本全国に写真を撮りに行き始めたら、
ちょっと危険信号かもしれません……。
さらに、学校の勉強をそっちのけで、
「英語なんていずれ機械翻訳に頼ればいいよ」
などと自己正当化を始めたら、
いよいよヤバイと思った方が良いかもしれません。
筆者であるまさぽんは、過去に米国へ留学経験があり、現在は英検1級を保持しています。これまでに体験した英語教材・講座は100種類以上で、全ての教材の評判や口コミを随時チェックしつつ、自身も常に英語力の研鑽に励んでいるため、独自の選別眼を養っています。過去には息子が鉄道にハマってしまい、学校の英語の勉強に支障が出てしまった50代主婦からのお悩み相談を受けたり、英語学習の個別指導をした経験もあります。筆者は鉄道の趣味はほとんど持っておらず、新幹線ののぞみ・ひかり・こだま号の違いくらいしか答えられませんが、高校時代に同じ大学を志望していた男子が鉄道の写真を撮っていたり、コンテストに応募したりしていました。彼とはそこそこ仲が良く、不定期に廊下で話をしていたので、ほんのちょっとは彼らの心情を把握できます。
もくじ
そもそも鉄オタとは何か
母親であるあなたはもしかしたら
「鉄オタ」という用語を
これまで聞いたことがないかもしれません。
誤解のないように始めに言っておきますが、
「良い鉄オタ」と「悪い鉄オタ」
という2つの概念が存在します。
良い鉄オタは、単に鉄道が好きなだけで、
公共の場に出向くことはあれど、
他者や外部機関に迷惑をかけることはなく、
文武両道で自分磨きも頑張っています。
しかし、いわゆる「悪い鉄オタ」は
社会での迷惑行為が目立ちやすく、
「理想的な電車の写真を撮るためなら他を犠牲にしてもOK」
という精神をベースとしています。
たとえば、電車を間近で撮りたいがために、
立ち入り禁止スペースに無断で侵入を試みたり、
写真に写り込んだ一般人を大声で罵倒するなど、
自己中心的な態度を突き通すところがあります。
最近では、神奈川県藤沢市に住む外国人である
「江ノ電ニキ」が、複数の鉄道オタクによって
自転車での通常移動を妨害されていました(笑)
(江ノ電ニキのタコス屋:Home taco barに行ってきました)
一部のマナーの悪い系の鉄オタ達により、
その他大勢の「良い鉄オタ」の皆さんが誤解を受け
鉄道オタク全体のイメージが悪化しています。
ちなみに鉄オタの種類として、
「乗り鉄」「撮り鉄」「音鉄」に分かれますが、
公共の迷惑になるパターンはどれもあり得ます。
ただ、世間から叩かれるのはおおむね撮り鉄なので
真面目に(?)鉄オタ活動をしている方々にとっても
悪い鉄オタは排除したい存在でしょう。
鉄オタはモテない
一般的に、そのイメージの悪さから
鉄オタ(主に男性)は女性からモテにくいです。
僕が過去に知り合った40代鉄オタ男性は、
男性5人くらいの仲間と趣味で旅行に行く、
と語っていましたが、
女性に一度もモテたことがないと言っていました。
彼はとても礼儀正しい人でしたが、
かなりの肥満体型だったこともあり、
「異性から自分がどう見られているか」を
客観的に認識しづらい状態にあったようです。
「女の子を紹介して欲しい」と頼まれましたが、
正直、鉄オタ趣味で肥満体型の40代男性など、
こちらとしても誘うのは気が引けました。
「旅行慣れしている」という点から、
日本各地の土地事情に詳しかったり、
建造物の歴史などにも精通していたりするので、
そうした点を尊敬する女性はいるでしょう。
最近では女性でも鉄道に興味を持つ人もいて、
「鉄オタ女子」「鉄子」と呼ばれています。
これは歴史が好きな女子(歴女)や
ダムが好きな女子(ダム女)のように、
マニアックな趣味を持つ女性の派生形です。
なので、そういったタイプの女性からは、
鉄オタ男性として経験を積んでおくと、
ある種の尊敬を受けられる可能性があります。
とはいえ、あくまで女子は少数派なので
「オタサーの姫」的な扱いになりがちです。
すなわち、1人の女性を
大勢の男性が取り合う構図になり、
ライバル争いが熾烈になるので、
「鉄オタ女性が男性からモテる」ことはあれど
その逆は起こりにくいということです。
鉄オタ趣味を持ちながら女性にモテたい、
という願望をお持ちの方は、
趣味以外の面で自分磨きを頑張る方が
得策だと個人的には思います。
息子を鉄オタ趣味から卒業させる方法
話を本題に戻しますが、
「鉄オタ趣味を持つ息子」の取り扱いには
慎重になる必要があります。
彼らの趣味を否定すると心を閉ざし、
強制的に価値観を押し付けると反発されます。
これは鉄道オタクに限った話ではなく、
子育てなら誰もが持つお悩みです。
「ゲームばかりで学校の勉強をやらない子供」
「サークル活動ばかりで授業に出たがらない学生」
と、本質的には同じ種類ですね。
ではなぜ彼らは、
学生の本業である勉強をやらずに、
趣味にばかり傾倒してしまうのか……?
