こんにちは、まさぽんです。
今回はあなたに英会話を習得するための
実践的な知識をご提供します。
その内容ですが、ズバリ
「英会話で使える話題」
について、お話しましょう。
やっぱり人との会話なのですから、
「話題の選定」は不可欠です。
想像してみてください。
あなたがいつか、外国人の集まるカフェや
バーやクラブなどを興味本位で訪れ、
そこで出会った外国人と
「二人きり」にされてしまった状況を…
まだ英会話もおぼつかないのに、
日本語も使えず、相手のことも知らない、
それでも会話を進めなければならない…
そんなときあなたは
「えぇ…何を話せばいいんだよ…!」
「わ、話題が出てこない…やばい……!!」
という、味わったことのない不安に襲われ、
その場から逃げ出したくなるはずです。
雰囲気を盛り上げる話題
日本人でもいると思います。
家族や親しい人相手なら饒舌になるけれど、
少し距離のある他人相手だと
話題が続かずに、黙りがちになってしまう人。
同性の友人となら気軽に話せるけれど、
異性相手だと上手く話題が出てこず、
見つめあって素直におしゃべりできない人。
実際、外国人とのコミュニケーションも
これと似たような側面があります。
日本語でなら普通に話せるけれど、
英会話になると、途端に話題が出てこなくなり、
テンパってしまう人が、意外と多いのです。
英検準1級を取得した記事でも
少しお伝えしたのですが、
「英語のスピーキングスキル」と、
「外国人との英会話スキル」というのは
似て非なる能力が求められます。
スピーキングスキルにおいては、
会話相手の反応がないため、
自分で1から10まで文章構成を組み立てて
それを論理立てて話す必要がありますが…
英会話はコミュニケーションなので、
話題のキャッチボールをする必要が
生じてくるのです。
そんなわけで今回は、
あなたにスピーキングスキルがあることを
あくまでも前提としたうえで、
「外国人との英会話にオススメな話題」を
僕の経験から、お伝えしていきますね。
◆ 相手を褒める系の話題
人間は誰しも、褒められたい生き物です。
子供だけではなく大人も、男子も女子も、
誰もが褒められたいものなのです。
当然、日本人の僕やあなたのみならず、
外国人たちも表面はクールを装っていますが、
内心では「もっと褒めてくれ…!」と思っています。
だからこそ、その秘められた欲求を
あなたが満たすような話題を選びましょう。
“I like your pencase.”(その筆箱いいね)
“You’re very kind.”(君って優しいね)
など、簡単な英会話でぜんぜん構いません。
相手をよく観察していれば、
褒めるべき対象は無限に出てきます。
スポーツや料理が上手いという話題でもいいし、
アクセサリーや服装を褒めてもいいですし、
相手の人間性をストレートに褒めてもOKです。
ただし、相手を褒める際はできる限り
「具体的に」褒めるようにしてください。
たとえば “Oh, cool.” (かっこいいね)
などと抽象的なことばかりを言っていると、
お世辞じゃないかと疑われますので、
あんまり適当にならないように気をつけましょう。
ちなみにまさぽんはある日、
とある有名外国人Youtuberの女性に、
“I love Your hairstyle.”(髪型かわいい!)
とコメントしたら…
“Thank you! :)”
とだけ、返信が返ってきた経験があります。
Youtuberから返信がくることって、
基本的にめったにないのですが、
相手もやはり人間ですので、
嬉しいコメントならば、返信したくなるのです。
これがもしも“You’re cute.”(かわいいね!)
という漠然としたコメントだったら、
相手から返信が来ることはなかったでしょう。
(※ 状況にもよりますが…)
使っている英語もシンプルですし、
たった一度きりのやり取りに過ぎませんが、
こういう経験の積み重ねは、
あなたの自信を大きく高めてくれます。
あなたが英会話での話題に困ったら、
とりあえず相手の持ち物を褒めてみましょう。
そうすれば、場の空気がうまくほぐれて
自然なリラックスムードが漂うはずです。
…ただし、
あなたが英会話を習得するうえで
努力を重ねて結果を出すまでは、
「自分の努力を誰かに褒められること」を
期待してはいけませんよ 笑
※「褒められること」を学習の動機にしてしまうと、
自分の本当にやりたいことがわからなくなってしまうからです。
参考記事:
>>「褒められたい」と思ってしまう病
◆ プライベートを尋ねる系の話題
日本人(特に現代人)って、
自分のプライベートの過ごし方について、
詳しく話すのは避ける傾向があります。
近所の人に会って声をかけられたら、
「ウフフ、ちょっとそこまで」
と、あいまいに行き場所を伝える主婦や、
社会人が休業や休職を申し出る時には、
「一身上の都合により」
と、あまり詳しくは理由を述べたがりません。
それは日本の「察する文化」が、
互いの立場や意見を尊重して、
多くを語らないことを美徳としているからです。
それは会話相手に対しても有効で、
たとえば過去に何かやましいことがあるな、
と感じた人がいると、
「あっ……(察し)」
と、それ以上は一切質問をせず、
話題もそこでシャットアウトする、
みたいな傾向が日本人にはあります。
相手の背景を察して、話題を切り上げるのは
日本国内では日常的に行われており、
気まずい雰囲気を回避する上でも有効ですが、
この「察する文化」というのは、
外国人との英会話コミュニケーションになると、
途端に力を失うことになります。
それはなぜか?
外国人というのは基本的に
「言ってくれなきゃ分からない!」
という思考に基づいて、動いているからです。
これはビジネス英会話でもそうですし、
コミュニケーションや男女交際の話題では、
至る場面で見られる傾向です。
だからこそ、普段の英会話交流の際にも
相手のプライベートな話題については
積極的に質問を飛ばしてきます。
“How was your weekend?”
(週末はどうでしたか?)
なんてのは典型的な英会話の話題で、
毎週月曜日になると、このフレーズから
会話が始まることになります。
陽キャラはたいていこの話題に
“I hung out with friends.”
(友達と遊んでた)と答えますが、
人によっては、
“I went shopping.”(買い物してた)とか
“I read a book.”(読書してた)などと
無難な話題を答えます。
ほんとーに毎週毎週聞かれるので、
週末は何もせずに家でゴロゴロしている人は、
そのうち話題が見つからなくなります。
そしてだんだん、
答えるのが面倒くさくなってきて、
英会話そのものが嫌になってきます(笑)
ですが、そのあたりは英会話の場合、
必ずしも相手がそうだとは限りません。
あなたが相手の立場を変に察して、
「こんな話題を出したら失礼かな…」
などと考える必要はありません。
だって、相手は小さい頃から、自分の考えを
ハッキリと説明する訓練を受けているのです。
たとえ答えづらい話題だったとしても、
どうにかうまく説明しようとするのが
習慣づいている人々なのです。
英会話は論理を重視するので、
「質問されたことに答える」というのは
決して外してはならないルールです。
あなたが彼らに質問すればするほど、
「この人は自分に興味を持ってくれてるんだ!」
と、ポジティブに考える傾向があるため、
「誰と行った」とか「どこに行った」とか
「何を買った」とか「その後どうした」とか…
相手の生活やプロフィールに関する質問なら、
根掘り葉掘り聞いてしまって構いません。
日本人は、相手に遠慮して
「これ以上聞くとウザがられるかも…」と
引っ込み思案になる傾向がありますが、
外国人って、基本的にオープンなので、
こちらの話題には何でも答えてくれるんですよね。
むしろ、話題についていけずに
黙っていることを「恥」だと考えています。
これは海外に留学したことのある人なら
非常によくわかると思いますが、
彼らはあらゆる話題に対応したがるのです。
なので、日本人の美徳でもある
「遠慮する」「察する」というのは、
英会話ではマナー違反にすらなり得ます。
「…マジで?」
と、あなたは少し驚いたかもしれませんが、
実際、外国人とはそういう生き物です。
このテーマについては
ブログではちょっと語り切れないので、
また別の機会に説明することにしますね(笑)
◆ 教えてもらう系の話題
最後に、特に英会話の初心者の方に
おすすめしたい話題が
「分からないことを相手に聞きまくる」
というものです。
日本人だけではなく、外国人も
困っている人には基本的に親切です。
文化、マナー、法律、道順など
分からない話題は何でも聞いてみれば、
彼らは親切に教えてくれます。
たとえば相手の出身国がイギリスだとして、
仮にあなたがイギリスに関して殆ど知識を
持っていなかったとしても、
「イギリスの文化について」という話題で
ピンからキリまで質問を投げかけてみれば、
相手は喜んで答えてくれるでしょう。
《話題の具体例》
・イギリスの天気って実際どうなの?
・イギリスの食事で美味しいものは何?
・アメリカ人とイギリス人って仲が悪いって本当?
・イギリスの大学生ってどんな感じなの? などなど…
この「教えてもらう」系の英会話は、
相手がよっぽど無知な人でない限り、
英会話が途切れることがありません。
もちろん教えてもらう以上は、
最低限の礼儀や感謝を伝えるとか、
何かしらのお返しをする必要はありますが…
たとえば代わりにあなたが日本文化について
どこかで話題を引っ張ってきて、
あれこれ相手に教えてあげれば良いのです。
いったん、この「教えてもらう」術を
きっちりマスターしてしまえば、
もはやあなたは初対面の相手と
「やっべ何も話題が出てこない…」
という状態に陥ることはありません。
もしもあなたが英会話の話題に困ったら、
気まずそうにトイレを探すのはやめにして、
相手に「教えてもらう」良い機会として
その場面をとらえ直してみましょう!
まずはこの3つをマスター!
今回は敢えて3つに絞りましたが、
実は他にも「英会話で使うべき話題」は
まだまだあります。
いっぺんに伝えても覚えきれないと思うので、
とりあえずあなたが英会話に困ったら、
3つの話題を取り上げてみてくださいね(^ν^)
★ 相手を褒める系
★ プライベートを尋ねる系
★ 教えてもらう系
↑正直な話、これらは日本人相手の会話でも
大いに役に立つので、参考にしてみて下さい。
逆に言えば、
・相手を褒めない
・プライベートの話題を尋ねない
・教えてもらうことを拒否する
なんて習慣を持ち続けていると、
肝心な場面で話題が出てこないどころか、
日常英会話そのものが不可能になります。
なので、この際ですから
不要なこだわりを捨ててしまうほうが
早く英会話が上達するはずです。
それでは今回はこのへんで。
最後までお読み頂きありがとうございました。
まさぽん
◆話題選びよりも大事なのは、実は「コレ」だった…。
◆僕が英会話を習得するまでの艱難辛苦の道のり
(↑面白いと評判!メルマガ形式で少しずつ読めます!😃)
P.S.
ちなみに日本では、話題に困ったら
「木戸に立てかけし衣食住」
などという古い格言もありますが…
こういうのはわざわざ覚えるよりも、
純粋に話したいことを話す方が、
楽しいコミュニケーションが捗るはずです!
念のため、以下は「木戸に立てかけし衣食住」の
詳細です…(覚える必要はありませんw)
木) 気候や季節
戸) 道楽(趣味)
に) ニュース
立) 旅
て) 天気
か) 家族
け) 健康
し) 仕事
衣) ファッション
食) 食べ物
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