そもそも人間という生き物は、
メリットを感じなければ行動しません。
勉強とは、本来であれば贅沢なもので、
それが必ず役に立つと分かっていれば
誰に強制されなくても、自ら机に向かい、
積極的に勉強をし始めます。
しかし、単に苦痛なだけの勉強では、
メリットどころかデメリットしか感じないので、
優先順位が下がってしまうわけですね。
たとえば英語の勉強であれば、
「勉強してもよく分からないし苦痛」
「英語よりも他にやりたいことがある」
「英語が将来何の役に立つのか分からない」
といった要素が一つでもあると、
モチベーションはほとんど湧かないのです。
これは子どもに限らず大人でもそうです。
人は、長期的なメリットよりも、
目先の快楽に身を任せたがる生き物です。
- 学校の勉強を頑張っても中途半端な成績しか取れない
- 勉強を頑張ってもクラスの女子にモテない
- そもそも勉強の内容が理解できない
- 今の勉強が将来的に何に繋がるのか分からない
- 一緒に学校の勉強を頑張る仲間がいない
- 学校に居場所がない
といった要素が残っている場合は、
いくら息子に勉強を頑張らせようとしても、
すぐにモチベーションが切れますよね。
無理やり苦しいだけの勉強をする位なら、
温かい仲間がいて、色んな場所に旅行ができて、
刺激的な経験ができる鉄道趣味にハマった方が
本人にとってはずっとマシなのです。
こういった息子の心理を理解することが
親としての役割を遂行するための
すべての前提だと言えるでしょう。
親自身が勉強の重要性を理解しているか
「子は親の背中を見て育つ」
という格言があります。
つまり、親自身が勉強に対して
ネガティブなイメージを持っていると、
それが子にも影響してしまうのです。
実際、高学歴の子を持つ親は
子に「勉強しなさい」とほとんど言わないことが
政府関連のアンケートで明らかになっています。
では、彼らは一体どうやって
自分の子どもに勉強をさせているのか。
それは、親自身が普段から勉強をして、
「一生懸命勉強したお陰で人生が豊かになった」
という姿勢を見せているのです。
たとえば自分が英語を勉強して、
普段から様々な外国人と楽しく交流をしたり、
難しい英文を読み漁って専門知識を得ていれば
その姿勢は必ず子も真似をします。
なぜなら子どもの無意識に
「親と同じことをすれば自分もそうなれる」
という価値観が浸透するからですね。
逆に、親がほとんど勉強をせず、
普段からパチスロに明け暮れていたり、
身近な人間関係の愚痴を言いまくっていれば、
その姿勢も子は真似ることになります。
「でも自分には鉄道趣味はないのに、息子は鉄オタになっている!これは誰の影響でもないんじゃないの!?」
という場合は、もしかしたら
単に息子さんが逃避したいだけかもしれません。
少し厳しい意見になりますが、
親の影響や口うるさい小言から逃れるために、
趣味を心の拠り所としているわけです。
実際、僕の高校時代の友人は、
「ウチの家族はロクな人間がいない」
とぼやいていたので、一理あるかと思います。
なので、息子の鉄オタ趣味をやめさせたいならば
(逆説的な言い方にはなりますが)
「趣味を決して批判せず、学校の勉強も押し付けない」
が正解の教育方針になります。
その代わり、親自身が普段から勉強をして、
勉強のメリットをふんだんに享受し、
幸せに暮らすことが重要だと言えます。
鉄オタに英語は必要なのか
さて、では具体的に
鉄道趣味を持つ人々にとって
英語がどんな場面で必要になるのか?
鉄道を趣味とする人々は、
「その土地にしかない希少な車両」
を求めて旅をする性質があります。
なのでたとえば、
「東南アジアに日本で廃線となった電車が今でも使われている」
といったレアな情報があれば、
彼らは喜んで飛んでいくことでしょう。
その際に、英語で現地人と交流をしたり、
英語で情報収集をすることがあれば、
その時に英語の勉強が役立つことになります。
日本語はほぼ日本でしか使われませんが、
英語は海外の至る所で使われているので、
少なくとも英文読解力やリスニング力、
思ったことを伝えるための会話力が必要です。
ものすごく辺鄙な場所であれば、
英語ではなく現地語でのやり取りになりますが、
それでも日本語しか使えないよりは、
英語を使える方が精神的には安定します。
また、英語を学ぶプロセスと
その他の言語を学ぶプロセスは似ているので、
過去に英語の勉強を頑張った経験があれば、
それは他の外国語学習にも生かせます。
また、鉄道会社は有名大出身の社員が多く、
難関受験を経験する人が多いので、
そこを突破する際に英語科目は必須となります。
ちなみに鉄道会社に就職するうえでは
必ずしも鉄オタ趣味は必要ありませんし、
むしろ弊害にすらなり得ます。
なぜなら鉄道会社の部署は、
直接、鉄道に携わる所ばかりではないので、
鉄道以外の知識(英語や経済など)や発想力が
面接で問われるからです……(参考サイト)
ゆえに、鉄オタ息子が
英語の勉強をする動機としては、
- 希少価値の高い電車を求めて世界を飛び回る際の共通言語として英語が必要
- 鉄道会社に就職を見据えた大学受験の科目として英語が必要
の2点になるので、
そのあたりの材料を使って
さりげなく誘導するのが良さそうです。
あるいはこういう本↓を読んでみると、
教育方針のヒントになるかもしれません。
▶ 電車が好きな子はかしこくなる(Amazon)
まとめ
(画像の出典:海の見える駅 海芝浦駅)
今回は、鉄オタ息子を持つ親のあなた向けに
どうやって趣味と英語スキルとを両立させるか?
について、僕から真剣に語ってみました。
育児は試練の連続だろうし、
息子の将来を想って働きづめの親御さんを
僕は本当に尊敬しています。
英語はすぐに役立つスキルではありませんが、
一度身に付けてしまえば、趣味の分野に限らず
ずっと人生に利益をもたらし続けてくれます。
鉄道趣味は、必ずしも捨てる必要はなく、
重要なのは趣味と学習との両立ですので、
モチベーションを刺激する方法が見つかれば
そちらを採用してみると良いでしょう。
ただしそれに加え、英語を用いて
「世界を舞台に勝負する」
ための力を磨いていくことも大事ですよね。
そのためには、何よりも
「確実にやり遂げられる」
「途中で挫折せずに続けられる」
という要素を重視することがおすすめです。
英語に苦手意識を持ち続けている……
というタイプの鉄オタさんは、
「英語初心者向け」の学習に取り組むことが
夢を叶えるための確実なステップなのです。
英語初級者は文法から始めよう
ちなみに僕(まさぽん)は普段、
主に日本人の英語初心者向けに、
「英文法」を軸とした教え方をしています。
英文法はちゃんとやれば、
決して難しいものではありませんし、
誰でも着実に基礎からレベルを上げられます。
英文法をまず習得することで、
英語の考え方のスムーズな理解に繋がり、
長文読解や英作文もスラスラできるようになります。
僕は独自の有料教材を手掛けたり、
メールマガジンを発行したりしていますが、
ほとんどが英語に苦手意識を持っていた方々です。
なかには、中学時代に英語に挫折して、
そのまま何十年間も苦手意識を引きずっている
タイプの学習者もいます。
それでも、集中的に外国語を学習した結果、
人生を大幅に好転させている人が後を絶ちません。
確実にやるべきことをやり続ければ、
いずれは世界を舞台に活躍する人材になることも可能です。
この記事をお読みになったあなたが、
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「前年度と比べて大幅に英語力が上がっている」
という声を何人もの方から頂いております。
本気の方には、僕自身が個人的に
マンツーマン面談なども随時行っているので、
気軽に参加してみてくださいね。
それでは最後までお読み頂き、
ありがとうございました^^